これから観たい&おすすめ映画・BD(14年1月)
【新作映画】
12月21日公開
「麦子さんと」(吉田恵輔監督、日本)
「フォンターナ広場 イタリアの陰謀」(マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ監督、伊・仏)
「ルートヴィヒ」(マリー・ノエル、ピーター・ゼア監督、ドイツ)
12月27日公開
「ハンガー・ゲーム2」(フランシス・ローレンス監督、アメリカ)
12月28公開
「皇帝と公爵」(バレリア・サルミエント監督、仏・ポルトガル)
「マイヤーリング」(アナトール・リトバック監督、アメリカ)
1月10日公開
「大脱出」(ミカエル・ハフストローム監督、アメリカ)
「危険な関係」(ホ・ジノ監督、中国)
1月11日公開
「ブラインド・フィアー」(ジョセフ・ルーベン監督、アメリカ)
「ジャッジ」(永井聡監督、日本)
「グォさんの仮装大賞」(チャン・ヤン監督、中国)
「さよなら、アドルフ」(ケイト・ショートランド監督、豪・独・英)
「ソウル・ガールズ」(ウェイン・ブレア監督、オーストラリア)
「旅人は夢を奏でる」(ミカ・カウリスマキ監督、フィンランド)
「鉄くず拾いの物語」(ダニス・タノビッチ監督、ボスニア・ヘルツェゴビナ、仏・他)
1月18日公開
「エンダーのゲーム」(ギャビン・フッド監督、アメリカ)
「スティーラーズ」(ウェイン・クラマー監督、アメリカ)
「ビフォア・ミッドナイト」(リチャード・リンクレイター監督、アメリカ)
「バイロケーション 表」(安里麻里監督、日本)
「ザ・ハリウッド」(ポール・シュレイダー監督、アメリカ)
「ほとりの朔子」(深田晃司監督、日本)
「ポール・ヴァーホーヴェン トリック」(ポール・ヴァーホーヴェン監督、オランダ)
「ホワイトタイガー」(カレン・シャフナザーロフ監督、ロシア)
「MUD マッド」(ジェフ・ニコルズ監督、アメリカ)
【新作DVD・BD】
12月21日
「終戦のエンペラー」(ピーター・ウェーバー監督、米)
1月7日
「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ 宿命」(デレク・シアンフランス監督、米)
「スマイル、アゲイン」(ガブリエレ・ムッチーノ監督、米)
「悪いやつら」(ユン・ジョンビン監督、韓国)
「闇の帝王DON ベルリン強奪作戦」(ファルハーン・アクタル監督、インド・独)
「命ある限り」(ヤシュ・チョプラ監督、インド)
1月8日
「ホワイトハウス・ダウン」(ローランド・エメリッヒ監督・米)
「スター・トレック イントゥ・ダークネス」(J.J.エイブラムズ監督、米)
「ジンジャーの朝」(サリー・ポッター監督、英・デンマーク・加・他)
「ブルーノのしあわせガイド」(フランチェスコ・ブルーニ監督、イタリア)
「嘆きのピエタ」(キム・ギドク監督、韓国)
「偽りの人生」(アナ・ピターバーグ監督、アルゼンチン・スペイン・独)
「ある会社員」(イム・サンユン監督、韓国)
「樹海のふたり」(山口秀矢監督、日本)
「スーサイド・ショップ」(パトリス・ルコント監督、仏・ベルギー・加)
「妖魔伝 レザレクション」(ウー・アールシャン監督、中国)
1月10日
「アンコール!!」(ポール・アンドリュー・ウィリアムズ監督、英・独)
「コレクター」(モーガン・オニール監督、米)
「トゥ・ザ・ワンダー」(テレンス・マリック監督・米)
「サンゴレンジャー」(中前勇児監督、日本)
「コンプライアンス 服従の心理」(クレイグ・ゾベル監督、米)
「夏休みの地図」(深作健太監督、日本)
1月15日
「ローン・レンジャー」(ゴア・バービンスキー監督、米)
1月18日
「ニューヨーク、恋人たちの2日間」(ジュリー・デルピー監督、仏・伊・ベルギー)
1月22日
「さよなら渓谷」(大森立嗣監督、日本)
「Miss ZOMBIE」(SABU監督、日本)
1月24日
「最後のマイ・ウェイ」(フローラン・エミリオ・シリ監督、仏・ベルギー)
1月29日
「アップサイドダウン 重力の恋人」(フアン・ソラナス監督、カナダ・フランス)
2月4日
「クロワッサンで朝食を」(イルマル・ラーグ監督、仏・エストニア・ベルギー)
