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カテゴリー「映画」の記事

2021年3月 1日 (月)

先月観た映画 採点表(2021年2月)

「異端の鳥」(2019)ヴァーツラフ・マルホウル監督、チェコ・他 ★★★★☆
「ヒトラーの忘れもの」(2015)マーチン・サントフリート監督、デンマーク・独 ★★★★☆
「とうもろこしの島」(2014)ギオルギ・オヴァシュヴィリ監督、ジョージア・独・仏・他 ★★★★☆
「リチャード・ジュエル」(2019)クリント・イーストウッド監督、アメリカ ★★★★△
「運び屋」(2018)クリント・イーストウッド監督、アメリカ ★★★★△
「バルジ大作戦」(1965)ケン・アナキン監督、アメリカ ★★★★△
「激怒」(1936)フリッツ・ラング監督、アメリカ ★★★★
「空飛ぶタイヤ」(2018)本木克英監督、日本 ★★★★
「ロンドン、人生はじめます」(2017)ロバート・フェスティンガー監督、イギリス ★★★★
「戦略大作戦」(1970)ブライアン・G・ハットン監督、アメリカ ★★★★
「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」(2019)J・J・エイブラムス監督、アメリカ ★★★★
「カーマイン・ストリート・ギター」(2018)ロン・マン監督、カナダ ★★★★
「愛しき人生のつくりかた」(2015)ジャン=ポール・ルーヴ監督、フランス ★★★★▽
「危険がいっぱい」(1964)ルネ・クレマン監督、フランス ★★★★▽
「ゴースト・オブ・ミシシッピー」(1996)ロブ・ライナー監督、アメリカ ★★★☆
「殺し」(1962)ベルナルド・ベルトルッチ監督、イタリア ★★★

主演男優
 5 ペトル・コトラール「異端の鳥」
   ブレンダン・グリーソン「ロンドン、人生はじめます」
   クリント・イーストウッド「運び屋」
   長瀬智也「空飛ぶタイヤ」
 4 スペンサー・トレイシー「激怒」
   ポール・ウォルター・ハウザー「リチャード・ジュエル」
   クリント・イーストウッド「戦略大作戦」
   イリアス・サルマン「とうもろこしの島」
   
主演女優
 5 ダイアン・キートン「ロンドン、人生はじめます」
 4 アニー・コルディ「愛しき人生のつくりかた」

助演男優
 5 ロバート・ショウ「バルジ大作戦」
   ジェームズ・ウッズ「激怒」
   ドナルド・サザーランド「戦略大作戦」
   サム・ロックウェル「リチャード・ジュエル」
 4 ディーン・フジオカ「空飛ぶタイヤ」
   岸部一徳「空飛ぶタイヤ」
   テリー・サヴァラス「戦略大作戦」
   ヘンリー・フォンダ「バルジ大作戦」

助演女優
 4 ローラ・オルブライト「危険がいっぱい」
   キャシー・ベイツ「リチャード・ジュエル」

 

 

これから観たい&おすすめ映画・BD(21年3月)

【新作映画】公開日
2月19日
 「ある人質 生還までの398日」(ニールス・アンデン・オプレヴ監督、デンマーク・他)
 「あの頃。」(今泉力哉監督、日本)
2月20日
 「地球で最も安全な場所を探して」(エドガー・ハーゲン監督、スイス)
2月26日
 「MISS ミス・フランスになりたい!」(ルーベン・アウヴェス監督、フランス)
 「ステージ・マザー」(トム・フィッツジェラルド監督、カナダ)
 「ターコイズの空の下で」(KENTARO監督、日本・モンゴル・フランス)
 「カポネ」(ジョシュ・トランク監督、アメリカ・カナダ)
 「リーサル・ストーム」(マイケル・ボーリッシュ監督、アメリカ)
 「ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日」(ジル・ド・メストル監督、フランス)
 「レンブラントは誰の手に」(ウケ・ホーヘンダイク監督、オランダ)
 「プレイモービル マーラとチャーリーの大冒険」(リノ・ディサルヴォ監督、仏・独)
 「あのこは貴族」(岨手由貴子監督、日本)
2月27日
 「夏時間」(ユン・ダンピ監督、韓国)
 「DAU、ナターシャ」(イリヤ・フルジャノフスキー監督、独・ウクライナ・英・露)
3月5日
 「ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実」(トッド・ロビンソン監督、アメリカ)
 「野球少女」(チェ・ユンテ監督、韓国)
 「ラーヤと龍の王国」(ドン・ホール、他、監督、アメリカ)
 「太陽は動かない」(羽住英一郎監督、日本)
3月12日
 「ワン・モア・ライフ!」(ダニエーレ・ルケッティ監督、イタリア)
 「アウトポスト」(ロッド・ルーリー監督、アメリカ)、アメリカ)
 「フィールズ・グッド・マン」(アーサー・ジョーンズ監督、アメリカ)
3月19日
 「ミナリ」(リー・アイザック・チョン監督、アメリカ)
 「クィーンズ・オブ・フィールド」(モハメド・ハムディ監督、フランス)
 「奥さまは、取り扱い注意」(佐藤東弥監督、日本)

【新作DVD・BD】レンタル開始日
3月3日
 「おもかげ」(ロドリゴ・ソロゴイェン監督、スペイン・フランス)
 「薬の神じゃない」(ウェン・ムーイエ監督、中国)
 「グッバイ・リチャード!」(ウェイン・ロバーツ監督、アメリカ)
 「剣の舞 我が心の旋律」(ユスプ・ラジコフ監督、ロシア・アルメニア)
 「窮鼠はチーズの夢を見る」(行定勲監督、日本)
 「スパイの妻」(黒沢清監督、日本)
 「星の子」(大森立嗣監督、日本)
 「タレンタイム~優しい歌」(ヤスミン・アフマド監督、マレーシア)
 「バクラウ 地図から消された村」(クレーベル・メンドンサ・フィーリョ、他、監督、ブラジル・仏)
 「ベター・ウォッチ・アウト クリスマスの侵略者」(クリス・ベコパー監督、米・豪)
3月5日
 「ハニーランド 永遠の谷」(リューボ・ステファノフ監督、北マケドニア)
 「異端の鳥」(ヴァーツラフ・マルホウル監督、チェコスロヴァキア・ウクライナ)
3月7日
 「サウナのあるところ」(ヨーナス・バリヘル、他、監督、フィンランド)
3月10日
 「海辺の映画館 キネマの玉手箱」(大林亘彦監督、日本)
 「弱虫ペダル」(三木康一郎監督、日本)
3月12日
 「マティアス&マキシム」(グザヴィエ・ドラン監督、カナダ)
 「生きちゃった」(石井裕也監督、日本)
 「米国が最も恐れた男 カメジロー 不屈の生涯」(佐古忠彦監督、日本)
3月17日
 「ようこそ映画音響の世界へ」(ミッジ・コスティン監督、アメリカ)
 「浅田家!」(中野量太監督、日本)
 「ビューティフル・ドリーマー」(本広克行監督、日本)
3月19日
 「魔女がいっぱい」(ロバート・ゼメキス監督、アメリカ)
3月24日
 「博士と狂人」(P.B.シェムラン監督、英・仏・アイルランド・アイスランド)
 「朝が来る」(河瀨直美監督、日本)
「ドクター・デスの遺産—BLACK FILE-」(深川栄洋監督、日本)
3月26日
 「喜劇 愛妻物語」(安達紳監督、日本)
3月31日
 「人数の町」(荒木伸二監督、日本)
4月2日
 「サンダーロード」(ジム・カミングス監督、アメリカ)
 「スタートアップ!」(チェ・ジョンヨル監督、韓国)
 「ストックホルム・ケース」(ロバート・パドロー監督、カナダ・スウェーデン)
 「82年生まれ、キム・ジヨン」(キム・ドヨン監督、韓国)
 「パピチャ 未来へのランウェイ」(ムニア・メドゥール監督、フランス・アルジェリア・他)
 「ぶあいそうな手紙」(アナ・ルイーザ・アゼヴェード監督、ブラジル)
 「マルモイ ことばあつめ」(オム・ユナ監督、韓国)
 「みをつくし料理帖」(角川春樹監督、日本)
4月7日
 「行き止まりの世界に生まれて」(ビン・リュー監督、アメリカ)
 「mid90sミッドナインティーズ」(ジョナ・ヒル監督、米)

