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2010年6月

2010年6月21日 (月)

これから観たい&おすすめ映画・DVD(10年7月)

【新作映画】
6月19日公開
 「ハーツ・アンド・マインズ ベトナム戦争の真実」(ピーター・デイビス監督、米)
 「瞬 またたき」(磯村一路監督、日本)
6月26日公開
 「ザ・ロード」(ジョン・ヒルコート監督、米)
 「宇宙ショーへようこそ」(舛成孝二監督、日本)
 「ボローニャの夕暮れ」(プーピ・アバーティ監督、イタリア)
 「仁寺洞スキャンダル 神の手を持つ男」(パク・ヒゴン監督、韓国)
 「モダン・ライフ」(レイモン・ドゥバルドン監督、フランス)
7月2日公開
 「レポゼッション・メン」(ミゲル・サポチニク監督、米・加)
7月3日公開
 「ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」(トッド・フィリップス監督、米・独)
 「ガールフレンド・エクスペリエンス」(スティーブン・ソダーバーグ監督、米)
 「シスター・スマイル ドミニクの歌」(ステイン・コニンクス監督、仏・ベルギー)
 「バード★シット」(ロバート・アルトマン監督、米)
 「ヒロシマ・ピョンヤン 棄てられた被爆者」(伊藤孝司監督、日本)
 「ロストクライム 閃光」(伊藤俊也監督、日本)
7月10日公開
 「プレデターズ」(ニムロッド・アーントル監督、米)
 「トイ・ストーリー3」(リー・アンクリッチ監督、米)
 「バウンティ・ハンター」(アンディ・テナント監督、米)
 「ぼくのエリ 200歳の少女」(トーマス・アルフレッドソン監督、スウェーデン)
 「必死剣鳥刺し」(平山秀幸監督、日本)
 「ビューティフルアイランズ」(海南友子監督、日本)
7月17日公開
 「借りぐらしのアリエッティ」(米林宏昌監督、日本)
 「エグザム」(スチュアート・ヘイゼルダイン監督、イギリス)
 「おのぼり物語」(毛利安孝監督、日本)
 「華麗なるアリバイ」(パスカル・ポニゼール監督、フランス)
 「ハロルドとモード」(ハル・アシュビー監督、アメリカ)

【新作DVD】
6月18日
 「ホームレス・ワールドカップ」(スーザン・コッホ監督、米)
6月25日
 「Beautyうつくしいもの」( 後藤俊夫監督、日本)
7月2日
 「(500日の)サマー」(マーク・ウェブ監督、米)
 「Dr.パルナサスの鏡」(テリー・ギリアム監督、英・加・仏)
 「ラブリーボーン」(ピーター・ジャクソン監督、米・英・ニュージーランド)
 「バレンタインデー」(ゲイリー・マーシャル監督、米)
 「恋するベーカリー」(ナンシー・マイヤーズ監督、米)
 「板尾創路の脱獄王」(板尾創路監督、日本)
 「クラバート 闇の魔法学校」(マルコ・クロイツバイントナー監督、独)
7月7日
 「抱擁のかけら」(ペドロ・アルモドバル監督、スペイン)
7月9日
 「オーシャンズ」(ジャック・ペラン監督、仏・スイス・スペイン)
 「今度は愛妻家」(行定勲監督、日本)
 「ヴィクトリア女王 世紀の愛」(ジャン・マルク・バレ監督、英・米)
7月14日
 「バッド・ルーテナント」(ヴェルナー・ヘルツォーク監督、アメリカ)
 「噂のモーガン夫妻」(マーク・ローレンス監督、アメリカ)
 「インビクタス 負けざる者たち」(クリント・イーストウッド監督、米)
7月21日
 「しあわせの隠れ場所」(ジョン・リー・ハンコック監督、アメリカ)
 「シャーロック・ホームズ」(ガイ・リッチー監督、米・独)
7月23日
 「きみに微笑む雨」(ホ・ジノ監督、韓国・中国)
 「渇き」(パク・チャヌク監督、韓国)
8月4日
 「アリス・イン・ワンダーランド」(ティム・バートン監督、米)
 「おとうと」(山田洋次監督、日本)
8月6日
 「新しい人生のはじめかた」(ジョエル・ホプキンス監督、米)
 「ゴールデンスランバー」(中村義洋監督、日本)
8月11日
 「第9地区」(ニール・ブロムカンプ監督、米・ニュージーランド)
9月2日
 「ハート・ロッカー」(キャスリン・ビグロー監督、アメリカ)
9月9日
 「NINE」(ロブ・マーシャル監督、アメリカ・イタリア)
9月10日
 「シャッター・アイランド」(マーティン・スコセッシ監督、米)

