「武士の一分」を観てきました
5日から7日までココログのメンテナンスがあり、使いにくかったことをお詫びいたします。また丁度その時期は個人的にも忙しく「ココシリ」のレビューがなかなか書けませんでした。何とか書き終えたのですが、ちびちびと書き続けていたのでだらだらと長い文章になってしまいました。やはり根をつめて一気に書いた方がいいものが書ける気がします。しかしあまり無理してまた潰瘍が出来ても困るので、今後もスローペースで行かざるを得ません。
土曜日に「武士の一分」を観てきました。山田洋次監督作品ですので安心印、さすがの出来でした。木村拓哉は意外に健闘。特に視力を失ってからの「目の演技」がいい。壇れいは初めて観ましたがなかなかの美人。ただ、いくら3部作とはいっても同じ原作者、同じようなストーリー展開ではさすがに前2作よりインパクトは弱い。もっと工夫が欲しかった。
他にDVDでベトナム映画「夏至」とスパイク・リー監督の「インサイド・マン」を観ました。ベトナム映画を観るのは「無人の野」(1980)以来2本目。だらだらと何の盛り上がりもなく続くこの手の映画はどうも受け付けない。映像は綺麗だし、女優も美人なのですがさっぱり面白くなかった。一方、「インサイド・マン」はなかなかの出来。スパイク・リーらしさはかなり薄れていますが、この手の映画としては良くできている方だと思いました。デンゼル・ワシントンを観るのは久々。それなりに頑張ってはいましたがかつてのような求心力はない。むしろ光っていたのはクライヴ・オーウェン。あの渋い面構えがいい。たっぷり見ごたえのある作品でした。それぞれの評価点は以下の通り。「武士の一分」はレビューを書きます。(レビューはこちら)
「武士の一分」★★★★☆
「夏至」★★★
「インサイド・マン」★★★★
本館ホームページ「緑の杜のゴブリン」の<miscellany>コーナーに「マイDVDコレクション 今年の成果」という記事を載せました。今年は加速度的に旧作のDVD化が進みました。コレクターとしては喜ばしい限りです。ただ、リストものですし、個人的な趣味で集めたものですからブログには載せませんでした。興味ある方だけどうぞ。
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