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2021年10月

2021年10月 7日 (木)

世界4大アニメ映画祭

 2021年10月7日付の朝日新聞に矢野はなみ監督の「骨噛み」が短編部門グランプリを獲得したという小さな記事が載っていた。その記事でオタワ、アヌシー、ザグレブ、広島の映画祭が世界4大アニメ映画祭と呼ばれていることを知った。フランスのアヌシー映画祭はよく名前が出るので覚えていたが、他の3つはおそらく聞いたことはあるだろうが忘れていた。

 そこで主に自分の覚書のためにこの4つの映画祭について簡単に触れておきたい。カナダのオタワ国際アニメーション映画祭は1976年から行われており、今年は45回目に当たる。歴代受賞作を観てみると、短編部門ではキャロライン・リーフ監督の*「ストリート」、フレデリック・パック監督の*「クラック!」と「木を植えた男」、キャロライン・リーフ監督の*「姉妹」、ニック・パーク監督の「ペンギンに気を付けろ!」、山村浩二監督の「カフカ田舎医者」など。長編部門ではマルジャン・サトラビ、他、監督の「ペルセポリス」、アダム・エリオット監督の「メアリー&マックス」、イグナシオ・フェレーラス監督の「しわ」などの受賞作がある。

 アヌシー国際アニメーション映画祭は1960年創設。短編部門の主な受賞作としては、コ・ホードマン監督の*「砂の城」、イシュ・パテル監督の*「死後の世界」、フレデリック・パックの「木を植えた男」と*「大いなる河の流れ」、アレクサンドル・ペトロフ監督の「老人と海」、マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督の「岸辺のふたり」、山村浩二監督の*「頭山」、加藤久仁生監督の「つみきのいえ」、ショーン・タン、他、監督の「落としもの」など。長編部門ではジミー・ムラカミ監督の「風が吹くとき」、ヤン・シュヴァンクマイエル監督の「アリス」、宮崎駿監督の「紅の豚」、高畑勲監督の「平成狸合戦ぽんぽこ」、ヘンリー・セレック監督の「ジャイアント・ピーチ」と「コララインとボタンの魔女」、ミッシェル・オスロ監督の「キリクと魔女」、ウェス・アンダーソン監督の「ファンタスティック Mr. FOX」、アレ・アブレウ監督の「父を探して」、クリスティアン・デマール、他、監督の「アヴリルと奇妙な世界」、クロード・バラス監督の「ぼくの名前はズッキーニ」、湯浅政明監督の「夜明け告げるルーのうた」など、さすがに有名作品が目白押しだ。日本アニメは上記作品以外にも、川本喜八郎監督の*「道成寺」など、審査員賞などの各賞を取った作品は少なくない。

 クロアチアのザグレブ国際アニメーション映画祭は1972年設立。短編部門の主な受賞作としては、イワン・イワノフ=ワノ&ユーリ・ノルシュテイン監督の*「ケルジェネツの戦い」、ユーリ・ノルシュテイン監督の「話の話」、手塚治虫監督の「ジャンピング」、ニック・パーク監督の「ペンギンに気を付けろ!」、マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督の「岸辺のふたり」、山村浩二監督の「頭山」など。長編部門ではミッシェル・オスロ監督の「アズールとアスマール」、アリ・フォルマン監督の「戦場でワルツを」、アレ・アブレウ監督の「父を探して」などが受賞している。

 広島国際アニメーションフェスティバルは1985年に創立され2020年に幕を閉じた。グランプリ作品を挙げるとフレデリック・パック監督「木を植えた男」と「大いなる河の流れ」、マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督の「岸辺のふたり」、山村浩二監督「頭山」と「カフカ田舎医者」など、他の映画祭の受賞作と重なっていることが多い(もっとも複数の映画祭でグランプリを取っている作品はいくつもあって珍しくはないが)。おそらくこの映画祭の価値はコンペティション部門ばかりではなく、「ベスト・オブ・ザ・ワールド」、「平和のためのアニメーション」、「アニメーション・フロム・ザ・ワールド」などの多彩な企画を併設していたことにあったのかもしれない。短編アニメ(30分以内の作品)主体の映画祭で、長編は招待上映のみに限られるというのもユニークだ。

