これから観たい&おすすめ映画・DVD(08年12月)
【新作映画】
11月22日公開
「ブラインドネス」(フェルナンド・メイレレス監督、ブラジル・他)
11月29日公開
「青い鳥」(中西健二監督、日本)
12月5日公開
「ウォーリー」(アンドリュー・スタントン監督、米)
12月6日公開
「ぼくのおばあちゃん」(榊英雄監督、日本)
12月13日公開
「アラトリステ」(アグスティン・ディアス・ヤネス監督、スペイン)
12月19日公開
「地球が静止する日」(スコット・デリクソン監督、米)
12月20日公開
「ワールド・オブ・ライズ」(リドリー・スコット監督、米)
「永遠の子どもたち」(J.A.バヨナ監督、スペイン・メキシコ)
「懺悔」(テンギス・アブラーゼ監督、グルジア・ソ連)
「チェチェンへ アレクサンドラの旅」(アレクサンドル・ソクーロフ監督、露・仏)
「ラースと、その彼女」(クレイグ・ギレスピー監督、米)
12月27日公開
「そして、私たちは愛に帰る」(ファティ・アキン監督、独・トルコ・伊)
【新作DVD】
11月27日
「築地魚河岸三代目」(松原信吾監督、日本)
11月28日
「アフタースクール」(内田けんじ監督、日本)
「愛おしき隣人」(ロイ・アンダーソン監督、スウェーデン・他)
12月3日
「ザ・マジック・アワー」(三谷幸喜監督、日本)
「ブレス」(キム・ギドク監督、韓国)
12月5日
「アフター・ウェディング」(スザンネ・ビア監督、デンマーク・スウェーデン)
「ある愛の風景」(スザンネ・ビア監督、デンマーク)
「光州5.18」((キム・ジフン監督、韓国)
「おいしいコーヒーの真実」(マーク・フレンシス監督、英・米)
「今夜、列車は走る」(ニコラス・トゥオッツォ監督、アルゼンチン)
「カンフー・パンダ」(マーク・オズボーン監督、米)
12月10日
「ダーク・ナイト」(クリストファー・ノーラン監督、米)
「ブラザーサンタ」(デビッド・ドブキン監督、米)
「相棒」(和泉聖治監督、日本)
12月12日
「アストロノーツ・ファーマー 庭から昇ったロケット雲」(マイケル・ボーリッシュ監督、米)
12月19日
「アクロス・ザ・ユニバース」(ジュリー・テイモア監督、米)
「近距離恋愛」(ポール・ウエイランド監督、米・英)
12月20日
「あの日の指輪を待つきみへ」(リチャード・アッテンボオロー監督、英・加・米)
12月21日
「インビジブル・ターゲット」(ベニー・チャン監督、香港)
12月24日
「山桜」(篠原哲雄監督、日本)
12月26日
「春よこい」(三枝健起監督、日本)
1月1日
「シークレット・サンシャイン」(イ・チャンドン監督、韓国)
「クライマーズ・ハイ」(原田眞人監督、日本)
1月7日
「胡同愛歌」(アン・ザンジュン監督、中国)
「胡同の理髪師」(ハスチョロー監督、中国)
「草原の女」(ハスチョロー監督、中国)
「紅い鞄 チベット、秘境モォトゥオへ」(ハスチョロー監督、中国)
「告発のとき」(ポール・ハギス監督、アメリカ)
1月9日
「シティ・オブ・メン」(パウロ・モレッリ監督、ブラジル)
【旧作DVD】
11月25日
「白き処女地」(34、ジュリアン・デュヴィヴィエ監督、仏)
11月29日
「トリコロール コレクターズBOX」(93-94、クシシュトフ・キェシロフスキ監督)
12月4日
「さらば友よ」(ジャン・エルマン監督、フランス)
12月5日
「関の弥太ッぺ」(1963、山下耕作監督、日本)
12月12日
「赤い風船/白い馬」(56、53、アルベール・ラモリス監督、仏)
12月20日
「ゴスペル」(83、デビッド・レビック監督、米)
「ルイス・ブニュエル DVD-BOX⑥」(ルイス・ブニュエル監督、メキシコ・他)
新作はまあまあというところか。注目したいのは「懺悔」(テンギス・アブラーゼ監督、グルジア・ソ連)と「チェチェンへ アレクサンドラの旅」(アレクサンドル・ソクーロフ監督、露・仏)。「懺悔」は80年代に話題になったが見逃した映画。これはぜひ観たい。ソクーロフ監督の映画は面白いと思ったことはないが、「チェチェンへ アレクサンドラの旅」はテーマに惹かれる。ジブリと並んで質の高い作品を作り続けているピクサーの「ウォーリー」も期待度が高い。人間の心を持ったロボット、手塚漫画以来われわれに馴染みのテーマ。これは早く観たい。
新作DVDはものすごい充実ぶり。「ザ・マジック・アワー」、「カンフー・パンダ」、「ダーク・ナイト」などの話題作も出るが、僕がいちばんうれしいのは「胡同愛歌」、「胡同の理髪師」、「草原の女」、「紅い鞄 チベット、秘境モォトゥオへ」の4本。早く観たくて仕方がない。他にも「アフタースクール」、「アフター・ウェディング」、「ある愛の風景」、「光州5.18」、「告発のとき」、「シティ・オブ・メン」など注目作がずらり。年末は忙しくなりそうだ。
旧作DVDでは、先月触れた「関の弥太ッぺ」と「赤い風船/白い馬」の他に、「白き処女地」と「トリコロール コレクターズBOX」がうれしい。「ゴスペル」は86年に渋谷ジョイシネマのレイト・ショーで観たが、音楽映画としてはなかなかの出来。ジェームズ・クリーブランドの熱演が印象に残っている。もちろんシャーリー・シーザーも出ています。「ルイス・ブニュエル DVD-BOX⑥」は「忘れられた人々」を収録しているのでおすすめ。有名な「アンダルシアの犬」も入っているが僕は全く評価しない。ただ有名な作品なので一度は観ておくべきだろう。
(注)文中の写真は自分で撮ったものです。