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2011年1月22日 (土)

これから観たい&おすすめ映画・DVD(11年2月)

【新作映画
1月22日公開
 「完全なる報復」(F・ゲイリー・グレイ監督、米)
 「ソウル・キッチン」(ファティ・アキン監督、独・仏・伊)
 「フード・インク」(ロバート・ケナー監督、米)
 「ネスト」(ルイス・ベルデホ監督、米)
 「イップ・マン葉問」(ウィルソン・イップ監督、香港)
 「ハーモニー 心をつなぐ歌」(カン・テギュ監督、韓国)
1月29日公開
 「RED レッド」(ロベルト・シュベンケ監督、米)
 「ブローン・アパート」(シャロン・マグアイア監督、イギリス)
 「白夜行」(深川栄洋監督、日本)
 「369のメトシエラ 奇跡の扉」(小林健二監督、日本)
 「ポンヌフの恋人」(レオス・カラックス監督、フランス)
 「冷たい熱帯魚」(園子温監督、日本)
2月4日公開
 「ウォール・ストリート」(オリバー・ストーン監督、米)
2月5日公開
 「ザ・タウン」(ベン・アフレック監督、米)
 「再会の食卓」(ワン・チュエンアン監督、中国)
 「ジーン・ワルツ」(大谷健太郎監督、日本)
 「毎日かあさん」(小林聖太郎監督、日本)
 「私の愛、私のそばに」(パク・チンピョ監督、韓国)
2月11日公開
 「幸せの始まりは」(ジェイムズ・L・ブルックス監督、米)
 「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」(平山秀幸監督、日本)
 「洋菓子店コアンドル」(深川栄洋監督、日本)
2月19日公開
 「トスカーナの贋作」(アッバス・キアロスタミ監督、仏・伊)
 「戦火の中へ」(イ・ジェハン監督、韓国)
 「ヒアアフター」(クリント・イーストウッド監督、米)
 「ありあまるごちそう」(エルヴィン・ヴァーゲンホーファー監督、オーストリア)

【新作DVD】
1月21日
 「ウォー・ダンス 響け僕らの鼓動」(ショーン・ファイン監督、米)
 「ファヴェーラの丘」(ジェフ・ジンバリスト監督、ブラジル・米)
1月26日
 「ドアーズ まぼろしの世界」(トム・ディチロ監督、米)
1月28日
 「あの夏の子供たち」(ミア・ハンセン=ラブ監督、フランス)
2月2日
 「BECK」(堤幸彦監督、日本)
 「踊る大捜査線 The Movie3」(本広克行監督、日本)
 「マイ・ブラザー」(ジム・シェリダン監督、米)
 「グッドモーニング・プレジデント」(チャン・ジン監督、韓国)
 「ガフールの伝説」(ザック・スナイダー監督、米・豪)
2月4日
 「ナイト&デイ」(ジェイムズ・マンゴールド監督、米)
 「闇の列車、光の旅」(キャリー・ジョージ・フクナガ監督、米・メキシコ)
 「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」(ダニエル・アルフレッドソン監督)
 「フェアウェル さらば、哀しみのスパイ」(クリスチャン・カリオン監督、仏)
 「ぼくのエリ 200歳の少女」(トーマス・アルフレッドソン監督、スウェーデン)
 「デート&ナイト」(ショーン・レビ監督、米)
2月9日
 「食べて、祈って、恋をして」(ライアン・マーフィ監督、米)
 「ちょんまげぷりん」(中村義洋監督、日本)
2月11日
 「オカンの嫁入り」(呉美保監督、日本)
 「瞳の奥の秘密」(ファン・ホセ・カンパネア監督、アルゼンチン・スペイン)
 「ラブコメ」(平川雄一朗監督、日本)
 「Flowers フラワーズ」(小泉徳宏監督、日本)
2月23日
 「終着駅 トルストイ最後の旅」(マイケル・ホフマン監督、独・ロシア・英)
 「パンドラム」(クリスチャン・アルバート監督、米・独)
2月25日
 「国家代表!?」(キム・ヨンファ監督、韓国)
 「おにいちゃんのハナビ」(国本雅広監督、日本)
 「川の底からこんにちは」(石井裕也監督、日本)
 「ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う」(石井隆監督、日本)
3月4日
 「シングルマン」(トム・フォード監督、米)
 「クロッシング」(アントワン・フークア監督、米)
 「ドン・ジョバンニ」(カルロス・サウラ監督、スペイン・伊)
 「パリ20区、僕たちのクラス」(ローラン・カンテ監督、フランス)
 「悪人」(李相日監督、日本)
 「ハナミズキ」(土井裕泰監督、日本)
3月11日
 「君に届け」(熊澤尚人監督、日本)
3月16日
 「トイレット」(荻上直子監督、日本)

