マイCDコレクション 今年の成果(07年)
今年の総まとめとして、今年入手したCDで満点(5つ星)をつけたものを挙げておきます。今後聞いたものも順次追加してゆきます。
この1、2年はブログのせいでCDの方はすっかり片隅に追いやられてしまっています。今年はその上にデジカメをもって写真を撮りに行く楽しみにはまってしまったため、映画のレビューすらめっきり減ってしまいました。音楽雑誌は買い続けているのですが、読んでいる暇がない。したがって新譜の情報はまったくの手薄。
これには困った。中古店に新しい商品が入っても買っていいものかどうか分からない。何せ僕は新譜レビューだけでCDを選んでいるので、レコードで既に持っている物をCDで買いなおす場合を除いて、買ってきて初めて聞くわけですから。一時FM放送をよく聴いていた時期には、耳で聞いてから気に入ってレコードを買ったことはありました。しかしクラシック一辺倒だった70年代半ば以降30年以上にわたって基本的にはレビューだけで選んできたのです。
そんなわけで買い控えになりがちだったのですが、12月に入ってその反動なのかアマゾンで大量に注文してしまった。その数50枚弱。それ以外にも地元の中古店で買ったものを入れると50枚を超える。1ヶ月にこれだけCDを買ったことは恐らく過去にないだろう。東京にいたとき、1ヶ月にレコードを70枚買ったことはあるが、CDになってからはこれが最高だろう。ほとんど自棄買い。でも選びに選び抜いたものばかりなので満点献上率は高い。来年はもっとこまめに新譜をチェックしよう。
【ロック/ポップス/ヴォーカル/その他】
アーロ・ガスリー&ピート・シーガー「プレシャス・フレンド」
エイミー・マン「ザ・フォーゴトン・アーム」
エリック・クラプトン「バック・ホーム」
コールドプレイ「静寂の世界」
ケリ・ノーブル「フィアレス」
ジェイムズ・モリスン「ジェイムズ・モリスン」
J.J.ケイル&エリック・クラプトン「ザ・ロード・トゥ・エスコンディド」
ジェス・クライン「ストロベリー・ラヴァー」
ジョニ・ミッチェル「バラにおくる」
ジュリア・フォーダム「揺るがぬ愛」
ティム・バクリー「ドリーム・レター ライヴ・イン・ロンドン 1968」
ドゥルス・ポンテス「ラグリマス」
ドノヴァン・フランケンレイター「ムーヴ・バイ・ユアセルフ」
ニール・ヤング「プレイリー・ウィンド」
ポール・マッカートニー「ドライヴィング・レイン」
フランシス・ブラック「トーク・トゥー・ミー」
リアン・ライムス「ディス・ウーマン」
ロビー・ウィリアムス「インテンシヴ・ケア」
【日本】
鬼束ちひろ「This Armor」
鬼束ちひろ「インソムニア」
Cocco「ベスト・裏ベスト・未発表曲集」
サディスティック・ミカ・バンド「ナルキッソス」
スピッツ「サイクル・ヒット 1991-97」
畠山美由紀「Diving into your mind」
矢井田瞳「I / flancy」
【北欧】
ヴァルティナ「イキ」
ケント「ハグネスタ・ヒル」
シセル「オール・グッド・シングス」
シセル「イン・シンフォニー」
【ケルト・ミュージック/ブリティッシュ・トラッド】
ヴァシュティ・バニヤン「ルック・アフタリング」
ヴァン・モリスン「ダウン・ザ・ロード」
クラース・ドルテ「イン・マイ・ネーム」
クラナド「ランドマークス」
サンディ・デニー「サンディ」
シャロン・シャノン「チューンズ」
ジョン・レンボーン「ア・メイド・イン・ベドラム」
ジョン・レンボーン「ザ・ナイン・メイデンズ」
チェリッシュ・ザ・レディーズ「スレッズ・オブ・タイム」
デフ・シェパード「シナジィ」
ニーヴ・パーソンズ「イン・マイ・プライム」
フォー・メン・アンド・ア・ドッグ「ロング・ローズ」
ブリジット・セント・ジョン「ソングズ・フォー・ザ・ジェントルマン」
ミジャドイロ「カリシアの誘惑」
ロリーナ・マッケニット「マスク・アンド・ミラー」
VA「ザ・ベスト・オブ・ブリティッシュ・フォーク」
VA「ケルティック・タイド」
VA「ケルティック・サークル」
【ジャズ】
Akiko「シンプリー・ブルー」
エディ・ヒギンズ・トリオ「魅惑のとりこ」
オスカー・ピーターソン「ザ・ジャズ・ソウル・オブ」
木住野佳子「フォトグラフ」
キース・ジャレット「カーネギー・ホール・コンサート」
キャノンボール・アダレイ「イン・サンフランシスコ」
ケント「ハグネスタ・ヒル」
シェリル・ベンティーン「トーク・オブ・ザ・タウン」
ジェーン・モンハイト「テイキング・ア・チャンス・オン・ラヴ」
ジャニス・シーゲル「アイ・ウィッシュ・ユー・ラヴ」
ソニー・ロリンズ「ソニー・ロリンズ・アンド・ザ・コンテンポラリー・リーダーズ」
