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2026年5月 1日 (金)

先月観た映画 採点表(2026年4月)

「母たちの村」(2004)センベーヌ・ウスマン監督、フランス・セネガル ★★★★★
「ペルセポリス」(2007)マルジャン・サトラピ&ヴァンサン・パロノー監督、フランス ★★★★☆
「遠い山なみの光」(2025)石川慶監督、日本 ★★★★△
「ヴイナス戦記」(1989)安彦良和監督、日本 ★★★★△
「海辺へ行く道」(2025)横浜聡子監督、日本 ★★★★△
「キャッチ・ア・キラー」(2023)ダミアン・ジフロン監督、アメリカ・カナダ ★★★★△
「コート・スティーリング」(2025)ダーレン・アロノフスキー監督、アメリカ ★★★★△
「ブラック・サンデー」(1977)ジョン・フランケンハイマー監督、アメリカ ★★★★
「ダウントン・アビー / グランド・フィナーレ」(2025)サイモン・カーティス監督、英・米 ★★★★
「敵」(2023)吉田大八監督、日本 ★★★★
「ジュラシック・ワールド 復活の大地」(2025)ギャレス・エドワーズ監督、アメリカ ★★★★
「真実への旅路」(2010)トム・マクローリン監督、アメリカ ★★★★▽
「ロードゲーム」(1981)リチャード・フランクリン監督、オーストラリア ★★★★▽
「墓泥棒と失われた女神」(2023)アリーチェ・ロルヴァケル監督、伊・仏・スイス ★★★☆

 

主演男優
 5 原田琥之佑「海辺へ行く道」
 4 ベン・メンデルソーン「キャッチ・ア・キラー」
   長塚京三「敵」
   オースティン・バトラー「コート・スティーリング」

主演女優
 5 ファトゥマタ・クリバリ「母たちの村」
 4 シェイリーン・ウッドリー「キャッチ・ア・キラー」
   ミシェル・ドッカリー「ダウントン・アビー / グランド・フィナーレ」
   二階堂ふみ「遠い山なみの光」
   広瀬すず「遠い山なみの光」

助演男優
 5 ヴィンセント・ドノフリオ「コート・スティーリング」

助演女優
 5 唐田えりか「海辺へ行く道」
   剛力彩芽「海辺へ行く道」
   鈴木碧桜「遠い山なみの光」
 4 菅原小春「海辺へ行く道」
   坂井真紀「海辺へ行く道」

 

 

2026年4月29日 (水)

これから観たい&おすすめ映画・BD(26年5月)

【新作映画】公開日
4月24日
 「ツイッギー」(2024)サディ・フロスト監督、イギリス
 「Picola felisità~小さな幸せ~」(2026)水谷豊監督、日本
 「ARCO / アルコ」(2025)ウーゴ・ビアンクニュ監督、フランス
4月25日
 「トゥ・ランド」(2025)ハル・ハートリー監督、アメリカ
5月1日
 「幸せの、忘れもの。」(2025)エバ・リベルタ監督、スペイン
 「サンキュー、チャック」(2024)マイク・フラナガン監督、アメリカ
 「プラダを着た悪魔2」(2026)デヴィッド・フランケル監督、アメリカ
 「ラプソディ・ラプソディ」(2026)利重剛監督、日本
5月8日
 「グランド・イリュージョン/ダイヤモンド・ミッション」(2025)ルーベン・フライシャー監督、米
 「ゼイ・ウィル・キル・ユー」(2026)キリル・ソコロフ監督、アメリカ
 「シンプル・アクシデント/偶然」(2025)ジャファル・パナヒ監督、仏・イラン・ルクセンブルクグ
 「霧のごとく」(2025)チェン・ユーシュン監督、台湾
 「旅立ちのラストダンス」(2024)アンセルム・チャン監督、香港
 「デンジャラス・アニマルズ 絶望海域」(2025)ショーン・バーン監督、オーストラリア
 「ひつじ探偵団」(2026)カイル・バルダ監督、アメリカ
 「レッド・ソニア/反逆の剣」(2025)M.J.バセット監督、アメリカ
 「幕末ヒポクラテスたち」(2026)緒方明監督、日本
 「未来」(2026)瀬々敬久監督、日本
5月15日
 「スマッシング・マシーン」(2025)ベニー・サフディ監督、アメリカ
 「映画 正直不動産」(2026)川村泰祐監督、日本
 「ザ・コラール 希望を紡ぐ歌」(2025)ニコラス・ハイトナー監督、英・米
 「ママと神さまとシルヴィ・バルタン」(2024)ケン・スコット監督、フランス・カナダ
 「君のクイズ」(2026)吉野耕平監督、日本
 「廃用身」(2026)吉田光希監督、日本

 

【新作DVD・BD】配信日
4月22日
 「ChaO」(2025)青木康浩監督、日本
5月1日
 「爆弾」(2025)永井聡監督、日本
 「シャドウズ・エッジ」(2025)ラリー・ヤン監督、中国・香港
5月2日
 「THE END(ジ・エンド)」(2024)ジョシュア・オッペンハイマー監督、デンマーク・独・他
 「ハード・トゥルース 母の日に願うこと」(2024)マイク・リー監督、イギリス
5月6日
 「ロマンティック・キラー」(2025)英勉監督、日本
5月8日
 「金髪」(2025)坂下雄一郎監督、日本
 「シャドウズ・エッジ」(2025)ラリー・ヤン監督、中国・香港
 「モンテ・クリスト伯」(2024)マチュー・デラポルト、他、監督、フランス
 「ミーツ・ザ・ワールド」(2025)松居大悟監督、日本
5月13日
 「悪魔祓い株式会社」(2025)イム・テヒ監督、韓国
 「アンジーのBARで逢いましょう」(2025)松本動監督、日本
5月20日
 「てっぺんの向こうにあなたがいる」(2025)坂本順治監督、日本
 「TOKYOタクシー」(2025)山田洋次監督、日本
 「ズートピア2」(2025)バイロン・ハワード監督、アメリカ
5月27日
 「果てしなきスカーレット」(2025)細田守監督、日本
 「ひゃくえむ。」(2025)岩井澤健治監督、日本
6月3日
 「グッド・ワン」(2024)インディア・ドナルドソン監督、アメリカ
 「ジュリーは沈黙したままで」(2024)レオナルド・ヴァン・デイル監督、ベルギー・スウェーデン
 「ピアス 刺心」(2024)ネリシア・ロウ監督、シンガポール・台湾・ポーランド
 「ぼくの名前はラワン」(2022)エドワード・ラヴレイス監督、イギリス
 「ランニング・マン」(2025)エドガー・ライト監督、英・米
6月10日
 「コート・スティーリング」(2025)ダーレン・アロノフスキー監督、アメリカ
6月17日
 「恋愛裁判」(2025)深田晃司監督、日本
6月19日
 「おーい、応為」(2025)大森立嗣監督、日本
7月10日
 「旅と日々」(2025)三宅唱監督、日本(セル)

 