【旧作DVD】
6月25日
 「明日は来らず」(37、レオ・マッケリー監督、米)
6月26日
 「アニメーションの先駆者 大藤信郎 孤高の天才」(26~56、大藤信郎監督、日本)  
 「シベールの日曜日」(62、セルジュ・ブールギニヨン監督、仏)
 「バグダッド・カフェ」(87、パーシー・アドロン監督、西独・米)
 「拳銃の報酬」(59、ロバート・ワイズ監督、米)
6月28日
 「夜行列車」(59、イエジー・カヴァレロヴィッチ監督、ポーランド)
7月14日
 「イワンと仔馬&灰色首の野がも」(47~48、イワン・イワノフ・ワノー監督、ソ連)
7月24日
 「ヴィターリー・カネフスキーDVD-BOX」(89~94、ヴィターリー・カネフスキー監督)
  収録作品:「動くな、死ね、甦れ!」、「ひとりで生きる」、「ぼくら、20世紀の子供たち」

 新作映画は久々の充実ぶり。まずは「ハーツ・アンド・マインズ ベトナム戦争の真実」、「バード★シット」、「ハロルドとモード」の旧作3本の上映。3本とも観ていないがいずれも必見だろう。「ハーツ・アンド・マインズ」と併映される「ウィンター・ソルジャー ベトナム帰還兵の告白」は、71年に開かれた公聴会でのベトナム帰還兵の証言を記録したもので、こちらも見逃せない。ドキュメンタリー作品が一気に出るのもうれしい。「モダン・ライフ」、「ヒロシマ・ピョンヤン 棄てられた被爆者」、「ビューティフルアイランズ」など 。
 話題作なら宮崎駿が企画と脚本を担当した「借りぐらしのアリエッティ」だろう。メアリー・ノートンの原作はさほど面白いとは思わなかったが、アニメとしての仕上がりはどんなだろうか。ハリウッドは相変わらず過去の売れ筋作品や外国映画の焼き直し(なんと「幸せの黄色いハンカチ」のリメイク版も登場!)、あるいは人気シリーズの3D化に走っている。3Dで突破口が開けると考えているようなら未来はない。アメリカ映画で面白そうなのは「ザ・ロード」と「ハングオーバー!」くらいか。
 一方日本映画は結構充実しているように思える。イタリアの「ボローニャの夕暮れ」、韓国の「仁寺洞スキャンダル 神の手を持つ男」、イギリスの「エグザム」、フランスの「華麗なるアリバイ」あたりも面白そうだ。

 新作DVDでは「アリス・イン・ワンダーランド」と「ハート・ロッカー」が登場。「ラブリーボーン」、「オーシャンズ」、「インビクタス 負けざる者たち」、「おとうと」など期待作が並ぶ。他にも拾いものがたくさんありそうだ。気になるのは未公開作品だが有名な原作を映画化した「クラバート 闇の魔法学校」。児童文学を精力的に集めていた80年代に原作の翻訳を読んだが、これがめっぽう面白かった。原作の味が壊されていなければいいが。

 旧作DVDではなんといっても「シベールの日曜日」の発売が快挙。ずいぶん待たされました。フランスを代表する名キャメラマン、アンリ・ドカエのみずみずしい白黒画面をぜひ味わってほしい。「夜行列車」の発売も快挙。これもずいぶん待たされた。「バグダッド・カフェ」はニュー・ディレクターズ・カット版、「イワンと仔馬&灰色首の野がも」はネガを修復し、スタジオジブリの新訳を付けたヴァージョン。しかも未公開の「灰色首の野がも」が併録されている。ヴィターリー・カネフスキー作品は観たことがないが、「動くな、死ね、甦れ!」は有名な作品。これだけでも観てみたい。

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