ブログとホームページの違いに驚く
新しくブログを作ったのは8月の27日。ホームページの「恋太郎の映画日記」はさっぱり人気がでないが、それはタイトルのネーミングが悪いからだろうと考えて、さんざん頭をひねって、ブログのタイトルを「銀の森のゴブリン」にした。最初からメルヘンチックなタイトルを作ろうと思ったわけではないが、出来上がったらそうなっていた。銀は銀幕から取った。最初は「何とかカフェ」とか、「何とかタイム」にしようかと考えていたが、映画関係のホームページやブログには多いのでやめた。代わりに思いついたのが「何とかの森」だった。そこから「銀の森」ができた。ゴブリンはどこから発想したのか覚えていないが、妖精の住むケルトの森を連想したのだろう。このタイトルなら反響があるはずだ。その考えはあたった。
ものすごい反響である。きのう(8月30日)1日だけでなんとアクセス数が70あった!そのうちの10くらいは自分でアクセスしたものだ。アップした文章がどんな風に見えるか確かめたり、どれくらいアクセスがあったかを調べるためにアクセスしたものだ。それを除いても60くらいある。とんでもない数である。まだ開設して3日目だぞ。今日も60近いアクセスがあった。しかもホームページ時代には経験したことがなかった、コメントやトラックバックが入ってくる。これは感動だ。自分の書いた文章に他の人からの反応が返ってくる。反応が直に感じられるのである。一方、ホームページはといえば、きのうのアクセス数10、うち自分でアクセスしたのが7あるから、純粋な外来分はたったの3回だ。今日なんかもう後30分で日付が変わるがまだ7だ。純粋な外からのアクセスは3回のみ。何とか自分のホームページを宣伝しようとあちこちのアクセスアップ・サイトに登録したりしたが、さっぱりアクセス数は増えない。もう嫌気が差してやる気をなくしかけていた。それがブログを作ったとたんにこの反響。一体何なんだこの違いは。
確かにタイトルもずっと魅力的になったし、ブログのデザインもタイトルにふさわしいデザインを選んだ。見かけはホームページより断然良い。それは自分でも分かる。女性でも違和感なく入ってこれる(ただ文体が堅いのですぐ他のブログに移ってしまうかもしれない)。しかしそうはいっても、名前を変えたところでブログの存在が知られていなければ誰も見に来ない。どんなに優れたサイトでも見つからなければ存在しないも同然である。ブログがホームページよりも有利なのはまさにこの点である。作ってみてから知ったのだが、ブログは自分で記事さえ載せればあとは勝手に情報を流してくれるのである。ホームページでは出来たばかりのサイトは検索にかからないが、ブログにすれば有名なサイトだろうが出来たばかりの無名のサイトだろうが関係なく、公平に新着情報として流れるから目に触れる機会が増えるのだ。ココログならココログのサイトに行けばいつでも新着の文章が見られるのである。自分が書いた文章のタイトルがのっているのを見つけた時は本当にうれしかった。ホームページではホームページのタイトルすら検索になかなかかからないのに、ブログなら文章単位で人の目に触れるのである。実にうまく出来たシステムだ。これならば、アクセスが増えるかどうかはどれだけ人をひきつけられる文章が書けるかどうかにかかっている(もちろんサイトのコンテンツは文章だけではないが)。これは公平な競争である。どんなにもがいても上位に上がれないホームページの時代はもう終わるのかもしれない。
ただそうは言ってもホームページのほうが使い勝手が良い面もある。だから当分は両方を使おうと思う。それぞれの性格を分けようと考えている。ホームページは一種のデータベースにして、良さそうなのを選んでブログで公開する。例えばそういうやり方だ。
反響が出てくると俄然やる気が起きてくる。まだまだどれだけの人が定着して、リピーターになってくれるか分からない。そのためにはひたすら読んでもらえる文章を書くことだ。文体も色々変えてみよう。堅い一方じゃ読者を選ぶ。ある一定の線以上は妥協するつもりはないが。ポリシーはなくさない、しかし戦略は柔軟に。これで行こう!
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