お気に入りブログ

  • 真紅のthinkingdays
    広範な映画をご覧になっていて、レビューの内容も充実。たっぷり読み応えがあります。
  • 京の昼寝〜♪
    僕がレンタルで観る映画のほとんどを映画館で先回りしてご覧になっています。うらやましい。映画以外の記事も充実。
  • ★☆カゴメのシネマ洞☆★
    細かいところまで目が行き届いた、とても読み応えのあるブログです。勉強になります。
  • 裏の窓から眺めてみれば
    本人は単なる感想と謙遜していますが、長文の読み応えのあるブログです。
  • なんか飲みたい
    とてもいい映画を採り上げています。短い文章できっちりとしたレビュー。なかなかまねできません。
  • ぶらぶらある記
    写真がとても素敵です。

お気に入りホームページ

ゴブリンのHPと別館ブログ

無料ブログはココログ

« 先月観た映画(09年8月) | トップページ | これから観たい&おすすめ映画・DVD(09年11月) »

2009年9月21日 (月)

これから観たい&おすすめ映画・DVD(09年10月)

【新作映画】
9月19日公開
 「リミッツ・オブ・コントロール」(ジム・ジャームッシュ監督、スペイン・米・日)
9月26日公開
 「地下鉄のザジ」(ルイ・マル監督、フランス)
 「空気人形」(是枝裕和監督、日本)
 「のりちゃんののり弁」(緒形明監督、日本)
10月9日公開
 「私の中のあなた」(ニック・カサベテス監督、アメリカ)
10月10日公開
 「アニエスの浜辺」(アニエス・バルダ監督、フランス)
 「パリ・オペラ座のすべて」(フレデリック・ワイズマン監督、フランス)
 「ファイティング・シェフ」(ホセ・ルイス・ロベス・リナレス監督、スペイン)
 「ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ」(根岸吉太郎監督、日本)
 「さまよう刃」(益子昌一監督、日本)
 「悪夢のエレベーター」(堀部圭亮監督、日本)
 「あがた森魚ややデラックス」(竹藤佳世監督、日本)
10月16日公開
 「あなたは私の婿になる」(アン・フレッチャー監督、アメリカ)
10月17日公開
 「アンナと過ごした4日間」(イエジー・スコリモフスキ監督、ポーランド)

【新作DVD】
9月25日
 「ある公爵夫人の生涯」(ソウル・ディブ監督、英・伊・仏)
9月26日
 「アストレとセラドン 我が至上の愛」(エリック・ロメール監督、仏・伊・スペイン)
10月2日
 「シリアの花嫁」(エラン・リクリス監督、仏・独・イスラエル)
 「チェイサー」(ナ・ホンジン監督、韓国)
 「カフーを待ちわびて」(中井庸友監督、日本)
10月7日
 「ザ・バンク 堕ちた巨像」(トム・ティクバ監督、米・独・英)
10月9日
 「暗殺・リトビネンコ事件」(アンドレイ・ネクラーソフ監督、ロシア)
 「僕がいない場所」(ドロタ・ケンジェルザウスカ監督、ポーランド)
10月21日  「ミルク」(ガス・バン・サント監督、米)
 「おっぱいバレー」(羽住英一郎監督、日本)
10月23日
 「路上のソリスト」(ジョー・ライト監督、英・米・仏)
 「スラムドッグ$ミリオネア」(ダニー・ボイル監督、イギリス)
 「重力ピエロ」(森淳一監督、日本)
10月28日
 「天使と悪魔」(ロン・ハワード監督、米)
10月30日
 「ベルサイユの子」(ピエール・ショレール監督、フランス)
10月31日
 「英国王 給仕人に乾杯!」(イジ・メンツェル監督、チェコ・スロバキア)
11月4日
 「レイチェルの結婚」(ジョナサン・デミ監督、アメリカ)
11月20日
 「花の生涯 梅蘭芳」(チェン・カイコー、中国・香港)

【旧作DVD】
9月25日
 「ブルックリン横丁」(45、エリア・カザン監督、アメリカ)
9月26日
 「フロント・ページ」(74、ビリー・ワイルダー監督、米)
10月2日
 「シルバー・サドル 新・復讐の用心棒」(78、リチオ・フルチ監督、イタリア)
 「ロシア革命アニメーション コンプリートDVD-BOX」

 今月の劇場新作はあまりいいのがない。ぜひ観てみたいと思うのは「リミッツ・オブ・コントロール」くらいだ。あえて他に挙げるとすればルイ・マル監督の代表作「地下鉄のザジ」のリバイバル上映と久々のポーランド映画「アンナと過ごした4日間」、それと「空気人形」程度か。最近いわゆるミニシアターが軒並み経営不振だという。となると当然ミニシアター向き映画の公開が減ってくる。そんな心配をしていたが、いよいよその懸念が現実となって表れてきたということか。

Flower12a   アメリカでは起死回生の手段として3D映画がもてはやされているとのことで、日本にも鳴り物入りでどっと入ってきた。言うまでもなく3D映画がこれまで流行しなかったのは内容がちゃちなものばかりだったからだ。今回はちゃんとした内容のものをそろえているというが、とても信じる気にはなれない。いずれ飽きられて消えてゆくだろう。観客を呼び戻す一番の方法はいい映画を作り上映することだ。このまま低きに流れて志の低いつまらないお気軽映画ばかり製作・上映していたら、いずれ映画そのものが見捨てられることになるだろう。この傾向が今回だけのものであればいいが。

 新作DVDは結構充実している。「シリアの花嫁」、「カフーを待ちわびて」、「ザ・バンク 堕ちた巨像」、「ミルク」、「スラムドッグ$ミリオネア」、「重力ピエロ」、「英国王 給仕人に乾杯!」などが面白そうだ。

 旧作DVDではエリア・カザン監督の「ブルックリン横丁」とビリー・ワイルダー監督「フロント・ページ」の発売がうれしい。驚くべきは「ロシア革命アニメーション コンプリートDVD-BOX」の発売。6月に16作品が劇場初公開されていたらしい。知らなかった。その時公開されなかった作品を含む36作品が収録されている。20年代から80年代のものまで入っているようだ。社会主義のプロパガンダとアヴァンギャルドの結合。歴史的に貴重なものなので一度は観ておくべきだろう。

« 先月観た映画(09年8月) | トップページ | これから観たい&おすすめ映画・DVD(09年11月) »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: これから観たい&おすすめ映画・DVD(09年10月):

« 先月観た映画(09年8月) | トップページ | これから観たい&おすすめ映画・DVD(09年11月) »