【旧作DVD・BD】発売日
2月25日
 「G.W.パプスト」(1930~31、G.W.パプスト監督、ドイツ)
  収録作品:「西部戦線一九一八年」「三文オペラ」「炭鉱」
3月3日
 「パリは燃えているか」(1966、ルネ・クレマン監督、アメリカ・フランス)
3月26日
 「エリック・ロメール Blu-ray BOX」(1959~68、エリック・ロメール監督、フランス)
  収録作品:「獅子座」「モンソーのパン屋の女の子」「シュザンヌの遍歴」「モード家の一夜」
 「無法松の一生」(1943、稲垣浩監督、日本)阪妻版
3月31日
 「白いリボン」(2009、ミヒャエル・ハネケ監督、オーストリア・仏・伊)
4月2日
 「リバティ・バランスを撃った男」(1962、ジョン・フォード監督、アメリカ)

*色がついているのは特に注目している作品です。

 

2021年2月 2日 (火)

先月観た映画 採点表(2021年1月)

「終身犯」(1962)ジョン・フランケンハイマー監督、アメリカ ★★★★★
「ヨーロッパ一九五一年」(1952)ロベルト・ロッセリーニ監督、イタリア ★★★★★
「裁きは終りぬ」(1950)アンドレ・カイヤット監督、フランス ★★★★☆
「バルーン 奇跡の脱出飛行」(2018)ミヒャエル・ブリー・ヘルビヒ監督、ドイツ ★★★★☆
「Away」(2019)ギンツ・ジルバロディス監督、ラトビア ★★★★☆
「カビリア」(1914)ジョヴァンニ・パストローネ監督、イタリア ★★★★☆
「ローマ11時」(1952)ジュゼッペ・デ・サンティス監督、イタリア ★★★★△
「無法者の掟」(1948)ピエトロ・ジェルミ監督、イタリア ★★★★△
「婦人代議士アンジェリーナ」(1947)ルイジ・ザンパ監督、イタリア ★★★★△
「アモーレ」(1948)ロベルト・ロッセリーニ監督、イタリア ★★★★△
「街は自衛する」(1951)ピエトロ・ジェルミ監督、イタリア ★★★★△
「ラストレシピ 麒麟の舌の記憶」(2017)滝田洋二郎監督、日本 ★★★★
「国際諜報局」(1964)シドニー・J・フューリー監督、イギリス ★★★★
「幼な子われらに生まれ」(2017)三島有紀子監督、日本 ★★★★
「鞄を持った女」(1961)ヴァレリオ・ズルリーニ監督、イタリア ★★★★
「チェイサー」(1978)ジョルジュ・ロートネル監督、フランス ★★★★
「警官と泥棒」(1951)マリオ・モニチェリ、ステーノ監督、イタリア ★★★★
「山椒大夫」(1954)溝口健二監督、日本 ★★★★
「ピュア」(2002)ギリーズ・マッキノン監督、イギリス ★★★★▽
「フェアウェル」(2019)ルル・ワン監督、アメリカ ★★★★▽
「皆殺しのバラード」(1966)ドニス・ド・ラ・パトリエール監督、仏・西独・伊 ★★★★▽
「明日では遅すぎる」(1950)レオニード・モギー監督、イタリア ★★★☆
「赤い服の女」(1947)ルイ・キュニイ監督、フランス ★★★☆

 

主演男優
 5 バート・ランカスター「終身犯」
   ジャン・ギャバン「皆殺しのバラード」
   西島秀俊「ラストレシピ 麒麟の舌の記憶」
   アルド・ファブリッツィ「警官と泥棒」
   トト「警官と泥棒」
   マッシモ・ジロッティ「無法者の掟」
   マイケル・ケイン「国際諜報局」
   浅野忠信「幼な子われらに生まれ」
   ハリー・イーデン「ピュア」
 4 ジャック・ペラン「鞄を持った女」
   二宮和也「ラストレシピ 麒麟の舌の記憶」
   フリードリヒ・ミュッケ「バルーン 奇跡の脱出飛行」
   アラン・ドロン「チェイサー」

 

主演女優
 5 アンナ・マニヤーニ「アモーレ」
   イングリッド・バーグマン「ヨーロッパ一九五一年」
   クラウディア・カルディナーレ「鞄を持った女」
   アンナ・マニヤーニ「婦人代議士アンジェリーナ」

 

助演男優
 5 トーマス・クレッチマン「バルーン 奇跡の脱出飛行」
   竹野内豊「ラストレシピ 麒麟の舌の記憶」
   クラウス・キンスキー「チェイサー」
 4 カール・マルデン「終身犯」
   シャルル・ヴァネル「無法者の掟」
   ミシェル・オーモン「チェイサー」
   ジャン・ブイーズ「チェイサー」

 

助演女優
 4 モリー・パーカー「ピュア」

 

 

2021年1月29日 (金)

これから観たい&おすすめ映画・BD(21年2月)

