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2006年2月15日 (水)

ラヴェンダーの咲く庭で

paris38 2004年 イギリス
原題:Ladies in Lavender
原作:ウィリアム・J・ロック、Faraway Stories
監督:チャールズ・ダンス
脚本:チャールズ・ダンス
音楽:ナイジェル・ヘス
撮影:ピーター・ビジウ
出演:ジュディ・デンチ、マギー・スミス、ダニエル・ブリュール、ナターシャ・マケルホーン、ミリアム・マーゴリーズ
   デヴィッド・ワーナー、トビー・ジョーンズ、クライヴ・ラッセル、リチャード・ピアーズ、ジョアンナ・ディケンズ
   フレディ・ジョンズ

  「ラヴェンダーの咲く庭で」という邦題は映画のイメージにはあっているものの、原題の“Ladies in Lavender”とは「ラヴェンダー色の服を着たレディーたち」という意味である。

  僕はずっとこの映画を観たくて仕方がなかった。もちろんその理由はジュディ・デンチとマギー・スミスというイギリスの2大女優が競演しているからである。イギリスはシェイクスピアの国。俳優はみな舞台で経験と実力を積み、それから映画やテレビに進出するというのが一般的なパターンである。二人とも演劇界で多くの業績を残した。OBE、DBEの勲位を両方受勲し、デイムの称号を授けられた数少ない名女優である。ジュディ・デンチを最初に観たのは「眺めのいい部屋」だと思うが、最初に大女優として意識したのは97年の9月にイギリスのブライトンで「Queen Victoria至上の恋」を観た時である(滞在中ダイアナ妃が亡くなる悲劇が起き、その日にケンジントン・パレスまで行って人々が献花している様子を見てきた)。ジュディ・デンチはヴィクトリア女王に扮した。日本公開時はあまり話題にならなかったがなかなかの秀作だった。その後は「ヘンリー五世」「恋におちたシェイクスピア」「ムッソリーニとお茶を」「ショコラ」「アイリス」「シッピング・ニュース」と何本も観てきた。「ムッソリーニとお茶を」はフランコ・ゼフィレッリ監督晩年の傑作で、マギー・スミスとここでも競演している。

  マギー・スミスを最初に観たのは「予期せぬ出来事」か「三人の女性への招待状」あたりだろうが、恐らく端役だろうからその頃は全く意識していなかった。有名な「ミス・ブロディの青春」や「眺めのいい部屋」(ジュディ・デンチと競演)を観た時もさほど意識していなかったと思う。彼女をはっきりと意識したのはあの「天使にラブソングを・・・」と「天使にラブソングを2」のきつい顔をした修道院長役である。その後は「ゴスフォード・パーク」や「ハリポタ」シリーズのプロフェッサー・マクゴナガル役でおなじみ。

  「ラヴェンダーの咲く庭で」は二人の老女と一人の若いバイオリニストが主役である。老人たちを主役にした映画は古くはジュリアン・デュヴィヴィエ監督の「旅路の果て」など幾つもあるが、比較的最近のものでは「コクーン」、「森の中の淑女たち」、「八月の鯨」、「歌え!フィッシャーマン」「きみに読む物語」「ウィスキー」など優れた作品が多い。しかし老女が若い男性にほのかな恋心を持つという微妙な主題を共感をこめて描いた映画はこれまでなかったかもしれない。

  もっともこの映画の中では村で唯一の医者であるミード医師(デヴィッド・ワーナー)が美貌の女流画家オルガ(ナターシャ・マケルホーン)にほれてストーカーのように付きまとう話も描かれているので、老人が若い男女に恋をする二つのパターンが描かれていると言った方が正確である。しかしそれにしてもこの二つの描かれ方は対照的だ。爺さんが若い女にほれるのはどこかいやらしさが付きまとい、老女が若い男性にほれるのは美しいものとして描かれている。女性の感想のほとんどはアーシュラ(ジュディ・デンチ)を「可愛い」と言う。そして必ず「女性は何時までたっても女性」、「いくつになっても女性は恋をする」と付け加える。ミード医師は、アンドレアを密告したりすることもあって、すこぶる印象が悪い。「男はいつまでたっても男である」と言えば、いつまでも女の尻を追い掛け回しているという意味にしかならない。情けない。