【旧作DVD】
1月28日  
 「オーソン・ウェルズDVD-BOX」
  収録作品:「市民ケーン」、「ストレンジャー」、「第三の男」、「審判」他
1月29日
 「チャップリン短編集①」
  収録作品:「犬の生活」、「担え銃」、「偽牧師」
 「殺人狂時代」(47、チャールズ・チャップリン監督、米)
 「黄金狂時代」(42、チャールズ・チャップリン監督、米)
2月4日
 「岸辺のふたり マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット作品集」
  収録作品:「岸辺のふたり」、「お坊さんと魚」、「アロマ・オブ・ティー」、「掃除屋トム」
2月9日
 「パパ/ずれてるゥ!」(71、ミロス・フォアマン監督、米)
 「ヘルファイター」(68、アンドリュー・V・マクラグレン監督、米)
3月4日
 「レオス・カラックス監督“アレックス三部作”」
  収録作品:「ボーイ・ミーツ・ガール」、「汚れた血」、「ポンヌフの恋人」
 「アレハンドロ・ホドロフスキーDVD-BOX」
  収録作品:「エル・トポ」、「ホーリー・マウンテン」、「ファンド・アンド・リス」

  今月も劇場新作に注目作が並ぶ。ファティ・アキン監督の「ソウル・キッチン」、アッバス・キアロスタミ監督の「トスカーナの贋作」、クリント・イーストウッド監督の「ヒアアフター」、ワン・チュエンアン監督(「トゥヤーの結婚」)の「再会の食卓」、オリバー・ストーン監督の「ウォール・ストリート」など、実績のある監督の新作はどれも楽しみだ。他にも「RED レッド」、「ブローン・アパート」、「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」、「戦火の中へ」、「白夜行」、「ザ・タウン」、「私の愛、私のそばに」、「ハーモニー 心をつなぐ歌」、ドキュメンタリーの「フード・インク」あたりも期待できそうだ。また、レオス・カラックス監督の秀作「ポンヌフの恋人」のHDリマスター版がデジタル上映でリバイバルされる。

  DVD新作では「あの夏の子供たち」、「マイ・ブラザー」、「闇の列車、光の旅」、「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」、「フェアウェル さらば、哀しみのスパイ」、「デート&ナイト」、「瞳の奥の秘密」、「悪人」、「トイレット」、 「ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う」あたりが良さそうだ。

 DVD旧作ではDVD-BOXがいずれも充実している。オーソン・ウェルズ、レオス・カラックス、アレハンドロ・ホドロフスキーのBOXはどれも買って損なし。世界のユニークなアニメに興味がある方は「岸辺のふたり マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット作品集」がおすすめ。

 余談になるが、「パパ/ずれてるゥ!」について一言付け加えておきたい。「パパ/ずれてるゥ!」はミロス・フォアマン監督のハリウッド第1作。高校生の頃買った『スクリーン』誌に紹介記事が載っていたのを覚えている。もちろんその頃はまだ、ミロス・フォアマン監督が後年「カッコーの巣の上で」(1975)、「ラグタイム」(1981)、「アマデウス」(1984)などの傑作を作る大監督になるなど知る由もなかった。タイトルで判断して大した映画ではないと思っていたので、当然観ていない。チェコ時代に作った作品が既に世界で注目されていたことも当時は知らなかった。ということで、前置きが長くなったが、案外この映画は拾いものかもしれない。

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キャストがいいので話題になっているようだけど、もっと謎解きのスリル感が欲しかった、と思う作品。それと、ミシェル・ウィリアムズがエロい(笑)。 作品詳細など・・・ [続きを読む]

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