これから観たい&おすすめ映画・DVD(10年12月)
【新作映画】
11月20日公開
「クリスマス・ストーリー」(アルノー・デプレシャン監督、フランス)
「黒く濁る村」(カン・ウソク監督、韓国)
11月27日公開
「アメリア 永遠の翼」(ミーラー・ナーイル監督、米・加)
「Ricky リッキー」(フランソワ・オゾン監督、仏・伊)
「信さん 炭坑町のセレナーデ」(平山秀幸監督、日本)
12月4日公開
「エクスペリメント」(ポール・シェアリング監督、米)
「白いリボン」(ミヒャエル・ハネケ監督、独・オーストリア・他)
「武士の家計簿」(森田芳光監督、日本)
「酔いがさめたら、うちに帰ろう」(東陽一監督、日本)
「クレアモントホテル」(ダン・アイアランド監督、米・英)
「ベストセラー」(イ・ジョンホ監督、韓国)
「マクナイーマ」(ジョアキン・ペドロ・デ・アンドラーデ監督、ブラジル)
12月10日公開
「ロビン・フッド」(リドリー・スコット監督、米・英)
12月11日公開
「人生万歳!」(ウディ・アレン監督、米・仏)
「ノルウェイの森」(トラン・アン・ユン監督、日本)
「レバノン」(サミュエル・マオス監督、イスラエル・仏・英)
12月17日公開
「トロン:レガシー」(ジョセフ・コジンスキー監督、米)
12月18日公開
「シュレック フォーエバー」(マイク・ミッチェル監督、米)
「バーレスク」(スティーブ・アンティン監督、米)
「モンガに散る」(ニウ・チェンザー監督、台湾)
「シチリア!シチリア!」(ジュゼッペ・トルナトーレ監督、伊・仏)
「最後の忠臣蔵」(杉田成道監督、日本)
「海炭市叙景」(熊切和嘉監督、日本)
「君を想って海をゆく」(フィリップ・リオレ監督、フランス)
「ばかもの」(金子修介監督、日本)
「バスキアのすべて」(タムラ・デイビス監督、米)
【新作DVD】
11月26日
「シスター・スマイル ドミニクの歌」(ステイン・コニンクス監督、仏・ベルギー)
12月2日
「半分の月がのぼる空」(深川栄洋監督、日本)
12月3日
「息もできない」(ヤン・イクチュン監督、韓国)
「孤高のメス」(成島出監督、日本)
「狼たちの報酬」(ジエホ・リー監督、メキシコ・米)
「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」(ジョニー・トー監督、香港・仏)
「ザ・ロード」(ジョン・ヒルコート監督、米)
「華麗なるアリバイ」(パスカル・ポニゼール監督、フランス)
「台北に舞う雪」(フォ・ジェンチイ監督、中国・日本・台湾・香港)
12月10日
「フローズン・リバー」(コートニー・ハント監督、米)
「リサとガスパール とびきりキュートなパリの住人」(仏)
12月17日
「ヒックとドラゴン」(クリス・サンダース監督、アメリカ)
12月21日
「インセプション」(クリストファー・ノーラン監督、米・英)
12月22日
「セラフィーヌの庭」(マルタン・プロボスト監督、仏・独・ベルギー)
「シークレット」(ユン・ジェグ監督、韓国)
12月24日
「トラブル・イン・ハリウッド」(バリー・レビンソン監督、米)
「必死剣鳥刺し」(平山秀幸監督、日本)
1月7日
「ヤギと男と男と壁と」(グラント・ヘスロブ監督、米・英)
「ミレニアム2 火と戯れる女」(ダニエル・アルフレッドソン監督、スウェーデン、他)
「パーマネント野ばら」(吉田大八監督、日本)
「春との旅」(小林政広監督、日本)
「レバノン」(サミュエル・マオス監督、イスラエル・仏・英)
1月12日
「ベスト・キッド」(ハラルド・ズワルト監督、米・中国)
1月14日
「きな子~見習い警察犬の物語~」(小林義則監督、日本)
【旧作DVD】
11月26日
「ファニーとアレクサンデル」(82、イングマル・ベルイマン監督、スウェーデン・他)
11月27日
「海の沈黙」(47、ジャン=ピエール・メルヴィル監督、フランス)
12月22日
「アンジェイ・ワイダ DVD-BOX」(55-58、ポーランド)
収録作品:「世代」、「地下水道」、「灰とダイヤモンド」
先月に続いて劇場新作に注目作が多く、DVD新作に話題作、期待作が乏しいという傾向が続いている。劇場新作では「クリスマス・ストーリー」、「黒く濁る村」、「信さん 炭坑町のセレナーデ」、「武士の家計簿」、「人生万歳!」、「レバノン」、「シュレック フォーエバー」、「シチリア!シチリア!」「海炭市叙景」、「クレアモントホテル」あたりに注目したい。
新作DVDでは「ザ・ロード」、「フローズン・リバー」、「インセプション」、「必死剣鳥刺し」、「ミレニアム2 火と戯れる女」、「春との旅」あたりに期待したい。来月公開の「レバノン」は年明け早々に発売が予定されている。劇場未公開となるのを避けるための駆け込み上映だろうか。ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作なので確かに劇場未公開ではもったいない。
旧作DVDはさびしい限り。しかし、「世代」、「地下水道」、「灰とダイヤモンド」を収録した「アンジェイ・ワイダ DVD-BOX」の発売は朗報だ。このところポーランド映画の名作が次々とDVDになっている。その仕上げといってもいいDVD-BOXである。2月に旧作ながら日本初公開された「海の沈黙」もDVDになる。ベルイマン監督の「ファニーとアレクサンデル」は311分の大作!