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2006年1月15日 (日)

ALWAYS三丁目の夕日

kael2w2005年 日本
監督:山崎貴
脚本:山崎貴
原作:西岸良平 『三丁目の夕日』
出演:吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希、三浦友和
    もたいまさこ、薬師丸ひろ子、 須賀健太、小清水一揮
    マギー、温水洋一、小日向文世、木村祐一
    ピエール瀧 、神戸浩、飯田基祐、麻木久仁子
    奥貫薫、石丸謙二郎、松尾貴史

  昭和33年、東京タワーが完成した年。僕は4歳だった。小学生の低学年くらいの時に東京の叔母に連れられて東京タワーを見に行った覚えがある。そういう世代にとってはとにかく懐かしさを感じる映画だ。冒頭に出てくる竹ヒゴ飛行機が屋根の上を飛ぶシーン。あの飛行機を見たとき懐かしさのあまり思わず声を出しそうになった。当時の男の子はみんなあれを作って飛ばしていた。竹ヒゴを火であぶって曲げて羽の先端の曲がったところを作るのが難しかった。ただあんな街中で飛ばすことはない。屋根の上に乗ってしまって取れなくなるからだ。みんな原っぱ(昔はあちこちに原っぱがあった)や小学校の校庭で飛ばしていた。あんなごみごみした街中で飛ばすのは、その後の空からのショットにつなげるための映画的演出のためである。

  それはともかく、三輪のミゼット、氷で冷やす冷蔵庫(電気冷蔵庫がはじめて来たとき家族が代わるがわる冷蔵庫に頭を突っ込むところが可笑しい)、駄菓子屋(当時は籤の「ハズレ」を「スカ」と言っていた、カスをひっくり返したものではないか)、都電、地方からの集団就職(金の卵と言われてもてはやされていたが、実際はこき使われていたのだろう)、フラフープ(「だっこちゃん」ブームもこの頃じゃなかったっけ?)、野球盤、納豆売り、蛇腹の洗濯板、蒸気機関車、湯たんぽ。何と言っても昔の上野駅前の映像は感涙もの。東京に行くにはいつも常磐線を利用していたから昔の上野駅は懐かしい。映画には出てこなかったが、昔の洗濯機は回転させて脱水するという機能がまだなかったのでローラーで絞っていた。2本のローラーの間に洗濯物を挟んで、取っ手でローラーを回転させて絞るのである。反対側からスルメの様にぺったらになった洗濯物が出てくるのが見ていて面白かった。

  物ばかりではない。アッカンベーをする子供。確かに最近見ない。近所のテレビのない人たちがテレビを見に来る様子はなんとも懐かしい。実家にも物心ついたときにはテレビがあったから、プロレスが始まる時間になると近所の人たちが集まってきたものだ。それから、電話のない家も珍しくなく、隣の豆腐屋のおばちゃん家に電話が来るとよく呼びにやらされたものだ(隣は電話がないのでうちにかけてくる)。なお、三種の神器も時代によって当然中身が変わってくる。テレビ、冷蔵庫、洗濯機が三種の神器といわれていたのは50年代である。60年代の高度成長期にはカラーテレビ、クーラー、カーの3Cとなる。最近ではデジカメ、DVDレコーダー、薄型テレビがそう呼ばれるそうである(「ウィキペディア(Wikipedia)」より)。

  とにかく駄菓子屋の商品ひとつとってもどれも懐かしいものばかりだ。しかしよく考えてみるとこの懐かしさはどうも作られた懐かしさなのだ。実際、昔の日本映画を観ても(VFXではない本物が映っているにもかかわらず)これほど懐かしさを感じない。なぜならそこに映っているものは皆現役であって、少しも懐かしいものではないからである。これ見よがしに懐かしいでしょうと映しているのではなく、自然に映画の中に溶け込んでいる。それらを見せるこc_aki01bとに主眼があるわけではないからだ。翻って見れば、「ALWAYS三丁目の夕日」は当時を懐かしむ時に思い出される典型的なものを総動員したという感じなのだ。よく思い出はセピア色だと言うが、実際はそんなことはない。昔だってちゃんと色はある。昔の写真や映画が白黒である事からの連想である。セピア色の人工的な懐かしさ。まるで博物館だとブログで指摘している人もいたが、確かにその通りである。

  VFXの技術に長けた人が昔の風物を撮るとこうなるのか?まあ、それ自体は別に問題ではない。問題は肝心のストーリーが懐かしさを強調するあまりやせてしまっていないかという点である。懐かしさを感じさせることもこの映画の「売り」の一つなのだから。VFX映像は実によく出来ていて一部に不自然さがあったけれども(都電の窓からの眺めが動きとやや合っていない)、ほとんど作り物という感じは抱かせない。

