これから観たい&おすすめ映画・DVD(09年4月)
【新作映画】
3月27日公開
「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」デビッド・フランケル監督、米)
3月28日公開
「フロスト×ニクソン」(ロン・ハワード監督、米・英・仏)
「いとしい人」(ヘレン・ハント監督、米)
「マリア・カラスの真実」(フィリップ・コーリー監督、仏)
4月4日公開
「トワイライト 初恋」(キャサリン・ハードウィック監督、米)
「ザ・バンク堕ちた巨像」(トム・ティクバ監督、米・英・独)
「太陽のかけら」(ガエル・ガルシア・ベルナル監督、メキシコ)
4月10日公開
「レッドクリフ PartⅡ」(ジョン・ウー監督、米・中国・他)
4月11日公開
「ある公爵夫人の生涯」(ソウル・ディブ監督、英・伊・仏)
「失われた肌」(ヘクトール・バベンコ監督、アルゼンチン・ブラジル)
「buy a suit スーツを買う」(市川準監督、日本)
4月18日公開
「スラムドッグ$ミリオネア」(ダニー・ボイル監督、英)
「ミルク」(ガス・バン・サント監督、米)
「レイチェルの結婚」(ジョナサン・デミ監督、米)
「マックス・ペイン」(ジョン・ムーア監督、加・米)
「子供の情景」(ハナ・マフマルバフ監督、イラン・仏)
「四川のうた」(ジャ・ジャンクー監督、中国・日本)
【新作DVD】
3月25日
「かけひきは、恋のはじまり」(ジョージ・クルーニー監督、米・独)
「イエスタデイズ」(窪田崇監督、日本)
3月27日
「ワイルド・バレット」(ウエイン・クラマー監督、独・米)
「サーチャーズ2.0」(アレックス・コックス監督、米)
4月1日
「ブーリン家の姉妹」(ジャスティン・チャドウィック監督、瑛・米)
4月2日
「あぁ、結婚生活」(アイラ・サックス監督、米・加)
4月3日
「ブラインドネス」(フェルナンド・メイレレス監督、加・ブラジル・日本)
「ベティの小さな秘密」(ジャン・ピエール・アメリス監督、フランス)
「マルタのやさしい刺繍」(ベティナ・オベルリ監督、スイス)
「ランジェ公爵夫人」(ジャック・リベット監督、仏・伊)
「この自由な世界で」(ケン・ローチ監督、英・伊・独・他)
「ハピネス」(ホ・ジノ監督、韓国)
「ブラッド・ブラザーズ 天堂口」(アレクシ・タン監督、台湾・香港)
4月10日
「ブタがいた教室」(前田哲監督、日本)
「窯焚」(クロード・ガニオン監督、加・日本)
「しあわせのかおり」(三原光尋監督、日本)
4月22日
「宮廷画家ゴヤは見た」(ミロス・フォアマン監督、米)
「ボーダー・タウン 報道されない殺人者」(グレゴリー・ナヴァ監督、米)
4月24日
「わが教え子、ヒトラー」(ダニー・レビー監督、ドイツ)
「DISCOディスコ」(ファビエン・オンデニエンテ監督、仏)
「マンデラの名もなき看守」(ビレ・アウグスト監督、独・仏・ベルギー・他)
「トウキョウソナタ」(黒沢清監督、日・オランダ・香港)
「BOY A」(ジョン・クローリー監督、英)
4月29日
「ワールド・オブ・ライズ」(リドリー・スコット監督、米)
5月1日
「ピアノチューナー・オブ・アースクエイク」(クエイ兄妹監督、独・英・仏)
5月8日
「まぼろしの邪馬台国」(堤幸彦、日本)
5月18日
「チェ28歳の革命」(スティーブン・ソダーバーグ監督、仏・スペイン・米)
【旧作DVD】
3月27日
「ブラザーズ・クエイ コレクターズDVD-BOX」
「傷だらけの山河」(64、山本薩夫監督、日本)
4月2日
「悪の花園」(54、ヘンリー・ハサウェイ監督、米)
「ホット・ロック」(72、ピーター・イエーツ監督、米)
4月25日
「皆殺しの天使」(62、ルイス・ブニュエル監督、メキシコ)
5月2日
「グリニッチ・ビレッジの青春」(76、ポール・マザースキー監督、米)
「結婚しない女」(78、ポール・マザースキー監督、米)
「ハリーとトント」(74、ポール・マザースキー監督、米)
5月13日
「スローターハウス5」(72、ジョージ・ロイ・ヒル監督、米)
今月の充実振りはすごい。新作では「フロスト×ニクソン」がまず面白そうだ。「コクーン」、「ザ・ペーパー」、「ビューティフル・マインド」、「シンデレラマン」など、一貫して良質の作品を作り出してきたロン・ハワード監督の作品だけに期待できそうだ。他にもアカデミー賞で話題になった「スラムドッグ$ミリオネア」、ガス・バン・サント監督の「ミルク」、ガエル・ガルシア・ベルナルが監督をつとめた「太陽のかけら」、イラン映画「子供の情景」、ジャ・ジャンクー監督の「四川のうた」、話題の「レッドクリフ PartⅡ」など、注目作が続々公開される。ヘクトール・バベンコ監督の「失われた肌」も気になる。「蜘蛛女のキス」で知られるヘクトール・バベンコ監督の名は久しく聞かなかった。まだ健在なのだろうか。もう一人、
ちなみに、「ミルク」を観る前に、ロバート・エプスタイン監督のドキュメンタリー「ハーヴェイ・ミルク」(84年)を観て予習しておくといいだろう。僕は91年にビデオで観たが(こんな田舎町のビデオ屋によく置いてあったものだ!)、確かDVDも出ているはずだ。
新作DVDではケン・ローチ監督の「この自由な世界で」がやっと出る。これが一番楽しみだ。他にも「マンデラの名もなき看守」、「マルタのやさしい刺繍」、「ブタがいた教室」、「宮廷画家ゴヤは見た」、「トウキョウソナタ」、「BOY A」、「チェ28歳の革命」など、注目作がたくさんある。 そうそう、「ボーダー・タウン 報道されない殺人者」もぜひ観たい。名作「エル・ノルテ 約束の地」のグレゴリー・ナヴァ監督作品だけに期待大だ。
旧作DVDは久々に充実。なんと、ポール・マザースキー監督の初期の代表作「グリニッチ・ビレッジの青春」、「結婚しない女」、「ハリーとトント」がついにDVD化されることになった。「スローターハウス5」が出るのもうれしい。ここまで出すのならジョン・フランケンハイマー監督の「5月の7日間」と「フィクサー」、ロバート・アルトマンの「ナッシュビル」、グレゴリー・ナヴァ監督の「エル・ノルテ 約束の地」、ピーター・マスターソン監督の「バウンティフルへの旅」、ジョン・セイルズ監督の「メイトワン1920」も出して欲しいものだ。