これから観たい&おすすめ映画・DVD(09年11月)
お久しぶりです。長いことご無沙汰しておりました。何と1カ月も記事を更新できませんでした。別に体をこわしていたわけではありません。何かと忙しくて記事を書いている余裕がありませんでした。映画も数は多くありませんがなんとか観ています。ようやく少しは時間が取れるようになってきましたので、これからぼちぼち書いてゆこうと思います。
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さて、来月のラインナップはなかなか充実している。新作映画では「パイレーツ・ロック」、ポン・ジュノ監督作品「母なる証明」、ウェイン・ワン監督の日米合作「千年の祈り」、オランダ・ベルギー映画「ドゥーニャとデイジー」、そしてアカデミー賞やゴールデングローブ賞の外国語映画賞部門にノミネートされた最初のアニメーション映画「戦場でワルツを」あたりに期待したい。「脳内ニューヨーク」や「副王家の一族」、「沈まぬ太陽」あたりも期待できそうだ。
新作DVDは注目作がずらり。「ベルサイユの子」、「扉をたたく人」、「花の生涯 梅蘭芳」、「ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢」、「剱岳 点の記」あたりに期待している。「オリンダのリストランテ」、「消されたヘッドライン」、「スリ」、「THIS IS ENGLAND」、「それでも恋するバルセロナ」、「夏時間の庭」あたりも面白そうだ。
DVD旧作も充実している。貴重な記録映画「ハーヴェイ・ミルク」がやっと出る。「ミルク」を観た人はこちらもぜひ観てほしい。もっとうれしいのは「懺悔」の発売。80年代後半にこの映画の存在を知ったが、長い間幻の作品だった。ようやく昨年末に公開され、やっとDVDも発売されることに。「セールスマンの死」の発売もうれしい。とっくに出ていていい作品だ。「鉄道員」や「黒猫・白猫」はすでに発売済みだが、こういう作品はどんどん再発してほしい。代表作5本を集めたジョン・カサベテスのDVD-BOXも出る(ばら売りもあり)。
【新作映画】
10月24日公開
「パイレーツ・ロック」(リチャード・カーティス監督、英・独・米・仏)
「きみがぼくを見つけた日」(ロベルト・シュベンケ監督、米)
「ホースメン」(ジョナス・アカーランド監督、米)
「沈まぬ太陽」(若松節朗監督、日本)
10月31日公開
「ホワイトアウト」(ドミニク・セナ監督、米・加・仏)
「母なる証明」(ポン・ジュノ監督、韓国)
「わたし出すわ」(森田芳光監督、日本)
「ジェイン・オースティン 秘められた恋」(ジュリアン・ジャロルド監督、英)
「風が強く吹いている」(大森寿美男監督、日本)
11月4日公開
「脳内ニューヨーク」(チャーリー・カウフマン監督、米)
11月7日公開
「大洗にも星はふるなり」(福田雄一監督、日本)
「運命を分けたザイル2」(ルイーズ・オズモンド監督、英)
「ドゥーニャとデイジー」(ダナ・ネクスタン監督、オランダ・ベルギー)
「副王家の一族」(ロベルト・ファエンツァ監督、伊・スペイン)
「ジャック・メスリーヌ」(ジャン=フランソワ・リシェ監督、フランス)
「僕らのワンダフルデイズ」(星田良子監督、日本)
11月14日公開
「きみに微笑む雨」(ホ・ジノ監督、韓国・中国)
「千年の祈り」(ウェイン・ワン監督、日本・アメリカ)
「THE WAVE ウェイヴ」(デニス・ガンゼル監督、ドイツ)
11月20日公開
「イングロリアス・バスターズ」(クエンティン・タランティーノ監督、米・独)
11月28日公開
「銀色の雨」(鈴井貴之監督、日本)
「戦場でワルツを」(アリ・フォルマン監督、イスラエル・仏・独)
【新作DVD】
10月21日
「お買いもの中毒な私!」(ジェリー・ブラッカイマー監督、米)
10月23日
「さくらんぼ 母ときた道」(チャン・ジャーベイ監督、日本・中国)
10月30日
「ベルサイユの子」(ピエール・ショレール監督、フランス)
11月4日
「レイチェルの結婚」(ジョナサン・デミ監督、アメリカ)
「おとなり」(熊澤尚人監督、日本)
11月6日
「私がクマにキレた理由」(ロバート・プルチーニ監督、米)
「サガン 悲しみよこんにちは」(ディアーヌ・キュリス監督、フランス)
「扉をたたく人」(トム・マッカーシー監督、米)
「スリ」(ジョニー・トー監督、香港)
11月18日
「プライド&グローリー」(ギャビン・オコナー監督、米・独)
11月20日
「花の生涯 梅蘭芳」(チェン・カイコー、中国・香港)
「ワイルド・ライズ」(アレファンドロ・ロサーノ監督、メキシコ・他)
「モンスターVSエイリアン」(ロブ・レターマン監督、米)
11月26日
「消されたヘッドライン」(ケビン・マクドナルド監督、米・英・仏)
11月27日
「それでも恋するバルセロナ」(ウディ・アレン監督、スペイン・米)
「ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢」(ニック・パーク監督、イギリス)
11月28日
「夏時間の庭」(オリヴィエ・アサイヤス監督、フランス)
12月2日
「オリンダのリストランテ」(パウラ・エルナンデス監督、アルゼンチン)
12月9日
「THIS IS ENGLAND」(シェーン・メドウズ監督、イギリス)
12月11日
「剱岳 点の記」(木村大作監督、日本)
12月18日
「ちゃんと伝える」 (園子温監督、日本)
【旧作DVD】
10月21日
「ざくろの色」(71、セルゲイ・パラジャーノフ監督、ソ連)
「ハーヴェイ・ミルク」(84、ロバート・エプスタイン監督、米)
10月26日
「セールスマンの死」(51、ラズロ・ベネデク監督、米)
11月6日
「パラダイス・アレイ」(78、シルベスター・スタローン監督、米)
「懺悔」(84、テンギズ・アブラゼ監督、グルジア・ソ連)
「鉄道員」(56、ピエトロ・ジェルミ監督、イタリア)
11月20日
「ジョン・カサベテス生誕80周年記念DVD-BOX」
収録作品:「アメリカの影」、「フェイシズ」、「オープニング・ナイト」
「こわれゆく女」、「チャイニーズ・ブッキーを殺した男」
12月2日
「逃亡地帯」(66、アーサー・ペン監督、米)
12月9日
「黒猫・白猫」(98、エミール・クストリッツァ監督(仏・独・他)