  この映画に懐かしさを感じるのは風物ばかりではない。人間関係の描き方はかつての日本映画が得意とした人情喜劇路線を踏襲している。懐かしい古い日本映画のタッチ、かつての日本映画はこうした庶民の哀歓を綴った人情喜劇が得意だったのである。人情物大好きの僕としては大歓迎である。もちろんこのタッチは原作の持ち味である。原作の漫画は30年も連載しているそうだが、あまり読んだことはなかった。人物の目が横長のまるでカプセルの様な形をしているのが特徴で、ストーリーはほのぼのタッチ。決して嫌いなタイプの漫画ではないのだが、なぜかじっくり読んだことはなかった。映画化をきっかけに原作を買ってきたが、暇な時にじっくり読んでみたい。

  映画のストーリーはこれといって一貫した筋はない。東京タワーが建設中の東京下町の夕日町三丁目が舞台。自動車修理工場「鈴木オート」に青森から集団就職で星野六子(堀北真希)がやってくる。上野駅まで出迎えてもらってさぞや大きな工場だろうと期待が膨らむが、行ってみたら家と工場が一体の小さな町工場(「こうば」と読まないと感じが出ない)だった。社長(堤真一)自身が運転する出迎えの車も三輪のミゼット。このように冒頭からコメディ調で笑わせる。向かいの駄菓子屋「茶川商店」の店主茶川竜之介(吉岡秀隆)は東大卒で、本業は売れない小説家。彼は行きつけの飲み屋の女将ヒロミ(小雪)に色仕掛けで迫られ、彼女の元に来た身寄りのない少年古行淳之介(須賀健太)を引き取るハメになる。茶川竜之介や古行淳之介というパロディ調のネーミングが全体のコメディ仕立てに合っている。

  中心人物はこの鈴木オートの家族と茶川竜之介・古行淳之介コンビである。これに医者の宅間先生(三浦友和)やたばこ屋兼暴走自転車ライダーのおばちゃん(もたいまさこ)などの多彩な近所の人たちが絡む。鈴木オートの息子の一平(小清水一揮)が宅間先生を「悪魔先生」と呼んで、「悪魔は嫌いだぁ~」と叫んで怖がるところが笑える。

  役者がみんな良い。堤真一演じる頑固オヤジが実に面白い。リンゴほっぺで東北弁を話す堀北真希がかわいい(昔の田舎の子供はみんな赤いほっぺをしていた)。そうそう、鈴木オートの「社長夫人」を忘れちゃならない。薬師丸ひろ子が椎名誠風に言えば「正しい日本のおかあちゃん」をしっかりと演じている。唯一心配だったのは吉岡秀隆。「寅さん」シリーズの満男役、「北の国から」の純役など子役の時はよかったのだが、いつまでも子供の様な甲高い声で大人の役者になりきれていない不安があった。「半落ち」の副裁判官役などは全く役柄の重々しさが出ていなかった。しかし茶川役は何とか無難に乗り切っていた。これまでやったことがない役柄だろう。ただし、ぼさぼさ髪にメガネという扮装がだいぶ助けているようで、まだ演技や台詞回しは拙い感じがする。

 売れないながらもいつかは賞をとって純文学作家になるんだと夢見る茶川(当時売り出し中の慎太郎だの健三郎だのを酔うとコケにする)、いつかは世界に打って出る自動車会社にするんだと誓う鈴木オートのオヤジ、明日を夢見るパワーがあった時代。まさに「プロジェクトX」の世代だ。彼らのパワーと創造力と技術が高度成長時代を到来させたのだが、しかし一方で公害を撒き散らし無駄な構造物をやたらと作った。

 「ALWAYS三丁目の夕日」は人情物の常として否定的な面は切り捨て「古きよき時代」をノスタルジックに描き出す。それはそれでいい。わずか2時間で人生や社会のすべてを描き切ることなど出来はしない。その一面を切り取ってくるしかない。いろんな切り取り方familyをした作品があっていい。人情物である本作は今では薄れてしまったものに焦点を当てる。物のない暮らしの中で人々が慎ましく生き、少ないものを互いに分け合い、子供がいたずらをすれば大人が本気で叱り、「本日休診」のように医は仁術を実践する医者がおり、「警察日記」のように貧しさゆえのちょっとした犯罪などは見逃してやる警官がいた。人情味のある生活がそこにあった。

  茶川は淳之介に「お前とは縁もゆかりもないんだからな」と言いながら、淳之介が遅くまで家に帰ってこないときには本気で心配した。薬師丸ひろ子が「本当のお父さんになったね」と言ったくらいだ。淳之介の帰りが遅くなったのは母親を探すために一平と高円寺まで都電で行っていたからだが、これなどは人情物の常道だ。

