ボストン滞在記 その4 ボストン・コモン
9月7日(日)
11時ごろ外出。まず、マサチューセッツ・アヴェニュー沿いのWhole Foodというスーパーに行ってみる。しかし、文字通り食料だけで買いたいものはどれも売っていなかった。もう一つのスーパーShow’sへ行ってみる。クリスチャン・サイエンス・チャーチ・パークをぐるっと回り込む。その先はプルーデンシャル・センター、コプリー・プレイスなど巨大なビルが立ち並んでいる。その一角、マサチューセッツ・ターンパイク(有料高速道路)の手前にスーパーShow’sがあった。こちらは日本と同じようなスーパーだった。何でもそろっている。台所用タオル、石鹸、電動歯ブラシ(日本とほぼ同じ製品)など、欲しかったものがすべてそろった。トラヴェラーズ・チェックで払ったので、おつりの現金が手に入った。
買い物の後ボストン・コモンに行ってみようと思った。Show’sからとにかく東の方に進めば着くだろうと特に地図も確かめずに歩き出した。途中きれいな建物などを写真に撮る。玄関前の階段がやけに高くなっている一角もあった。あれは高いほど豊かという意味なのだろうか。それはともかく、だいぶ進んだのに公園らしきものが見えてこない。ある教会に出たので、そこで人に道を聞いた。ボストン・コモンのはるか南側に来ていたことが分かった。ほぼ南北に走っているワシントン・ストリート沿いに進めばボストン・コモンの近くに出ると親切な女性に教えてもらった。
ワシントン・ストリートをどんどん北に進む。途中やけに中国人が多いと思った一角があった。一休みしたときに地図で確かめたところ、チャイナ・タウンに入っていたことに気づいた。道理で中国人が多いはずだ。あわてて通過してきたところの写真を撮る。それにしても漢字が少ないので、あまりチャイナ・タウンという感じがしなかった。近くにとても気になる教会があったので写真に撮った。ホーリー・トリニティ・チャーチという名前だった。そこから先に進むとだいぶチャイナ・タウンらしくなってきた。道はさらに劇場街に続く。ボストン・コモンにだけ行くつもりが、思わぬことでダウンタウンまで行ってしまった。
劇場街を抜けると左手にボストン・コモンが見えてきた。日曜日とあってかなり人が出ている。まずお墓が目に入ったので写真を撮る。柱に支えられたドーム屋根のところ(パークマン・バンドスタンドと呼ぶらしい)で何か催しをやっていて人が集中していた。写真だけ撮って他の方に行く。南北戦争で戦死した兵士たちの記念碑が建っていた。機雷と思われる球体もすぐ横に置かれていた。その先にはフロッグ・ポンドという池がある。人々があちこちで寝ころび、ジョギングし運動をしている。ジョギングしている人はよく見かけるが、圧倒的に女性が多い。ジョギングしている人に太った人はいない。太っていない人たちが太らないように走っているという図式だろう。
公園としては実にシンプルなところだ。芝生と樹木と池、ゆったりとしたスペース。隣のボストン・パブリック・ガーデンと比べるとも足りない気がする。しかし、その二つが道を挟んで並んでいるので、二つ合わせるといい組み合わせになっていると言えるかもしれない。
« ボストン滞在記 その3 ボストン点描~街の表情 | トップページ | ボストン滞在記 その5 パブリック・ガーデン »
この記事へのコメントは終了しました。
« ボストン滞在記 その3 ボストン点描~街の表情 | トップページ | ボストン滞在記 その5 パブリック・ガーデン »
コメント