 こうして一渡り眺めてみると、「ゴブリンのこれがおすすめ39 世界のユニークなアニメ映画」にリストアップした作品が結構含まれていることが分かる。また、その一方で、受賞作ながら日本未公開の作品も少なからずあることも分かる。受賞作品には実験的なものも多いので、一般公開には馴染まないと判断されたのかもしれない。実際原画を描くものやストップモーション・アニメ、CGを使ったアニメなどなじみのあるタイプの他に、実に様々な奇想天外な作風のアニメが存在する。確かに一般公開には馴染まないとしても、せめてDVDやBDで作品集などのかたちで世に出してほしいものだ。

 

(注)
「ストリート」と「姉妹」はDVD「NFB傑作選」に収録されている。
「クラック!」と「木を植えた男」は「フレデリック・バック作品集」に収録されている。
「砂の城」は「NFB傑作選 コ・ホードマン作品集」に収録されている。
「死後の世界」は「NFB傑作選」に収録されている。
「大いなる河の流れ」は「フレデリック・バック作品集」に収録されている。
「頭山」は「山村浩二作品集」に収録されている。
「道成寺」は「川本喜八郎作品集」に収録されている。
「ケルジェネツの戦い」は「ユーリ・ノルシュテイン作品集」に収録されている。

 

写真ブログ「ゴブリンのつれづれ写真日記」を再開しました

 長いこと更新していなかった別館写真ブログ「ゴブリンのつれづれ写真日記」を久々に再開しました。何しろ最後に載せた記事は2014年12月30日の「内村ダム秋景色」(写真を撮ったのは10月25日)ですから、6年と10か月ぶりの復活です。いろいろと忙しくなって更新できなかったのですが、一昨年定年を迎えました。その後は再雇用という形で仕事は続けていますが、仕事量はぐっと減りました。

 そのころからブログを再開しようと度々思ってはいたのですが、長いこと使わずにいるうちにブログの管理画面に入れなくなっていました。もう使えないのかと諦めていたのですが、つい先日ログインIDを確認しパスワードを更新したらまた入れるようになりました。管理画面もがらりと模様替えされていて以前とは勝手が違う。それでも使っているうちに慣れて来るだろうと思い、ともかくブログを再開することにしました。

 ブログは長いこと中断していましたが、写真は撮り続けていました。もちろんこの1,2年はコロナ禍で、旅行はおろか県外に出ることすらなくなってしまいました。ですから最近撮ったのは家の近くの写真ばかりです。それでも中断していた間に撮りためた膨大な量の写真があるので、古い順から載せてゆこうと思います。したがって紹介するのは何年も前に撮った古い写真で、撮った時の状況もほとんど忘れかけていますが、もともと映画も音楽も小説も新しさにこだわらない性格なので気にせず続けてゆこうと思います。

 再開した最初の記事は「上田城花見」(2017年4月16日撮影)です。古いだけではなく季節外れでもありますが、ともかく死に体状態だったブログを再開できただけでも本人としてはうれしい限りです。ウェブリブログを使っていますが、このブログの一番の魅力は画面いっぱいの大きな写真が載せられることです(写真をクリックすると大きくなります)。左側の枠の下の方にリンクがありますので、興味がありましたらそこから入ってください。

 

2021年10月 1日 (金)

先月観た映画 採点表(2021年9月)

