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2011年7月

2011年7月25日 (月)

これから観たい&おすすめ映画・DVD(11年8月)

【新作映画】
7月23日公開
 「モンスターズ 地球外生命体」(ギャレス・エドワーズ監督、英)
 「黄色い星の子どもたち」(ローズ・ボッシュ監督、仏・独・他)
 「あぜみちジャンピンッ!」(西川文恵監督、日本)
 「グッド・ハーブ」(マリア・ノバロ監督、メキシコ)
 「人生、ここにあり!」(ジュリオ・マンフレドニア監督、イタリア)
7月30日公開
 「デビルクエスト」(ドミニク・セナ監督、米)
 「エッセンシャル・キリング」(イエジー・スコリモフスキ監督、ポーランド・他)
 「復讐捜査線」(マーティン・キャンベル監督、英・米)
 「おじいさんと草原の小学校」(ジャスティン・チャドウィック監督、英)
 「卵」(セミフ・カプランオール監督、トルコ・ギリシャ)
 「ミルク」(セミフ・カプランオール監督、トルコ・仏・独)
8月6日公開
 「この愛のために撃て」(フレッド・カバイエ監督、フランス)
 「ナッシュビル」(75、ロバート・アルトマン監督、米)
 「トライアングル」(クリストファー・スミス監督、英・豪)
 「ヒマラヤ 運命の山」(ヨゼフ・フィルスマイアー監督、ドイツ)
 「ぼくたちは見た ガザ・サムニ家の子どもたち」(古居みずえ監督、日本)
 「ミラル」(ジュリアン・シュナーベル監督、仏・イスラエル・他)
8月12日公開
 「ツリー・オブ・ライフ」(テレンス・マリック監督、米)
8月13日公開
 「メカニック」(サイモン・ウエスト監督、米)
 「未来を生きる君たちへ」(スサンネ・ビア監督、デンマーク・スウェーデン)
 「一枚のハガキ」(新藤兼人監督、日本)
 「ペーパーバード 幸せは翼にのって」(エミリオ・アラゴン監督、スペイン)
8月19日公開
 「イースターラビットのキャンディ工場」(ティム・ヒル監督、米)
8月20日公開
 「シャンハイ」(ミカエル・ハフストローム監督、米・中国)

【新作DVD】

7月20日
 「かぞくはじめました」(グレッグ・バーランティ監督、米)
7月30日
 「はだしのゲンが見たヒロシマ」(石田優子監督、日本)
8月2日
 「ブローン・アパート」(シャロン・マグアイア監督、イギリス)
 「悪魔を見た」(キム・ジウン監督、韓国)
 「冷たい熱帯魚」(園子温監督、日本)
 「私の愛、私のそばに」(パク・チンピョ監督、韓国)
8月5日
 「愛する人」(ロドリゴ・ガルシア監督、米・スペイン)
 「シンパシー・フォー・デリシャス」(マーク・ラファロ監督、米)
8月6日
 「再会の食卓」(ワン・チュエンアン監督、中国)
8月10日
 「トスカーナの贋作」(アッバス・キアロスタミ監督、仏・伊)
8月11日
 「恋とニュースのつくり方」(ロジャー・ミッチェル監督、米)
8月12日
 「エンジェル・ウォーズ」(ザック・スナイダー監督、米・加)
8月17日
 「ザ・ライト(エクソシストの真実)」(ミカエル・ハフストローム監督、米)
8月26日
 「ランナウェイズ」(フローリア・シジスモンディ監督、米)
 「ソウル・キッチン」(ファティ・アキン監督、独・仏・伊)
 「GONZO ~ならず者ジャーナリスト、ハンター・S・トンプソンのすべて」
  (アレックス・ギブニー監督、米)
 「SP革命編」(波多野貴文監督、日本)
8月27日
 「ありあまるごちそう」(エルヴィン・ヴァーゲンホーファー監督、オーストリア)
9月2日
 「サラエボ、希望の街角」(ヤスミラ・ジュバニッチ監督、ボスニア・他)
 「英国王のスピーチ」(トム・フーバー監督、英・豪・米)
 「アメイジング・グレイス」(マイケル・アプテッド監督、英)
 「キラー・インサイド・ミー」(マイケル・ウインターボトム監督、米・英・他)
 「ザ・ホークス ハワード・ヒュ-ズを売った男」(ラッセ・ハルストレム監督、米)
9月7日
 「アンチクライスト」(ラース・フォン・トリアー監督、デンマーク・他)
 「アウェイク」(ジョビー・ハロルド監督、米)
9月9日
 「トゥルー・グリット」(ジョエル&イーサン・コーエン監督、米)
 「戦火のナージャ」(ニキータ・ミハルコフ監督、ロシア)
 「アレクサンドリア」(アレハンドロ・アメナーバル監督、スペイン)
 「ダンシング・チャップリン」(周防正行監督、日本)
9月14日
 「インサイド・ジョブ」(チャールズ・ファーガソン監督、米)
9月16日
 「アジャストメント」(ジョージ・ノルフィ監督、米)