【新作映画】公開日
1月15日
 「パリの調香師 しあわせの香りを探して」(グレゴリー・マーニュ監督、フランス)
1月16日
 「ジャスト6.5 闘いの証」(サイード・ルスタイ監督、イラン)
1月22日
 「どん底作家の人生に幸あれ!」(アーマンド・イアヌッチ監督、イギリス・アメリカ)
 「天空の結婚式」(アレッサンドロ・ジェノヴェージ監督、イタリア)
 「羊飼いと風船」(ペマ・ツェテン監督、中国)
 「KCIA 南山の部長たち」(ウ・ミンホ監督、韓国)
1月29日
 「わたしの叔父さん」(フラレ・ピーダセン監督、デンマーク)
 「花束みたいな恋をした」(土井裕泰監督、日本)
 「心の傷を癒すということ≪劇場版≫ 」(安達もじり監督、日本)
 「天国に違いない」(エリア・スレイマン監督、仏・カタール・独・トルコ・パレスチナ)
 「ヤクザと家族 The Family」(藤井道人監督、日本)
1月30日
 「シャドー・ビジネス 武器ビジネスの闇」(ヨハン・グリモンブレ監督、米・ベルギー・デンマーク
2月6日
 「モルエラニの霧の中」(坪川拓史監督、日本)
2月11日
 「ファーストラヴ」(堤幸彦監督、日本)
 「すばらしき世界」(西川美和監督、日本)
 「マーメイド・イン・パリ」(マチアス・マルジウ監督、フランス)
 「春江水暖~しゅんこうすいだん」(グー・シャオガン監督、中国)
2月12日
 「私は確信する」(アントワーヌ・ランボー監督、フランス・ベルギー)
 「秘密への招待状」(バート・フレインドリッチ監督、アメリカ)
2月13日
 「けったいな町医者」(毛利安孝監督、日本)
2月19日
 「世界で一番しあわせな食堂」(ミカ・カウリスマキ監督、フィンランド・英・中国)
 「ベイビーティース」(シャノン・マーフィ監督、オーストラリア)
 「夏への扉 キミのいる未来へ」(三木孝浩監督、日本)

【新作DVD・BD】レンタル開始日
2月3日
 「グッド・ワイフ」(アレハンドラ・マルケス・アベヤ監督、メキシコ)
 「ヒットマン エージェント:ジュン」(チェ・ウォンソプ監督、韓国)
 「ポルトガル、夏の終わり」(アイラ・サックス監督、フランス・ポルトガル)
 「マイ・バッハ 不屈のピアニスト」(マウロ・リマ監督、ブラジル)
 「宇宙でいちばんあかるい屋根」(藤井道人監督、日本)
 「ソワレ」(外山文治監督、日本)
 「ブリング・ミー・ホーム 尋ね人」(キム・スンウ監督、韓国)
 「シチリアーノ 裏切りの美学」(マルコ・ベロッキオ監督、伊・仏・ブラジル・独)
2月5日
 「ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ」(ジョー・タルボット監督、米)
2月12日
 「スペシャルズ!~政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話」(エリック・トレダノ監督、仏)
2月17日
 「ペイン・アンド・グローリー」(ペドロ・アルモドバル監督、スペイン)
2月24日
 「世宗大王 星を追う者たち」(ホ・ジノ監督、韓国)
2月26日
 「ドヴラートフ レニングラードの作家たち」(アレクセイ・ゲルマンJr監督、ロシア)
 「ブックスマート 卒業前夜のパーティデビュー」(オリヴィア・ワイルド監督、米)
3月3日
 「おもかげ」(ロドリゴ・ソロゴイェン監督、スペイン・フランス)
 「薬の神じゃない」(ウェン・ムーイエ監督、中国)
 「グッバイ・リチャード!」(ウェイン・ロバーツ監督、アメリカ)
 「剣の舞 我が心の旋律」(ユスプ・ラジコフ監督、ロシア・アルメニア)
 「窮鼠はチーズの夢を見る」(行定勲監督、日本)
 「スパイの妻」(黒沢清監督、日本)
 「星の子」(大森立嗣監督、日本)
3月5日
 「ハニーランド 永遠の谷」(リューボ・ステファノフ監督、北マケドニア)
3月7日
 「サウナのあるところ」(ヨーナス・バリヘル、他、監督、フィンランド)
3月10日
 「海辺の映画館 キネマの玉手箱」(大林亘彦監督、日本)
 「弱虫ペダル」(三木康一郎監督、日本)
3月12日
 「マティアス&マキシム」(グザヴィエ・ドラン監督、カナダ)
 「生きちゃった」(石井裕也監督、日本)
3月17日
 「ようこそ映画音響の世界へ」(ミッジ・コスティン監督、アメリカ)
 「浅田家!」(中野量太監督、日本)

【旧作DVD・BD】発売日
1月29日
 「赤と黒」(1954、クロード・オータン・ララ監督、フランス)
2月17日
 「ペドロ・アルモドバル Blu-ray BOX」(87~99、ペドロ・アルモドバル監督、スペイン)
  収録作品「神経衰弱ぎりぎりの女たち」「オール・アバウト・マイ・マザー」「アタメ」「キカ」

*色がついているのは特に注目している作品です。

 

 

2021年1月 1日 (金)

2020年に観た映画 マイ・ベスト100

【新作 マイ・ベスト35】
「家族を想うとき」(2019)ケン・ローチ監督、イギリス・フランス・ベルギー ★★★★★
「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」(2019)片渕須直監督、日本 ★★★★★
「1917 命をかけた伝令」(2019)サム・メンデス監督、イギリス・アメリカ ★★★★★
「シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢」(2018)ニルス・タヴェルニエ監督、フランス ★★★★☆
「娘は戦場で生まれた」(2019)ワアド・アル=カティーブ、エドワード・ワッツ監督、英・シリア ★★★★☆
「オフィシャル・シークレット」(2018)ギャヴィン・フッド監督、イギリス ★★★★☆
「ブラック・クランズマン」(2018)スパイク・リー監督、アメリカ ★★★★☆
「人生タクシー」(2015)ジャファル・パナヒ監督、イラン ★★★★☆
「1987、ある闘いの真実」(2017)チャン・ジュナン監督、韓国 ★★★★☆
「パラサイト 半地下の家族」(2019)ポン・ジュノ監督、韓国 ★★★★☆
「ブレッドウィナー」(2017)ノラ・トゥーミー監督、アイルランド・カナダ・ルクセンブルク ★★★★☆
「アヴリルと奇妙な世界」(2015)クリスティアン・デマール、他監督、仏・ベルギー・加 ★★★★☆
「ホテル・ムンバイ」(2018)アンソニー・マラス監督、オーストラリア・米・インド ★★★★△
「ベトナムを懐う」(2017)グエン・クワン・ユン監督、ベトナム ★★★★△
「リメンバー・ミー」(2017)リー・アンクリッチ監督、アメリカ ★★★★△
「マルリナの明日」(2017)モーリー・スルヤ監督、インドネシア・仏・マレーシア・タイ★★★★△
「ザ・ピーナッツバター・ファルコン」(2019)タイラー・ニルソン、マイケル・シュワルツ監督、米 ★★★★△
「フィッシャーマンズ・ソング」(2019)クリス・フォギン監督、イギリス ★★★★△
「マイ・ブックショップ」(2018)イサベル・コイシェ監督、スペイン・英・独 ★★★★△
「半世界」(2018)坂本順治監督、日本 ★★★★△
「ガーンジー島の読書会の秘密」(2018)マイク・ニューウェル監督、仏・英★★★★△
「妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ」(2018)山田洋次監督、日本 ★★★★
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」(2019)クエンティン・タランティーノ監督、米 ★★★★
「記憶にございません!」(2019)三谷幸喜監督、日本 ★★★★
「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」(2016)ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、米 ★★★★
「ペンギン・ハイウェイ」(2018)石田祐康監督、日本 ★★★★
「夜明け告げるルーのうた」(2017)湯浅政明監督、日本 ★★★★
「ウイスキーと2人の花嫁」(2016)ギリーズ・マッキノン監督、イギリス ★★★★
「The Crossing -ザ・クロッシング- Part II」(2015)ジョン・ウー監督、中国 ★★★★
「イエスタデイ」(2019)ダニー・ボイル監督、イギリス ★★★★
「ファヒム パリが見た奇跡」(2019)ピエール=フランソワ・マルタン=ラヴァル、仏 ★★★★
「ミッドナイト・ランナー」(2017)キム・ジュファン監督、韓国 ★★★★
「パブリック 図書館の奇跡」(2018)エミリオ・エステヴェス監督、アメリカ ★★★★
「鵞鳥湖の夜」(2019)ディアオ・イーナン監督、中国・フランス ★★★★
「ウルフウォーカー」(2020)トム・ムーア、ロス・スチュワート監督、アイルランド・他 ★★★★
次点「男はつらいよ お帰り寅さん」(2019)山田洋次監督、日本 ★★★★