【旧作DVD・BD】発売日
4月22日
 「天使のたまご」(1985)押井守監督、日本
4月24日
 「ペルセポリス」(2007)マルジャン・サトラビ監督、フランス
5月29日
 「アラン・タネールBlu-rayセット」(1971,76)
  収録作品:「サラマンドル」「ジョナスは2000年に25歳になる」
 「ストレイト・ストーリー 4Kレストア版」(1999)デヴィッド・リンチ監督
6月3日
 「ジェイコブズ・ラダー」(1990)エイドリアン・ライン監督、アメリカ
6月17日
 「ダーティハンター」(1974)ピーター・コリンソン監督、スペイン
 「鬼の詩」(1975)村野鐵太郎監督、日本

 

*色がついているのは特に注目している作品です。

 

 

2026年4月23日 (木)

ケン・ローチ監督作品の理解のために

<はじめに>
 4月24日にケン・ローチ監督の最新作「オールド・オーク」が公開される。ちょうどいい機会なのでケン・ローチ監督についての短い紹介文を載せます。この文章は昨年の「うえだ城下町映画祭」で『リフ・ラフ』を上映した際に、「リフ・ラフの理解のために」というタイトルで書いたチラシが元になっています。手違いで段落の頭が1文字下がっていなかったり、ある作品の監督名が間違っていたりしていたので、いつか機会があれば改訂版を発表したいと思っていた次第。
 この改訂版はタイトルを替え、細かい記述をいくつか付け加えています。さらに先日発見した、1984年の炭鉱ストを描いた「刑事シンクレア シャーウッドの事件」(2022)というイギリスBBC制作のドラマについての短い紹介文を最後に付け加えてあります。

 

ケン・ローチ監督
 BBCで優れたドキュメンタリーを制作していたケン・ローチ監督の映画第1作である『夜空に星のあるように』(1968)は1968年に日本公開された。1993年公開の『リフ・ラフ』(1991)は日本での劇場公開2作目となる。25年も間が空いてしまったが、その間に『ケス』(1969年、96年公開)や『石炭の値打ち』(1977)、『ファーザーランド』(1986)などが制作されている。それまでは知る人ぞ知る存在だったわけだが、『リフ・ラフ』の公開が閉じられていた門をこじ開けたようだ。90年代には次々にケン・ローチ監督作品が公開されていった。『ケス』、『レイニング・ストーンズ』(1993)、『レディバード・レディバード』(1994)、『カルラの歌』(1996年)、『マイ・ネーム・イズ・ジョー』(1999)。こうしてケン・ローチ監督は90年代イギリスを代表する監督の一人となった。

 ケン・ローチ監督の『レイニング・ストーンズ』に印象的な場面がある。ドラッグのことでもめている若者たちの姿を少し離れた所から眺めながら、主人公のボブが義理の父ジミーに訊く。彼らはこの先どうなるのかと。その問いに対してジミーはこう答えた。「数人は更生するさ。だが残りの大多数の運命は悲惨だよ。仕事もない、希望もない。あるのは犯罪、酒、薬(ドラッグ)だけ。家族もない。住んでる所も最低だ。貧乏人同士足を引っ張り合う。」

 ケン・ローチ監督は一貫して、虐げられ下積みにされた人々に共感をこめて描いてきた。職もなく、金もなく、人間としての尊厳も奪われている人々。そういった人々の苦境を描きながら、その一方で彼らから金と権利を奪ってゆく連中の非情さもカメラに収める。悩み苦しみ時に暴走する人々を描くことにケン・ローチの関心があるが、それはしばしば政治性を帯びる。なぜなら人々に苦しみをもたらしているのが政治の歪みだからである。絶望的状況から這い上がろうとする人々の苦闘と悲哀を冷徹な視線で描き出し、かつその人々に熱い人間的共感を寄せる。今年の映画祭で上映される『リフ・ラフ』はまさにケン・ローチ監督の特徴がよく表れている作品である。

 90年代に活躍したのはケン・ローチ監督ばかりではない。70年代にどん底に落ちたイギリス映画は、80年代に『炎のランナー』(1981/ヒュー・ハドソン )や『マイ・ビューティフル・ランドレット』(1985/スティーヴン・フリアーズ ) の成功でやや持ち直した。完全復活したのは1990年にサッチャー政権が退陣してからである。90年代(特に90年代後半)にイギリス映画が息を吹き返したのはある意味でサッチャー政権のおかげであり、80年代の経験を客観的にとらえ直し、作品として結実させるのに4、5年かかったということである。では、80年代のサッチャー政権時代とはどのような時代だったのだろうか。

 

80年代はサッチャーの時代:福祉国家から新自由主義への転換
 かつて大英帝国として世界に君臨した英国も20世紀に入りかつての勢いを失う。二つの世界大戦で疲弊し、揺らぎ始めた国家を下支えするために、イギリスは世界初の福祉国家の道を選択する。第2次世界大戦後のイギリスは「ゆりかごから墓場まで」をスローガンに、医療費の無料化、雇用保険、救貧制度、公営住宅の建設などの体系的な社会保障制度を充実させた福祉国家を建設していった。これによってイギリス国民は最低限の生活が保障されていた。

 しかし1970年代のオイルショックを契機にして、低成長、経済停滞、インフレと高失業率というスタグフレーションに悩まされ、長期低落の傾向から抜け出せなくなる。いわゆる「英国病」だ。この傾いた英国を立て直すために1979年に登場したのが「鉄の女」マーガレット・サッチャー率いる保守党政権である。サッチャー首相は79年から90年まで政権を維持した。つまり80年代のイギリスはまるまるサッチャーの時代なのである。サッチャー率いる保守党は、福祉国家の理想、大きな政府の可能性を放棄した。福祉政策は国家に頼る体質を人々に植えつけ、労働意欲をそいでいるとサッチャーは批判し、自助、独立の精神、努力、倹約、勤勉こそが人間の美徳だと主張した。つまり国は援助を減らすので、国に頼らず自分で努力しろという方向に切り替えたのである。

 こうしてサッチャーは社会保障を次々に削り取り、市場原理を導入し民営化、規制緩和を行った。競争意識が高まることによって経済は好転したが、極端な上昇志向や拝金主義が蔓延し、弱者は切り捨てられることになった。要するに、サッチャー首相は「英国病」で苦しむ英国を今でいう新自由主義路線に切り替えることで立て直そうとしたのである。その結果経済は上向きになったが、富める者と貧しき者との格差はさらに拡大した。
 
 競争意識が高まることによってイギリスは表面上確かに豊かになったが、その一方でアメリカ的な消費生活が急速に拡大し、金の有無だけがその人間関係を決定する社会に変貌していった。つまり新自由主義が生み出したのは弱肉強食の社会なのである。上昇志向の個人が他人を踏みにじって這いあがろうとする風潮を生み、そのあおりでかつてのコミュニティという人のつながりは解体されてゆく。這い上がる余地のない失業者や社会の最底辺にいる者たちは、出口のない閉塞した社会の中に捕らわれて抜け出せない。巷には失業者やホームレスがあふれ、麻薬、犯罪が蔓延していた。社会が人々を外から蝕(むしば)み、酒とドラッグが中から蝕んでゆく。

 

