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2012年9月

2012年9月23日 (日)

これから観たい&おすすめ映画・DVD(12年10月)

【新作映画】
9月21日公開
 「ロック・オブ・エイジズ」(アダム・シャンクマン監督、米)
9月22日公開
 「ソハの地下水道」(アグニェシュカ・ホランド監督、ポーランド・独・カナダ)
 「漆黒の闇で、パリに踊れ」(フィリップ・ルフェブル監督、フランス)
 「壊された5つのカメラ」(イマード・ブルナート、ガイ・ダビディ監督、パレスチナ、他)
9月28日公開
 「ボーン・レガシー」(トニー・ギルロイ監督、アメリカ)
 「エージェント・マロリー」(スティーブン・ソダーバーグ監督、米・アイルランド)
 「アイアン・スカイ」(ティモ・ブオレンソラ監督、フィンランド・独・豪)
9月29日公開
 「モンスター・ホテル」(ダンディ・タルタコフスキー監督、米)
 「アシュラ」(さいとうけいいち監督、日本)
 「劇場版ミューズの鏡 マイプリティドール」(福田雄一監督、日本)
 「エレベーター」(スティグ・スベンセン監督、米)
 「ロビイストの陰謀」(ジョージ・ヒッケンルーバー監督、米)
10月6日公開
 「コンフィデンスマン ある詐欺師の男」(デビッド・ウィーバー監督、カナダ)
 「最終目的地」(ジェイムズ・アイボリー監督、米)
 「ロラックスおじさんの秘密の種」(クリス・ルノー監督、米)
 「ツナグ」(平川雄一朗監督、日本)
10月12日公開
 「推理作家ポー 最期の5日間」(ジェイムズ・マクティーグ監督、米・ハンガリー・スペイン)
10月13日
 「SAFE セイフ」(ボアズ・イェーキン監督、米)
 「キック・オーバー」(エイドリアン・グランバーグ監督、英)
 「桃(タオ)さんのしあわせ」(アン・ホイ監督、中国・香港)
 「ミステリーズ 運命のリスボン」(ラウル・ルイス監督、ポルトガル・仏)
10月13日公開
 「虚空の鎮魂歌(レクイエム)」(ピエール・ジョリベ監督、仏)
 「情熱のピアニズム」(マイケル・ラドフォード監督、仏・独・伊)
10月20日公開
 「希望の国」(園子温監督、日本)
 「宇宙人王(ワン)さんとの遭遇」(アントニオ&マルコ・マネッティ監督、イタリア)
 「思秋期」(バディ・コンシダイン監督、イギリス)
 「ペンギン夫婦の作りかた」(平林克理監督、日本)