「象は静かに座っている」(2018)フー・ボー監督、中国 ★★★★☆
「Yokosuka 1953」(2021)木川剛志監督、日本 ★★★★△
「わんぱく戦争」(1961)イヴ・ロベール監督、フランス ★★★★△
「アミスタッド」(1997)スティーヴン・スピルバーグ監督、アメリカ ★★★★△
「ラベンダー・ヒル・モブ」(1951)チャールズ・クライトン監督、イギリス ★★★★△
「老兵は死なず」(1943)マイケル・パウエル&エメリック・プレスバーガー監督、イギリス ★★★★△
「ザ・コンサルタント」(2016)ギャビン・オコナー監督、アメリカ ★★★★△
「にしきたショパン」(2020)竹本祥乃監督、日本 ★★★★△
「レンブラント 描かれた人生」(1936)アレクサンダー・コルダ監督、イギリス ★★★★
「怒りの海」(1953)チャールズ・フレンド監督、イギリス ★★★★
「すって。はいて。」(2020)Azuki監督、日本 ★★★★
「プライズ ~秘密と嘘がくれたもの~」(2011)パウラ・マルコビッチ監督、メキシコ・仏・ポーランド・独 ★★★★
「カインド・ハート」(1949)ロバート・ハーメル監督、イギリス ★★★★
「白衣の男」(1951)アレクサンダー・マッケンドリック監督、イギリス ★★★★
「荒野のストレンジャー」(1972)クリント・イーストウッド監督、アメリカ ★★★★
「軍旗の下に」(1942)ノエル・カワード、デヴィッド・リーン監督、イギリス ★★★★
「アイガー・サンクション」(1975)クリント・イーストウッド監督、アメリカ ★★★★
「誰がハマーショルドを殺したか」(2019)マッツ・ブリュガー監督、デンマーク・ノルウェー・スウェーデン・ベルギー ★★★★
「21ブリッジ」(2019)ブライアン・カーク監督、中国・アメリカ ★★★★
「ファンタスティック Mr.FOX」(2009)ウエス・アンダーソン監督、アメリカ ★★★★
「ブック・オブ・ライフ マノロの数奇な冒険」(2014)ホルヘ・R・グティエレス監督、アメリカ ★★★★
「鬼滅の刃無限列車編」(2020)外崎春雄監督、日本 ★★★★▽
「マロナの幻想的な物語」(2019)アンカ・ダミアン監督、仏・ルーマニア・ベルギー ★★★★▽
「喜劇 団体列車」(1967)瀬川昌治監督、日本 ★★★☆
「タイムリミット/5人の人質」(2017)キップ・トリブル監督、アメリカ ★★★
「愛のように感じた」(2013)イライザ・ヒットマン監督、アメリカ ★★☆

主演男優
 5 クリント・イーストウッド「荒野のストレンジャー」
   チャールズ・ロートン「レンブラント 描かれた人生」
   ポン・ユーチャン「象は静かに座っている」
   チャン・ユー「象は静かに座っている」
   デニス・プライス「カインド・ハート」
   ロジャー・リヴセイ「老兵は死なず」
   アントン・ウォルブルック「老兵は死なず」
   ジャック・ホーキンズ「怒りの海」
   ベン・アフレック「ザ・コンサルタント」
   ジャイモン・フンスー「アミスタッド」
   ノエル・カワード「軍旗の下に」
   アレック・ギネス「ラベンダー・ヒル・モブ」
   アンドレ・トルトン「わんぱく戦争」
 4 チャドウィック・ボーズマン「21ブリッジ」
   クリント・イーストウッド「アイガー・サンクション」
   中村拳司「にしきたショパン」

主演女優
 5 デボラ・カー「老兵は死なず」
 4 水田汐音「にしきたショパン」

助演男優
 5 リー・ツォンシー「象は静かに座っている」
   アレック・ギネス「カインド・ハート」
   アンソニー・ホプキンス「アミスタッド」
 4 アントワーヌ・ラルチーグ「わんぱく戦争」
   ドナルド・シンデン「怒りの海」

助演女優
 5 ワン・ユーウェン「象は静かに座っている」
   エルザ・ランチェスター「レンブラント 描かれた人生」

 

 

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