  時代設定は大戦間の1936年。ラジオを通して不穏な情勢が伝えられる。舞台は英国のコーンウォール地方のランズ・エンド。イギリスの本土、グレート・ブリテン島の一番南西にある半島部分がコーンウォール地方で、その先端にあるのがランズ・エンド。文字通り「地の果て」である。コーンウォール地方はイングランドの中でもケルト文化が色濃く残っている地域で、アーサー王伝説のふるさとである。白亜の崖が続く南部から南東部にかけての海岸地帯と違って、コーンウォールあたりは映画で見るように赤茶色の崖になる。観光地としてトーキーやペンザンスが有名だ。そういえば「コーンウォールの森へ」という映画もあったが、これはどうということもない凡作。

  映画はあの話題になった「ピアノ男」を思わせる出来事から始まる。アーシュラ(ジュディ・デンチ)とジャネット(マギー・スミス)姉妹は海辺の屋敷で静かに暮らしていた。家政婦のドーカス(ミリアム・マーゴリーズ)が二人の世話をしている。ジャネットは前の大戦で夫を亡くし、アーシュラはずっと独身を通しているらしい。恐らく裕福な家柄の生まれだろうが、ちょっとした買い物にも金の心配をしているから地主の娘ではなさそうだ。家もカントリー・ハウスと呼ばれる地方地主のお屋敷の様な立派なものではない。地代もなく他の収入もないので、親の残した遺産を少しずつ食い潰しながらつつましく暮らしているのだろう。苦しい家計ながら家政婦を雇っているのはやはり上層中流階級出身だからである。時代は違うが、ジェイン・オースティンの小説世界に出てきそうな姉妹だ。

  ある夏の朝、ちょっとした「事件」がおきる。嵐が去った翌日、二人が海岸に打ち上げられた若い男(ダニエル・ブリュール、「グッバイ・レーニン」の時よりもぽっちゃりしていた)を見つけるのだ。足に怪我をしていたが、幸い命に別状はなかった。男は徐々に快復して行くが、言葉が通じない。ようやく彼がアンドレアという名前のポーランド人で、渡米途中に難破したという事情が分かってくる。姉妹の看病によりアンドレアは次第に回復してゆく。やがて彼には非凡なヴァイオリンの才能がある事が分かってくる。

  アンドレアという若い男が女ばかりの所帯に入り込むことによって小さな異変が起きる。いつのまにか彼はジャネットとアーシュラにとって不可欠の存在になっていたのだ。特に結婚の経験を持たないアーシュラの心には、彼に対するほのかな恋の感情が生まれていく。そこにオルガという若い美人画家が現れ、結局アンドレアをロンドンに連れて行ってしまう。二人はまたいつもの静かな生活に戻ってゆく。アンドレアという青年の出現が静かだった姉m000650gd 妹の生活にほのかなときめきをもたらす。ひと時の浮き立った季節が終わりまた静寂が訪れ、普段の生活に戻る。どこか小津安二郎の世界を思わせる映画である。老女たちの心の中を吹き抜けた小さな嵐を細やかな演出で描いた美しくも、切ない物語。女性の細やかな心理を丁寧に描いた淡いラブストーリー。これはまさにジェイン・オースティンを生んだ国の映画なのである。ほのかな海と花の香りに淡くまた苦いロマンスの香りが交じり合う。地方色豊かないかにもイギリスらしい味わいのある作品である。