【旧作DVD】
7月20日
 「木を植えた男 フレデリック・バック作品集」
  収録作品:「木を植えた男」、「大いなる河の流れ」、「クラック!」など9作品
7月22日
 「明日を夢見て」(95、ジュゼッペ・トルナトーレ監督、伊)
7月30日
 「不安は魂を食いつくす」(74、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督、西独)
8月26日
 「ジョセフ・ロージBOX」(ジョセフ・ロージー監督、英・日)
  収録作品:「できごと」、「召使」、「銃殺」+「ジョセフ・ロージー四つの名を持つ男」
 「セルゲイ・エイゼンシュテイン DVD-BOX」(セルゲイ・エイゼンシュテイン監督、ソ連)
  収録作品:「戦艦ポチョムキン」、「ストライキ」、「十月」、「全線」、「イワン雷帝」、
    「アレクサンドル・ネフスキー」、「メキシコ万歳」
9月2日
 「ディーバ HDリマスター」(81、ジャン・ジャック・ベネックス監督、仏)
9月7日
 「追想」(75、ロベール・アンリコ監督、仏)

 今月は期待作満載だ。劇場新作ではユダヤ人迫害という負の歴史と正面から向き合ったフランス映画「黄色い星の子どもたち」、メキシコ映画「グッド・ハーブ」、ポーランドの「エッセンシャル・キリング」、先月紹介した「蜂蜜」と三部作をなす「ミルク」と「卵」、「この愛のために撃て」、「ツリー・オブ・ライフ」、「潜水服は蝶の夢を見る」のジュリアン・シュナーベル監督作品「ミラル」、99歳の新藤兼人監督による最後の監督作品「一枚のハガキ」、いかにもイタリア映画らしい「人生、ここにあり」、久々のスペイン映画「ペーパーバード 幸せは翼にのって」と注目作が目白押し。もう1本、なんとロバート・アルトマン監督の群像劇「ナッシュビル」がリバイバルされる。長年DVDの発売を願っていたが、まさか劇場で観られるようになろうとは!これでDVDの発売も決まったようなものだ。

 新作DVDでは「、再会の食卓」、「トスカーナの贋作」、「ソウル・キッチン」、「英国王のスピーチ」、「トゥルー・グリット」、「戦火のナージャ」、「アレクサンドリア」、「ダンシング・チャップリン」、「アジャストメント」、さらにはドキュメンタリー映画「はだしのゲンが見たヒロシマ」、「GONZO ~ならず者ジャーナリスト、ハンター・S・トンプソンのすべて」、「インサイド・ジョブ」など、こちらも期待作が多い。

 旧作DVDもすごい。何とあの「追想」が遂に発売される。命乞いをした姿勢のまま黒こげ死体となった妻と娘の復讐のため、たった一人でナチスに立ち向かった男をフィリップ・ノワレが演じる。未見の人は絶対に観てほしい。BOXがまたすごい。何とジョセフ・ロージー監督とエイゼンシュテイン監督のBOXが出る。ジョセフ・ロージーの方は赤狩りでイギリスに渡った後に作られた代表作が収録されている。エイゼンシュテインは豪華7本セット。主要な作品がすべて入っている。「不安は魂を食いつくす」はファスビンダー監督の代表作の一つ。「ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー DVD-BOX4」に収録されていたが、単品でも買えるようになった。フレデリック・バックの作品集もぜひ。

2011年7月 3日 (日)

これから観たい&おすすめ映画・DVD(11年7月)

【新作映画】
6月18日公開
 「テザ 慟哭の大地」(ハイレ・ゲリマ監督、エチオピア・独・仏)
6月24日公開
 「SUPER8」(J.J.エイブラムス監督、米)
6月25日公開
 「BIUTIFUL」(アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督、メキシコ・スペイン)
 「メタルヘッド」(スペンサー・サッサー監督、米)
 「デンデラ」(天願大介監督、日本)
 「酔拳 レジェンド・オブ・カンフー」(ユエン・ウーピン監督、中国)
 「アンダルシア 女神の報復」(西谷弘監督、日本)
 「犬飼さんちの犬」(亀井亨監督、日本)
 「セヴァンの地球のなおし方」(ジャン=ポール・ジョー監督、仏)
7月2日公開
 「マイティ・ソー」(ケネス・ブラナー監督、米)
 「ラスト・ターゲット」(アントン・コービン監督、米)
 「水曜日のエミリア」(ドン・ルース監督、米)
 「小川の辺」(藤原哲雄監督、日本)
 「蜂蜜」(セミフ・カプランオール監督、トルコ・独)
 「ふゆの獣」(内田伸輝監督、日本)
7月8日公開
 「アイ・アム・ナンバー4」(D.J.カルーソ監督、米)
7月9日公開
 「サンザシの樹の下で」(チャン・イーモウ監督、中国)
 「陰謀の代償」ディート・モンティエル監督、米)
 「海洋天堂」(シュエ・シャオルー監督、中国)
 「ちいさな哲学者たち」(ジャン=ピエール・ポッツィ・他監督、仏)
7月15日公開
 「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」(デビッド・イエーツ監督、英・米)
7月16日公開
 「大鹿村騒動記」(坂本順治監督、日本)
 「コクリコ坂から」(宮崎吾朗監督、日本)
 「いのちの子ども」(シュロミー・エルダール監督、米・イスラエル)
 「Peace」(想田和弘監督、日・米・韓国)

