浅間サンライン脇道探索 「せせらぎ公園」を発見
また浅間サンラインの脇道探索に出かけた。適当な道を左折して山側に向かう。ところがすぐT字路にぶつかる。仕方がないので右折。しばらくサンラインと並行して走る。よさそうな道があったので左折する。おそらく祢津(ねつ)小学校の手前あたりと思われる。しばらく坂道を上がると右側に不思議なものがあった。前にも見たことがあると後で思い出したが、柱が8本立っているのだ。てっぺん近くに切り込みがあるので、前は柱だけではなかった感じだ。捨てられたと思われる車が2台停めてある。その横には石塔のようなものが。その反対側は石を積み上げて小山のようになっている。一体ここは何なんだ。何とも不思議なところである。とにかく写真を撮った。
車に戻って先に進もうかと思ったが、ふと気付くと川の音がする。柱が立っているところのすぐ裏が谷になっていて、どうやら川があるようだ。川となれば見過ごすことはできない。車を停めたところの先に、川の方に下りてゆく小道があるので行ってみた。川に出ると橋があった。一瞬木の橋かと思ったが、木に似せて作ってあるだけだった。そばの看板に所沢川と書いてある。橋の名前は書いてない。とにかく橋の写真を撮る。川の反対側は川沿いに広場のようなスペースが設けてある。公園のようにも見える。ちょっとした隠れ里のような感じ。よく見ると旗などが立ててあるので、マレットゴルフか何かに使うのかも知れない。上流の方にダムらしきものがある。近くまで行って写真を撮った。いや驚いた。こんな不思議なところがあったなんて。あそこで車を停めて、川のせせらぎを聞かなければ気づかなかっただろう。思わぬ発見だった。
下流側にもう一つ橋が見えるのでそちらにも行ってみる。橋のところまで行くと看板があった。「せせらぎ公園」と書いてある。思った通り公園だった。さっきのところもやはりマレットゴルフ場だった。後で道路地図を確かめてみたが、緑色に染められてはいるが、公園の名前は書いてなかった。全く偶然の発見。最初からここに公園があると知って来れば、こんなものかと思ったかも知れない。しかし、道路からは全く見えないところにあるという意外性、小道を下りて林を抜けたとたん予想もしない光景が目に飛び込んでくる新鮮な驚き、それがこの場所を特別な空間に感じさせたのだろう。いきなり不思議世界に飛び込んだような感覚だった。ただのダムがこの空間の中では流水オブジェに見えるから面白い。同じ発見でも出会い方によってこれほど印象が違うものかとつくづく思った。これだから脇道探索は止められない。
二つ目の橋を渡って、丁度ぐるりと一回りした感じで車に戻る。さらに道を上がる。ダムの上に出たところで車を停める。看板に「所沢砂防ダム」とある。柵があって中には入れない。柵の手前からダムの写真を撮る。さらに上に行く。道が右にカーブしているところに面白い東屋があったので、それも写真に撮った。この東屋も見覚えがある。やはり前にも迷い込んだことがある道だ。東屋の横にムクゲがきれいに咲いていた。さらに先へ行く。そのまま行くと94号線に出るが、その手前で池を発見。車を停めた先に大きな看板がある(一部がはがれて垂れ下がっている)。それによると池の名前は前橋池、「県営かんがい排水事業」として作られたようだ。工期が平成12年3月までと書いてあるので7年前にできたことになるが、なぜかこれも道路地図には載っていない。その横に事業を記念した石碑が建てられている。もう夕方なのでこれで帰ることにする。そこから坂を下ってゆくと、サンラインの新屋の信号に出た。う~ん、しかし分かりにくいところだ。また同じ所へ行こうとすると迷いそうだ。
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