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2013年3月

2013年3月21日 (木)

これから観たい&おすすめ映画・DVD(13年4月)

【新作映画】
3月16日公開
 「ある海辺の詩人~小さなヴェニスで」(アンドレア・セグレ監督、イタリア・フランス)
3月22日公開
 「ジャックと天空の巨人」(ブライアン・シンガー監督、アメリカ)
 「ザ・マスター」(ポール・トーマス・アンダーソン監督、米)
3月23日公開
 「キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け」(ニコラス・ジャレッキー監督、米)
 「相棒 X DAY」(橋本一監督、日本)
 「だいじょうぶ3組」(廣木隆一監督、日本)
3月29日公開
 「アンナ・カレーニナ」(ジョー・ライト監督、イギリス)
 「パラノーマン ブライス・ホローの謎」(クリス・バトラー監督、米)
3月30日公開
 「スカイラブ」(ジュリー・デルピー監督、フランス)
4月5日公開
 「ヒッチコック」(サーシャ・ガバシ監督、米)
4月6日公開
 「ホーリー・モーターズ」(レオス・カラックス監督、仏・独)
 「君と歩く世界」(ジャック・オディアール監督、仏・ベルギー)
 「桜、ふたたびの加奈子」(栗村実監督、日本)
 「海と大陸」(エマヌエーレ・クリアレーゼ監督、イタリア・フランス)
 「カレ・ブラン」(ジャン=バティストレオネッティ監督、フランス・スイス・ロシア・他)
4月13日公開
 「ライジング・ドラゴン」(ジャッキー・チェン監督、香港・中国)
 「コズモポリス」(デビッド・クローネンバーグ監督、加・仏・伊・ポルトガル)
 「天使の分け前」(ケン・ローチ監督、英・仏・ベルギー・伊)
 「舟を編む」(石井裕也監督、日本)
 「桜並木の満開の下に」(舩橋淳監督、日本)
 「ブルーノのしあわせガイド」(フランチェスコ・ブルーニ監督、イタリア)
4月19日公開
 「リンカーン」(スティーブン・スピルバーグ監督、アメリカ)
 「カルテット!人生のオペラハウス」(ダスティン・ホフマン監督、イギリス)
4月20日公開
 「ハッシュパピー バスタブ島の少女」(ベン・ザイトリン監督、アメリカ)
 「ヒステリア」(ターニャ・ウエクスラー監督、英・仏・独・ルクセンブルク)
 「セデック・バレ」(ウェイ・ダーション監督、台湾)
 「ペダル ダンス」(石川寛監督、日本)
4月27日公開
 「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮」(ニコライ・アーセル監督、デンマーク・他)
4月下旬公開
 「孤独な天使たち」(ベルナルド・ベルトルッチ監督、イタリア)

【新作DVD・BD】
3月27日
 「裏切りの戦場 葬られた誓い」(マチュー・カソビッツ監督、フランス)
4月2日
 「ゲットバック」(サイモン・ウエスト監督、アメリカ)
 「ドリームハウス」(ジム・シェリダン監督、米)
 「プリンセス・カイウラニ」(マーク・フォービー監督、米)
 「黄金を抱いて翔べ」(井筒和幸監督、日本)
4月3日
 「声をかくす人」(ロバート・レッドフォード監督、アメリカ)
 「007 スカイフォール」(サム・メンデス監督、英・米)
 「さあ帰ろう、ペダルをこいで」(ステファン・コマンダレフ監督、ブルガリア・他)
 「愛の残像」(フィリップ・ガレル監督、フランス)
 「ムースの隠遁」(フランソワ・オゾン監督、フランス)
4月5日
 「理想の出産」(レミ・ブザンソン監督、フランス)
 「デタッチメント 優しい無関心」(トニー・ケイ監督、アメリカ)
4月10日
 「人生の特等席」(ロバート・ロレンツ監督、米)
4月12日
 「最終目的地」(ジェイムズ・アイボリー監督、米)
 「旅の贈りもの 明日へ」(前田哲監督、日本)
 「大魔術師Xのダブル・トリック」(イー・トンシン監督、香港)
 「ふがいない僕は空を見た」(タナダユキ監督、日本)
 「伏 鉄砲娘の捕物帳」(宮地昌幸監督、日本)
4月17日
 「ホビット 思いがけない冒険」(ピーター・ジャクソン監督、米・ニュージーランド)
 「フランケンウィニー」(ティム・バートン監督、アメリカ)
 「夜のとばりの物語 覚めない夢」(ミッシェル・オスロ監督、フランス)
4月19日
 「終の信託」(周防正行監督、日本)
 「ソハの地下水道」(アグニェシュカ・ホランド監督、ポーランド・独・カナダ)
4月24日
 「ツナグ」(平川雄一朗監督、日本)
 「みんなで一緒に暮したら」(ステファン・ロブラン監督、仏・伊)
 「ルビー・スパークス」(ジョナサン・デイトン&バレリー・ファリス監督、米)
4月26日
 「ライク・サムワン・イン・ラブ」(アッバス・キアロスタミ監督、日・仏)
 「高地戦」(チャン・フン監督、韓国)
 「シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語」(アンドリュー・アダムソン監督、米)
5月2日
 「ミステリーズ 運命のリスボン」(ラウル・ルイス監督、ポルトガル・仏)
 「思秋期」(バディ・コンシダイン監督、イギリス)
 「のぼうの城」(犬童一心監督、日本)
 「チキンとプラム あるバイオリン弾き、最後の夢」(マルジャン・サトラビ監督、仏・独・ベルギー)
5月10日
 「桃(タオ)さんのしあわせ」(アン・ホイ監督、中国・香港)
 「北のカナリアたち」(坂本順治監督、日本)
 「コッホ先生と僕らの革命」(セバスチャン・グロブラー監督、独)