ダイアン・リーブス「リトル・ムーンライト」
ニーナ・フリーロン「テイルズ・オブ・ワンダー」
パット・マルティーノ「ライヴ!」
ビレリ・ラグレーン「ムーヴ」
ボブ・バーグ「あなたと夜と音楽と」
ボブ・ミンツァー「バップ・ボーイ」
マイルス・デイビス「死刑台のエレベーター」
マンハッタン・ジャズ・クインテット「アイ・ガット・リズム」
マンハッタン・トランスファー「クドゥント・ビー・ホッター」
マンハッタン・トリニティ「ミスティ」
ミシェル&トニー・ペトルチアーニ「カンバーセイション」
矢野沙織「02」
〃 「サクラ・スタンプ」
リーコニッツ「モーション」
サントラ「僕のスウィング」
【ソウル/R&B/ブルース】
ケリー・プライス「ディス・イズ・フー・アイ・アム」
スーザン・テデスキ「ホープ・アンド・デザイアー」
〃 「ライブ・フロム・オースティン」
ディー・ディー・ブリッジウォーター「レッド・アース」
ナタリー・コール「リーヴィン」
ピンク「ミスアンダーストゥッド」
サントラ「ドリームガールズ」
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» 「ZABADAK LIVE 〜私の罪は三千年〜」 (2007) [しぇんて的風来坊ブログ]
昨年に続き、ZABADAK LIVE〜私の罪は三千年〜(郡上八幡 ・照明寺)に行きました。
開始前に施設の写真をネットに流さないようにきつい注意を受けたので今回は施設風景はなしです。去年のは消してないんだけれど。。。
お寺に行く前は、郡上の長良川の上流域を道路が続いてそこから行く訳ですね。釣りをしている方も多いです。
今回も去年と同じように吉良知彦さんと小峰公子さんに加え、Rivendellのお二人、アイリッシュ・ハープの木村林太郎さんとアコーディオン藤野由佳さんが参加していますが... [続きを読む]
真紅さん コメントありがとうございます。
「僕のスウィング」のサントラ盤は映画を観た直後からずっと探していたもので、やっと去年手ごろな値段の中古版を入手しました。映画を観たのは2004年の3月ですから3年越しで見つけたわけです。うれしかったですね。
キム・ギドクは好きではないのですが、無視できない監督だと思っています。ただ無批判的に絶賛されるべきではないと思うのです。無視できないと思うからこそ、自分なりに真剣に論じました。書き上げた後も、何度も手直ししたレビューです。
苦労しました。褒めたりあっさり片付けたりするのは簡単ですが、がっぷり四つに組んで批判するのは非常に難しいのです。でも、絶賛する人がほとんどですので、自分の考えをはっきり表明しておきたかったのです。
肯定する側の人からもあの意見は無視できないと認められるのが理想的な批判でしょう。そこに到達するにはまだまだ修行が足りません。
投稿: ゴブリン | 2008年1月13日 (日) 00:45
ゴブリンさま、こんにちは。
すごい量のCDですね。うらやましいです~。
「ジャズ」の最後に『僕のスウィング』サントラとありますね。
この映画は最近観たのですが、音楽が素晴らしかったです。
マヌーシュ・ジャズと言うのですよね。
『黒い瞳』が素晴らしかったです。
それからギドクの記事も読ませていただきました。
ギドクの映画は絶賛する方も多くカルトなファンがいる作家ですが、御自分の意見をはっきり述べられていて清々しいレビューだと思いました。
私は『悪い男』が初ギドクだったのですが、ラストシーンの直後に「こ、これは凄い傑作だ!」という気持ちと「いや、これは女性として許し難い!」という感想が相半ばしていたのを思い出しました。
しばらくしたら「間違いなく傑作」だと思うようになりましたが・・・。
ではでは、長々と失礼いたしました。
投稿: 真紅 | 2008年1月12日 (土) 17:45
しぇんてさん あけましておめでとうございます。
コメントありがとうございました。しぇんてさんからTBをいただいたことがきっかけでずっと探していたRIKKIの「蜜」をアマゾンで安く注文できました。ありがとうございます。
「蜜」の記事も興味深く読ませていただきました。その記事にもコメントを入れさせていただきます。
では、今年もよろしくお願いいたします。
投稿: ゴブリン | 2008年1月 4日 (金) 15:27
ゴブリンさん、あまり関係ないTBすいませんでした。
頂戴したコメントありがとうございます。
探していらっしゃるCDについて、昔の関係ある文章を書いていたので探し出してアップしてみました。
それにしてもこのCD枚数でしたら糖分、音楽に浸れますね^^
投稿: しぇんて | 2008年1月 4日 (金) 11:57