【新作DVD・BD】
10月2日レンタル
 「SHAMEシェイム」(スティーブ・マックイーン監督、英)
 「フェイシズ」(ジュリアン・マニャ監督、米・仏・加)
 「アーティスト」(ミシェル・アザナビシウス監督、仏・ベルギー)
 「恋と愛の測り方」(マッシー・タジェディン監督、米・仏)
 「HOME 愛しの座敷わらし」(和泉聖治監督、日本)
10月3日
 「汽車はふたたび故郷へ」(オタール・イオセリアーニ監督、仏・グルジア)
 「キラー・エリート」(ゲイリー・マッケンドリー監督、米・豪)
 「ダーク・シャドウ」(ティム・バートン監督、米)
 「バッド・ティーチャー」(ジェイクイ・カスダン監督、米)
 「ブレイクアウト」(ジョエル・シュマッカー監督、米)
 「幸せの教室」(トム・ハンクス監督、米)
 「WIN WIN ウィン・ウィン ダメ男とダメ少年の最高の日々」(トム・マッカーシー監督、米)
 「4.3.2.1」(ノエル・クラーク監督、英)
10月5日
 「明日に架ける愛」(香月秀之監督、日本)
 「少年と自転車」(ダルデンヌ兄弟監督、ベルギー・仏・伊)
 「孤島の王」(マイウス・ホルスト監督、ノルウェー・仏・スウェーデン・他)
 「ファミリー・ツリー」(アレクサンダー・ペイン監督、米)
 「幸福の罪」(ヤン・フジェベイク監督、チェコ)
10月6日
 「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」(蔵方政俊監督、日本)
10月10日
 「一枚のめぐり逢い」(スコット・ヒックス監督、米)
10月12日
 「捜査官X」(ピーター・チャン監督、香港・中国)
 「星の旅人たち」(エミリオ・エステベス監督、米・スペイン)
 「ハロー!?ゴースト」(キム・ヨンタク監督、韓国)
 「王朝の陰謀」(ツイ・ハーク監督、中国・香港)
10月17日
 「スノーホワイト」(ルパート・サンダース監督、米)
 「フラメンコ・フラメンコ」(カルロス・サウラ監督、スペイン)
10月26日
 「ポテチ」(中村義洋監督、日本)
 「メン・イン・ブラック3」(バリー・ソネンフェルド監督、米)
 「イエロー・ケーキ クリーンなエネルギーという嘘」(ヨアヒム・チアナー監督、独)
10月27日
 「無言歌」(ワン・ビン監督、香港・仏・ベルギー)
 「三重スパイ」(エリック・ロメール監督、フランス)
11月2日
 「ニーチェの馬」(タル・ベーラ監督、ハンガリー・仏・独・スイス)
 「ミッシングID」(ジョン・シングルトン監督、米)
 「幸せへのキセキ」(キャメロン・クロウ監督、米)
 「バーク アンド ヘア」(ジョン・ランディス監督、イギリス)
 「サニー 永遠の仲間たち」(カン・ヒョンチョル監督、韓国)
 「ブライズメイズ」(ポール・フェイグ監督、米)
 「裏切りのサーカス」(トーマス・アルフレッドソン監督、仏・英・独)
11月7日
 「私が、生きる肌」(ペドロ・アルモドバル監督、スペイン)
 「ベルフラワー」(エバン・グローデル監督、米)
 「ラム・ダイアリー」(ブルース・ロビンソン監督、米)
11月9日
 「それでも、愛してる」(ジョディ・フォスター監督、米・アラブ首長国連邦)
 「テルマエ・ロマエ」(武内英樹監督、日本)
 「道 白磁の人」(高橋伴明監督、日本)
11月16日
 「クリスマスのその夜に」(ベント・ハーメル監督、ノルウェー・独・スウェーデン)
 「ミッドナイト・イン・パリ」(ウディ・アレン監督、スペイン・米)
11月21日
 「メリダとおそろしの森」(マーク・アンドリュース監督、米)

【旧作DVD・BD】
9月26日
 「カルメン故郷に帰る」(51、木下恵介監督、日本)BD
9月28日
 「タイタニック」(97、ジェイムズ・キャメロン監督、米)BD
 「サンチャゴに雨が降る」(75、デビッド・マッケルロイ監督、仏・ブルガリア)
9月29日
 「裁判長」(19、カール・ドライヤー監督、デンマーク)
10月3日
 「月世界旅行&メリエスの素晴らしき映画魔術」(1902、2011、ジョルジュ・メリエス監督、仏)
10月5日
 「フレッド・ジンネマン傑作選 DVD-BOX」
 収録作品:「第七の十字架」、「男たち」(単品セルあり)
10月10日
 「裸のランチ」(91、デビッド・クローネンバーグ監督、加・英・日)BD
10月12日
 「ブレイブハート」(95、メル・ギブソン監督、米)BD
10月26日
 「ベルベット・ゴールドマイン」(98、トッド・ヘインズ監督、英・米)BD
11月2日
 「E.T. コレクターズ・エディション」(82、スティーブン・スピルバーグ監督、米)BD
 「パリ、テキサス」(84、ヴィム・ヴェンダース監督、西独・仏・英・米)BD
 「ベルリン・天使の詩」(87、ヴィム・ヴェンダース監督、西独・仏)BD
 「ラスト・エンペラー」(87、ベルナルド・ベルトルッチ監督、中国・伊・英・仏)BD
11月7日
 「ブレードランナー」(82~07、リドリー・スコット監督、米・英・香港)BD
 「見知らぬ乗客」(51、アルフレッド・ヒッチコック監督、米)BD
 「ラスト・オブ・モヒカン」(92、マイケル・マン監督、米)BD
 「トクー・トゥ・ハー」(02、ペドロ・アルモドバル監督、スペイン)BD

