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2007年8月13日 (月)

世界最速のインディアン

2005年 ニュージーランド・アメリカ 2007年2月公開
評価:★★★★★
監督:ロジャー・ドナルドソン
製作:ロジャー・ドナルドソン、ゲーリー・ハナム
脚本:ロジャー・ドナルドソン
撮影:デヴィッド・グリブル
共同製作:ジョン・J・ケリー 音
楽:J・ピーター・ロビンソン
出演:アンソニー・ホプキンス、ダイアン・ラッド、ポール・ロドリゲス
    アーロン・マーフィー 、アニー・ホワイト、クリス・ブルーノ
    カルロス・ラ・カマラ、ジェシカ・コーフィール
    パトリック・フリューガー、グレッグ・ジョンソン

 これはデヴィッド・リンチの「ストレイト・ストーリー」と対になる映画である。どちらも老人が乗り物に乗って旅をするロードムービーである。一方はトラクターに乗って、もう一方はトHoop2 ラックで後ろにバイクを乗せたトレーラーを引っ張りながら。一方は兄に会うために旅に出る。もう一方はレースに出場するための旅。しかし「ストレイト・ストーリー」が終着点についたところで終わるのに対して、「世界最速のインディアン」は目的地に着いてからまた別のストーリーが展開し始める。この点が大きく違う。「世界最速のインディアン」は言ってみれば、ほのぼのロードムービーに夢へのチャレンジがプラスされた映画である。さらにスピード感が違う。前者のトラクターに乗ったのろのろ旅に対して、後者のレース突入後の展開は猛烈なスピード感があふれている。「世界最速のインディアン」が成功した一因は、ロードムービーからドリームムービーへの切り替えが実にスムーズだったことにある。単なるロードムービーではなく、また平凡なサクセスストーリーでもないところが良い。いわば両者の良いとこ取りをした映画だ。これが見事にはまっている。

 主人公のキャラクターも相当に異なる。「ストレイト・ストーリー」のアルヴィンはだいぶくたびれたじいさんだが、片や「世界最速のインディアン」のバートときたら若者も蹴散らしてゆく浜のかっとびじいさん。なにしろ何十年もかけて改良に改良を重ねた愛車の1920年型インディアン・スカウトにまたがり、地球の裏側アメリカ・ユタ州のボンヌヴィル・ソルトフラットで行われるスピード記録測定会“スピードウィーク”に乗り込もうと目論んでいるのである。もちろん単に出場することが目標ではない。何と1000cc以下の部門で世界最速記録を出そうというのである。

 故郷であるニュージーランドのインバカーギルで無謀にも若者たちがバートにレースを挑んだ。バートは最初こそ出遅れたが、いったんエンジンがフルスロットルになったが最後、弾丸のように砂浜を疾駆し、あっという間に若者たちを抜き去っていった。いやいや、あのシーンは圧巻だった。ものが違う、ものが。バートがまたがるインディアン・スカウト(スカウトとは偵察隊のこと)は本来600ccだというのだから驚く。80キロ台がせいぜいだったマシンを時速300キロ以上出る怪物マシンに改造したというのだから、これはもうチューンナップなんてレベルではない。ほとんどサイボーグ化されたマシン。

 何もそんな古いマシンを土台にしなくてもと思うが、そこはこだわりの爺さん。こいつでなきゃあ始らねえ。とにかく徹底して無駄と贅肉をそぎ取った。スピードメータ?そんなもなぁいらねえ。わしゃ走るのが仕事だ。スピードを測るのは大会の係員さね。ブレーキ用のパラシュート?走るのに何の役に立つ?いらん。タイヤのゴムのギザギザもナイフで削ってしてしまう。その一方でエンジンはムキムキの筋肉マンに変身させる。最新式マシンの性能などには頼らん。このかわいいインディアンととことん付き合うよ。まあ、こんな感じだ。この愚直さ。一本気。この点では「ストレイト・ストーリー」のアルヴィンと大いに共通する。どちらも「ストレイト」なのだ。フォークくそくらえの直球一本やり。それで何が悪い?要は結果を出しゃあいいんだろ。年なんか関係ない。前進あるのみ。「顔にしわはあっても、心は18歳だ。」すごい爺さんである。