【旧作DVD・BD】
4月5日
 「デルス・ウザーラ」(75、黒澤明監督、ソ連・日本)
4月10日
 「わが谷は緑なりき」(41、ジョン・フォード監督、アメリカ)BD
4月12日
 「Love Letter」(95、岩井俊二監督、日本)
4月17日
 「ベスト・オブ・ワーナー・ブラザーズ 90周年記念 50フィルムコレクション」BD
4月19日
 「シンドラーのリスト」(93、スティーブン・スピルバーグ監督、米)BD
 「ソフィーの選択」(82、アラン・J・パクラ監督、米)BD
4月24日
 「大脱走」(63、ジョン・スタージェス監督、米)BD
 「十二人の怒れる男」(57、シドニー・ルメット監督、米)BD
 「レナードの朝」(90、ペニー・マーシャル監督、アメリカ)BD
 「評決」(82、シドニー・ルメット監督、アメリカ)BD
4月26日
 「惑星ソラリス」(72、アンドレイ・タルコフスキー監督、ソ連)
4月27日
 「蜜の味」(61、トニー・リチャードソン監督、イギリス)

 

 劇場新作はなぜかホラー映画がやたらと多く、全体的には不作という感じだ。それでも期待できそうな作品はいくつかある。中でも特に期待したいのは、「ザ・マスター」、「天使の分け前」、「リンカーン」の3本。「ザ・マスター」は第二次大戦からの帰還兵と新興宗教の教祖の人間関係を重厚に描く。ホアキン・フェニックスとフィリップ・シーモア・ホフマンが緊張感に満ちたドラマを展開する。ケン・ローチ監督作品「天使の分け前」は「エリックを探して」のようなコミカルなタッチの人間ドラマ。暴力沙汰を起こして労働奉仕を命じられた男が、現場で出会った男たちに導かれて奥深いウィスキーの世界にのめり込んでゆく。そして一発逆転をかけた大勝負に出る。スティーブン・スピルバーグ監督「リンカーン」は、奴隷制度を廃止する合衆国憲法修正十三条を成立させるために全力を傾けた28日間を描く。主演のダニエル・デイ・ルイスが力演。 

 他にもめぼしいのを挙げておこう。「ヒッチコック」はアンソニー・ホプキンスとヘレン・ミレンというこれまた魅力的な配役。有名な「サイコ」製作の裏話のようだ。「ホーリー・モーターズ」はレオス・カラックス監督による13年ぶりの長編。主演のドニ・ラバンが一人で11役を演じる長い一日を映し出す。「舟を編む」は辞書作りに懸命に取り組む若者を描く。松田龍平主演。「桜並木の満開の下に」は何とゴブリンの出身地茨城県日立市が舞台。事故で夫を亡くした女性と事故を起こした男との間の心の葛藤を描いたラブ・ストーリー。

 「カルテット!人生のオペラハウス」はダスティン・ホフマンの初監督作品。引退したカルテット(四重唱)メンバーが財政難の老人ホームを救うために立ちあがる人生讃歌。「ハッシュパピー バスタブ島の少女」は少女が主人公のファンタジー作品。”バスタブ”と呼ばれるコミュニティーを守るために旅に出るハッシュパピーの冒険物語。「海と大陸」は、難民の母子をかくまったことから自分たちの人生を見つめ直してゆく家族を描いたベネチア国際映画祭審査員特別賞受賞作。 

 新作DVD・BDは「裏切りの戦場 葬られた誓い」、「ドリームハウス」、「声をかくす人」、「さあ帰ろう、ペダルをこいで」、「人生の特等席」、「最終目的地」、「ふがいない僕は空を見た」、「ホビット 思いがけない冒険」、「フランケンウィニー」、「夜のとばりの物語 覚めない夢」、「終の信託」、「ソハの地下水道」、「みんなで一緒に暮したら」、「ルビー・スパークス」、「高地戦」、「シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語」、「ミステリーズ 運命のリスボン」、「思秋期」、「桃(タオ)さんのしあわせ」、「コッホ先生と僕らの革命」など充実している。もう1本。「デタッチメント 優しい無関心」は劇場未公開ながら、東京国際映画祭で最優秀芸術貢献賞を受賞した作品。荒れた学校を再生しようとする臨時教員の苦悩を描くリアリズム社会派ドラマ。

 旧作DVD・BDは特に目新しいものはない。初デジタル化作品がないとどうも寂しい。

2013年3月 2日 (土)

先月観た映画 採点表(13年2月)

「別離」(2011、アスガー・ファルハディ監督、イラン)★★★★★
「ルート・アイリッシュ」(2010、ケン・ローチ監督、英・仏・・ベルギー・伊・スペイン)★★★★★
「キリマンジャロの雪」(2011、ロベール・ゲディギャン監督、フランス)★★★★
「屋根裏部屋のマリアたち」(フィリップ・ル・ゲイ監督、フランス)★★★★
「ぼくたちのムッシュ・ラザール」(2011、フィリップ・ファラルドー監督、カナダ)★★★★
「ショーン・オブ・ザ・デッド」(2004、エドガー・ライト監督、イギリス)★★★☆

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