自然運動公園へ行く
昼間、昼食をとった後長野大学のすぐ裏にある自然運動公園に行ってみた。前に記事を書いた宣教師館やいにしえの丘公園のすぐ近くなので、「塩田の文教地区探索」第2弾といってもいい。ここはグランドや体育館、プール、フィールドアスレチックなどの施設と、池を中心にした小さな公園がある。この池の周りが結構眺めがいいので、ちょっとした撮影ポイントなのである。実際、僕の他にも女性が1人三脚を立てて池を撮影していた。写真を撮っていたら声をかけられた。ちょっと前まではいろんな虫や鳥などがたくさんいたのに、今日来たら全くいないと残念がっていた。
確かにいつもは見かける水鳥が1羽もいない。それでもきれいに紅葉している木がいくつかあったので、それらをフレームに入れながら、主に池の周りを写真に撮った。今日は台風一過で雲ひとつない快晴。空が本当に美しい。いつもより空の部分を大きく取り入れるようにした。空自体を撮りたくて、見上げるようにして木の枝と空を撮ってみたが、うまく行ったかどうか。快晴の日の上田の空は見事に真っ青になる。東京にいた頃にはこんな真っ青で雲ひとつない空を見たことがなかった。空が美しいと実感できるのは、ひょっとすると相当贅沢なことなのかもしれない。
あまり時間がないので自然運動公園の一部しか写真が撮れなかった。それでも池の周りだけではさびしいので、体育館の前の木立、子供たちの遊戯施設の一部、さらにはプールの写真も撮った。この時期のプールは人気がないのでどこか寒々としている。車に戻ろうとプールの横を通ったとき、ススキの穂が陽の光を反射して息を呑むほど美しく輝いているのが目に入った。思わずしまいこんだカメラを取り出し、写真を撮った。角度を変えて光を反射してほとんど透明に見えるススキと、陰になっているススキの2枚撮った。ぼくの技術ではあの透明な輝きがうまくとらえられていないのが残念だ。陰になったススキも真っ青な空が背景になっているので、これまた別の美しさがある。何でもないススキの穂が光の加減でこんなに美しく見えるなんて新鮮な発見だった。
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