 

【旧作 マイ・ベスト65】
「街の灯」(1931)チャールズ・チャップリン監督、アメリカ ★★★★★
「炎/628」(1985)エレム・クリモフ監督、ソ連 ★★★★★
「残菊物語」(1939)溝口健二監督、日本 ★★★★★
「八月の鯨」(1987)リンゼイ・アンダーソン監督、アメリカ ★★★★★
「喜びも悲しみも幾歳月」(1957)木下恵介監督、日本 ★★★★★
「アマデウス」(1984)ミロス・フォアマン監督、アメリカ ★★★★★
「海の上のピアニスト」(1999)ジュゼッペ・トルナトーレ監督、イタリア・アメリカ ★★★★★
「コールド・フィーバー」(1995)フリドリック・トール・フリドリクソン監督、アイスランド・米 ★★★★☆
「また逢う日まで」(1950、今井正監督、日本)★★★★☆
「SOSタイタニック」(1958)ロイ・ウォード・ベイカー監督、イギリス ★★★★☆
「タッチ・オブ・スパイス」(2003)タソス・ブルメティス監督、ギリシャ・トルコ ★★★★☆
「越境者」(1950)ピエトロ・ジェルミ監督、イタリア ★★★★☆
「国境は燃えている」(1965)ヴァレリオ・ズルリーニ監督、イタリア ★★★★☆
「阿修羅のごとく」(2003)森田芳光監督、日本 ★★★★☆
「キューポラのある街」(1962)浦山桐郎監督、日本 ★★★★☆
「太白山脈」(1994)イム・グォンテク監督、韓国 ★★★★☆
「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」(2014)トム・ムーア監督、アイルランド・仏・他 ★★★★☆
「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花特別編」(1997)山田洋次監督、日本 ★★★★☆
「あなた、その川を渡らないで」(2014)チン・モヨン監督 韓国 ★★★★☆▽
「キリクと魔女」(1990)ミッシェル・オスロ監督、フランス ★★★★△
「ポー河の水車小屋」(1949)アルベルト・ラトゥアーダ監督、イタリア ★★★★△
「1860年」(1933) アレッサンドロ・ブラゼッティ監督 イタリア ★★★★△
「オリーヴの下に平和はない」(1950)ジュゼッペ・デ・サンティス監督 イタリア ★★★★△
「らくだの涙」(2003)ビャンバスレン・ダヴァー、ルイジ・ファロルニ監督、ドイツ ★★★★△
「わが故郷の歌」(2002)バフマン・ゴバディ監督、イラン ★★★★△
「ウエスタン」(1968)セルジオ・レオーネ監督、イタリア・アメリカ ★★★★△
「アンタッチャブル」(1987)ブライアン・デ・パルマ監督、アメリカ ★★★★△
「裸の町」(1948)ジュールス・ダッシン監督、アメリカ ★★★★△
「らせん階段」(1945)ロバート・シオドマク監督、アメリカ ★★★★△
「明日へ」(2014)プ・ジヨン監督、韓国 ★★★★△
「羅生門」(1950)黒澤明監督、日本★★★★△
「お父さんと伊藤さん」(2016)タナダユキ監督、日本 ★★★★△
「祝祭」(1996)イム・グォンテク監督、韓国 ★★★★△
「ミルドレッド・ピーアース」(1945)マイケル・カーティス監督、アメリカ ★★★★△
「東京家族」(2012)山田洋次監督、日本 ★★★★△
「男はつらいよ 寅次郎紅の花」(1995)山田洋次監督、日本 ★★★★△
「男はつらいよ 知床慕情」(1987)山田洋次監督、日本 ★★★★△
「夜空の大空港」(1966)ウィリアム・グレアム監督、アメリカ★★★★△
「シマロン」(1931)ウェズリー・ラッグルス監督、アメリカ ★★★★△
「暗殺」(1964)篠田正浩監督、日本 ★★★★△
「最愛の子」(2014)ピーター・チャン監督、中国・香港 ★★★★△
「雨に唄えば」(1952)タンリー・ドーネン、ジーン・ケリー監督、アメリカ ★★★★△
「アカシアの通る道」(2011)パブロ・ジョルジェッリ監督、アルゼンチン・スペイン ★★★★△
「ある取り調べ」(2015)村橋明郎監督、日本 ★★★★△
「七小福」(1988)アレックス・ロウ監督、香港 ★★★★
「ディア・ブラザー」(2010、トニー・ゴールドウィン監督、アメリカ)★★★★
「リラの門」(1957、ルネ・クレール監督、フランス)★★★★
「緋色の街/スカーレット・ストリート」(1945)フリッツ・ラング監督、アメリカ ★★★★
「三人の妻への手紙」(1949)ジョセフ・L・マンキウィッツ監督、アメリカ ★★★★
「巴里祭」(1932)ルネ・クレール監督、フランス ★★★★
「都会の牙」(1950)ルドルフ・マテ監督、アメリカ ★★★★
「見えない目撃者」(2015、アン・サンフン監督、中国)★★★★
「吾輩は猫である」(1975)市川崑監督、日本 ★★★★
「遠い雲」(1955)木下恵介監督、日本 ★★★★
「ポーラー・エクスプレス」(2004)ロバート・ゼメキス監督、アメリカ ★★★★
「男はつらいよ 柴又より愛をこめて」(1985)山田洋次監督、日本 ★★★★
「男はつらいよ 寅次郎恋愛塾」(1985)山田洋次監督、日本 ★★★★
「わたしたち」(2015)ユン・ガウン監督、韓国 ★★★★
「脱出」(1944)ハワード・ホークス監督、アメリカ ★★★★
「箱根風雲録」(1952)山本薩夫監督、日本 ★★★★
「ションヤンの酒家」(2002)フォ・ジェンチイ監督、中国 ★★★★
「ぜんぶ、フィデルのせい」(2006)ジュリー・ガヴラス監督、イタリア・フランス ★★★★
「グスコーブドリの伝記」(2012、杉井ギサブロー監督、日本)★★★★
「男はつらいよ 寅次郎の縁談」(1993、山田洋次監督、日本)★★★★
「男はつらいよ 噂の寅次郎」(1979)山田洋次監督、日本 ★★★★

