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2007年12月20日 (木)

これから観たい&おすすめ映画・DVD(08年1月)

L3g1  僕にとって毎月20日は雑誌の日。この日発売の『DVDデータ』、『ミュージック・マガジン』、『CDジャーナル』を買う日。この『DVDデータ』を元に毎月「これから観たい&おすすめ映画・DVD」シリーズを書いている。『ミュージック・マガジン』1月号はベスト・テン号である。毎年これが楽しみ。12月はこれに『スウィング・ジャーナル』が加わる。1月号には年間のレビューをまとめた小冊子が付録として付くからである。これがあれば十分。毎年この1月号だけ買っている。僕は雑誌の記事はほとんど読まない。アーティスト個人については何の関心もないからだ。新作映画・DVD、CDが買う・観る・聴くに値するかどうかにだけ関心がある。この『ミュージック・マガジン』と『スウィング・ジャーナル』の1月号に、毎年2月5日発売の『キネマ旬報』ベスト・テン号が加わって、僕の年間サイクルは終わる。

 さて、1月の新作映画は面白そうな作品が揃った。相変わらず日本映画は観てきた人のレビューを読んでみないとどれがいいのか分からないが、外国映画はどれも興味を引かれる。ピーター・グリーナウェイ、ティム・バートン、アボルファズル・ジャリリ等の有名監督の作品はいうまでもなく、アガサ・クリスティーの原作をフランスで映画化した「ゼロ時間の謎」、沢木耕太郎が取り上げた珍しいイスラエル映画「迷子の警察音楽隊」、ジュンパ・ラヒリの小説の映画化「その名にちなんで」、「ディープ・ブルー」のスタッフが再結集した「アース」、イラン人女性監督のアニメ「ペルセポリス」、ロマを描いた「ジプシー・キャラバン」。そして軍事独裁政権の腐敗を抉った韓国映画「ユゴ 大統領有故」。これは力作のようだ。う~ん、どれも観たいぞ。

 新作DVDはペドロ・アルモドバル監督の「ボルベール(帰郷)」が一番の目玉。「大統領暗殺」、「エディット・ピアフ 愛の讃歌」、「キサラギ」あたりも気になる。ドキュメンタリーも続々出ている。「チャーリー・チャップリン ライフ・アンド・アート」と「ブラインドサイト 小さな登山者たち」に注目。

 旧作DVDもにぎやかだ。「持参金のない娘」、「マリア・ブラウンの結婚」、「招かれざる客」、「ミッドナイト・エクスプレス」あたりが懐かしい。11月にBOXで出ていたダグラス・サーク監督作品もバラで出る。ジョン・セイルズ監督の「ブラザー・フロム・アナザー・プラネット」はユーロスペースで上映されていた時には見落とした。これはぜひ観てみたい。勝新太郎「兵隊やくざ」シリーズ、市川雷蔵の「陸軍中野学校」シリーズ、「若者たち」3部作が出る。「若者たち」は06年9月にDVD-BOXで出ていた。ブニュエルのDVD-BOXはメキシコ時代の作品を収録。傑作はないが独特の味わいがあって悪くない。ジャン・ルノワールのDVD-BOXには遺作「ジャン・ルノワールの小劇場」が収録されている。

【新作映画】
12月15日公開
 「ゼロ時間の謎」(パスカル・トマ監督、フランス)
 「ユゴ 大統領有故」(イム・サンス監督、韓国)
12月22日公開
 「再会の街で」(マイク・バインダー監督、アメリカ)
 「その名にちなんで」(ミーラー・ナーイル監督、インド・米)
 「ペルセポリス」(マルジャン・サトラピ監督、仏・米)
 「迷子の警察音楽隊」(エラン・コリリン監督、イスラエル・仏・米)
 「北辰斜めにさすところ」(神山征二郎監督、日本)
1月5日公開
 「勇者たちの戦場」(アーウィン・ウィンクラー監督、アメリカ)
1月12日公開
 「レンブラントの夜警」(ピーター・グリーナウェイ監督、英・オランダ・他)
 「アース」(アラステア・フォザーギル監督、独・英)
 「ジプシー・キャラバン」(ジャスミン・デラル監督、米)
1月19日公開
 「スウィーニー・トッド」(ティム・バートン監督、アメリカ)
 「ヒトラーの贋札」(ステファン・ルツォビッキー監督、オーストラリア・独)
 「ハーフェズ ペルシャの詩」(アボルファズル・ジャリリ監督、イラン・日本)
 「人のセックスを笑うな」(井口奈己監督、日本)

【新作DVD】
12月21日
 「チャーリー・チャップリン ライフ・アンド・アート」(リチャード・シッケル監督、米)
 「ブラインドサイト 小さな登山者たち」(ルーシー・ウォーカー監督、英)
 「サイドカーに犬」(根岸吉太郎監督、日本)
 「ルネッサンス」クリスチャン・ボルクマン監督、仏・英・他)
1月1日
 「プレステージ」(クリストファー・ノーラン監督、英米)
 「ボルベール(帰郷)」(ペドロ・アルモドバル監督、スペイン)
1月5日
 「フランドル」(ブリュノ・デュモン監督、フランス)
1月9日
 「キサラギ」(佐藤祐市監督、日本)
1月11日
 「プロヴァンスの贈りもの」(リドリー・スコット監督、米)
 「ブラック・スネーク・モーン」(クレイグ・ブリュワー監督、米)
1月25日
 「イタリア的、恋愛マニュアル」(ジョヴァンニ・ヴェロネージ監督、伊)
 「アヒルと鴨のコインロッカー」(中村義洋監督、日本)
 「明日、君がいない」(ムラーリ・K・タルリ監督、オーストラリア)
 「赤い文化住宅の初子」(タナダユキ監督、日本)
2月1日
 「それでも生きる子供たちへ」(スパイク・リー、他監督、仏・伊)
2月8日
 「ミス・ポター」(クリス・ヌーナン監督、英・米)
 「さらば、ベルリン」(スティーブン・ソダーバーグ監督、米)
 「大統領暗殺」(ガブリエル・レンジ監督、英)
2月15日
  「エディット・ピアフ 愛の讃歌」(オリビエ・ダアン監督、仏・英・チェコ)

【旧作DVD】
12月21日
 「持参金のない娘」(84年、エリダール・リャザーノフ監督、ソ連)
 「兵隊やくざ」(65年、増村保造監督、日本)
 「陸軍中野学校」(66年、増村保造監督、日本)
 「若者たち」(67年、森川時久監督、日本)
12月22日
 「マリア・ブラウンの結婚」(79年、ライナー・ベルナー・ファスビンダー監督、西ドイツ)
 「ジャン・ルノワール DVD-BOX③」
  収録作品:「黄金の馬車」、「恋多き女」、「ジャン・ルノワールの小劇場」
 「ルイス・ブニュエル DVD-BOX④」
  収録作品:「スサーナ」、「昇天峠」、「アルチバルド・デラクルスの犯罪的人生」
1月9日
 「悲しみは空の彼方に」(59年、ダグラス・サーク監督、アメリカ)
1月23日
 「招かれざる客」(67年、スタンリー・クレイマー監督、米)
 「ミッドナイト・エクスプレス」(78年、アラン・パーカー監督、英・米)
 「ブラザー・フロム・アナザー・プラネット」(84年、ジョン・セイルズ監督、米)

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