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2025年10月13日 (月)

第29回うえだ城下町映画祭のお知らせ

 今年も11月21日(金)から23日(日)にかけて「うえだ城下町映画祭」が開催されます。今年の映画祭は今までとは違う映画祭になります。その変化を生み出したきっかけは映画祭の理念を新たに作ったことです。全文を引用すると長くなりますので、ここでは理念の3つの柱だけ紹介します。

1. 観る人つくる人、つながるお祭り!
2. ロケ地上田から映画文化を育てます
3. つくるあなたを応援します

 

 以上の理念を掲げ、それに基づいていろいろ検討した結果、これまでにない新しい企画をいくつか考えだしました。これらを以下のように「4つの目玉」としてまとめてみました。なお、上映作品リストは添付した映画祭のパンフレットをご覧ください。

 

<目玉1>
 これまで暗黙の了解として、上映作品を日本映画に限ってきました。独自性を出すためです。しかし今回理念を作ったときに、あえて上映作品について触れませんでした。その結果外国映画も上映可能となったわけです。城下町映画祭で初めて上映されて外国映画はケン・ローチ監督初期の傑作「リフ・ラフ」(1991)です。
なお、偶然ですが、未公開だったケン・ローチ監督作品「石炭の値打ち」(1977)が11月14日から劇場公開されす。「ケス」(1969)と「ファーザーランド」(1986)の間に撮られた作品で、まだ寡作だった頃の作品です。

 

<目玉2>
 成瀬巳喜男監督の有名な作品「妻よ薔薇のやうに」(1935)が上田ロケ映画であることが確認され、今回上映することになりました。1930年代の日本映画を代表する歴史的作品です。

 

<目玉3>
 今年はこれまでになく多くのゲストトークが組まれています。全部で6組です。詳しくはチラシでご確認ください。

 

<目玉4>
 映画祭はお祭りである!会祭りなら交流広場を作ってしまえ!キッチンカーも呼んでしまえ!ということで映画祭の2会場、「映劇」と「際の角」(自主製作映画上映会場)の間のある焼肉店「モランボン」横に交流広場を設置します。もちろんキッチンカー付きなので通りがかりの人も利用可能。戸外なのでちょっと寒いですが、温かくしてご参加ください。



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