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2006年6月19日 (月)

ゴブリンのこれがおすすめ 18

チェン・カイコー監督Akizr1a
■マイ・ベスト5
1 「さらば、わが愛/覇王別姫」(93)
2 「子供たちの王様」(87)
3 「大閲兵」(85)
4 「黄色い大地」(84)
5 「始皇帝暗殺」(98)

チャン・イーモウ監督
■マイ・ベスト10
1 「活きる」(94)
2 「紅いコーリャン」(87)
3 「紅夢」(91)
4 「初恋のきた道」(00)
5 「HERO」(02)
6 「あの子を探して」(00)
7 「菊豆」(90)
8 「至福のとき」(02)
9 「キープ・クール」(98)
10 「秋菊の物語」(92)

■気になる未見作品
 「一人と八人」

コン・リー
■マイ・ベスト5
1 「活きる」(94)
2 「紅夢」(91)
3 「さらば、わが愛/覇王別姫」(93)
4 「紅いコーリャン」(87)
5 「きれいなおかあさん」(01)

■気になる未見作品
 「テラコッタ・ウォリア」(89)

中国映画

■おすすめの中国映画(チェン・カイコー、チャン・イーモウ作品を除く)
「天雲山物語」(1980) シェ・チン監督
「標識のない川の流れ」(1983)  ウー・ティエンミン監督
「黒砲事件」(1985) ホアン・チェンシン監督
「最後の冬」(1986) ウー・ツーニュウ監督
「恋愛季節」(1986) ウアルシャナ監督
「スタンド・イン 続黒砲事件」(1987) ホアン・チェンシン監督
「芙蓉鎮」(1987) シェ・チン監督
「古井戸」(1987) ウー・ティエンミン監督
「北京物語」(1987) チェン・トンティエン監督
「乳泉村の子」(1991) シェ・チン監督
「心の香り」(1992) スン・チョウ監督
「青い凧」(1993) ティエン・チュアンチュアン監督
「女人、四十」(1995) アン・ホイ監督
「變臉この櫂に手をそえて」(1995)  ウー・ティエンミン監督
「宋家の三姉妹」(1997) メイベル・チャン監督
「シュウシュウの季節」(1998) ジョアン・チェン監督
「スパイシー・ラブスープ」(1998) チャン・ヤン監督
「きれいなおかあさん」(1999) スン・ジョウ監督
「こころの湯」(1999) チャン・ヤン監督
「山の郵便配達」(1999)  フォ・ジェンチイ監督
「西洋鏡」(2000) アン・フー監督
「鬼が来た!」(2000) チアン・ウェン監督
「北京の自転車」(2000) ワン・シャオシュアイ監督、中国・台湾
「思い出の夏」(2001) リー・チーシアン監督
「ハッピー・フューネラル」(2001) フォン・シャオガン監督
「インファナル・アフェア」(2002) アンドリュー・ラウ、アラン・マック監督
「上海家族」(2002) ポン・シャオレン監督
「涙女」(2002) リュウ・ビンジェン監督
「小さな中国のお針子」(2002) ダイ・シージエ監督(フランス)
「ションヤンの酒家」(2002) フォ・ジェンチイ監督
「 わが家の犬は世界一」(2002) ルー・シュエチャン監督
「ココシリ」(2004) ルー・チュ-アン監督 
「キムチを売る女」(2005) チャン・リュル監督 
「胡同(フートン)のひまわり」(2005) チャン・ヤン監督 
「孔雀 我が家の風景」(2006) クー・チャンウェイ監督 
「長江哀歌」(2006) ジャ・ジャンクー監督
「トゥヤーの結婚」(2006) ワン・チュアンアン監督
「胡同の理髪」師(2006) ハスチョロー監督
「戦場のレクイエム」(2007) フォン・シャオガン監督
「ラスト、コーション」(2007) アン・リー監督 
「千年の祈り」(2007) ウェイン・ワン監督
「花の生涯~梅蘭芳」(2008) チェン・カイコー監督
「小さな村の小さなダンサー」(2009) ブルース・ペレスフォード監督、豪
「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」(2009) ジョニー・トー監督、フランス・香港
「再会の食卓」(2010) ワン・チュアンアン監督
「無言歌」(2010) ワン・ビン監督、香港・フランス・ベルギー
「桃さんのしあわせ」(2011) アン・ホイ監督、中国・香港

 

  韓国映画に押されてか、ここ数年中国映画の公開本数が極端に減っていた。それが今年に入ってチャン・イーモウ監督の「単騎、千里を走る」、チェン・カイコー監督の「PROMISE」、チャン・ユアン監督の「緑茶」、シャオ・チアン監督の「玲玲(リンリン)の電影日記」、ルー・チューアン監督の「ココシリ」と立て続けに公開された。DVDでも1963年製作の「早春二月」(サイ・ティエリ監督)が発売される(今月の21日)。これらはまだ1本も観ていないが、中国映画が日本で勢いを盛り返しているのはうれしいことだ。
  朝日新聞の6月16日付「中国電影100年 下」という記事によると、05年に製作された中国映画は260本で前年比23%増、史上最多の記録を作ったそうである。中国もご他聞にもれずシネコン・ブームとのこと。ただ外国映画の輸入数が増えると懸念されているので喜んでばかりもいられないようだ。いずれにしても、そのほんの一部しか日本で公開されていないのは惜しい。中国映画祭なども開催されているが、DVD化されなければ地方に住むものには観る機会がない。もっとどんどん輸入し、DVD化してもらいたい。知られざる傑作はまだまだあるはずだ。

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