これから観たい&おすすめ映画・DVD(08年5月)
【新作映画】
4月19日公開
「ラフマニノフ ある愛の調べ」(パーヴェル・ルンギン監督、ロシア)
「チェスト!」(雑賀俊郎監督、日本)
4月26日公開
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」(ポール・トーマス・アンダーソン監督、米)
「アイム・ノット・ゼア」(トッド・ヘインズ監督、米・独)
「モンテーニュ通りのカフェ」(ダニエル・トンプソン監督、フランス)
「愛おしき隣人」(ロイ・アンダーソン監督、スウェーデン・他)
「さよなら。いつかわかること」(ジェームズ・C・ストラウス監督、米)
「砂時計」(佐藤信介監督、日本)
「あの空をおぼえてる」(富樫森監督、日本)
「パーク アンド ラブホテル」(熊坂出監督、日本)
5月1日公開
「相棒~劇場版」(和泉聖治監督、日本)
5月10日公開
「最高の人生の見つけ方」(ロブ・ライナー監督、アメリカ)
「ハンティング・パーティ」(リチャード・シェパード監督、米・他)
「ミスト」(フランク・ダボラン監督、アメリカ)
「光州5・18」(キム・ジフン監督、韓国)
5月17日
「マンデラの名もなき看守」(ビレ・アウグスト監督、独・仏・南ア・他)
「オーケストラの向こう側」(ダニエル・アンカー監督、アメリカ)
【新作DVD】
4月23日
「厨房で逢いましょう」(ミヒャエル・ホーフマン監督、独・スイス)
「ボビーZ」(ジョン・ハーツフェルド監督、米・独)
「ナルコ!」(ジル・ルルーシュ監督、フランス)
「北極のナヌー」(アダム・ラベッチ、他監督、アメリカ)
「転々」(三木聡監督、日本)
4月25日
「ディスタービア」(D.J.カルーソ監督、アメリカ)
「レディ・チャタレー」(パスカル・フェラン監督、ベルギー・仏・英)
「2days トゥー・デイズ」(ジョン・ハツフェルド監督、アメリカ)
「バンディダス」(ヨアヒム・ローニング、他監督、メキシコ・米・仏)
「モン族の少女パオの物語」(ゴー・クアン・ハーイ監督、ベトナム)
「モンゴリアン・ピンポン」(ニン・ハオ監督、中国)
「アクターズ・スタジオ ジョニー・デップ」
「風のダドゥ~いのちのひびき」(中田新一監督、日本)
4月26日
「水没の前に」(リ・イーファン監督、中国)
5月8日
「ヴィーナス」(ロジャー・ミッチェル監督、イギリス)
5月15日
「グッド・シェパード」(ロバート・デ・ニーロ監督、アメリカ)
5月21日
「ALWAYS 続・三丁目の夕日」(山崎貴監督、日本)
「僕のビアノコンチェルト」(フレディ・M・ムーラー監督、スイス)
5月23日
「ONCE ダブリンの街角で」(ジョン・カーニー監督、アイルランド)
「チャプター27」(J.P.シェファー監督、米・加)
「俺たちフィギュアスケーター」(ウィル・スペック、他監督、米)
5月30日
「題名のない子守唄」(ジュゼッペ・トルナトーレ監督、伊・仏)
6月4日
「ユゴ 大統領有故」(イム・サンス監督、韓国)
6月6日
「サラエボの花」(セスミラ・ジュバニッチ監督、ボスニア・ヘルツェゴビナ)
「4分間のピアニスト」(クリス・クラウス監督、ドイツ)
6月11日
「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」(ティム・バートン監督、米)
6月13日
「迷子の警察音楽隊」(エラン・コリリン監督、イスラエル・仏・米)
【旧作DVD】
4月25日
「地の果てを行く」(35、ジュリアン・デュヴィヴィエ監督、フランス)
「清水宏監督作品 第一集 山あいの風景」
収録作品:「有りがとうさん」、「按摩と女」、「簪」
4月26日
「わが故郷の歌」(02、バフマン・ゴバディ監督、イラン)
「風が踊る」(81、ホウ・シャオシェン監督、台湾)
「ステキな彼女」(80、ホウ・シャオシェン監督、台湾)
「タブウ」(31、F.W.ムルナウ監督、アメリカ)
「タンゴ ガルデルの亡命」(85、フェルナンド・E・ソラナス監督、アルゼンチン)
4月30日
「シシリーの黒い霧」(62、フランチェスコ・ロージ監督、イタリア)
5月23日
「カメレオンマン」(83、ウディ・アレン監督、アメリカ)
6月11日
「ハムレット」(96、ケネス・ブラナー監督、英・米)
「リオ・ブラボー」(59、ハワード・ホークス監督、アメリカ)
6月12日
「ジェームズ・スチュワート ウエスタン・コレクション」
収録作品:「砂塵」、「ウィンチェスター銃73」、「怒りの河」、「遠い国」他、全7作
先月の貧弱ぶりから一転、この充実ぶりはどうだ。あれは嵐の前の静けさだったのか。劇場新作では「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」、「モンテーニュ通りのカフェ」、「最高の人生の見つけ方」、「マンデラの名もなき看守」あたりに期待。
新作DVDの充実ぶりがすごい。第9回Golden Tomato AwardsのLimited Release部門で1位にランクされた「ONCE ダブリンの街角で」がついに出る。6月になるが「迷子の警察音楽隊」も早く観たい。話題のシリーズ第2作「ALWAYS 続・三丁目の夕日」は1作目よりも出来がいいと思った。「グッド・シェパード」、「ヴィーナス」、「厨房で逢いましょう」、「ディスタービア」、「モン族の少女パオの物語」、「モンゴリアン・ピンポン」、「サラエボの花」、「ユゴ 大統領有故」あたりに期待。「レディ・チャタレー」は93年のケン・ラッセル版を超えられたのか?
なんといってもうれしいのは旧作DVD。ついにフランチェスコ・ロージ作品が出る!「シシリーの黒い霧」。一貫してマフィアを批判してきた監督の初期の代表作。「都会を動かす手」と「黒い砂漠」もぜひ出して欲しい。マフィアものではないが2大傑作「エボリ」と「真実の瞬間」は何としてもDVD化を。ジュリアン・デュヴィヴィエ監督の「地の果てを行く」もうれしい。あの凄絶なラストシーン(たった一人の生き残り兵を前に点呼を取る、「はい」は1回だけ、後は「戦死であります」が延々と続く)をもう一度みたい。
「風の中の子供」、「みかへりの搭」、「蜂の巣の子供たち」などで知られる清水宏監督のBOXにはびっくり。あまり知られていない作品ばかりだが、この後代表作もBOXになるのだろうか、気になる。フェルナンド・E・ソラナス監督の「タンゴ ガルデルの亡命」は「タンゴ ピアソラ×ソラナス DVD-BOX」に入っていたもの。その中で一番欲しい「ラテン・アメリカ 光と影の詩」はいつ単品で発売されるのか。早く出して欲しい。ホウ・シャオシェンの初期作品が2本発掘された。出来はわからないがレンタル店で見つけたら借りてみるべきだろう。掘り出し物かもしれない。
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