本日から二夜連続でアニメの注目作が地上波で放送されます
直前のお知らせで申し訳ありませんが、今日の(正確には明日の)午前0時50分からNHK Eテレで「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」が放送されます。フランスとデンマークの共同制作で2015年に作られた優れたアニメ映画です。日本公開は2019年。アヌシー国際映画祭で観客賞を受賞し、東京アニメアワードフェスティバル(TAAF)2016ではグランプリに輝いた作品です。北極探検に向かったまま行方不明となった祖父を探し出すため、北極へと旅立った14歳の少女の過酷な冒険を描きます。特に北極海の氷の世界の描写は名著『エンデュアランス号漂流』を連想させる迫力の画面と展開。録画必須の力作アニメです。
翌日30日の午前0時50分からは「マロナの幻想的な物語」が同じくNHK Eテレで放送されます。こちらもユニークな映画ではありますが、これがアートでございというこれ見よがしの造りなので僕の評価は「ロング・ウェイ・ノース」ほど高くはありません。しかし、これはあくまで僕個人の評価ですので、まだ観ていない人はぜひこの機会に観ておくことをお勧めします。民放と違ってNHKなのでCMが入りませんから、2日連続で録画しておくといいでしょう。
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