90年代以降のイギリス映画の流れ
 2015年に『パレードへようこそ』(2014/マシュー・ウォーチャス)といういかにもイギリスらしいブラックなひねりが効いた映画が公開された。スト中の炭鉱組合の事務所にある日ぜひ組合を応援したいのでカンパを持って訪ねたいとの電話が入る。何だかよく分からなかったが、ともかく応援してくれるというのだから歓迎することにした。スト仲間からどういう団体だと訊かれ、LGSMとかいう団体だが、たぶん最初のLはロンドンの頭文字だろう、ロンドンにある何かの団体だと思うといういい加減な返事。

 しかし当日事務所に現れたのは珍妙な格好の怪しげな団体だった。LGSMは「Lesbians and Gays Support the Miners(炭鉱労働者を支援するレズビアンとゲイ)」の略称だった。唖然とした組合員たちは応援を最初断るが、珍妙な団体は国から虐げられているのはお互い同じでしょうと言っていつまでも居座る。一見相いれない二つの団体はいつの間にか深い連帯で結ばれる。
 
 ケン・ローチ監督的テーマに『キンキー・ブーツ』(2005/ジュリアン・ジャロルド) のひねりを付け加えたような映画。驚くべきことに、この映画は実話に基づいている。この炭鉱ストは『リトル・ダンサー』(2000/スティーブン・ダルドリー ) や『ブラス!』(1996/マーク・ハーマン) にも描かれている。そしてこのストこそ、80年代のサッチャー政権時代を象徴する出来事だったのである。イギリス世論を二分したこのストライキは1984年4月から85年3月まで丸1年間続いた大闘争だった。福祉国家をアメリカの様な競争社会に作り変えたいサッチャー政権が乗り越えなければならなかった最大の障害、それが強大な労働組合だった。中でもアーサー・スカーギル率いるイギリスの炭坑労組は当時最強を誇った組合だった。サッチャーは最後には警察力まで動員し、炭鉱ストは結局組合側の敗北で終わる。このストこそイギリス社会の大きなターニング・ポイントになったのである。組合の敗北に勢いを得てサッチャー政権は労働争議への国家介入、警察の権限の強化、福祉・教育への公共支出の削減、国営産業の民営化、地方自治の弱体化等を次々と推し進めていった。

 90年代のイギリス映画の多くが試みたのはこのサッチャーの80年代が遺した負の遺産と真摯に向き合うことだった。90年代のイギリス映画には80年代のイギリス映画にあまりなかった明るさや前向きのエネルギーが感じられる。しかし『フル・モンティ』(1997/ピーター・カッタネオ) や『ブラス!』や『リトル・ダンサー』などの明るい前向きのイメージを持った映画でも、それらの映画の明るさの裏には失業、貧困、犯罪などの現実がある。

 90年代以降のイギリス映画は大きく4つの系統に分けられるだろう。一つは『ウェールズの山』(1996/クリストファー・マンガー )、『ブラス!』、『フル・モンティ』(1997/ピーター・カッタネオ)、『リトル・ダンサー』、『グリーン・フィンガーズ』(1996/ジョエル・ハーシュマン )、『ベッカムに恋して』(2002/グリンダ・チャーダ)、『キンキー・ブーツ』、『シャンプー台のむこうに』(2000/パディ・ブレスナック )、『カレンダー・ガールズ』(2003/ナイジェル・コール )などの系統。努力して困難を乗り越え成功を掴むという、明るい元気が出るタイプの映画だ。80年代のサッチャー時代を経て、景気こそ回復したが同時に貧富の差が拡大したイギリスの現状の反映である。映画人は成功をつかんだ人たちよりも、社会の底辺で苦しみのたうつ人々に関心を向ける。上に並べた作品は、絶望の裏返しであるほとんどやけっぱちの楽天主義と、奇想天外な発想で現状を突破しようという前向きの意欲が入り混じった状態から生まれてきた映画たちである。『ミリオンズ』(2004/ダニー・ボイル ) のように、文字通り空から大金が降ってくる映画もこの系統に入るだろう。

 二つ目は『リフ・ラフ』、『レディバード・レディバード』、『ボクと空と麦畑』(1999/リン・ラムジー)、『がんばれリアム』(2000/スティーヴン・フリアーズ )、『人生は、時々晴れ』(2002/マイク・リー)、『マイ・ネーム・イズ・ジョー』、『家族のかたち』(2002/シェーン・メドウス )、『SWEET SIXTEEN』(2002/ケン・ローチ)、『やさしくキスをして』(2004/ケン・ローチ)、『THIS IS ENGLAND』(2006/シェーン・メドウス )、『オレンジと太陽』(2010/ジム・ローチ )、『わたしは、ダニエル・ブレイク』(2016/ケン・ローチ)などの、イギリスの現状をリアルに反映した辛く、厳しく、暗い系統の作品群。

 三つ目の系統は『シャロウ・グレイブ』(1995/ダニー・ボイル)、『トレインスポッティング』(1996/ダニー・ボイル)、『ザ・クリミナル』(1998/ジュリアン・シンプソン )、『ロック・ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』(1998/ガイ・リッチー)、『ロンドン・ドッグス』(1999/ドミニク・アンシアーノ、レイ・バーディス)、『レイヤー・ケーキ』(2004/マシュー・ヴォーン)、『バンク・ジョブ』(2008/ロジャー・ドナルドソン)、『キング・オブ・シーヴズ』(2018/ジェームズ・マーシュ)などの一連のイギリス版犯罪映画である。

 これらの3つのタイプの映画は、いずれもサッチャー時代に福祉国家から競争国家に路線転換し、アル中や薬中や犯罪がはびこるリトル・アメリカ化したイギリス社会の明と暗の反映である。もちろんこういった作品ばかりではなく、四つ目の系統として『いつか晴れた日に』(1995/アン・リー )、『日蔭のふたり』(1996/マイケル・ウィンターボトム )、『Queen Victoria 至上の恋』(1997/ジョン・マッデン)、『エリザベス』(1998/シェカール・カプール)、『アイリス』(2001/リチャード・エアー)、『プライドと偏見』(2005/ジョー・ライト)、『オリバー・ツイスト』(2005/ロマン・ポランスキー)、『クィーン』(2006/スティーヴン・フリアーズ)、『英国王のスピーチ』(2010/トム・フーパー)、『もうひとりのシェイクスピア』(2011/ローランド・エメリッヒ)、『黄金のアデーレ 名画の帰還』(2015/サイモン・カーティス)、『ダンケルク』(2017/クリストファー・ノーラン)、『ウィンストン・チャーチル』(2017/ジョー・ライト)、『ダウントン・アビー』 の劇場版2作(2019/マイケル・エングラー、2022/サイモン・カーティス )などの文芸映画や歴史劇なども作られている。

 

映画が描いたイギリスの現実:不況の中の人間像
 90年代以降のイギリス映画が描いたのはいわば不況の中の人間像、食い詰めた人々の悲喜劇である。90年代のイギリス映画に見られる明るさや前向きのエネルギーは、富める者と貧しき者との格差が広がったイギリス社会で冷や飯を食わされていた負け組の人々が、閉塞状況を前向きに打ち破ろうとして発散するエネルギーである。『レイニング・ストーンズ』に出てくるある神父は「高利貸しなんか、くたばっちまえ」と労働者の様な言葉で罵っているが、むしろそんな神父に人間味を感じてしまう。

