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2010年8月23日 (月)

これから観たい&おすすめ映画・DVD(10年9月)

【新作映画】
8月21日公開
 「ハナミズキ」(土井裕泰監督、日本)
 「カラフル」(原恵一監督、日本)
 「ようこそ、アムステルダム国立美術館へ」(ウケ・ホーヘンダイク監督、オランダ)
 「シークレット」(ユン・ジェグ監督、韓国)
8月28日公開
 「トイレット」(荻上直子監督、日本)
 「東京島」(篠崎誠監督、日本)
9月4日公開
 「トラブル・イン・ハリウッド」(バリー・レビンソン監督、米)
 「コップ・アウト 刑事(でか)した奴ら」(ケビン・スミス監督、米)
 「ミック・マック」(ジャン・ピエール・ジュネ監督、仏)
 「BECK」(堤幸彦監督、日本)
 「オカンの嫁入り」(呉美保監督、日本)
 「アトランティス」(リュック・ベッソン監督、フランス)
9月11日公開
 「悪人」(李相日監督、日本)
 「ミレニアム2 火と戯れる女」(ダニエル・アルフレッドソン監督、スウェーデン、他)
 「終着駅 トルストイ最後の旅」(マイケル・ホフマン監督、独・ロシア・英)
 「彼女が消えた浜辺」(アスガー・ファルハディ監督、イラン)
 「ナイト・トーキョー・デイ」(イザベル・コイシェ監督、スペイン)
 「ベンダ・ビリリ!」(ルノー・バレ、他監督、フランス)
 「ジャーロ」(ダリオ・アルジェント監督、米・伊)
9月17日公開
 「食べて、祈って、恋をして」(ライアン・マーフィ監督、米)
9月18日公開
 「パーフェクト・ブルー」(下山天監督、日本)
 「THE LAST MESSAGE 海猿」(羽住英一郎監督、日本)
9月中旬公開
 「ブロンド少女は過激に美しく」(マノエル・ド・オリベイラ監督、ポルトガル)

【新作DVD】
8月25日
 「17歳の肖像」(ロネ・シェルフィグ監督、英)
8月26日
 「カンフー・キッド」(ジャン・ピン、他監督、中国)
8月27日
 「ニューヨーク、アイラブユー」(ナタリー・ポートマン、他監督、米・仏)
 「ドゥーニャとデイジー」(ダネ・ネクスタン監督、オランダ・ベルギー)
 「セックス・クラブ」(クラーク・グレッグ監督、米)
9月1日
 「食道かたつむり」(富永まい監督、日本)
9月2日
 「ハート・ロッカー」(キャスリン・ビグロー監督、アメリカ)
 「ウルフマン」(ジョー・ジョンストン監督、英・米)
 「バーダー・マインホフ 理想の果てに」(ウリ・エデル監督、独・仏・チェコ)
9月3日
 「サベイランス」(ジェニファー・リンチ監督、カナダ)
 「ボーダー」(ジョン・アブネット監督、米)
 「ウディ・アレンの夢と犯罪」(ウディ・アレン監督、米・英・仏)
  「スナイパー」(ダンテ・ラム監督、香港) 「ソラニン」(三木孝浩監督、日本)
9月8日
 「牛の鈴音」(イ・チュンニョル監督、韓国)
9月9日
 「NINE」(ロブ・マーシャル監督、アメリカ・イタリア)
 「ずっとあなたを愛してる」(フィリップ・クローデル監督、仏・独)
9月10日
 「シャッター・アイランド」(マーティン・スコセッシ監督、米)
 「アイガー北壁」(フィリップ・シュテルツェル監督、独・オーストリア・スイス)
9月15日
 「パリより愛をこめて」(ピエール・モレル監督、フランス)
 「花のあと」(中西健二監督、日本)
10月2日
 「ザ・エッグ ロマノフの秘宝を狙え」(ミミ・レダー監督、米・独)
10月6日
 「グリーン・ゾーン」(ポール・グリーングラス監督、仏・米・他)
10月8日
 「やさしい嘘と贈り物」(ニック・ファクラー監督、アメリカ)
10月14日
 「RAILWAYS レイルウェイズ」(錦織良成監督、日本)

【旧作DVD】
8月28日
 「ヴィターリー・カネフスキーDVD-BOX」(89~94)
  収録作品:「動くな、死ね、甦れ!」、「ひとりで生きる」、「ぼくら、20世紀の子供たち」
 「影」(56、イエジー・カヴァレロヴィッチ監督、ポーランド)
9月3日
 「アメリカ時代のフリッツ・ラング傑作選DVD-BOX①」(37-43)
  収録作品:「暗黒街の弾痕」、「マンハント」、「死刑執行人もまた死す」
9月25日
 「サクリファイス」(86、アンドレイ・タルコフスキー監督、仏・スウェーデン)

 新作映画では荻上直子監督の「トイレット」、マノエル・ド・オリベイラ監督の「ブロンド少女は過激に美しく」、マイケル・ホフマン監督の「終着駅 トルストイ最後の旅」、アスガー・ファルハディ監督の「彼女が消えた浜辺」、ドキュメンタリーでは「ベンダ・ビリリ!」が面白そうだ。1作目が意外な拾いものだった「ミレニアム2 火と戯れる女」も期待できそうだ。デジタルリマスター版でリバイバルされる「アトランティス」はリュック・ベッソン監督の傑作。

 新作DVDでは「17歳の肖像」、「ハート・ロッカー」、「ウディ・アレンの夢と犯罪」、「牛の鈴音」、「NINE」あたりに期待している。 

 旧作DVDはさすがにめぼしいものが減って来た。それでも「影」の発売は快挙だ。アンジェイ・ワイダ監督、アンジェイ・ムンク監督、ロマン・ポランスキー監督、クシシュトフ・キェシロフスキ監督などと並ぶポーランドの巨匠の傑作だ。4月発売の「尼僧ヨアンナ」、6月発売の「夜行列車」と合わせて、彼の代表作がこれでそろった。アンジェイ・ワイダ監督の「地下水道」も早く出してほしい。フリッツ・ラングのDVD-BOX①は収録作の一部を持っている人が多いだろうが、もし持っていなければ間違いなく「買い」だ。ヴィターリー・カネフスキーのBOXは前にも載せた。発売日が延期になったということか。タルコフスキー監督の遺作「サクリファイス」は高度に抽象的で難解だが、一度は観ておくべき作品だろう。

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コメント

映画大好きさん

 コメントありがとうございます。長いこと毎月欠かさず続けてきたシリーズですが、コメントをいただいたのは初めてかもしれません。
 あまり自分の好みでないものも話題作であればできるだけ取り入れてリストを作っています。劇場公開新作だけではなく、DVDの新作と旧作も含めて紹介しているものは他にあまりないと思います。
 もちろんすべてを網羅しているわけではありません。僕の好みが反映していますから、当然他の方から見ればどうしてこれが抜けているのかと不満に思うこともあるでしょう。それでも幾分か参考になったのだとしたら、長いこと続けてきた甲斐があります。
 毎月ほぼ同じ時期に(20日から23日当たり)載せていますので、また何かいい映画はないかと思った時にでもお越しください。

最近、レンタルしてもなかなか時間なくて・・・
それでも、暇があれば借りてくるんですけど。

とても参考になりました。

またよらせてもらいますね。

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