 とにかく生活がマシン中心になっている。朝からでかいエンジン音を響かせて近所を叩き起こす。なんでも削る癖がついてるのか、足の爪を電動やすりで削るところが可笑しい。Wh01 やれることはすべてやった。もし不安があるとすれば、それは本人の体調である。なにしろ、マシンはゴジラ並の怪物だが、本人の体はボロボロである。狭心症と前立腺肥大の持病を抱えての挑戦。このギャップが逆に効果的だ。片時もニトロを手放せない。したがって会場に着くまでの旅はもたもたの連続。このあたりもアルヴィンの旅と重なる。ロードムービーだから様々な人との出会いが描かれる。バートは典型的なバイク馬鹿だが、どういうわけか人に好かれる。一つのことにのめり込むタイプだが、偏屈なじじいではない。なかなか味のあるセリフをしばしば吐く。隣に住むトム少年との会話がいい。「事故死が怖くない?」とトムに聞かれて、次のように答える。「いいや怖くないね。こういうマシンでスピードに挑む時は5分が一生に勝る。一生よりも充実した5分間だ。」「危険が人生に味を付ける。」「忘れるな、夢を追わない人間は野菜と同じだ。」

 バートには双子の弟アーニーがいた。しかし倒れてきた木の下敷きになって事故死してしまった。以来怖がることをやめたという。苦労を重ねてきた老人という設定がこれらの台詞を実に自然に響かせる。トム少年もなかなかいい。「みんな記録を破れないと思っているよ」と言った後に、”Except me”と付け加える。出発の時バイク仲間は誰も見送ってくれなかったが、例のレースで負けた若者たちが餞別を渡し見送ってくれるシーンもいい。

 初めてのアメリカはなれないことばかり。最初のうちはまさに珍道中になる。ニュージーランドと反対の右側通行で肝を冷やし、モーテルに泊まってコイン・マッサージを使えば、ベッドがガタガタと揺れて思わず飛び降りそうになる。田舎出の爺さんなので、マッサージという言葉を見て肩や腰でも揉んでくれると思ったわけだ。おまけにフロントの受付「嬢」は黒人の男だった。しかしバートはこのティナを優しく受け入れる。そこは年の功。心が広い。

 ガソリンスタンドでのエピソードも面白い。バートの怪物マシンを見た男の子が思わず「これロケットなの?」と聞くのだ。バートの返事もいい。”I hope so.”実際彼のマシンはロケットのように走った。何せニトロ入りだ。本番の日、バートは薬を2錠取り出した。「一つは自分に、一つはこいつに。」ニトロだからスピードが増すぞとガソリンタンクに入れたのである。

 バートが出会う人々の中には本物のインディアンもいた。バイクを引いてきたトレーラーのタイヤが片方外れてしまった時、助けてくれたジェイクだ。応急修理をして出てゆく時、ジェイクが餞別に犬の金玉を粉にした薬をくれる。前夜話題になった薬だ。バート「君らはまじないで直すんだろ。」ジェイク「そういう薬はある。犬の金玉で作る。病気でいる方がましだよ。」実際に薬を飲むシーンが出てくるが、バートは相当顔をしかめていた。

  車輪が外れたトレーラーを修理させてくれたエイダとの出会いもいい。一晩泊ってゆくが、2人は「微妙な」関係になってしまう。別れの時の台詞。バート「古いバンジョーもまだ音は出る。」エイダ「使わなきゃさびるだけ。」バートはレースの後帰りにエイダの所に寄ったのだろうか?ベトナム休暇兵のラスティを車に乗せる場面では、時代が60年代だということを思い出させてくれる。とにかく、みんなが「グッド・ラック」と言ってバートを見送ってくれる。そんな描き方が見ていてさわやかだ。

 いよいよ会場のボンヌヴィル塩平原(Bonneville Saltftats)に到着。一面塩に覆われたKi0008 何もない平原に立ち、バートは感無量だ。「でかいことをしたかった。」「ここは神聖な土地なのだ。今立ってる。」バートの言葉に感動が伝わってくる。しかしレースの初日にとんでもない事実が発覚する。前もって受付をしていなかったバートは参加を認めてもらえなかったのだ。だが、わざわざ地球の反対側から来たのだ。簡単には引き下がれない。何度も粘り、現地で知り合った人たちにも助けられ、なんとかテスト・ランだけ許可される。「時にはルールを曲げることも必要だ」と係員。なかなか気のいいアメリカ人だ。その時のバートの嬉しそうな顔。好きで仕方がないことをやっている時の人間の顔は本当に輝く。彼の笑顔を見て、久しぶりにソ連映画の傑作「ジャズメン」を思い出した。

