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2008年9月 7日 (日)

ボストン滞在記 その1

9月5日(金)
 いやあ~、遠かった~。アパートに着いたときには汗まみれ、もうへとへとだった。シャワーを浴びて、ベッドの上に横になったらいつのまにか5時間くらい寝入っていた。

 飛行機に乗っている間はまあ楽だった。11時間タバコが吸えないのもなんとか我慢できた。シカゴで乗り換えてボストンのローガン空港へ。しんどかったのはその後。重いスーツケースを引きずり、背中にはパソコンとデジカメの入ったバックパックがずしり。地下鉄に乗ってアパートの管理会社に鍵を取りに行き、そこからまた地下鉄でアパートへ。それぞれに乗り換えが1回ずつ。その度に何度も階段を上り、重いスーツケースを持ちあげねばならない。駅からの距離は大したことないが、スーツケースを引きずりながら歩くのは疲れる。

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 アパートに着いてからもくつろげない。部屋は禁煙。たばこを吸うためにわざわざ玄関前の階段まで行かねばならない。玄関のドアは安全のために2重になっている。部屋のドアと合わせて3つのドアをいちいち鍵をつかって開け閉めしなければならない。

9月6日(土)
 6時半ごろ起床。こんな時間に目が覚めるのはまだ時差ボケが続いているからだ。雨が降っていた。霧が降りていて、今日は写真が撮れるだろうかと心配になる。近くのコンビニに買い物に行く。昨日の夕方から何も食べていない。大きなジュースの瓶を3本、パン類を5つ、ビスケットのようなものを1つ買った。しめて18ドル30セント。2000円くらいか。

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  9時ごろ雨が上がり、少し明るくなってきたものの、湿気がすごい。後で調べてみたら湿度89%!まるで水の中を歩いているようだった。アパートを出て、すぐ近くを流れるチャールズ・リヴァーをまず見に行った。ジョギングをしている人が多い。そのあとフェンウェイ・パークの方に向かった。朝だから人はまばらだ。茶色と緑色を基調にした色使いが特徴的。フェンウェイ・パークの近くに「銃売ります」の看板がかかっているのがアメリカ的だ。「身分証明書不要」、「前歴チェックなし」、「犯罪者・テロリストいらっしゃ~い」てな謳い文句が堂々と書かれている。

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 フェンウェイ・パークの「パーク」は公園という意味ではなく、おそらく野球場をボールパークというので、その「パーク」を取ったものだろう。では「フェンウェイ」はどういう意味か。これにはある仮説を持っていた。イギリスの東部、「イースト・アングリア」と呼ばれる地方には「フェンズ」と呼ばれる沼沢地帯が広がっている。フェンウェイ・パークの「フェン」はそこから来たのではないかと睨んでいた。実は球場の近くに「バック・ベイ・フェンズ」という公園がある。そこに行ってみて確信した。この辺一帯はやはり低湿地帯だった。

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 フェンウェイ・パークの東から南西にかけて、半円を描くように広がっているのがバック・ベイ・フェンズ。バック・ベイというのはその一帯の地域名だ。もともとは海だったところをビーコン・ヒルを切り崩した土砂で埋め立てたところだという。このあたり一帯の大通りが比較的整然と並んでいるのはそのせいである。この緑地帯の中をマディ・リヴァーという川が流れている(最後はチャールズ・リヴァーに流れ込む)。というより、その川の流れている低湿地帯を整備して公園にしたということだろう。

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 広大なのでその一部を歩いてみたにすぎないが、緑の楽園といった感じだ。植込みの間に細い道が通してある。小道が縦横に走っているので、それらの道に囲まれたところが、街並みでいえばブロックのようになっている。あちこちで手入れをしている人がいるので、それぞれ別の人がブロックごとに管理しているのかもしれない。都市の中のオアシスのような場所だった。また時間があるときにバック・ベイ・フェンズの奥の方まで入ってみよう。

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 アパートのあるビーコン・ストリートのあたりはバック・ベイ・フェンズの北の端よりさらに北になる。この辺まで来ると公園らしい緑は無くなり、マディ・リヴァーだけが流れている。ビーコン・ストリートを超えるとすぐチャールズ・リヴァーである。「泥の川」という名前にも関わらず、マディ・リヴァーはなかなかいい川である。橋フェチの僕としてはその上にかかる石橋に大いに心をひかれた。橋の名前がわからないのが残念だ。特にアーチ形の橋はアーチの形と石組みの形が何とも美しい。

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 ボストンの街はどっしりとした石やレンガ造りの建物が整然と並んでいる。古そうな建物がたくさん残っている一方で、近代的なショッピング街もある。アメリカで一番歴史の古いニュー・イングランドらしい荘重な趣が街全体にある。建物の造りはもちろんいろいろあるが、アパートの形式で多いのは玄関前に階段が数段あるタイプ。1階がその分地面よりやや高い所にあり、その下に半地下の部屋がある。建物の前には小さな庭のスペースがある。その前庭の広さと造りで建物全体の印象も大きく変わってしまう。

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 バック・ベイ地域のメインストリートのひとつであるマサチューセツ・アヴェニュー沿いに、クリスチャン・サイエンス・チャーチ・パークというところがある。ここが結構壮麗である。長方形の巨大な池の前に立つと、まるでリンカーン記念館からワシントン記念塔を眺めているような気持ちになる(こちらは行ったことないが)。

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