 

主演男優
   チャールズ・チャップリン「街の灯」
   ティム・ロス「海の上のピアニスト」
   花柳章太郎「残菊物語」
   ホアイ・リン「ベトナムを懐う」
   渥美清「男はつらいよ」シリーズ
   ジョージ・マッケイ「1917 命をかけた伝令」
   F.マーリー・エイブラハム「アマデウス」
   佐田啓二「喜びも悲しみも幾歳月」
   ジャック・ガンブラン「シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢」
   エドワード・G・ロビンソン「緋色の街/スカーレット・ストリート」
   クリス・ヒッチェン「家族を想うとき」
   永瀬正敏「コールド・フィーバー」
   トム・ハルス「アマデウス」
    チャールズ・ブロンソン「ウエスタン」
   ヘンリー・フォンダ「ウエスタン」
   ブラッド・ピット「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
   レオナルド・ディカプリオ「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
   佐藤B作「ある取り調べ」
   中西良太「ある取り調べ」
   エミリオ・エステヴェス「パブリック 図書館の奇跡」
   ダニエル・メイズ「フィッシャーマンズ・ソング」
   丹波哲郎「暗殺」
   キム・ユンソク「1987、ある闘いの真実」
   サモ・ハン・キンポー「七小福」
   アリョーシャ・クラフチェンコ「炎/628」
   ジョン・デヴィッド・ワシントン「ブラック・クランズマン」
   ソン・ガンホ「パラサイト 半地下の家族」
   ザック・ゴットセイゲン「ザ・ピーナッツバター・ファルコン」
   ハンフリー・ボガート「脱出」
   河原崎長十郎「箱根風雲録」
   リリー・フランキー「お父さんと伊藤さん」
   ジーン・ケリー「雨に唄えば」
   アン・ソンギ「太白山脈」
   ラフ・ヴァローネ「越境者」
   森雅之「風船」
   稲垣吾郎「半世界」
   橋爪功「妻よ薔薇のように 家族はつらいよ Ⅲ」

主演女優
   ベティ・デイヴィス「八月の鯨」
   リリアン・ギッシュ「八月の鯨」
   高峰秀子「喜びも悲しみも幾歳月」
   キーラ・ナイトレイ「オフィシャル・シークレット」
   エミリー・モーティマー「マイ・ブックショップ」
   タオ・ホン「ションヤンの酒家」
   ヒラリー・スワンク「ディア・ブラザー」
   マーシャ・ティモシー「マルリナの明日」
   高峰秀子「遠い雲」
   マリー・ラフォレ「国境は燃えている」
   エレナ・ヴァルツィ「越境者」
   リリー・ジェームズ「ガーンジー島の読書会の秘密」

助演男優
   エドモンド・オブライエン「夜空の大空港」
   キム・ミョンゴン「太白山脈」
   キム・ガプス「太白山脈」
   東野英治郎「キューポラのある街」
   市川好郎「キューポラのある街」
   アヌパム・カー「ホテル・ムンバイ」
   ビル・ナイ「マイ・ブックショップ」
   ジェームズ・ピュアフォイ「フィッシャーマンズ・ソング」
   ショーン・コネリー「アンタッチャブル」
   藤竜也「お父さんと伊藤さん」
   ドナルド・オコナー「雨に唄えば」
   西村まさ彦「妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ」
   大沢たかお「ストロベリーナイト」

助演女優
   オ・ジョンヘ「太白山脈」
   エセル・バリモア「らせん階段」
   ヴィッキー・チャオ「最愛の子」
   オ・ジョンヘ「祝祭」
   浅丘ルリ子「男はつらいよ 寅次郎紅の花」「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花特別編」
   竹下景子「男はつらいよ 知床慕情」
   蒼井優「妻よ薔薇のように 家族はつらいよ Ⅲ」
   小池栄子「記憶にございません!」
   ジュリアン・ムーア「キングスマン:ゴールデン・サークル」
   木村佳乃「阿修羅のごとく」
   ヴァレリア・モリコーニ「国境は燃えている」


(注)
 「エセルとアーネスト ふたりの物語」は「2019年に観た映画 マイ・ベスト50」に入れてありますので、今回は割愛しました。

先月観た映画 採点表(2020年12月)

「エセルとアーネスト ふたりの物語」(2016)ロジャー・メインウッド監督、イギリス ★★★★★
「越境者」(1950)ピエトロ・ジェルミ監督、イタリア ★★★★☆
「国境は燃えている」(1965)ヴァレリオ・ズルリーニ監督、イタリア ★★★★☆
「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」(2014)トム・ムーア監督、アイルランド・仏・他 ★★★★☆
「ポー河の水車小屋」(1949)アルベルト・ラトゥアーダ監督、イタリア ★★★★△
「1860年」(1933) アレッサンドロ・ブラゼッティ監督 イタリア ★★★★△
「オリーヴの下に平和はない」(1950)ジュゼッペ・デ・サンティス監督 イタリア ★★★★△
「シマロン」(1931)ウェズリー・ラッグルス監督、アメリカ ★★★★△
「ある取り調べ」(2015)村橋明郎監督、日本 ★★★★△
「ウイスキーと2人の花嫁」(2016)ギリーズ・マッキノン監督、イギリス ★★★★
「愛と殺意」(1950)ミケランジェロ・アントニオーニ監督 イタリア ★★★★
「パリ猫ディノの夜」(2010)アラン・ガニョル、他、監督、フランス ★★★★
「トンネル 闇に鎖された男」(2016)キム・ソンフン監督、韓国 ★★★★▽
「わが青春のフロレンス」(1970)マウロ・ボロニーニ監督、イタリア ★★★☆
「トスカーナの幸せレシピ」(2018)フランチェスコ・ファラスキ監督、イタリア ★★★☆
「白い船」(1941)ロベルト・ロッセリーニ監督、イタリア ★★★

主演男優
 5 佐藤B作「ある取り調べ」
   中西良太「ある取り調べ」
   ラフ・ヴァローネ「越境者」
 4 ヴィニーチョ・マルキオーニ「トスカーナの幸せレシピ」
   ラフ・ヴァローネ「オリーヴの下に平和はない」
   リチャード・ディックス「シマロン」