 本番を翌日に控えて、テストランの結果を見てさらに改良を加えるところはさすがだ。さて、いよいよ本番。マシンにまたがったとたん、バートはポルコ・ロッソに変わる。最初はよろよろしているが、エンジン全開後はまさにロケット。ものすごい勢いでぶっ飛んでゆく。エンジンの熱がこもって足が火傷し、苦しさにうっかり顔を上げたとたんゴーグルが吹っ飛んでいったほどだ。ぐんぐんスピードは上がり、ついに324.847キロを記録。最高記録を樹立してしまった。時速300キロを越えるスピードとはどんなものか?新幹線のぞみを軽々と追い抜き、あっという間に見えなくなるほどのスピードである。窓辺に座っていた男の子が驚いて叫ぶかもしれない。「ママ、今窓の外をロケットが飛んでったよ。」ママ「えっ???」こう考えるとどれほどすごいか想像がつくだろう。

 モデルとなったバート・マンローはボンヌヴィルに9回も戻り、何度も記録を塗り替えた。67年の記録は今も破られていないというのだからすごい。頑固じいさん恐るべし。美容術もビリーズ・ブート・キャンプもいらない。若さを保つにはただ一つ、見果てぬ夢を追い続けることだ。

 監督のロジャー・ドナルドソン作品は他に「追い詰められて」、「カクテル」、「ダンテズ・ピーク」などを観たが、どれも水準程度の出来である。この映画が彼の代表作になるだろう。彼がオーストラリア生まれで、後にニュージーランドに移住した人だということは重要なことである。この映画はアメリカとニュージランド制作となっている。完全なアメリカ資本でなかったことは幸いだった。基本的にニュージランド映画だと考えていいだろう。アメリカ的な演出にしなかったことがこの映画を成功させている。ニュージーランド映画の勢いがこの映画にも表れている。1970年代末まで映画産業は存在しなかったニュージーランド。しかし、70年代末に政府がニュージーランド・フィルム・コミッションを創設。国産映画の製作に投資しはじめてからニュージーランド映画の新しい人材が出現し、国際的にも注目されはじめる。「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソンもニュージーランド出身。ロケもニュージーランドだ。「ワンス・ウォリアーズ」のリー・タマホリ、「クジラの島の少女」「スタンドアップ」のニキ・カーロも忘れてはいけない。今後も才能ある映画人が生まれてくるだろう。

 アンソニー・ホプキンスの名演も映画の魅力を支えている。ハンニバル・レクター役の印象が強いのは確かだが、彼の作品系列には「エレファント・マン」(1980)、「ハワーズ・エンド」(1992)、「ドラキュラ」(1992)、「日の名残り」(1993)、「アミスタッド」(1997)、「アトランティスのこころ」(2001)、最新作の「オール・ザ・キングスメン」(2006)、「ボビー」(2006)などがあり、実に多彩な人だ。「世界最速のインディアン」は名作「日の名残り」と並ぶ彼の代表作になるだろう。

 心にしみるだけではなく、手に汗握り、爽快感あふれるロードムービー。新鮮な経験だった。

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コメント

ほんやら堂さん TB&コメントありがとうございます。

人間いくつになっても夢を忘れてはいけないですね。こんなに痛快な映画には滅多に出会えません。個人的には昨年の映画の上位にランクしています。

ゴブリンさん今晩は.
TB&コメント有り難うございました.

このじいさま痛快でしたね.個人的には必ず女性とベッドインするところに頭が下がりました.

ストレイト・ストーリーも今や懐かしい.
こういう爺様になりたいものです.

cyazさん コメントありがとうございます。
本当にアンソニー・ホプキンスはでかいですな。あれだけバイクを削り落したのなら、自分の体ももっとシェイプアップしたらどうだと言われそうですね。
彼は菜食主義者なのですか。あれで肉まで食べていたらインディアンに潜り込めないでしょうな。
でも俳優としては一流ですね。ジャック・ニコルソンと彼は不気味な印象が付きまといますが、何でもこなせる幅広い演技力を持っていますね。次はどんな役を演じてくれるのか、常にそんな期待を持たせる俳優です。

ゴブリンさん、TBありがとうございましたm(__)m

アンソニーは老人の割りにはゴッツい体をしていますね^^
でも実は彼、菜食主義者だそうです(笑)
実在の人物を描いた作品ながら、しっかり彼のカラーにしていたところにアンソニーの役者たる所以が存在していましたね!

