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« ALWAYS三丁目の夕日 | トップページ | 寄せ集め映画短評集 その13 »

2006年1月18日 (水)

THE有頂天ホテル

clip-eng32005年 日本(東宝)
製作:亀山千広
監督:三谷幸喜
脚本:三谷幸喜
撮影:山本英夫
美術:種田陽平
音楽:本間勇輔

キャスト
<「ホテルアバンティ」従業員>
ホテルの総支配人・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・伊東四朗
副支配人(宿泊部長) 新堂平吉・・・・・・・・・役所広司
アシスタントマネージャー 矢部登紀子・・・・・戸田恵子
副支配人(料飲部長) 瀬尾高志・・・・・・・・・生瀬勝久
ベルボーイ 只野憲二 ・・・・・・・・・・・・・・・・・香取慎吾
ウェイター 丹下哲平 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・川平慈英
客室係 (議員の元愛人) 竹本ハナ・・・・・・・松たか子
客室係 野間睦子 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・堀内敬子
筆耕係 右近  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オダギリジョー

<「ホテルアバンティ」のお客様>
汚職国会議員 武藤田勝利・・・・・・・・・・・・・佐藤浩市
武藤田の秘書 神保保・・・・・・・・・・・・・・・・・浅野和之
謎のフライトアテンダント 小原なおみ・・・・・・麻生久美子
マン・オブ・ザ・イヤー受賞者 堀田衛・・・・・・角野卓造
堀田衛の妻 (新堂の元妻) 堀田由美・・・・・原田美枝子
演歌歌手 徳川膳武・・・・・・・・・・・・・・・・・・・西田敏行
徳川の付き人 尾藤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・梶原善
ホテル探偵 蔵人・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・石井正則
大富豪 板東健治 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・津川雅彦
板東の息子 板東直正・・・・・・・・・・・・・・・・・近藤芳正
コールガール ヨーコ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・篠原涼子

<芸人たち>
芸能プロ社長 赤丸寿一 ・・・・・・・・・・・・・・・唐沢寿明
スパニッシュマジシャン ホセ河内 ・・・・・・・・寺島進
シンガー 桜チェリー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・YOU
腹話術に使うアヒル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アヒル

  日曜日に「THE有頂天ホテル」を観てきた。「ラヂオの時間」「みんなのいえ」に続く三谷幸喜の監督3作目である。うわさに違わぬなかなかの傑作。「運命じゃない人」に匹敵する一分の隙もない練り上げられたストーリー展開が秀逸。23人もの主要登場人物が絡まり、もつれながらも、ラストのカウントダウンに向かって進んでゆくダイナミックな面白さ、演技力があり癖のある俳優を多数そろえた豪華さ、ホテルの1階部分をまるまる造り上げたセットの華麗さ、どれをとっても極上のエンターテイメント作品である。

  2005年の大晦日、新年まであと約2時間あまり。カウントダウン・パーティーの準備で大忙しの「ホテルアバンティ」。そこから映画はリアルタイムで進む。新年のカウントダウン・パーティーの成否はホテルの威信に関わり、これを無事終えることが副支配人の新堂平吉に課せられた責務である。しかし、次から次へと思わぬハプニングが起き、新堂たちはてんてこ舞い。なぜだか頼りの総支配人は行方知れず、どころか足を引っ張る始末。ホテル内には神出鬼没のコールガールとアヒルがうろつき、宿泊客はいずれも訳ありの落ち着かない人たちばかり。新堂自身も偶然出会った元妻に見栄から思わず嘘を言ってしまい窮地に陥る。

  とまあ、コメディのテクニックを惜しみなく駆使しつつ、混乱の極みからクライマックスとなる最後のカウントダウン・パーティーへとよどみなく展開させてゆく演出の冴えはさすが。舞台がホテルというのは偶然ではないだろう。多数の人が行き交い、様々な人生が交錯する場所を舞台とした群像劇、いわゆる「グランド・ホテル形式」の映画。ホテルのスイートルームに「グランド・ホテル」のキャストの名前をつけていることからもこの形式を意識していたことが分かる。しかし「グランド・ホテル形式」という用語を聞くのは久しぶりだ。昔はよく使ったのだが、いつごろから使わなくなったのか。より複雑で複線化した「ショート・カッツ」building003_sや「パルプ・フィクション」タイプの映画が増えたために、「グランド・ホテル形式」という表現が合わなくなってきたせいだろうか。「THE有頂天ホテル」も「グランド・ホテル形式」というより「パルプ・フィクション」タイプの映画だ。

  ホテルを舞台にしたのは成功である。互いに知らないたくさんの人たちが出入りし集結する場所、同時にいろいろなことが進行している場所、華やかな表側と様々な思惑や秘密にまみれた裏側が同時に存在する場所、迷路の様な複雑な造り、まさにホテルは群像劇に適した場所なのである。

  三谷幸喜はさらにもう幾つか工夫を重ねている。新年のカウントダウンという年に一度のホテルの威信をかけたイベントが控えていて失敗は許されない。タイムリミットが設定された時限ドラマにしているのだ。さらに新聞記者を導入することによりホテルは脱出困難な閉じられた空間になる。これは最後に武藤田国会議員がホテルを脱出する場面で生きてくる。これらの設定が功を奏している。準備をあせるホテル関係者と遠慮なく発生するハプニング、関係者は対応に追われ準備は遅れるばかり。そうしている間に時間は迫り・・・。三谷幸喜のコメディのツボを知り尽くした演出が冴え渡る。