  とにかくアンドレアに対するアーシュラとジャネットの微妙な感情の描き方が見事だ。一度も結婚経験のないアーシュラはいつしか若いアンドレアに心を魅かれてゆく。年甲斐もないと分かっていてもどうしようもなく抑えがたい感情。最初はさりげない表れ方をする。例えば、家政婦のドーカスがアンドレアに運んでゆく朝食のお盆にアーシュラが庭の花を一輪さっと置くシーン。こういう細やかでさりげない場面がいくつも積み重ねられてゆく。小さな波紋がどんどん広がってゆく。そのうちジャネットに気持ちを見抜かれちょっとしたいさかいも起こる。気付かれないようにジャネットの後ろからチラッとアンドレアを見るアーシュラの目つき。若い美人のオルガがずけずけと彼女たちの家に入り込んできたときの複雑な表情(二人はオルガを魔女にたとえるが、実際そう思えたのに違いない)。もちろん、常に冷静で落ち着きを失わない姉のジャネットもアンドレアが現れて以来心が浮き立っている。ドイツ語が話せると分かればドイツ語の辞書を引いて一生懸命勉強する。一方アーシュラは家具に英語のつづりを書いた札をつけ、アンドレアに英語を教えようとする。アーシュラは行動が先に出てしまう。行動的だがどこか危なっかしいアーシュラ、その妹を気遣う冷静で理性的なジャネット。性格の違いからくる行動や気持ちの表現の仕方の違いまで丁寧に描き分けている。

  大人のおとぎ話という意味では「Dearフランキー」に通じるものがある。この映画には白馬にまたがった王子様のイメージが何回か出てくる。しかし、まだ若い主婦のリジーには十分その可能性があるのに対して、アーシュラの場合はほとんど可能性がないだけにその恋心は悲痛なものになる。夜中にアンドレアの部屋に行って寝ているアンドレアに触れようとしてジャネットに見つかった時のうろたえぶり。観ていて哀れを誘う。

  やがていつか来るはずの日がついにやってきた。アンドレアはオルガに説得され、彼女の兄である高名なヴァイオリニスト、ボリス・ダニロフに会うために二人に知らせる暇もなく突然村を去った。心の支えを失ったアーシュラの落胆ぶりはなんとも哀れだ。アーシュラはアンドレアのベッドに丸まるように横たわって泣く。アーシュラの痛ましいほどの悲しみ、自分の中にもある悲しみを抑えつつ妹をなぐさめる気丈なジャネット。老女たちの恋をただ美しく描くのではなく、その残酷さも描いていることがこの作品に奥行きを与えている。

  老女たちの秘められた感情を描いているので全体に淡々とした話なのだが、単調さをすくうためにコミカルな味付けが施されている。もっぱら笑いを担当するのはでっぷりと太った家政婦のドーカスである。姉妹を描く時は細やかなタッチだが、それに対してこちらはおおらかでユーモラスなタッチになる。彼女の見るからに庶民的な性格が強調される。ドアはばたんと大きな音を立てて閉めるし、歩く時もどたどたとやかましい。傑作なのはイワシのパイ。パイ生地からイワシの頭や尻尾が飛び出ている。スターゲイジー・パイというコーンウォール地方の名物料理だが、正直言ってとても食欲がわく絵ではない。それを姉妹がうまそうに食べるところが面白い。もっとも気がふさいでいるアーシュラは全部食べずに残してしまうのだが。イワシを買い付ける時のドーカスの表情も滑稽だ。ジャガイモの皮むきのシーンも笑える。アンドレアの茶目っ気が描かれる数少ないシーンである。

  回復したアンドレアは村の酒場に出入りする。ここで村人たちが登場する。狭い女所帯から抜け出して息抜きが出来る貴重な場所。ほっとする場面である。田舎の人たちの風情がよく出ている。アンドレアにヴァイオリンを貸した村の男は見るからに田舎の男という素朴な顔立ち。あの顔が実にいい。庶民たちとの交流を描いておいたからこそ、最後にアンドレアの演奏をラジオで聞くために村人たちが姉妹の家に集まってくるシーンが生きてくるのである。ただこの酒場にも美人の「魔女」オルガが現れて不穏な空気が入り込んでくる。