主演女優
 5 マリー・ラフォレ「国境は燃えている」
   エレナ・ヴァルツィ「越境者」
 4 ルチア・ボゼー「愛と殺意」

助演男優
 4 ルイジ・フェデーレ「トスカーナの幸せレシピ」

助演女優
 5 ヴァレリア・モリコーニ「国境は燃えている」
 4 レア・マッセリ「国境は燃えている」
   アイリーン・ダン「シマロン」
   ルチア・ボゼー「オリーヴの下に平和はない」

 

 

2020年12月28日 (月)

超豪華廉価版BOXシリーズ 買わなきゃ損

 コスミック出版から出ている廉価版DVD BOXシリーズが凄い。何といってもまず安い。10枚組で1900円前後。アマゾンで中古があれば1000円を切ることも珍しくはない。1枚当たり数十円から高くても200円を切るのだから破格の安さだ。かつてDVDの出初めに廉価版も大量に出回ったが、それでも500円はしたと思う。

 

 そして何より驚くのはその画質の良さだ。1930年代から60年代頃の作品が多いが、デジタル修復がしっかりなされていて傷一つない。これには感心した。かつての廉価版とは雲泥の差だ。ひところデジタル・リマスターという言葉が良く使われたが、今はめったに聞かなくなった。それだけ当たり前になってきたと言うことだろう。しかしこれは大変な作業だ。映画を単なる使い捨ての商品とみなしていたならば、特に古い作品の場合、これほど手間をかけてデジタル化はしないだろう。日本映画のデジタル化があまり進まないことを考えれば、この廉価版の画質の良さには感動すら覚える。映画を文化遺産と考えていなければできないことだからだ(アメリカの場合は基本的に商品扱いだろうが、その製品管理は日本など遠く及ばないくらい徹底している)。特に古典的作品はその制作国だけではなく、世界の文化遺産と言っても良い。古いフィルムは劣化が進んでおり、保存も難しいのでデジタル化が急務である。

 

 昔のセルロイド製のフィルムは可燃性で保存に大変気をつかわねばならない。オランダ視聴覚アーカイヴの可燃性フィルム保存庫は海辺の砂丘地帯の窪地にある。第二次大戦中にナチス・ドイツ軍のトーチカとして建設されたものをフィルム保存庫に改造したのである。保存庫は、職員が働いている隣室とは反対側の壁を比較的弱くしてあり、「最悪の事態」が生じた時にはそちらへ爆風が逃げてゆく構造になっている。トーチカを選んだのはそれが頑丈だからだが、周りに人家が少ないことも考慮に入れていたのだろう。これに比べたら日本の文化政策の貧困さは目を覆いたくなるほどだ。年配の方ならば1984年9月3日に起きた旧国立フィルムセンターの火災を記憶しているだろう。その日は9月にしては比較的涼しい日だったのだろう、フィルム保管庫のクーラーを止めていたところ可燃性フィルムが自然発火してしまった。予算をケチって、クーラーを止めたために多くの貴重なフィルムを消失してしまったのである。この火事はまさに日本における映画文化の貧困さを象徴していた。

 

 話が少しそれてしまったので、元に戻そう。この廉価版DVD BOXシリーズが推奨に値する3つ目の理由はそのラインナップの豪華さである。10枚組のDVD BOXシリーズが200セット以上ある。圧倒的にアメリカ映画が多いのだが、フランス映画とイタリア映画も充実している。今手元にあるのは「イタリア映画コレクション 越境者」、「イタリア映画コレクション ミラノの奇蹟」、「フランス映画パーフェクトコレクション フィルム・ノワール 暗黒街の男たち」、「サスペンス映画コレクション 名優が演じる裏切りの世界」、「サスペンス映画コレクション 名優が演じる犯罪の世界」の5セットだけだが、少なくともあと20セットは買いたい。じっくり調べればさらに買いたいセットが次々と出て来るだろう。アメリカ映画の場合はすでに持っているものとかなり重なるのが難点だが、このシリーズにしか入ってない作品も少なからずあると思う。たとえ重なってもこの値段と画質なら重なっても惜しくない。

 

 ただ残念なのはアメリカ映画、フランス映画、イタリア映画以外はほとんどないことである。日本映画も数セットしかないし、そのほとんどはすでに持っているものだ。日本映画の古典なら、小津や黒沢や溝口等の有名監督を除いても、まだ10セットくらいあっても良いくらいだ。イタリア映画もさらに3セットくらい欲しい。更に欲を言えば、ソ連映画、ドイツ映画、中国と韓国映画も欲しい。ソ連映画やドイツ映画の古典はそれなりにDVD化されているが、中国映画と韓国映画の古典はほぼないに等しい。60年代から80年代だけでも5、6セット欲しい。スペイン映画の古典もせめて2セットくらいは出してほしいものだ。スペイン映画人たちはファシストのフランコ独裁政権下の厳しい検閲の中でも少なからぬ傑作を作ってきたのだ。そのほとんどが日本では知られていない。

 

 最後はないものねだりになってしまったが、今あるものだけでも大変なお宝が満載である。まずは下記のサイトをご覧あれ。

 

コスミック出版・DVDコーナーのURL
https://www.cosmicpub.com/products/list.php?category_id=16&orderby=date

 

 

これから観たい&おすすめ映画・BD(21年1月)

【新作映画】公開日
12月18日
 「この世界に残されて」(バルナバーシュ・トート監督、ハンガリー)
12月25日
 「GOGO 94歳の小学生」(パスカル・プリッソン監督、フランス)
 「ジョゼと虎と魚たち」(タムラコータロー監督、日本)
 「ソング・トゥ・ソング」(テレンス・マリック監督、アメリカ)
 「AWAKE」(山田篤宏監督、日本)
 「えんとつ町のプペル」(廣田裕介監督、日本)℃
1月1日
 「Swallowスワロウ」(カーロ・ミラベル・デイヴィス監督・米・仏)
1月8日
 「大コメ騒動」(本木克英監督、日本)
 「ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打ち上げ計画」(ジャガン・シャクティ監督、インド)
 「スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち」(エイプリル・ライト監督、米)
 「チャンシルさんには福が多いね」(キム・チョヒ監督、韓国)
 「おとなの事情 スマホをのぞいたら」(光野道夫監督、日本)
 「ハッピー・バースデー 家族のいる時間」(セドリック・カーン監督、フランス)
1月15日
 「パリの調香師 しあわせの香を探して」(グレゴリー・マーニュ監督、フランス)
 「43年後のアイ・ラヴ・ユー」(マーティン・ロセテ監督、スペイン・米・仏)
 「アンチ・ライフ」(ジョン・スーツ監督、カナダ)
 「キング・オブ・シーヴズ」(ジェームズ・マーシュ監督、イギリス)
 「聖なる犯罪者」(ヤン・コマサ監督、ポーランド・フランス)