 つまり一連の映画の主人公たちは失業したり、スト中であったり、低所得者だったりする場合が多く、その苦しい状況を打ち破るために前向きの意思とエネルギーが必要なのである。失業して食いつめた男たちが一念発起して一夜限りのストリップ興行をやろうとする『フル・モンティ』(「すっぽんぽん」という意味)は、まさにこの時代の典型的なイギリス映画だと言える。

 『マイ・スウィート・シェフィールド』(1998/サム・ミラー )では失業中の男たちが最後にたどり着いたのは鉄塔のペンキ塗りという、誰もやりたがらない危険で命がけの仕事だった。金がなくて思い切った行動に出るのは女も同じ。ヘレン・ミレン主演の『カレンダー・ガールズ』は、教会のベンチを新しくする費用を捻出するために、婦人会が毎年作っているカレンダーに自分たちのヌードを使おうと奮闘する話だ。皆中年以上の女性ばかり。ありえないような話だが、これも実話に基づいている。

 

「1945年の精神」とケン・ローチ作品のバックボーン
 一貫して社会の底辺でもがきながらもたくましく生きようとする人々を描いてきたケン・ローチ監督だが、その彼の一連の作品の底流に流れている精神は何だろうか。それを知る一つの手掛かりになるのがドキュメンタリー作品『1945年の精神』(2013/ケン・ローチ)である。『1945年の精神』とは1945年発足の労働党政権が掲げた「ゆりかごから墓場まで」の社会福祉国家建設を土台から支えた精神である。

 社会主義というと横並びというイメージを持っている人も多いだろうが、むしろ人間的に生きる最低限の保証をするということである。その下支えがあるからこそ、その先に自由がある。映画の冒頭あたり、福祉国家が建設されてゆく中、インタビューを受けた一人の市民が「これで自分たちのやりたいことを自由に選べる」と嬉しそうに語っていた。そう、自由がキー・ワードなのだ。

 ケン・ローチ監督の『この自由な世界で』(2007)という作品がある。その中で彼は食うか食われるかの自由競争原理の下でもがき苦しむアンジーという女性を描いた。アンジーは見るからに悪党という人物ではなく、いくつもの矛盾を抱えた女性だ。葛藤しながらさまざまな段階で彼女は自分の自由意志で次のステップを選択した。彼女がその果てにつかんだ自由。端的に言えば、それは搾取する自由だった。いつの間にか彼女は踏みつけられる側から踏みつける側に回っていた。最後に映る彼女の鋭いハゲタカの様な目つきには哀れみのかけらもうかがえない。

 『この自由な世界で』は新自由主義が行き着く先を描いた映画だと言っていい。英語に次のようなことわざがある。”Devil take the hindmost.”(びりっかすは鬼に食われろ。)これこそまさに自由市場主義の冷徹な論理である。だからその世界はほとんど自由のない世界である。では人々が望む自由はどうすれば手に入るのか。ケン・ローチが生涯問い続け、追い続けてきたのはまさにこの問題である。

 『SWEET SIXTEEN』は、まともな感覚を持ちながらチンピラとしてしか生きられない若者たちと、彼らに這い上がる余地を与えない社会を描いた。『やさしくキスをして』はアイルランド人女性とパキスタン移民2世の男性の恋愛を描いている。女性は白人だが、植民地だったアイルランド出身で宗教もカソリックだ。つまり二人とも少数派である。誰一人悪人は登場しないが、この組み合わせではいたるところで壁に突き当たってしまう。

 『リフ・ラフ』で描かれているのも、やはり自由に手が届かない人々である。主人公スティーヴにはトランクスやソックスを売る仕事がしたいという夢があり、彼が付き合っているスーザンにも歌手で有名になるという夢がある。しかし、家もなくまともな仕事もない状態ではこんなささやかな夢さえ到底叶いそうにないと思えてしまう。二人はボロアパートを不法占拠して仮の住まいとするが、それはネズミと同居しているようなものだった。ネズミがわずかな食べ物を盗み食いするように、スティーヴは建築現場の工具を盗んで売っぱらう。生き抜くためなら何でもやる。この映画のラストにケン・ローチ監督のある作品名をもじってつけるなら、こうなるだろう。「俺はスティーヴ・ローガン 俺は人間だ、ネズミではない」。

 

<付記>
 1984年の炭鉱ストを描いたテレビ・ドラマを発見した。2026年3月にユーネクストで観た「刑事シンクレア シャーウッドの事件」(2022)というイギリスBBC制作のドラマ。舞台となった小さな村には二つの炭鉱組合があり、圧倒的に多かったのはストに参加しなかった方の組合員である。劇中でも語られるが、それは労働者たちを分断する支配層の常套手段である。ストをしなかった組合員はスト破りをしている(経営側が労働組合の切り崩しのために作ったいわゆる「第二組合」と思われる)。少数派だがストに身をささげていた炭鉱夫たちからは何十年たっても事あるごとに「スト破り(scab)」と罵られてきた。その村で起こったある殺人事件とその捜査が、ストそのものではなく、ストをした人たちとスト破りをした人たちの互いに折り合わない深い対立感情と心の傷をあぶりだすという描き方。ドラマは容赦なくかさぶた(スト破りを表すscabという単語の本来の意味は「かさぶた」である)を引きはがしてゆく。結局殺人事件そのものはかつての炭鉱ストと関係なかった。犯人探しというメイン・ストーリーが暴き出したのは、殺人事件の真犯人というよりも、むしろ炭鉱ストがもたらした今も続く村の分断という現実である。この設定が秀逸だ。それだけではない。捜査する二人の刑事もじつは1984年の炭鉱ストに関わっており、共に深い心の傷を負っていたのである。イギリスが生んだ社会派ドラマの傑作だと思う。

 

2026年4月 1日 (水)

先月観た映画 採点表(2026年3月)

「TOKYOタクシー」(2025)山田洋次監督、日本 ★★★★△
「羊と鋼の森」(2017)橋本光二郎監督、日本 ★★★★△
「大菩薩峠」(1966)岡本喜八監督、日本 ★★★★△
「真実の瞬間」(1965)フランチェスコ・ロージ監督、イタリア ★★★★△
「PARKER / パーカー」(2013)テイラー・ハックフォード監督、アメリカ ★★★★△
「青春の殺人者」(1976)長谷川和彦監督、日本 ★★★★△
「ブルーサーマル」(2022)橘正紀監督、日本 ★★★★
「燃えつきた地図」(1968)勅使河原宏監督、日本 ★★★★
「怪談」(1964)小林正樹監督、日本 ★★★★
「見はらし世代」(2025)団塚唯我監督、日本 ★★★★

 

 

主演男優
 5 仲代達也「大菩薩峠」
   ジェイソン・ステイサム「PARKER / パーカー」

 

主演女優
 5 倍賞千恵子「TOKYOタクシー」

 