 

 劇場新作は豊作だ。「Vフォー・ヴェンデッタ」のジェイムズ・マクティーグ作品「推理作家ポー 最期の5日間」、もう一人のジェイソン・ボーン、アーロン・クロスを描いた「ボーン・レガシー」、モンスターが人間を怖がったり、過保護なドラキュラなどが登場するアニメ映画「モンスター・ホテル」、フレンチ・ノワールの雰囲気を漂わせる「漆黒の闇で、パリに踊れ」。

 これら話題作以外にも注目作が目白押しだ。まず、「女人、四十」のアン・ホイ監督作品であるというだけで期待したくなる「桃(タオ)さんのしあわせ」。「最終目的地」は「眺めのいい部屋」や「日の名残り」といった傑作を放ったジェイムズ・アイボリー監督作品。「情熱のピアニズム」は「イル・ポスティーノ」や「ヴェニスの商人」のマイケル・ラドフォード監督作品。実績のある監督たちの作品だけについ期待したくなる。

 しかし、特に期待しているのは次の4本。まず、「コルチャック先生」の脚本家アグニェシュカ・ホランドが監督を務めた「ソハの地下水道」。ポーランドには「地下水道」という名作があるが、その悲惨なラストとは違って、こちらはむしろチェコ映画の名作「この素晴らしき世界」を思わせる感動編のようだ。秘密や謎が渦巻く重厚なミステリー「ミステリーズ 運命のリスボン」は、なんと珍しいポルトガル映画。「世界中の映画を観てみよう」をモットーとするゴブリンも、ポルトガル映画となると岩波ホールでパウロ・ローシャ監督の映画を2本観ただけだ。

 「思秋期」は中年男女が希望を見出してゆく人間ドラマ。サンダンス映画祭監督賞受賞作。この映画祭は地味ながら、受賞作は結構粒ぞろいだ。「壊された5つのカメラ」はイスラエルが築いた分離壁によって耕作地を奪われたビリン村の抵抗運動を記録したドキュメンタリー。この映画の製作にパレスチナとイスラエルが共に加わっていることにも注目したい。

 新作DVDの充実ぶりも凄い。「アーティスト」、「汽車はふたたび故郷へ」、「少年と自転車」、「孤島の王」、「ファミリー・ツリー」、「星の旅人たち」、「王朝の陰謀」、「イエロー・ケーキ クリーンなエネルギーという嘘」、「無言歌」、「幸せへのキセキ」、「裏切りのサーカス」、「私が、生きる肌」、「ラム・ダイアリー」、「テルマエ・ロマエ」、「クリスマスのその夜に」、「ミッドナイト・イン・パリ」、「メリダとおそろしの森」と話題作、注目作が続々と登場する。

 旧作ではようやくBDの品ぞろえが充実してきた。名作が次々にBD化されている。それに比べるとDVDは数的にだいぶ寂しい。フレッド・ジンネマンのBOXに収められた2作は未見だが、出来は良いようだ。「サンチャゴに雨が降る」は学生時代に観そこなった作品。近所の蔦屋書店に入荷してくれると嬉しいなあ。

2012年9月 4日 (火)

先月観た映画 採点表(12年8月)

「スリング・ブレイド」(1996、ビリー・ボブ・ソーントン、アメリカ)★★★★☆
「short cut」(2011、三谷幸喜監督、日本)★★★★
「永遠の僕たち」(2011、ガス・ヴァン・サント監督、アメリカ)★★★★
「家族の庭」(2010、マイク・リー監督、イギリス)★★★★
「重犯罪特捜班/ザ・セブン・アップス」(19731、フィリップ・ダントニ監督、米)★★★★
「ロンドン・ブルバード」(2010、ウィリアム・モナハン監督、イギリス)★★★★
「さまよう刃」(2009、益子昌一監督、日本)★★★
「娘十六ジャズ祭」(1954、井上梅次監督、日本)★★☆

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