ミチさん コメントありがとうございます。
隣に住む人からすれば近所迷惑な人でしょうが、いくつになっても夢を追いかけ続ける人には魅力も感じるのでしょう。隣の一家のお父さんも、文句を言いつつ温かく見守っているという描き方になっていました。
人柄も世をすねた偏屈親父ではなく、子供のようなやんちゃでお茶目な人柄になっていて、そこに引き付けられるのですね。
アンソニー・ホプキンスはとてもバイクをぶっ飛ばす人には見えないのですが、違和感なくバートになりきってしまう所はやはり名優ですね。

こんにちは♪
TBありがとうございました。
何を演じても魅力的なアンソニー・ホプキンスですが、この映画の中の彼ほどお茶目なのは見たことがありません。
楽しんで演じていたように見えました。
バートという人物は初対面の人にもすぐに受け入れてもらえるほど魅力的でした。
やることに計算なんて無い、本当にイイ人というのはすぐに分かるものなんですね~。
アンソニー主演ということで映画の内容など知らずに見に行ったのですが、思いがけず拾い物の作品でした。

シャーロットさん、ことらさん、くまんちゅうさん、GMNさん、TB&コメントありがとうございます。
<シャーロットさん>
相性が悪いのでしょうか、TBが入りにくくて申し訳ありません。出てくるアメリカ人がいい人ばかりでアメリカが美化されている気がするという指摘もしばしばあります。映画の影響で一般のアメリカ人像も歪められている気がします。バートが何度も自己紹介をするシーンがありますが、事情が分かれば信念を持った人はやはり敬意を持って受け入れられるのでしょう。

<ことらさん>
販売用DVDには「Offerings to the GOD OF SPEED」が付いているのですか。レンタル用には付いていなかったと思います。これもぜひ観たい。あの台詞が本人のものだというのもうれしいですね。

<くまんちゅうさん>
ロードムービーのほのぼのとした味わいとドリームムービーの爽快さが実にうまくつながっていたと思うのです。バイクに対する蘊蓄を嫌味なほどたれるのではなく、年をとっても夢を追い続ける姿を強調したことが彼の人間的魅力を滲みださせたのでしょうね。

<GMNさん>
映画の最初のあたりで黙々とバイクを改造する姿を映し出してゆくあたりから、もうすっかり彼に引き付けられています。どうすればより早く走れるか、自分で考え自分で実行する。一人「プロジェクトX」なわけですが、その苦労を前面に出さずさらりと流し、彼の生き方と情熱を強調する。その演出が成功したのだと思います。ロードムービーの部分で彼の人柄に引き付けられ、本番で走り出す頃にはではしっかり彼を応援する気持ちになっている、この構成も見事でした。

TBありがとうございました。どうもココログさんとは相性が悪いのでこちらからは反映されないのかもです;;
コメントだけで失礼します。
ロードムービーの詩的さあるところが好きなのですが、目的地についてから、確かにドリームムービーになりますよね。確かにこれが幅広い層にウケたのでしょうね。
ある程度は演出だとは思いますが、実話だけに驚きの部分も多いです。私は年をとってもかわいい婆ちゃんになりたいものです。笑

TBありがとうございます。
DVDがやっと発売されて、即観直しました。
特典の「Offerings to the GOD OF SPEED」は、この映画の元になったドキュメンタリーですが、劇中での数々の印象的なセリフをバート・マンロー御本人が言ってるのにニヤリとさせられます。
インタビューでアンソニー・ホプキンスが「この作品が、僕の代表作になる。」と言ってたのが、妙に嬉しかったです。
登場する人全てが素敵な、心温まる作品ですね。

TBありがとうございました。
ロードムービーとドリームムービーの善いトコ取りでしたか、なるほど、言われてみればその通りですね。
出会う人人が肩入れしたくなるのも、その姿勢と情熱に当てられたからなのかもしれません。
ほのぼのとした後にビューンと駆け抜ける展開も良かったですね。

TBどもです。
何が良いってその人柄が良いですよね。実話物だから実際にこんな事があったんだな、っていうのじゃなくて、単純に映画の中でA・ホプキンス演じるバート・マンローを見ていて、この男ならなんとかなる、きっと何かやってくれるって思わせられる説得力がありました。
まず最初にレクター博士って言われちゃいますけど、確かに仰る通り「日の名残り」と共に、これも代表作となりえる作品になったんじゃないかと思います。

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