喫茶「すみれ屋」へ行く
昼間用事のついでに「すみれ屋」に行ってきた。小諸市と菅平を結ぶ真田東部線(4号線)沿いにある。地名でいうと東御市和(かのう)。丘の上にあるのでとても眺めのいい喫茶店だ。店のすぐ下を高速道路(上信越自動車道)が走っているのが玉に瑕。だが気になるほどではない。丘の上にぽつんと建っているが、大きな看板がないのでスピードを出していると見落とすかも。
店の横の駐車場から入り口と下の眺めを撮る。まだ店の中で写真を撮らせてもらう勇気 はない(汗)。結構小心者のゴブリンです。中に入るとすぐ左手にギャラリーがある。いつも何か展示している。今日は女性用のアクセサリーを展示していた。右手が喫茶室。テーブルは3つか4つ、それにカウンター席というこじんまりした広さ。明るい色の内装の上に、窓を大きくとってあるのでとても明るい。席から外の眺めを見渡せる。コーヒーを頼み、外を眺めたり本を読んだりしてしばしゆったりと過ごした。
やはり丘の上は眺めがいい。自宅は平地にあるので周囲の家に囲まれてほとんど山が見えない。丘の上の家にあこがれる。窓側が斜面なら他の家や人の目が気にならない。「すみれ屋」の窓から外を眺めながら、つくづくこういう家がほしいと思う。こんな部屋にパソコンがあれば、ちょっと疲れた時に外を眺めて目を休められる。遠くを眺めるのは気持ちがいいし、目にもいいだろう。ちょっとテーブルの配置なども考えたりした(実現性はゼロだが)。
女性客が多いのだろう。インテリアや飾ってある絵などは女性向きだ。あまりこてこてにやられると鼻につくが、目の邪魔になるほどではないのでいい。落ち着いた雰囲気である。絵は店の雰囲気に合っている。欲しいと思う絵もあった。HP「すみれ屋の四季」とブログ「すみれのつぶやき」も参照してください。
大好きだったテレビ番組に「出没、アド街ック天国」という番組がある。去年あたりから番 組表から消えてしまったのだが、番組のホームページを見ると関東ではまだやっているようだ。もう東京を離れて19年になるが、この番組を見て東京を懐かしんでいた。東京の諸地域や時には地方都市を毎回取り上げ、その地域のシンボル的名所、その地域を代表する名店などのベスト30を紹介してゆき、最後に番組がその地域のコマーシャルを作るという番組である。これが観ていて楽しい。愛川欣也と大江麻理子(初代は八塩圭子)の司会コンビ、コメンテイターの山田五郎(初代は泉麻人)、レギュラー・メンバーの薬丸裕英、峰竜太、毎回変わるその地域ゆかりのゲストたちの間の爆笑トークがまた魅力。大好きな番組で、毎回録画していた番組はこれだけだったのに、去年(一昨年?)の春の番組改変期から長野では観られなくなってしまった。
この番組に触発されて「上田のベスト30」を作ってみようかと何度か考えたことがある。上田城址公園、無言館、別所温泉等々。どうもいまひとつなのでやめてしまった。しかし「上田とその周辺の喫茶店ベスト10」なんかは面白いかもしれない。ちょっとやってみよう。順位は関係なく挙げてみる。
■■上田とその周辺の喫茶店 マイ・ベスト10■■
「月のテーブル」
上田市仁古田、農家を改造した風格のある店。
「風乃坂道」
別所温泉駅の近く、常楽寺の坂道下にある店。特にベランダの席がお気に入り。
「珈琲哲学 上田店」
芳田のショッピングモール内にある。凝った造りとインテリアが好きだ。
「茶房パニ」
「独鈷温泉」からさらに上がった山の上にある。ここもベランダの席がお気に入り。
「カフェ・ミント」
上田駅前の松尾町「真田坂キネマギャラリー幻灯舎」内にある。上田フィルムコミッションのサテライト店なので、ロケ関係の写真や小道具などが展示されている。
「茶房 読書の森」
小諸市御牧ヶ原の山の中にある。道が分かりにくいが、それも隠れ家的でいいかも。イラストレーター山口マオさんの作品が多数置かれている。
「カンパアニュ」
ログハウスの素敵な店。おいしいパンと食事も楽しめる。最近行ってないな。禁煙だからか。
「梅野記念絵画館の喫茶コーナー」
東御市の芸術むら公園内にある。喫茶コーナーは全面ガラス張りなので、真下の明神池や遠くの浅間山などが見渡せる。眺めは最高。
「アトリエ・ド・フロマージュのティールーム」
東御市新張(みはり)にある有名なレストランの別棟がティールームになっている。ここも窓が大きいので眺めがいい。
「すみれ屋」
上記参照。
他にも気になりながらまだ行っていない店がいくつかある。おまけにベストテン圏外の店をもう3店あげておこう。
「森文」
柳町にある和風の店。
「デリカフェ」
上田市の中心部海野町にあるカフェ。
「ヴィエント」
青木村沓掛にある「リフレッシュパークあおき」のすぐ下にある。ここもベランダが気持ちいい。
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