助演男優
 5 三浦友和「羊と鋼の森」
 4 木村拓哉「TOKYOタクシー」

 

助演女優
 4 ジェニファー・ロペス「PARKER / パーカー」

 

これから観たい&おすすめ映画・BD(26年4月)

【新作映画】公開日
3月21日
 「自然は君に何を語るのか」(2025)ホン・サンス監督、韓国
3月27日
 「そして彼女たちは」(2025)ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督、ベルギー・仏
 「90メートル」(2026)中川駿監督、日本
 「私たちの話し方」(2024)アダム・ウォン監督、香港
 「ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。」(2026)田口トモロヲ監督、日本
 「フェザーズ その家に巣食うもの」(2025)ディラン・サザーン監督、イギリス
 「鬼の花嫁」(2026)池田千尋監督監督、日本
4月3日
 「済州島四・三事件 ハラン」(2025)ハ・ミョンミ監督、韓国
 「俺たちのアナコンダ」(2025)トム・ゴーミカン監督、アメリカ
 「ザ・ブライド!」(2026)マギー・ギレンホール監督、アメリカ
 「Riceboy ライスボーイ」(2022)アンソニー・シム監督、カナダ
 「OCHI! オチ」(2025)アイザイア・サクソン監督、米・英・ルーマニア・ハンガリー
 「落下音」(2025)マーシャ・シリンスキ監督、ドイツ
 「ザッケン!」(2026)上村奈帆監督、日本
4月4日
 「三角屋の交差点で」(2025)山田徹監督、日本
4月10日
 「ハムネット」(2025)クロエ・ジャオ監督、イギリス
 「1975年のケルン・コンサート」(2025)イド・フルーク監督、独・ポーランド・ベルギー
 「ペリカン・ブルー~自由への切符~」(2023)ラースロー・チャーキ監督、ハンガリー
 「炎上」(2026)永久充監督、日本
 「ヴィットリア 抱きしめて」(2024)アレッサンドロ・カッシゴーリ、他、監督、イタリア
4月11日
 「五月の雨」(2025)冨田玲央監督、日本
4月17日
 「これって生きてる?」(2025)ブラッドリー・クーパー監督、アメリカ
 「ソング・サング・ブルー」(2025)クレイグ・ブリュワー監督、アメリカ
 「人はなぜラブレターを書くのか」(2026)石井裕也監督、日本
 「FEVER ビーバー!」(2022)マイク・チェスリック監督、アメリカ
 「今日からぼくが村の映画館」(2022)セサル・ガリンド監督、ペルー・ボリビア
4月24日
 「オールド・オーク」(2023)ケン・ローチ監督、英・仏・ベルギー
 「LOST LAND / ロスト・ランド」(2025)藤元明緒監督、日・仏・独・マレーシア
5月1日
 「サンキュー、チャック」(2024)マイク・フラナガン監督、アメリカ

 

【新作DVD・BD】配信日
4月1日
 「ゴーストキラー」(2025)國村健介監督、日本
4月3日
 「私たちが光と想うすべて」(2024)パヤル・カパーリヤー監督、仏・伊・蘭・ルクセンブルク
 「ラブ・イン・ザ・ビッグシティ」(2024)パク・サンヨン監督、韓国
 「ブラックドッグ」(2024)グァン・フー監督、中国
 「おいしい給食 炎の修学旅行」(2025)綾部真弥監督、日本
 「ドミニク 孤高の反逆者」(2023)マイケル・S・オヘダ監督、米・コロンビア
4月8日
 「海辺へ行く道」(2025)横浜聡子監督、日本
 「テイク・ミー・サムウェア・ナイス」(2019)エナ・センディヤレヴィッチ監督、オランダ・他
 「KILL 超覚醒」(2025)ニクル・ナゲシュ・バート監督、インド
 「私にふさわしいホテル」(2024)堤幸彦監督、日本
 「パヤル・カパーリヤー監督 Blu-ray BOX」(2021,24)インド
  収録作品:「何も知らない夜」「私たちが光と想うすべて」
4月15日
 「秒速5センチメートル」(2025)奥山由之監督、日本
 「盤上の向日葵」(2025)熊澤尚人監督、日本
 「ホーリー・カウ」(2024)ルイーズ・クルヴォワジエ監督、フランス
 「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」(2025)中西健二監督、日本
4月22日
 「火喰い鳥を、喰う」(2025)本木克英監督、日本
4月24日
 「平場の月」(2025)土井裕泰監督、日本
4月29日
 「FOX HUNT フォックス・ハント」レオ・チャン監督、中国
 「ビューティフル・ジャーニー ふたりの時空旅行」(2025)セス・リース監督、アメリカ
 「俺ではない炎上」(2025)山田篤宏監督、日本
5月1日
 「爆弾」(2025)永井聡監督、日本
 「シャドウズ・エッジ」(2025)ラリー・ヤン監督、中国・香港
5月2日
 「THE END(ジ・エンド)」(2024)ジョシュア・オッペンハイマー監督、デンマーク・独・他
 「ハード・トゥルース 母の日に願うこと」(2024)マイク・リー監督、イギリス
5月6日
 「ロマンティック・キラー」(2025)英勉監督、日本
5月8日
 「金髪」(2025)坂下雄一郎監督、日本
 「シャドウズ・エッジ」(2025)ラリー・ヤン監督、中国・香港
 「モンテ・クリスト伯」(2024)マチュー・デラポルト、他、監督、フランス
 「ミーツ・ザ・ワールド」(2025)松居大悟監督、日本
5月13日
 「悪魔祓い株式会社」(2025)イム・テヒ監督、韓国
 「アンジーのBARで逢いましょう」(2025)松本動監督、日本
5月20日
 「てっぺんの向こうにあなたがいる」(2025)坂本順治監督、日本
 「TOKYOタクシー」(2025)山田洋次監督、日本

 

【旧作DVD・BD】発売日
3月27日
 「河」(1951)ジャン・ルノワール監督、仏・米・インド
4月24日
 「アルベール・ラモリス 美しき映像詩人の世界」(1951~65)フランス
  収録作品:「赤い風船」「白い馬」「小さなロバ、ビム」「素晴らしい風船旅行」「フィフィ大空をゆく」
 「ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー Blu-rayセット」(1976,78)西独・仏
  収録作品:「少しの愛だけでも」「デスペア 光明への旅」
 「ペルセポリス」(2007)マルジャン・サトラビ監督、フランス

 

*色がついているのは特に注目している作品です。

 

2026年3月 2日 (月)

先月観た映画 採点表(2026年2月)

「哀れなるものたち」(2023)ヨルゴス・ランティモス監督、イギリス ★★★★☆
「秋が来るとき」(2024)フランソワ・オゾン監督、フランス ★★★★☆
「Flow」(2024)ギンツ・ジルバロディス監督、ラトビア・フランス・ベルギー ★★★★☆
「ワン・バトル・アフター・アナザー」(2025)ポール・トーマス・アンダーソン監督、米 ★★★★△
「ぼくのお日さま」(2023)奥山大史監督、日本 ★★★★
「白い町で」(1983)アラン・タネール監督、スイス ポルトガル ★★★★
「闇のあとの光」(2012)カルロス・レイガダス監督、メキシコ・仏・独・オランダ ★★★★
「WEAPONS / ウェポンズ」(2025)ザック・クレッガー監督、アメリカ ★★★★
「チャンピオン 明日へのタイトルマッチ」(2004)アレックス・デ・ラコフ監督、イギリス ★★★★