  最初のハプニングは垂れ幕。「謹賀新年」の字が「謹賀信念」に。あわてて筆耕係に新しいのを作らせる。しかし彼は大きな字など書いたことがない・・・。その後はもうハプニングの嵐。ホテルの品位を落とすコールガールの侵入、アヒルが逃げ出し、総支配人は顔にドーランを塗ったまま逃げ回る、マン・オブ・ザ・イヤーの受賞者はコールガールに付きまとわれ逃げ回る、副支配人の新堂も別れた妻と出会って思わず嘘を言ってしまう、その上にstag をstageと読み間違えてますます混乱を招く結果に・・・。

  何しろ主な登場人物だけでも23人も登場し、それがまたそれぞれにかなりの比重を与えられているのだから、まさに大混乱である。しかもそれがリアルタイムで展開されており、各登場人物がいろんなところで接触し、すれ違い、交錯し、その上思わぬ出会いまであったりと、先が読めないようになっている。コメディにはもってこいのシチュエーションである。それでいて観客がついてゆけなくなるほど複雑ではない。恐らく長回しを多用したことがうまくシチュエーションの理解を助けているのだろう。めまぐるしくシーンが切り替えられたのでは観ている方は混乱する。よく考え抜かれている。混乱の渦巻きの中心に、副支配人新堂平吉を演じる役所広司を置いたことも正解だった。

  笑いのつぼも押さえまくっている。伏線の張り方、小道具の使い方が絶妙だ。9つのエピソードが同時に進行するのだが、それぞれに色調を変えている。松たか子・津川雅彦・近藤芳正が中心のエピソードでは「取り違え」のテクニックが取り入れられている。角野卓造・篠原涼子のエピソードでは携帯が小道具としてうまく使われている。クネクネダンスの使い方は憎いくらいうまい。香取慎吾・麻生久美子・堀内敬子・川平慈英のエピソードでは「二役」のトリックが見事に決まっている。伏線の張り方もうまい。役所広司・原田美枝子・戸田恵子のエピソードでは嘘から出た思い込みのひとり芝居の世界に突入。

  伊東四朗・角野卓造・YOUの逃走3人組はチャップリンよろしくドタバタ調に。ここでは「てんぷくトリオ」時代に鳴らした伊東四朗のお笑い芸が満喫できる。ドーラン塗って逃げ回る伊東四朗はまさにバカ殿のノリだ。名人角野卓造の慌てふためきぶりも見もの。唐沢寿明・寺島進・YOU・石井正則の芸能グループでは何と言ってもアヒルが小道具(?)として大活躍。このアヒルは24人目の主要登場人物といってもいい(上のキャスト一覧の中に入れておいた)。オダギリジョー・役所広司の挿話では前述の垂れ幕が小道具として使われている上に、融通の利かないオダギリジョーのキャラクターが笑いを生む。

  西田敏行・梶原善・香取慎吾のエピソードでは自殺願望の演歌歌手という奇抜な設定を設け、あえてベタな芝居をさせて、有名人の意外な裏面を覗かせる。一転して、佐藤浩市・篠原涼子・浅野和之・松たか子グループではシリアス調になり、松たか子が熱く語ったりする。とまあ、こんな次第で、才人三谷幸喜は知り尽くしたコメディのテクニックを総動員して、笑いガス弾を撃って撃って撃ちまくる。観客はあえなくノックアウトである。

  混乱は一時はどうなることかと思うほどだが、12時のカウントダウンまでにはすべてうまく収まるところに収まる。嵐が去って、めでたく新年をみんなで迎える。めでたしめでたし。シェイクスピアじゃないが「終わりよければすべてよし」とあいなります。これだけでも十分腹応えがあるのに、さらに様々な愛のエピソードが絡まり、この映画のために建てられた豪華なホテルのセットを堪能できるおまけ付き。あそうそう、忘れてはいけない。新年を祝うパーティーでYOUが歌を披露してくれます。売れない歌手という設定ですから歌はうまいわけですが、彼女自身元は「フェアチャイルド」というバンドのボーカルだった。当時のジャケット写真は実にかわいかった。

  もうひとり最後に特記しておきたいのは篠原涼子。最近の彼女の活躍は目覚しい。そういえば彼女も歌手だが、女優としての方が才能はあると感じた。このコールガール役も実に似合っている。もっと出演作が増えればいい女優になるでしょう。

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コメント

 ルーピーQさん コメントありがとうございます。僕は三谷幸喜の芝居やTVドラマは見たことはないのですが、映画は3本とも見ました。「みんなのいえ」は今ひとつでしたが他の2本はいい。「THE有頂天ホテル」は本当に傑作ですね。
 三谷幸喜はあのむっつり顔でこんなことを考えてたのかあ。次はどんな映画を作ってくれるのだろう。もう今から期待してしまいます。

ゴブリンさん、今晩は☆
コメント&返TB有難うございます。^^
久しぶりに笑える映画を観た!という気がします。
あれだけの人数のエピソードを、最後にはキッチリ纏めてしまう監督の手腕に脱帽です。
気軽に楽しむことのできた映画でした~!

 HANAさん 久しぶりですね。TBとコメントありがとうございます。
 僕もこの映画は楽しみました。三谷幸喜監督の才能には感心します。見所がたくさんあるので、DVDが出たらほしいですね。三谷監督なら楽しいおまけが付いているのはないかと期待してしまいます。

ごぶりんさん、お久しぶりです。
私もようやく「THE 有頂天ホテル」見ましたよ。
もう、掛け値なしに面白かった!!
こういう映画を見たかったんだよ、と思いました。

2度も3度も見たい、またはそれだけ見ないとよさがわからないという映画もいいけど、
たまにはこういう楽しい映画がやっぱりいいです。

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