【新作DVD】
6月24日
 「戦火の中へ」(イ・ジェハン監督、韓国)
7月2日
 「Ricky(リッキー)」(フランソワ・オゾン監督、仏・伊)
 「しあわせの雨傘」(フランソワ・オゾン監督、フランス)
7月6日
 「完全なる報復」(F・ゲイリー・グレイ監督、米)
 「ワンエイティ・サウス 180°SOUTH」(クリス・マロイ監督、米)
7月8日
 「小さな村の小さなダンサー」(ブルース・ペレスフォード監督、オーストラリア)
 「パラノーマル・アクティビティ」(キャスティング=オーレン・ペリ監督、米)
 「君を想って海をゆく」(フィリップ・リオレ監督、仏)
  「刑事ファランダー シーズン1 DVD-BOX」(08、外国TV、英・他)
7月9日
 「僕と妻の1778の物語」(星護監督、日本)
7月20日
 「塔の上のラプンツェル」(ネイサン・グレノ、他監督、米)
 「ザ・タウン」(ベン・アフレック監督、米)
 「白夜行」(深川栄洋監督、日本)
7月22日
 「レオニー」(松井久子監督、日・仏・英・他)
 「ジーン・ワルツ」(大谷健太郎監督、日本)
7月27日
 「ツーリスト」(フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督、米・仏)
7月30日
 「フード・インク」(ロバート・ケナー監督、米)
 「クレアモントホテル」(ダン・アイアランド監督、英・米)
8月2日
 「ブローン・アパート」(シャロン・マグアイア監督、イギリス)
 「悪魔を見た」(キム・ジウン監督、韓国)
 「冷たい熱帯魚」(園子温監督、日本)
8月5日
 「愛する人」(ロドリゴ・ガルシア監督、米・スペイン)
 「シンパシー・フォー・デリシャス」(マーク・ラファロ監督、米)
8月6日
 「再会の食卓」(ワン・チュエンアン監督、中国)
8月10日
 「トスカーナの贋作」(アッバス・キアロスタミ監督、仏・伊)
8月12日
 「エンジェル・ウォーズ」(ザック・スナイダー監督、米・加)
8月17日
 「ザ・ライト(エクソシストの真実)」(ミカエル・ハフストローム監督、米)

【旧作DVD】
6月24日
 「地球は女で回ってる」(97、ウディ・アレン監督、米)
 「ブロードウェイと銃弾」(99、ウディ・アレン監督、米)
6月25日
 「悪魔のような女」(55、アンリ・ジョルジュ・クルーゾー監督、仏)
 「絞死刑」(68、大島渚監督、日本)
 「山猫」(63、ルキノ・ヴィスコンティ監督、伊・仏)ブルーレイ
6月27日
 「黒蘭の女」(ウィリアム・ワイラー監督、米)
7月6日
 「愛の狩人」(72、マイク・ニコルズ監督、米)
7月30日
 「アンジェイ・ワイダ DVD-BOX ②」
  収録作品:「夜の終わりに」、「約束の土地」、「大理石の男」
 「吸血鬼 ボローニャ復元版」(99、カール・ドライヤー監督、独)

 劇場新作では日本で初めて公開されるエチオピア映画「テザ 慟哭の大地」、重たい現実を背負った父親の苦悩を描いた「BIUTIFUL」、ビクトル・エリセ監督の「ミツバチのささやき」を思わせるという評もある「蜂蜜」、チャン・イーモウ監督久々の恋愛映画「サンザシの樹の下で」、サンダンス映画祭で絶賛されたサスペンス「陰謀の代償」、このところ傑作を連発しているイスラエルのドキュメンタリー「いのちの子ども」あたりが期待できそうだ。

 DVD新作は特筆すべきものこそないが粒ぞろいだ。「しあわせの雨傘」、「トスカーナの贋作」、「再会の食卓」、「クレアモントホテル」、「ブローン・アパート」、「戦火の中へ」、「白夜行」、「悪魔を見た」、「冷たい熱帯魚」、「ザ・タウン」、ドキュメンタリーの「フード・インク」あたりに期待している。 

 旧作DVDも久しぶりに掘り出し物がそろった。特にうれしいのは「ブロードウェイと銃弾」、「山猫」、「黒蘭の女」、「アンジェイ・ワイダ DVD-BOX ②」。

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