「タンゴ・リブレ 君を想う」(フレデリック・フォンテーヌ監督、ベルギー・仏・他)
2月5日
「サウンド・オブ・ノイズ」(オラ・シモンソン監督、スウェーデン・仏)
「エリジウム」(ニール・ブロムカンプ監督、米)
「ストラッター」(カート・ボス監督、米)
2月7日
「バーニー みんなが愛した殺人者」(リチャード・リンクレイター監督、米)
「少年H」(降旗康男監督、日本)
「ニーナ ローマの夏休み」(エリザ・フクサス監督、イタリア)
2月8日
「エンド・オブ・ウォッチ」(デビッド・エアー監督、米)
【旧作DVD・BD】
12月21日
「さよなら、また明日」(1960、ヤヌシュ・モルゲンシュテルン監督、ポーランド)
「列車の中の人々」(1961、カジミェシュ・クッツ監督、ポーランド)
1月8日
「ダブルボーダー」(1987、ウォルター・ヒル監督、アメリカ)
1月10日
「グッバイ・レーニン!」(2003、ダニエル・ブリュール監督、ドイツ)
2月5日
「ビッグ・アメリカン」(1976、ロバート・アルトマン監督、アメリカ)
「シシリアン」(1969、アンリ・ベルヌイユ監督、フランス)
「ダージリン急行」(2007、ウエス・アンダーソン監督、アメリカ)
「シッピング・ニュース」(2001、ラッセ・ハルストレム監督、アメリカ)
2月12日
「青春の殺人者」(1976、長谷川和彦監督、日本)
まずは私事から。わが家もようやくDVDからBDに切り替えた。売り場で並んでいた中で一番安いブルーレイ・レコーダーをゲット。現品処分品で3万2千円也。ソフトもブックオフで何枚か入手。年末から年始にかけてブルーレイの鮮明な画像を楽しむぞ。もっともテレビは8年前に買った43インチのプラズマテレビ。ロートルのアナログテレビでハイビジョン非対応。それでも地デジチューナーを付けて観ていた時よりはテレビの画像がだいぶきれいになったと思う。この記事のタイトルも前回から「これから観たい&おすすめ映画・DVD」を「これから観たい&おすすめ映画・BD」に変えたが、やっと実態も伴ったわけだ。
閑話休題。先月の劇場新作は豊作だったが、今月はやや不作気味。興味を惹かれるのは5、6本しかない。「皇帝と公爵」の皇帝とはナポレオン、公爵とはウェリントン公爵のこと。この両雄の戦いとその戦乱に巻き込まれた名もなき人々を描く歴史絵巻。「グォさんの仮装大賞」はあの傑作「胡同のひまわり」のチャン・ヤン監督作品。老人ホームに入所した主人公が「仮装大賞」に参加しようとバスで会場を目指すという、「リトル・ミス・サンシャイン」を思わせるハートフル・ドラマらしい。「さよなら、アドルフ」はナチ親衛隊高官の娘が戦後になって旅先でナチスの残虐行為を知る。主人公の価値観の揺らぎを描くシリアスなドラマのようだ。
「ソウル・ガールズ」は何とアボリジニ初の女性ボーカル・グループを描いた、実話に基づくストーリー。アボリジニを主人公にしたという点では「裸足の1500マイル」に通じるものがあり、また女性ボーカル・グループを描いたという点では「ドリームガールズ」の迫力を期待させる。久しぶりのフィンランド映画「旅人は夢を奏でる」はアキ・カウリスマキの兄ミカ・カウリスマキ監督作品。突然現れた音信不通だった父と息子のロードムービーと来れば期待もしたくなる。「ビフォア・ミッドナイト」は「ビファア・サンライズ 恋人までの距離」、「ビフォア・サンセット」に続く第3作。1作目は未見だが2作目が傑作だった。あれから9年。やはり気になる。
新作DVD・BDもやや不作気味か。「悪いやつら」、「闇の帝王DON ベルリン強奪作戦」、「嘆きのピエタ」、「偽りの人生」、「スーサイド・ショップ」、「アンコール!!」、「クロワッサンで朝食を」、「タンゴ・リブレ 君を想う」、「エリジウム」あたりに期待している。「少年H」は劇場で観た。これは期待にたがわぬ傑作だった。
旧作DVD・BDもちょっと一息状態。その中で断然光るのはポーランド映画黄金時代の作品を発掘し続けている紀伊国屋書店。その姿勢は立派だ。
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