  ラストはロンドンでの演奏会。ボリス・ダニロフに見出されたアンドレアはヴァイオリンのソリストとして登場する。その会場にジャネットとアーシュラがいた。演奏会の終了後二人はアンドレアに再会する。彼は再会を喜ぶが、すぐ誰かに呼ばれ中座してしまう。姉妹は彼を待たず静かに去ってゆく。長い廊下を歩き会場を後にするアーシュラとジャネット。「笑の大学」のラストを連想させる。すぐその後にいつもの海岸を散歩する二人が短く映され幕。海岸の場面で始まり海岸の場面で終わる。二人はまた日常に戻ったのだ。しかし冒頭の場面と同じ二人ではない。アーシュラもジャネットでさえも短いが楽しい思い出を心に刻んだ。特にアーシュラにとってはつらく切ない思い出だが、その切なさを一生知らずに過ごすよりはきっとよかったのだ。余韻を残さないラストが逆に余韻を残す。いい終わり方だと思った。

  美しいコーンウォールの風景、甘美なヴァイオリンのメロディ、淡いロマンス。どれも素晴らしいのだが、どういうわけか映画全体としてみると何か物足りない。今ひとつのところで傑作には至らなかった。細やかな演出は出色なのだが、どうも全体に淡々としすぎてドラマ性に欠ける。別にハリウッド映画の様な劇的な展開を望んでいるわけではないのだが、もう少し起伏に富んだドラマ展開が欲しかった。しっとりとした良い映画だけに、そういう印象が残ってしまうのは残念だ。

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コメント

けろりーなさん コメントありがとうございます。
このところまたイギリス映画に活気が出てきました。これから公開されるイギリス映画が楽しみです。
また時々お寄りください。

TBありがとうございました。
ご紹介の映画も観てみたいと思います。

 オレンジ14さん コメントありがとうございます。
 日本でもかつて老人は大事にされたものですが、今は映画やドラマでは滅多に肯定的に描かれることはありません。二人の老女の繊細な感情の揺れをこれほど感性豊かに描いた映画を日本映画で探すのは難しいでしょう。それに見事に応えた二人の大女優に惜しみない拍手を!

初めまして。
コメント&TBありがとうございました。
2大女優が初老の姉妹、妹アーシュラと姉ジャネットの青年アンドレアへの接し方の違いや恋心を見事に演じていました。
バイオリン演奏の音色を穏やかに聞く初老の姉妹。
青年アンドレアの素晴らしい人生のため、姉妹が静かに去っていく後姿・・・。
淡い恋に切なさを感じました。
充実した記事内容で、じっくり私も読ませてもらいました。
また寄らせてもらいます、では。

 ほんやら堂さん コメントありがとうございます。
 「恋のエチュード」にコーンウォールが出てきたのですか。もうずいぶん前に観たので、二人の姉妹がすごい美人だったという以外は何も記憶に残っていません。
 僕はあの辺は行ったことはないのです。ウィンチェスターやストーンヘンジあたりまでは行ったのですが。イギリスの田舎の美しさは信じられないほどです。でも、外国にはなかなか行けないので映画で我慢するしかありません。

TB有り難うございました.
この映画には女の人のナイーブさを教えられました.その点,男はじじいになったらちっと分が悪いように感じます.
ロケーションした地方の映像は,この後に見たフランソワ・トリュフォーの「恋のエチュード」で,痛烈に思い出すことになりました.
ではまた.

 mahitoさん コメントありがとうございます。
 女の人たちがアーシュラを「可愛い」と言う気持ちは分かりますね。韓国映画の「おばあちゃんの家」なんかもそうですが、おばあちゃんの出てくる映画はどこかほのぼのして好きです。ただ、この映画の場合は悲痛な面があって観ていてつらい場面がたくさんあります。でも彼女たちはそれを乗り越えたのですね。少々物足りないと書きましたが、とてもいい映画だと思います。

TBありばとうございました!

 女性でありながら私にはあまり無いであろう感情が描かれている点で『可愛いなァ』と思いました。
 自分が持っていないものにはとっても憧れます^^

それはさて置き、私にとって新鮮な見方だったのでじっくり読ませて頂きました。

 TBさせて頂きます!
 

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