ゴブリンのこれがおすすめ 13
フィルム・ノワール
■おすすめの20本
「M」(フリッツ・ラング、31)
「モンパルナスの夜」(ジュリアン・デュヴィヴィエ、33)
「深夜の告白」(ビリー・ワイルダー、44)
「飾窓の女」(フリッツ・ラング、44)
「ローラ殺人事件」(オットー・プレミンジャー、44)
「第三の男」(キャロル・リード、49)
「アスファルト・ジャングル」(ジョン・ヒューストン、50)
「サンセット大通り」(ビリー・ワイルダー、50)
「都会の牙」(ルドルフ・マテ、50)
「男の争い」(ジュールス・ダッシン、55)
「狩人の夜」(チャールズ・ロートン、55)
「いぬ」(ジャン・ピエール・メルヴィル、63)
「サムライ」(ジャン・ピエール・メルヴィル、67)
「仁義」(ジャン=ピエール・メルヴィル、70)
「さらば愛しき女よ」(ディック・リチャーズ、75)
「ハメット」(ヴィム・ヴェンダース、83)
「レザボア・ドッグス」(クェンティン・タランティーノ、91)
「レオン」(リュック・ベッソン、94)
「L.A.コンフィデンシャル」(カーティス・ハンソン、97)
「シン・シティ」(ロバート・ロドリゲス&フランク・ミラー、05)
■こちらも要チェック
「マルタの鷹」(ジョン・ヒューストン、41)
「幻の女」(ロバート・シオドマク、44)
「チャップリンの殺人狂時代」(チャールズ・チャップリン、47)
「現金に手を出すな」(ジャック・ベッケル、54)
「マダムと泥棒」(アレクサンダー・マッケンドリック、55)
「現金に体を張れ」(スタンリー・キューブリック、56)
「成功の甘き香り」(アレキサンダー・マッケンドリック、57)
「エヴァの匂い」(ジョゼフ・ロージー、62)
「地下室のメロディー」(アンリ・ヴェルヌイユ、62)
「袋小路」(ロマン・ポランスキー、66)
「シシリアン」(アンリ・ヴェルヌイユ、69)
「チャイナタウン」(ロマン・ポランスキー、74)
「グロリア」(ジョン・カサベテス、80)
「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」(ガイ・リッチー、98)
■気になる未見作品
「筋金(ヤキ)を入れろ」(アンリ・ドコワン、55)
「殺人鬼に罠をかけろ」(ジャン・ドラノワ、57)
「リスボン特急」(ジャン・ピエール・メルヴィル、72)
「暗黒街のふたり」(ジョゼ・ジョヴァンニ、73)
「男の争い」のレビューで「フィルム・ノワール」の特徴を次のようにまとめてみた。「文体はハード・ボイルドで、登場人物は男の場合ギャングか犯罪者が多く、女はファム・ファタル、かつ黒いあるいは暗い色調を基調にし、さらに何らかの犯罪が絡んだ映画。」もちろん定義しようとすればこれで足りるわけはない。例外はいくらでも出てくる。しかし定義とはそんなものだ。隣接のジャンルにはサスペンス映画、ギャング映画、金庫破り映画やその他犯罪映画全般があるので、どこまで含めるかは選ぶ人による。ということで、ここでは「フィルム・ノワール」の代表作ばかりではなく、人によっては「これは違うだろう」と感じるものまで含めている。
このジャンルに興味のある人は、本館HP「緑の杜のゴブリン」のmiscellanyコーナーにより網羅的な「フィルム・ノワール」作品リストを収録しているので、そちらも参照してください。
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