 

主演男優
 5 レオナルド・ディカプリオ「ワン・バトル・アフター・アナザー」

 

主演女優
 5 エレーヌ・ヴァンサン「秋が来るとき」
   エマ・ストーン「哀れなるものたち」
   中西希亜良「ぼくのお日さま」

 

助演男優
 5 ショーン・ペン「ワン・バトル・アフター・アナザー」
   ベニチオ・デル・トロ「ワン・バトル・アフター・アナザー」
   マーク・ラファロ「哀れなるものたち」
 4 ピエール・ロタン「秋が来るとき」

 

助演女優
 4 チェイス・インフィニティ「ワン・バトル・アフター・アナザー」

 

 

2026年2月28日 (土)

これから観たい&おすすめ映画・BD(26年3月)

【新作映画】公開日
2月14日
 「ロッコク・キッチン」(2025)川内有緒&三好大輔監督、日本
2月20日
 「センチメンタル・バリュー」(2025)ヨアキム・トリアー監督、ノルウェー・独・デンマーク・他
 「ブーニン 天才ピアニストの沈黙と再生」(2026)中嶋梓監督、日本
 「教場 Requiem」(2026)中江巧監督、日本
2月27日
 「1923」(2024)キム・テヨン&チェ・グソク監督、韓国
 「木挽町のあだ討ち」(2026)中沢元、堀口純平監督、日本
 「嵐が丘」(2026)エメラルド・フェネル監督、アメリカ
 「Shiva Baby シヴァ・ベイビー」(2020)エマ・セリグマン監督、アメリカ・カナダ
 「夜鶯―ある洋館での殺人事件」(2021)リウ・シュンズーモー監督、中国
 「正義廻廊」(1922)ホー・チョクティン監督、香港
 「ロビー!4000億円を懸けた仁義なき18ホール」(2025)ハ・ジョンウ監督、韓国
 「♯拡散」(2026)白銀監督、日本
 「死の天使 ヨーゼフ・メンゲレ」(2025)キリル・セレブレニコフ監督、フランス・ドイツ
2月28日
 「金子文子 何が私をこうさせたか」(2025)浜野佐知監督、日本
3月6日
 「藍反射」(2025)野本梢監督、日本
 「ウィキッド 永遠の約束」(2025)ジョン・M・チュウ監督、アメリカ
 「しあわせな選択」(2025)パク・チャヌク監督、韓国
 「オーロラの涙」(2024)ローラ・カレイラ監督、イギリス・ポルトガル
 「ナースコール」(2025)ペトラ・フォルベ監督、スイス・ドイツ
 「ザ・クロウ」(2024)ルパート・サンダーズ監督、英・仏・米
 「ブルームーン」(2025)リチャード・リンクレイター、アメリカj
 「花緑青が明ける日に」(2025)四宮義俊監督、日本
3月7日
 「ホールディング・リアット」(2025)ブランドン・クレイマー監督、アメリカ
3月13日
 「マーティ・シュプリーム 世界をつかめ」(2025)ジョシュ・サフティ監督、アメリカ
 「私がビーバーになる時」(2026)ダニエル・チョン監督、アメリカ
3月14日
 「父と家族とわたしのこと」(2026)島田陽磨監督、日本
3月20日
 「アメリと雨の物語」(2025)マイリス・ヴァラード、他、監督、フランス
 「プロジェクト・ヘイル・メアリー」(2026)フィル・ロード、他、監督、アメリカ
 「決断するとき」(2024)ティム・ミーランツ監督、アイルランド
 「カミング・ホーム」(2023)マーク・タートルトープ監督、アメリカ
 「君が最後に遺した歌」(2026)三木孝浩監督、日本

 

【新作DVD・BD】レンタル開始日、またはネット配信日(目安)
3月4日
 「テレビの中に入りたい」(2024)ジェーン・シェーンブルン監督、アメリカ
 「層間騒音」(2024)キム・スジン監督、韓国
 「遠い山なみの光」(2025)石川慶監督、日本
 「シークレット・メロディ」(2024)ソ・ユミン監督、韓国
 「大統領暗殺裁判 16日間の真実」(2024)チュ・チャンミン監督、韓国
 「ドマーニ! 愛のことづて」(2023)パオラ・コルテッレージ監督、イタリア
 「バード ここから羽ばたく」(2024)アンドレア・アーノルド監督、英・米・仏・独
 「夏の砂の上」(2025)玉田真也監督、日本
 「木の上の軍隊」(2025)平一紘監督、日本
 「ムーンライト・ホテル殺人事件」(2023)ウェイ・ジャーチョン、他、監督、中国
3月13日
 「近畿地方のある場所について」(2025)白石晃士監督、日本
3月18日
 「パトリックとクジラ 6000日の絆」(2022)マーク・フレッチャー監督、オーストリア
 「プレデター:バッドランド」(2025)ダン・トラクテンバーグ監督、アメリカ
 「WEAPONS/ウェポンズ」(2025)ザック・クレッガー監督、アメリカ
3月25日
 「劇映画 孤独のグルメ」(2024)松重豊監督、日本
 「アスファルト・シティ」(2023)ジャン=ステファーヌ・ソヴェール監督、英・米
 「レッド・ツェッペリン:ビカミング」(2025)バーナード・マクマホン監督、英・米
 「スプリングスティーン 孤独のハイウェイ」(2025)スコット・クーパー監督、アメリカ
 「JUNK WORLD」(2025)堀貴秀監督、日本
4月3日
 「私たちが光と想うすべて」(2024)パヤル・カパーリヤー監督、仏・伊・蘭・ルクセンブルク
 「ラブ・イン・ザ・ビッグシティ」(2024)パク・サンヨン監督、韓国
 「ブラックドッグ」(2024)グァン・フー監督、中国
 「おいしい給食 炎の修学旅行」(2025)綾部真弥監督、日本
4月8日
 「海辺へ行く道」(2025)横浜聡子監督、日本
 「テイク・ミー・サムウェア・ナイス」(2019)エナ・センディヤレヴィッチ監督、オランダ・他
4月15日
 「秒速5センチメートル」(2025)奥山由之監督、日本
 「盤上の向日葵」(2025)熊澤尚人監督、日本
 「ホーリー・カウ」(2024)ルイーズ・クルヴォワジエ監督、フランス

 

