久々の温泉
お昼過ぎに「OUT」のレビュー完成。ホームページとブログにアップする。昼飯を食べてからいくつかの本屋を回る。徳田秋声の『あらくれ』(講談社文庫)を探していたのだがどこにも置いてない。しかし代わりにオリーヴ・シュライナーの『アフリカ農場物語』の上巻が岩波文庫から出ているのを発見。イギリスの「ニュー・ウーマン・ノヴェル」の代表作の一つ。こんなものが翻訳で出るとは!いい時代になったものだ。その後家に帰るつもりだったが、急に温泉に入りたくなった。急遽「ささらの湯」に向かう。久々だ。
レビューを書き上げたので心の余裕ができたこともあるが、このところ車を代えてからドライブがしたくて仕方がない(「待望の連休」参照)。まっすぐ家に帰らずにわざわざ遠回りしたりしている。きのうの夕方も芸術村までふらっと車で行った。久々に温泉に行こうと思ったのもそういう気持ちの延長だろう。新しく中古で買ったインプレッサは年式が4年違うだけでこれだけ車のグレードが違うのかと驚くほど乗り心地がいいし、サニーにはなかったいろいろな装備が付いている。買ってしばらくはずっと雨だったのでまだ遠出はしていないがとにかく走るのが楽しい。ただ燃費は悪い気がする。まだガソリンを入れ替えていないので燃費を計算できないが。
春から秋にかけては風呂に入らずシャワーで済ませているので、しばらくゆっくりと湯船に浸かっていない。温泉は広いし気分的にもゆったりとできる。特に露天風呂は気持ちがいい。のんびりした気分になれる。「ささらの湯」は家から車で20分ほど。市内には家から車で10分もかからないところに有名な別所温泉があり(「男はつらいよ 寅次郎純情詩集」や「卓球温泉」などのロケ地)外湯も4つほどあるが、こちらは最近とんとご無沙汰。「ささらの湯」は職場の組合から回数券がもらえるので只で入れる。だからどうしてもそっちに足が向いてしまう。上田近辺には車があれば1時間以内に行ける日帰り温泉が「ささらの湯」以外にも6つほどある。別所温泉などの温泉郷も4つくらいある。いや、よく考えればもっとあるかもしれない。あまりに身近なので普段はありがたみも感じず、滅多に利用しない。最近は面倒で温泉券をもらいに行きもしない(4つくらいの温泉から1箇所選べる)。近くに温泉がない人には「何を贅沢な、ばちが当たる」と言われそうだ。でも実際はそんなもんです。
家に帰るとアマゾンで注文していたDVDがどさっと届いていた。「これから観たい&おすすめ映画・DVD(06年6月)」で紹介した「ドン・キホーテ」が手に入ったのがうれしい。チェコの人形アニメ作家イジー・トルンカも2本ゲット。つい先日も待望の「タヴィアーニ兄弟傑作選DVD-BOX」と「ひょっこりひょうたん島」のDVD-BOX2セットを入手。「OUT」もブックオフで買ってその日に観たのである。覚悟していた値段の半分で車が買えたのでこのところ気が大きくなっている。そろそろ気を引き締めねば。
さあ、今日はこれから「スタンドアップ」を観るぞ。またアメリカ映画。このところ充実している。楽しみ、楽しみ。
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