【新作DVD・BD】レンタル開始日
12月23日
 「ジェクシー!スマホを変えただけなのに」(ジョン・ルーカス、他、監督、アメリカ)
1月6日
 「チア・アップ!」(ザラ・ヘイズ監督、アメリカ)
 「盗まれたカラヴァッジョ」(ロベルト・アンドー監督、フランス・イタリア)
 「リトル・ジョー」(ジェシカ・ハウスナー監督、オーストリア・英・独)
 「シチリアーノ 裏切りの美学」(マルコ・ベロッキオ監督、伊・仏・ブラジル・独)
 「白い暴動」(ルビカ・シャー監督、イギリス)
 「クライマーズ」(ダニエル・リー監督、中国)
1月8日
 「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」(アグニェシュカ・ホランド監督、ポーランド・英・他)
 「ハニーボーイ」(アルマ・ハレル監督、アメリカ)
 「ラ・ヨローナ ~彷徨う女~」(ハイロ・ブスタマンテ監督、グアテマラ)
 「TENET テネット」(クリストファー・ノーラン監督、アメリカ)
1月15日
 「ディヴァイン・フューリー/使者」(キム・ジュファン監督、韓国)
1月20日
 「カセットテープ・ダイアリーズ」(グリンダ・チャーダ監督、イギリス)
 「SKIN / スキン」(ガイ・ナティーヴ監督、アメリカ)
 「パブリック 図書館の奇跡」(エミリオ・エステヴェス監督、アメリカ)
1月22日
 「プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵」(フランシス・アナン監督、英・オーストラリア)
1月27日
 「青くて痛くて脆い」(狩山俊輔監督、日本)
2月3日
 「グッド・ワイフ」(アレハンドラ・マルケス・アベヤ監督、メキシコ)
 「ヒットマン エージェント:ジュン」(チェ・ウォンソプ監督、韓国)
 「ポルトガル、夏の終わり」(アイラ・サックス監督、フランス・ポルトガル)
 「マイ・バッハ 不屈のピアニスト」(マウロ・リマ監督、ブラジル)
 「宇宙でいちばんあかるい屋根」(藤井道人監督、日本)
 「ソワレ」(外山文治監督、日本)
2月5日
 「ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ」(ジョー・タルボット監督、米)
2月12日
 「スペシャルズ!~政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話」(エリック・トレダノ監督、フランス)
2月17日
 「ペイン・アンド・グローリー」(ペドロ・アルモドバル監督、スペイン)

【旧作DVD・BD】発売日
12月23日
 「アイガー北壁」(2008)フィリップ・シュテルツェル監督、独・オーストリア・スイス
12月25日
 「金綺泳 (キム・ギヨン)傑作選 BOX」(60~90、キム・ギヨン監督、韓国)
  収録作品:「下女」「玄界灘は知っている」「高麗葬」「水女」「火女」
 「キング・ヴィダー」(31~52、キング・ヴィダー監督、アメリカ)
  収録作品:「街の風景」「シナラ」「南海の劫火」「東は東」「ルビイ」
1月8日
 「ダンス・ウィズ・ウルブズ」(1990、ケヴィン・コスナー監督、アメリカ)
1月20日
 「さびしんぼう」(1985、大林宜彦監督)
 「HOUSE ハウス」(1977、大林宜彦監督)
 「テス」(1979、ロマン・ポランスキー監督、英・仏)
1月27日
 「ディア・ドクター」(2009、西川美和監督)
2月17日
 「ペドロ・アルモドバル Blu-ray BOX」(87~99、ペドロ・アルモドバル監督、スペイン)
  収録作品「神経衰弱ぎりぎりの女たち」「オール・アバウト・マイ・マザー」「アタメ」「キカ」

*色がついているのは特に注目している作品です。

 

 

 

2020年12月 1日 (火)

先月観た映画 採点表(2020年11月)

「海の上のピアニスト」(1999)ジュゼッペ・トルナトーレ監督、イタリア・アメリカ ★★★★★
「タッチ・オブ・スパイス」(2003)タソス・ブルメティス監督、ギリシャ・トルコ ★★★★☆
「フィッシャーマンズ・ソング」(2019)クリス・フォギン監督、イギリス ★★★★△
「アンタッチャブル」(1987)ブライアン・デ・パルマ監督、アメリカ ★★★★△
「裸の町」(1948)ジュールス・ダッシン監督、アメリカ ★★★★△
「らせん階段」(1945)ロバート・シオドマク監督、アメリカ ★★★★△
「暗殺」(1964)篠田正浩監督、日本 ★★★★△
「箱根風雲録」(1952)山本薩夫監督、日本 ★★★★
「ションヤンの酒家」(2002)フォ・ジェンチイ監督、中国 ★★★★
「パブリック 図書館の奇跡」(2018)エミリオ・エステヴェス監督、アメリカ ★★★★
「鵞鳥湖の夜」(2019)ディアオ・イーナン監督、中国・フランス ★★★★
「ウルフウォーカー」(2020)トム・ムーア、ロス・スチュワート監督、アイルランド・他 ★★★★
「マーティン・エデン」(2019)ピエトロ・マルチェッロ監督、伊・仏・独 ★★★★
「僕は猟師になった」(2020)川原愛子監督、日本 ★★★☆
「祈りの幕が下りる時」(2017)福澤克雄監督、日本 ★★★
「ジェネラル・ルージュの凱旋」(2009)中村義洋監督、日本 ★★★
「マーニー」(1964)アルフレッド・ヒッチコック監督、アメリカ ★★★

 

主演男優
 5 ティム・ロス「海の上のピアニスト」
   エミリオ・エステヴェス「パブリック 図書館の奇跡」
   ダニエル・メイズ「フィッシャーマンズ・ソング」
   丹波哲郎「暗殺」
   河原崎長十郎「箱根風雲録」
 4 ケヴィン・コスナー「アンタッチャブル」
   ジョージ・コラフェイス「タッチ・オブ・スパイス」
   バリー・フィッツジェラルド「裸の町」

主演女優
 5 タオ・ホン「ションヤンの酒家」

助演男優
 5 ジェームズ・ピュアフォイ「フィッシャーマンズ・ソング」
   ショーン・コネリー「アンタッチャブル」
 4 ロバート・デ・ニーロ「アンタッチャブル」
   デヴィッド・ヘイマン「フィッシャーマンズ・ソング」
   ジェフリー・ライト「パブリック 図書館の奇跡」
   マイケル・K・ウィリアムズ「パブリック 図書館の奇跡」
   佐田啓二「暗殺」
   堺雅人「ジェネラル・ルージュの凱旋」

助演女優
 5 エセル・バリモア「らせん階段」
 4 山田五十鈴「箱根風雲録」
   タペンス・ミドルトン「フィッシャーマンズ・ソング」
   バサク・コクルカヤ「タッチ・オブ・スパイス」

 

2020年11月27日 (金)

これから観たい&おすすめ映画・BD(20年12月)