【旧作DVD・BD】発売日
2月25日
 「ジョセフ・フォン・スタンバーグ」(1928,31,53)ジョセフ・フォン・スタンバーグ監督、米・日
  収録作品:「紐育の波止場」「アメリカの悲劇」「アナタハン」
 「ダニエル・マン」(1955)ダニエル・マン監督、アメリカ
  収録作品:「バラの刺青」「明日泣く」
2月27日
 「マダムと泥棒」(1955)アレクサンダー・マッケンドリック監督、イギリス
3月4日
 「アンドレア・アーノルド監督 Blu-ray BOX」(2011、21,24)イギリス。他
  収録作品:「ワザリング・ハイツ 嵐が丘」「Cow 牛」「バード ここから羽ばたく」
 「ビッグ・シティ」(1963)サタジット・レイ監督、インド
 「音楽サロン」(1958)サタジット・レイ監督、インド
 「主人公」(1966)サタジット・レイ監督、インド
 「聖者」(1965)サタジット・レイ監督、インド
 「チャルラータ」(1964)サタジット・レイ監督、インド
3月11日
 「飢餓海峡」(1965)内田吐夢監督、日本
3月13日
 「昨日、今日、明日」(1963)ヴィットリオ・デ・シーカ監督、イタリア
 「ふたりの女」(1960)ヴィットリオ・デ・シーカ監督、イタリア
3月20日
 「カール・テオドア・ドライヤー監督傑作選Blu-fay BOX」(1943,55)デンマーク
  収録作品:「怒りの日」「奇跡」
3月25日
 「ベン・ハー」(1959)ウィリアム・ワイラー監督、アメリカ
3月27日
 「マノエル・ド・オリヴェイラ 4K レストア  Blu-ray BOX」(2001,92,03)ポルトガル・仏
  収録作品:「家路」「家宝」「永遠の語らい」

 

*色がついているのは特に注目している作品です。

 

 

2026年2月 3日 (火)

先月観た映画 採点表(2026年1月)

「あの娘と自転車に乗って」(1998)アクタン・アリム・クバト監督、キルギス・フランス ★★★★△
「TAR / ター」(2022)トッド・フィールド監督、アメリカ ★★★★△
「AKIRA」(1988)大友克洋監督、日本 ★★★★△
「銀河鉄道999」(1979)りんたろう監督、日本 ★★★★△
「アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師」(2024)上田慎一郎監督、日本 ★★★★△
「悪は存在しない」(2023)濱口竜介監督、日本 ★★★★△
「friends もののけ島のナキ」(2011)山崎貴&八木竜一監督、日本 ★★★★△
「犯罪都市 PUNISHMENT」(2024)ホ・ミョンヘン監督、韓国 ★★★★
「青の祓魔師 劇場版」(2012)高橋敦史監督、日本 ★★★★
「旅立ちの汽笛」(2001)アクタン・アリム・クバト監督、フランス・キルギス・日本 ★★★★▽

 

主演男優
 5 内野聖陽「アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師」
   岡田将生「アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師」
 4 マ・ドンソク「犯罪都市 PUNISHMENT」

主演女優
 5 ケイト・ブランシェット「TAR / ター」

助演男優
 5 小澤征悦「アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師」

 

 

 

2026年1月31日 (土)

これから観たい&おすすめ映画・BD(26年2月)

【新作映画】公開日
1月16日
 「長安のライチ」(2025)ダー・ポン監督、中国
1月17日
 「ただ、やるべきことを」(2023)パク・ホンジュン監督、韓国
 「イマジナリーライン」(2024)坂本憲翔監督、日本
1月23日
 「恋愛裁判」(2025)深田晃司監督、日本
 「役者になったスパイ」(2020)ミヒャ・レヴィンスキー監督、スイス
 「MERCY / マーシー AI裁判」(2026)ティムール・ベクマンベトフ監督、アメリカ
 「ヒグマ!!」(2026)内藤瑛亮監督、日本
1月30日
 「在日ミャンマー人 わたしたちの自由」(2025)土井敏邦監督、日本
 「ランニング・マン」(2025)エドガー・ライト監督、英・米
 「マーズ・エクスプレス」(2023)ジェレミー・ペラン監督、フランス
 「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女」(2026村瀬修功)監督、日本
 「クスノキの番人」(2026)伊藤智彦監督、日本
 「HELP / 復讐島」(2026)サム・ライミ監督、アメリカ
2月6日
 「両親が決めたこと」(2024)カルロス・マルセット監督、スペイン・伊・スイス
 「たしかにあった幻」(2026)河瀬直美監督、日本
 「ほどなく、お別れです」(2026)三木孝浩監督、日本
 「ツーリストファミリー」(2025)アビシャン・ジーヴィント監督、インド
2月7日
 「ミックスモダン」(2025)藤原稔三監督、日本
2月13日
 「超時空英雄伝 エイリアノイド PART1:神剣激突」(2022)チェ・ドングン監督、韓国
 「クライム101」(2026)バート・レイトン監督、英・米
 「ブゴニア」(2025)ヨルゴス・ランティモス監督、アイルランド・英・加・韓国・米
 「スペルマゲドン 精なる大冒険」(2024)トミー・ウィルコラ、他、監督、ノルウェー
 「「映画『純愛上等』」(2026)八重樫風雅監督、日本
 「私のすべて」(2024)アンヌ=ソフィー・バイイ監督、フランス
 「道行き」(2024)中尾広道監督、日本
2月14日
 「私たちの一日」(2023)ホン・サンス監督、韓国
2月20日
 「センチメンタル・バリュー」(2025)ヨアキム・トリアー監督、ノルウェー
 「災 劇場版」(2026)関友太郎&平瀬謙太朗監督、日本
 「夜勤事件 The Convenience Store」(2026)永江二朗監督、日本
 「映画 教場 Requiem」(2026)中江功監督、日本
2月27日
 「嵐が丘」(2026)エメラルド・フェネル監督、アメリカ
 「レンタル・ファミリー」(2025)HIKARI監督、アメリカ・日本
 「Shiva Baby シヴァ・ベイビー」(2020)エマ・セイグマン監督、アメリカ・カナダ
 「ロビー!4000億円を懸けた仁義なき18ホール」ハン・ジョンウ監督、韓国
 「#拡散」(2026)白銀監督、日本
 「木挽町のあだ討ち」(2026)源孝志監督、日本

 

