これから観たい&おすすめ映画・DVD(08年8月)
【新作映画】
7月26日公開
「帰らない日々」(テリー・ジョージ監督、米)
「カンフー・パンダ」(マーク・オズボーン監督、米)
「ドラゴン・キングダム」(ロブ・ミンコフ監督、米)
「ハプニング」(M・ナイト・シャラマン監督、米・インド)
「敵こそ、我が友 戦犯クラウス・バルビーの3つの人生」(K・マクドナルド監督)
「雲南の花嫁」(チアン・チアルイ監督、中国)
「風が吹くとき」(ジミー・T・ムラカミ監督、英)
「アメリカばんざい」(藤本幸久監督、日本)
「きみの友だち」(廣木隆一監督、日本)
「赤い風船」(アルベール・ラモリス監督、フランス)
8月2日公開
「画家と庭師とカンパーニュ」(ジャン・ベッケル監督、フランス)
「地球でいちばん幸せな場所」(ステファン・ゴーガー監督、ベトナム)
「闇の子供たち」(阪本順治監督、日本)
8月9日公開
「シティ・オブ・メン」(パウロ・モレッリ監督、ブラジル)
「コレラの時代の愛」(マイク・ニューウェル監督、米)
「アクロス・ザ・ユニバース」(ジュリー・テイモア監督、米)
8月16日公開
「この自由な世界で」(ケン・ローチ監督、英・伊・スペイン・ポーランド)
「同窓会」(サタケミキオ監督、日本)
【新作DVD】
7月23日
「マリア・カラス 最後の恋」(ジョルジオ・カピターニ監督、伊・仏)
7月25日
「いつか眠りにつく前に」(ラホス・コルタイ監督、米)
「蟻の兵隊」(池谷薫監督、日本)
「延安の娘」(池谷薫監督、日本)
8月6日
「エリザベス ゴールデン・エイジ」(シェカール・カブール監督、英・仏・独)
「ウォ-ター・ホース」(ジェイ・ラッセル監督、英・米)
「ミルコのひかり」(クリスティアーノ・ボルトーネ監督、イタリア)
「シスターズ」(ダグラス・バック監督、米・加・英)
8月8日
「この道は母へと続く」(アンドレイ・クラフチューク監督、ロシア)
「チーム・バチスタの栄光」(中村義洋監督、日本)
8月20日
「バンテージ・ポイント」(ピート・トラビス監督、米)
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」(ポール・トーマス・アンダーソン監督、米)
「誰が電気自動車を殺したか?」(クリス・ペイン監督、米、未公開)
8月22日
「スエリーの青空」(カリン・アイヌー監督、ブラジル・独・ポルトガル・仏)
「大いなる陰謀」(ロバート・レッドフォード監督、米)
8月27日
「アメリカン・ギャングスター」(リドリー・スコット監督、米)
9月3日
「やわらかい手」(サム・ガルバルスキ監督、ベルギー・ルクセンブルク、他)
9月16日
「ラスト・コーション」(アン・リー監督、中国・台湾・香港)
9月17日
「ペネロピ」(マーク・バランスキー監督、英・米)
【旧作DVD】
7月26日
「巴里祭」(33、ルネ・クレール監督、フランス)
8月2日
「フール・フォア・ラブ」(85、ロバート・アルトマン監督、米)
「火の馬」(64、セルゲイ・パラジャーノフ監督、ソ連)
8月7日
「地球爆破作戦」(70、ジョゼフ・サージェント監督、米)
今月もなかなか充実している。劇場新作では何といってもケン・ローチ監督の「この自由な世界で」が観たい。他に「敵こそ、我が友 戦犯クラウス・バルビーの3つの人生」、「画家と庭師とカンパーニュ」、「闇の子供たち」も注目作。中国、ベトナム、ブラジルの新作も気になる。もう1本ぜひおすすめしたいのがアルベール・ラモリス監督の「赤い風船」。1956年製作のわずか36分の映画だが、映像詩という言葉がこれほど似合う映画は少ない。僕自身75年2月22日にフィルム・センターで観たきりなので、ぜひもう一度観直したい。「白い馬」と併映。
新作DVDでは朗報が。何と池谷薫監督の「延安の娘」と「蟻の兵隊」が一気に出る。いや、だいぶ待たされました。早く観たい。これで「ヨコハマメリー」、「三池 終わらない炭鉱の物語」、「ヒロシマナガサキ」、「ミリキタニの猫」など、主要なドキュメンタリー作品がDVDで手に入るようになった。「六ヶ所村ラプソディー」も早くDVDを出して欲しい。他にも「いつか眠りにつく前に」、「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」、「アメリカン・ギャングスター」、「やわらかい手」、「ペネロピ」などの話題作が続々。未公開作品ながら、「誰が電気自動車を殺したか?」が面白そうだ。90年代にアメリカで登場した低燃費の電気自動車がなぜ消えて行ったかを追うドキュメンタリー。馬鹿高いガソリン代にあえいでいる今だからこそ観ておきたい。
旧作DVDはやや控えめ。いちばんうれしいのは「巴里祭」の発売。「巴里の屋根の下」や「巴里の空の下セーヌは流れる」は既に出ているのになぜか「巴里祭」だけはDVDがなかった。「地球爆破作戦」は拾い物かも。アメリカとソ連がそれぞれ開発した最新式コンピューターが対話を初め、ついには意気投合して人間に歯向かうという設定が面白ろそうだ。
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