2006年に公開された主な日本映画
「あおげば尊し」(市川準監督)
「明日の記憶」(堤幸彦監督)
「アタゴオルは猫の森」(西久保瑞穂監督)
「雨の町」(田中誠監督)
「ありがとう」(万田邦敏監督)
「蟻の兵隊」(05、池谷薫監督)
「UDON」(本広克行監督)
「男たちの大和 YAMATO」(佐藤純彌監督)
「ガーダ・パレスチナの詩」(古居みずえ監督)
「風のダドゥ」(中田新一監督)
「カミュなんて知らない」(柳町光男監督)
「紙屋悦子の青春」(黒木和雄監督)
「かもめ食堂」(荻上直子監督)
「キャッチボール屋」(大崎章監督)
「嫌われ松子の一生」(中島哲也監督)
「THE有頂天ホテル」(三谷幸喜監督)
「佐賀のがばいばあちゃん」(倉内均監督)
「死者の書」(川本喜八郎監督)
「シムソンズ」(佐藤祐市監督)
「好きだ、」(石川寛監督)
「そうかもしれない」(保坂延彦監督)
「チーズとうじ虫」(加藤治代監督)
「ディア・ピョンヤン」(ヤン・ヨンヒ監督、日本)
「手紙」(生野慈朗監督)
「天使の卵」(富樫森監督)
「時をかける少女」(細田守監督、アニメ)
「長い散歩」(奥田瑛二監督)
「涙そうそう」(土井裕泰監督)
「虹の女神」(岩井俊二監督)
「寝ずの番」(マキノ雅彦監督)
「紀子の食卓」(園子温監督)
「博士の愛した数式」(小泉堯史監督)
「バックダンサーズ!」(永山耕三監督)
「花田少年史」(06、水田伸生監督)
「花よりもなほ」(是枝裕和監督)
「ハリヨの夏」(中村真夕監督)
「ひだるか」(港健二郎監督)
「ビッグ・リバー」(舩橋淳監督、日・米)
「武士の一分」(山田洋次監督)
「フラガール」(李相日監督)
「待合室」(板倉真琴監督)
「間宮兄弟」(森田芳光監督)
「三池 終わらない炭鉱の物語」(熊谷博子監督)
「水の花」(木下雄介監督)
「ゆれる」(西川美和監督)
「ヨコハマメリー」(中村高寛監督)
「雪に願うこと」(根岸吉太郎監督)
「夜のピクニック」(長澤雅彦監督)
「ラフ」(大谷健太郎監督)
「六ヶ所村ラプソディー」(鎌仲ひとみ監督)
師走は本当に忙しい。「武士の一分」のレビューも半分ほど書いて、その後ほとんど手を付けられないまま今日まで来てしまいました。やっと一山越えたので、何とか明日中には書き上げたいと思っています。そうこうしているうちに年間ベストテンを作る時期になってしまいました。はっきり言って埋め草記事ですが、今年公開された主な作品を日本映画と外国映画に分けて掲載します。またまた味気ないリストで申し訳ありませんが、各自のベストテンを作る参考にでもしてください。
また年末か1月初めに06年度公開映画をまとめる記事を載せる予定です。そこでも書く事になると思いますが、今年の日本映画の充実振りは特筆すべきです。山田洋次監督が「武士の一分」を撮る時に、自前の撮影所がないので東宝の撮影所を借りるなど、まだまだ日本映画界の課題はたくさん残っていると思います。それでもこれだけ注目作が作られているということは日本の映画人の力量の高さを示しています。日本映画はアニメだけではないことをはっきり証明した1年だったと思います。
その傾向は僕のブログのアクセス数にも如実に現われていて、年末に記事別年間アクセス数ベスト20を載せるつもりですが、何とベスト5は全部日本映画です。アクセス数は記事の出来とは関係なく、関心の高さを反映するものですからいかに日本映画の関心がこの1年で高まったかが分かります。去年は「日本映画はあまり観ない」という文章を良く見かけましたが、今年は全く見かけません。日本映画を取り巻く環境が大きく変わりつつあります。
06年はまたドキュメンタリー映画の力作が多く公開された年としても記憶に値するでしょう。僕が目にしたいくつかのベストテンでもドキュメンタリー映画が何本か入っています。アメリカの「スティーヴィ-」と合わせてそのことが持つ意味をじっくり考えてみる必要があると思います。
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