  全体にエピソードを寄せ集めたような作りなのは原作が続き物ではなく毎回読みきりの漫画だから。恐らく映画に盛り込む題材を探している時に、これもいいこれもいいと感動的なエピソードをどんどん盛り込んでいったのだろう。泣かせどころは普通1、2箇所なのだが、全編、特に後半はこれ泣かせどころのオンパレード。一平のセーターの肘に母親が忍ばせたお守り、茶川がヒロミに「指輪」をはめるシーン、六ちゃんがお母さんの手紙を読むシーン、裕福な実の父親に引き取られることになるが振り切ってまた茶川の元へ戻ってくる淳之介、六ちゃんと淳之介に生まれて初めてのクリスマスプレゼントを贈る場面、これでもかとばかり「催涙弾」を後から後から放つ。

 人情物に弱い僕はかなり泣かされたが、後で冷静になって考えてみると、これでもかと感動的なエピソードを積み重ねて観客の涙を搾り取る演出はかなりえぐい。だから、さりげなく挿入された宅間先生の家族のエピソードが却って印象深いのである。大人たちの演技は皆大げさである。恐らく大げさな演技を要求するのは演出する側に「照れ」があるからだ。子供たちが一番自然な演技をしていた。小料理屋の女将ヒロミも、演じる小雪が輝くばかりに美しく、とても水商売で生きてきた女には見えない。子どもたちが青っ洟を垂らしていないあたりは確かに美化されている。作った過去、作られた懐かしさなので多少の無理はある。六ちゃんが古くなったシュークリームを食べて食中毒になったエピソードでは、シュークリームをはじめて見たので期限が切れていても捨てられなかったという貧しさへの言及が出てくるが、総じて懐かしい過去というユートピアを演出する方向に向かう。だからこれはある意味でファンタジーなのである。そう割り切って観た方がいいだろう。

  山田洋次監督だったらノスタルジー一辺倒に偏るのではなく、もっと現実の様々な面を描きこんでいただろう。あるいは、子供たちを主人公にして大人たちを脇役にしていればもっと自然な懐かしさを作れたかもしれない。ストレートな映画だから当然不満も出てくるだろう。それでも、まだ家族が家族らしかった時代、物不足を人情が補っていた時代の陽だまりのような温かさ、このほのぼのした持ち味は素直に受け入れたい。

  ストーリーの進展につれて建造中の東京タワーが徐々に出来上がっていき、ラストでは完成している。「50年後も夕日は美しい」というメッセージとともに映画は終わる。僕らは今その50年後にいる。その50年の間にわれわれはどんな道のりを歩んできたのか。それを考えるのは映画を観ている側の課題である。

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コメント

しらはさん コメントありがとうございます。
社会というものは複雑な集合体ですので、ある社会や時代をこうだと言ったとたん、いや実はこういう側面もあるとたちどころに異論が出ます。統計上の傾向と実感がずれていたりすることもあります。
ある社会や時代を丸のまま描くことはわずか2時間ばかりの映画では所詮無理なことです。どの側面を切り取るのかということになるのでしょうね。
特に過ぎた過去は懐かしさというオブラートに包まれがちです。この映画はその効果を狙ったものだと言えそうですね。

ちなみに三丁目の夕日は実は最も殺人やレイプが多かった時代だったりします。
http://www.hesoname.com/archives/2008/09/15/094836.php http://pandaman.iza.ne.jp/blog/entry/638149/

 HANAさん 久しぶりですね。TB&コメントありがとうございます。
 僕も田舎育ちなので当時の東京を見ていたわけではありませんが、なぜか懐かしさを感じます。レビューに書いたようにある意味で作られた懐かしさなのですが、いやみがないので素直に懐かしさに浸れます。
 でも一番懐かしいのは風景ではなく当時の人間関係、つまり人情味なのでしょうね。すっかり泣かされてしまいました。

あれ?昨日コメントしたはずだったんだけど・・・・?

だいぶ時期はずれですが、「ALWAYS 三丁目の夕日」をようやく見たのでTBさせていただきました。

主人と一緒に見ていたのですが、たまにはこんなのんびりしたのもいいねなんて言いながらこちらものんびりと鑑賞しました。

氷の冷蔵庫やローラーの洗濯機の実物を見たことがある私にとってはなんとも郷愁を誘うものでした。

 ALWAYS三丁目の夕日応援委員会さん コメントありがとうございます。
 13回も観たとはすごいですね。さすが「応援委員長」。僕もDVDが出たときにはぜひほしいと思っています。
 ホームページも見せていただきました。一人であそこまで作るのは大変だったでしょう。ファンがさらに増えるといいですね。

こんにちは、ALWAYS 三丁目の夕日ファンの皆様。私もファンで13回見ましたが、このところ上映館もほとんどなくなり、また本家のメッセージボードも終わりになるそうで寂しくなりますね。そこでちょっと時期遅れですが「ALWAYS 三丁目の夕日応援委員会」というホームページを作ってみましたので、遊びに来てください。
http://www.geocities.jp/always3chome/

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