ゴブリンのこれがおすすめ 7
フランチェスコ・ロージ監督(1922- )
■おすすめの10本
「遥かなる帰郷」(1996) 監督/脚本
「予告された殺人の記録」(1987) 監督/脚本
「エボリ」(1979) 監督/脚本
「ローマに散る」(1976) 監督/脚本
「コーザ・ノストラ」(1973) 監督/脚本
「黒い砂漠」(1972) 監督/脚本
「イタリア式奇跡」(1967) 監督/脚本
「真実の瞬間」(1965) 監督/脚本
「都会を動かす手」(1963) 監督/脚本
「シシリーの黒い霧」(1962) 監督/脚本
■こちらも要チェック
「カルメン」(1983)
■気になる未見作品
「パレルモ」(1990)
イタリアを代表する社会派の巨匠。マフィア問題を追い続けてきた初期の作品も傑作ぞろいだが、後期の作品も「エボリ」や「予告された殺人の記録」など様々なテーマに挑み、優れた作品を作り続けてきた。闘牛士を描いた「真実の瞬間」は彼の作品系列の中では異色だが、「黒い牡牛」と並ぶ闘牛映画の傑作。これだけの傑作を作っているのに、DVDは「コーザ・ノストラ」しか出ていない。この不当な扱いには腹が立ってしょうがない。早く出して欲しい。
パトリス・ルコント監督(1947 - )
■おすすめの10本
「列車に乗った男」(2002)
「パトリス・ルコントの大喝采」(1996)
「リディキュール」(1995)
「イヴォンヌの香り」(1994)
「タンゴ」(1992)
「髪結いの亭主」(1990)
「仕立て屋の恋」(1989)
「タンデム」(1987)
「スペシャリスト」<未>(1984)
「愛しのエレーヌ」<未>(1983)
■気になる未見作品
「親密すぎるうちあけ話」(2004)
「歓楽通り」(2002)
「フェリックスとローラ」(2000)
「サン・ピエールの生命」(1999)
「橋の上の娘」(1999)
こちらは一転して軽妙な作風。日本でもファンが多い。フランスらしいしゃれた作品が多いが、どこかとぼけた持ち味も魅力。「列車に乗った男」で見せた渋い味もいい。「スペシャリスト」、「愛しのエレーヌ」、あるいは「恋の邪魔者」、「レ・ブロンゼ/スキーに行く」、「レ・ブロンゼ/日焼けした連中」等の初期作品は日本未公開だが、フランスでは大ヒット。どれもよく出来てる。これらはビデオで出ていたがDVDはまだ。こちらも早く出して欲しい。
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