【新作映画】公開日
11月13日
 「プラスチックの海」(クレイグ・リーソン監督、イギリス・香港)
11月20日
 「ホモ・サピエンスの涙」(ロイ・アンダーソン監督、スウェーデン・独・ノルウェー)
 「エイブのキッチンストーリー」(フェルナンド・グロスタイン・アンドラーデ監督、米・ブラジル)
 「THE CROSSING~香港と大陸をまたぐ少女~」(バイ・シュエ監督、中国)
 「家なき子 希望の歌声」(アントワーヌ・ブロシエ監督、フランス)
11月27日
 「ヒトラーに盗られたうさぎ」(カロリーヌ・リンク監督、ドイツ)
 「君の誕生日」(イ・ジョンオン監督、韓国)
 「アーニャは、きっと来る」(ベン・クックソン監督、イギリス・ベルギー)
 「アンダードッグ 前編/後編」(武正晴監督、日本)
 「君は彼方」(瀬名快伸監督、日本)
11月28日
 「バクラウ 地図から消された村」(クレーベル・メンドンサ・フィーリョ、他、監督、ブラジル・仏)
12月4日
 「ミセス・ノイズィ」(天野千尋監督、日本)
 「魔女がいっぱい」(ロバート・ゼメキス監督、アメリカ)
 「ベター・ウォッチ・アウト クリスマスの侵略者」(クリス・ベコパー監督、米・豪)
 「燃ゆる女の肖像」(セリーヌ・シアマ監督、フランス)
 「100日間のシンプルライフ」(フロリアン・ダーヴィト・フィッツ監督、ドイツ)
12月10日
 「今際の国のアリス」(佐藤信介監督、日本)
12月11日
 「新解釈・三國志」(福田雄一監督、日本)
 「ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢」(ニーシャ・ガナトラ監督、アメリカ)
 「パリのどこかで、あなたと」(セドリック・クラピッシュ監督、フランス)
 「ハッピー・オールド・イヤー」(ナワポン・タムロンラタナリット監督、タイ)
 「天外者」(田中三敏監督、日本)
 「ニューヨーク 親切なロシア料理店」(ロネ・シェルフィグ監督、デンマーク・カナダ・他)
12月18日
 「声優夫婦の甘くない生活」(エフゲニー・ルーマン監督、イスラエル)
 「また、あなたとブッククラブで」(ビル・ホルダーマン監督、アメリカ)
 「クローゼット」(キム・グァンビン監督、韓国)
 「私をくいとめて」(大九明子監督、日本)
12月25日
 「FUNAN フナン」(ドゥニ・ドー監督、仏・ベルギー・カンボジア・ルクセンブルク)

【新作DVD・BD】レンタル開始日
11月27日
 「CURE」(黒沢清監督、日本)
12月2日
 「イップ・マン 完結」(ウィルソン・イップ監督、香港)
 「お名前はアドルフ?」(セーンケ・ヴォルトマン監督、ドイツ)
 「きっと・またあえる」(ニテーシュ・ティワーリー監督、インド)
 「権力に告ぐ」(チョン・ジヨン監督、韓国)
 「コリーニ事件」(マルコ・クロイツパイントナー監督、ドイツ)
 「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」(テリー・ギリアム監督、英・仏・スペイン・ベルギー・他)
 「やっぱり契約破棄していいですか!?」(トム・エドモンズ監督、イギリス)
 「ルース・エドガー」(ジュリアス・オナー監督、アメリカ)
 「レイニデイ・イン・ニューヨーク」(ウディ・アレン監督、アメリカ)
 「水曜日が消えた」(吉野耕平監督、日本)
 「ステップ」(飯塚健監督、日本)
 「のぼる小寺さん」(古厨智之監督、日本)
 「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」(レミ・シャイエ監督、デンマーク)
 「パリの恋人たち」(ルイ・ガレル監督、フランス)
 「ライド・ライク・ア・ガール」(レイチェル・グリフィス監督、オーストラリア)
12月4日
 「ディック・ロングはなぜ死んだのか」(ダニエル・シャイナート監督、アメリカ)
 「レ・ミゼラブル」(ラジ・リ監督、フランス)
12月16日
 「音楽」(岩井澤健治監督、日本)
12月23日
 「クライマーズ」(ダニエル・リー監督、中国)
 「グランド・ジャーニー」(ニコラ・ヴァニエ監督、フランス・ノルウェー)
 「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」(アレクセイ・シドロフ監督、ロシア)
 「透明人間」(リー・ワネル監督、米・オーストラリア)
 「一度も撃ってません」(阪本順治監督、日本)
 「思い、思われ、ふり・ふられ」(三木孝浩監督、日本)
12月25日
 「その手に触れるまで」(ダルデンヌ兄弟監督、ベルギー・フランス)
1月6日
 「チア・アップ!」(ザラ・ヘイズ監督、アメリカ)
 「盗まれたカラヴァッジョ」(ロベルト・アンドー監督、フランス・イタリア)
 「リトル・ジョー」(ジェシカ・ハウスナー監督、オーストリア・英・独)
1月8日
 「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」(アグニェシュカ・ホランド監督、ポーランド・英・他)
 「ハニーボーイ」(アルマ・ハレル監督、アメリカ)
 「ラ・ヨローナ ~彷徨う女~」(ハイロ・ブスタマンテ監督、グアテマラ)
1月15日
 「ディヴァイン・フューリー/使者」(キム・ジュファン監督、韓国)
1月20日
 「カセットテープ・ダイアリーズ」(グリンダ・チャーダ監督、イギリス)
 「SKIN / スキン」(ガイ・ナティーヴ監督、アメリカ)

【旧作DVD・BD】発売日
11月27日
 「ダグラス・サークBlu-ray BOX」(54, 56, 57、ダグラス・サーク監督、アメリカ)
  収録作品:「「心のともしび」「大空の凱歌」「翼に賭ける命」
 「落穂拾い」(2000,2002、アニエス・ヴァルダ監督、フランス)「落穂拾い・二年後」も収録
12月2日
 「フルメタル・ジャケット」(1987、スタンリー・キューブリック監督、アメリカ)
 「ローマの休日」(1953、ウィリアム・ワイラー監督、アメリカ)
 「Vフォー・ヴェンデッタ」(2006、ジェームズ・マクティーグ監督、アメリカ)
12月16日
 「秀子の車掌さん」(1941、成瀬巳喜男監督、日本)
12月18日
 「赤と黒」(1954、クロード・オータン・ララ監督、フランス)
 「穴」(1960、ジャック・ベッケル監督、フランス)
12月25日
 「金綺泳(キム・ギヨン)傑作選 BOX」(60~90、韓国)
  収録作品:「下女」「玄界灘は知っている」「高麗葬」「水女」「火女’82」「死んでもいい経験」
1月8日
 「ダンス・ウィズ・ウルブズ」(1990、ケヴィン・コスナー監督、アメリカ)
1月20日
 「さびしんぼう」(1985、大林宜彦監督)

*色がついているのは特に注目している作品です。

 

 

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