【新作DVD・BD】レンタル開始日、またはネット配信日(目安)
1月28日
 「かなさんどー」(2025)照屋年之監督、日本
2月4日
 「アイム・スティル・ヒア」(2024)ウォルター・サレス監督、ブラジル
 「美しい夏」(2023)ラウラ・ルケッティ監督、イタリア
 「ドライブ・クレイジー:タイペイ・ミッション」(2024)ジョージ・ホアン監督、仏・台湾・米
 「KNEECAP/ニーキャップ」(2024)リッチ・ペピアット監督、イギリス
 「ブロークン 復讐者の夜」(2025)キム・ジンファン監督、韓国
 「プロセキューター」(2024)ドニー・イェン監督、香港・中国
 「ワン・バトル・アフター・アナザー」(2025)ポール・トーマス・アンダーソン監督、アメリカ
 「8番出口」(2025)川村元気監督、日本
 「ルノワール」(2025)早川千絵監督、日本
 「かたつむりのメモワール」(2024)アダム・エリオット監督、オーストラリア
 「あの夏、僕たちが好きだったソナへ」(2025)チョ・ヨンミョン監督、韓国
2月13日
 「ハルビン」(2024)ウ・ミンホ監督、韓国
2月18日
 「We Live in Time この時を生きて」(2024)ジョン・クローリー監督、英・仏
 「トロン・アレス」(2025)ヨアヒム・ローニング監督、アメリカ
 「Mr.ノーバディ 2」(2025)ティモ・ジャント監督、アメリカ
 「ファンファーレ!ふたつの音」(2024)エマニュエル・クールコル監督、フランス
2月25日
 「ローズ家~崖っぷちの夫婦~」(2025)ジェイ・ローチ監督、アメリカ
3月4日
 「テレビの中に入りたい」(2024)ジェーン・シェーンブルン監督、アメリカ
 「層間騒音」(2024)キム・スジン監督、韓国
 「遠い山なみの光」(2025)石川慶監督、日本
 「シークレット・メロディ」(2024)ソ・ユミン監督、韓国
 「大統領暗殺裁判 16日間の真実」(2024)チュ・チャンミン監督、韓国
 「ドマーニ! 愛のことづて」(2023)パオラ・コルテッレージ監督、イタリア
 「バード ここから羽ばたく」(2024)アンドレア・アーノルド監督、英・米・仏・独
 「夏の砂の上」(2025)玉田真也監督、日本
3月13日
 「近畿地方のある場所について」(2025)白石晃士監督、日本
3月18日
 「パトリックとクジラ 6000日の絆」(2022)マーク・フレッチャー監督、オーストリア
3月25日
 「劇映画 孤独のグルメ」(2024)松重豊監督、日本

 

【旧作DVD・BD】発売日
1月21日
 「無法松の一生」(1958)稲垣浩監督、日本
1月26日
 「明日泣く」(1955)ダニエル・マン監督、アメリカ
 「バラの刺青」(1955)ダニエル・マン監督、アメリカ
2月4日
 「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」(2002)スティーヴン・スピルバーグ監督、アメリカ
2月18日
 「シザーハンズ」(1990)ティム・バートン監督、アメリカ
 「ニッポン無責任時代」古沢憲吾監督、日本
 「没後10年 マノエル・ド・オリヴェイラ 2025 Blu-fay BOX」(1942~06)ポルトガル、他
  収録作品:「アニキ・ボボ」「アブラハム渓谷」「絶望の日」「夜顔」「カイバイシュ」、他、全6作品
2月27日
 「ありふれた事件」(1992)アンドレ・ボンゼル監督、ベルギー
 「今宵、フィッツジェラルド劇場で」(2006)ロバート・アルトマン監督、アメリカ
 「マダムと泥棒」(1955)アレクサンダー・マッケンドリック監督、イギリス
3月11日
 「飢餓海峡」(1965)内田吐夢監督、日本
3月13日
 「昨日、今日、明日」(1963)ヴィットリオ・デ・シーカ監督、イタリア
 「ふたりの女」(1960)ヴィットリオ・デ・シーカ監督、イタリア
3月20日
 「カール・テオドア・ドライヤー監督傑作選Blu-fay BOX」(1943,55)デンマーク
  収録作品:「怒りの日」「奇跡」
3月25日
 「ベン・ハー」(1959)ウィリアム・ワイラー監督、アメリカ

 

*色がついているのは特に注目している作品です。

 

 

2026年1月 7日 (水)

2025年 映画・音楽・文学関係等、物故者

1月5日 李恢成(1935年生まれ)
1月7日 ピーター・ヤーロウ(PPMのメンバー、1938年生まれ)
1月10日 サム・ムーア(「サム&デイヴ」のメンバー、1935年生まれ)
1月15日 デヴィッド・リンチ、(1946年生まれ)
1月16日 上田正治(撮影監督、1938年生まれ)
1月20日(?) ジョン・サイクス(1959年生まれ)
1月23日 ガース・ハドソン(「ザ・バンド」創設メンバー、1937年生まれ)
1月29日 下條アトム(1946年生まれ)
1月30日 マリアンヌ・フェイスフル(1946年生まれ)
2月24日 ロバータ・フラック(1937年生まれ)
2月26日(?)  ジーン・ハックマン(1930年生まれ)
2月28日 曽野綾子(1931年生まれ)
3月11日 いしだあゆみ(1948年生まれ)
3月25日 篠田正浩(1931年生まれ)
4月1日 ヴァル・キルマー(1959年生まれ)
4月13日 バルガス・リョサ(1936年生まれ)
4月18日 山口崇(1936年生まれ)
4月28日 露口茂(1932年生まれ)
5月11日 ロバート・ベントン(1932年生まれ)
5月14日 マーサ三宅(1933年生まれ)
5月23日 セバスチャン・サルガド(写真家、1944年生まれ)
6月9日 スライ・ストーン(1943年生まれ)
6月9日 フレデリック・フォーサイス(1938年生まれ)
6月11日 ブライアン・ウィルソン(ビーチ・ボーイズのリーダー、1942年生まれ)
6月12日 藤村志保(1939年生まれ)
6月14日 ジェームス三木(1934年生まれ)
6月17日 アルフレッド・ブレンデル(1931年生まれ)
6月18日 栗山富夫(「釣りバカ日誌」監督、1941年生まれ)
6月19日 堀越謙三(ユーロスぺ―ス代表、1945年生まれ)
6月26日 ラロ・シフリン(1932年生まれ)
7月3日 マイケル・マドセン(1957年生まれ)
7月9日 和泉雅子(1947年生まれ)
7月10日 岩崎京子(児童文学作家、1922年生まれ)
7月12日 中山麻理(1948年生まれ)
7月14日 渋谷陽一(1951年生まれ)
7月15日 紀田順一郎(1935年生まれ)
7月16日 コニー・フランシス(1937年生まれ)
7月22日 オジー・オズボーン(1948年生まれ)
7月22日 上條恒彦(1940年生まれ)
8月17日 テレンス・スタンプ(1938年生まれ)
9月2日 吉行和子(1935年生まれ)
9月9日 栗塚旭(1937年生まれ)
9月16日 ロバート・レッドフォード(1936年生まれ)
9月11日 菅原孝(ビリー・バンバンの兄の方、1944年生まれ)
9月23日 クラウディア・カルディナーレ(1938年生まれ)
10月11日 ダイアン・キートン(1946年生まれ)
10月14日 ディアンジェロ(1974年生まれ)
10月25日 ビョルン・アンドレセン(1955年生まれ)
10月26日  ジャック・ディジョネット(1942年生まれ)
11月8日 仲代達矢(1932年生まれ)
11月23日 ウド・キア(1944年生まれ)
11月24日 ジミー・クリフ(1944年生まれ)
11月29日 トム・ストッパード(1937年生まれ)
12月8日 原田眞人(1949年生まれ)
12月14日 ロブ・ライナー(1947年生まれ)
12月17日 内館牧子(1948年生まれ)
12月28日 ブリジット・バルドー(1934年生まれ)
12月24日 海老名香葉子(1933年生まれ)
12月20日 本橋成一(「ナージャの村」「アレクセイと泉」の監督、1940年生まれ)

 

 

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