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2021年1月29日 (金)

ゴブリンのこれがおすすめ 56 イタリア映画

「カビリア」(1914)ジョヴァンニ・パストローネ監督
「1860年」(1933) アレッサンドロ・ブラゼッティ監督
「雲の中の散歩」(1942) アレッサンドロ・ブラゼッティ監督
「郵便配達は二度ベルを鳴らす」(1942) ルキノ・ヴィスコンティ監督
「無防備都市」(1945) ロベルト・ロッセリーニ監督
「戦火のかなた」(1946) ロベルト・ロッセリーニ監督
「平和に生きる」(1946) ルイジ・ザンパ監督
「自転車泥棒」(1948) ヴィットリオ・デ・シーカ監督
「婦人代議士アンジェリーナ」(1947)ルイジ・ザンパ監督
「アモーレ」(1948)ロベルト・ロッセリーニ監督
「ドイツ零年」(1948) ロベルト・ロッセリーニ監督
「にがい米」(1948) ジョゼッペ・デ・サンティス監督
「無法者の掟」(1948)ピエトロ・ジェルミ監督
「揺れる大地」(1948) ルキノ・ヴィスコンティ監督
「ポー河の水車小屋」(1949)アルベルト・ラトゥアーダ監督
「越境者」(1950)ピエトロ・ジェルミ監督
「オリーヴの下に平和はない」(1950)ジュゼッペ・デ・サンティス監督
「ウンベルトD」(1951) ヴィットリオ・デ・シーカ監督
「警官と泥棒」(1951)マリオ・モニチェリ&ステーノ監督
「ベリッシマ」(1951) ルキノ・ヴィスコンティ監督
「街は自衛する」(1951)ピエトロ・ジェルミ監督
「二ペンスの希望」(1952) レナート・カスティラーニ監督
「ヨーロッパ一九五一年」(1952)ロベルト・ロッセリーニ監督
「ローマ11時」(1952)ジュゼッペ・デ・サンティス監督
「青春群像」(1953)フェデリコ・フェリーニ監督
「終着駅」(1953)ヴィットリオ・デ・シーカ監督、アメリカ・イタリア
「道」(1954) フェデリコ・フェリーニ監督
「カビリアの夜」(1956) フェデリコ・フェリーニ監督
「鉄道員」(1956) ピエトロ・ジェルミ監督
「屋根」(1957) ヴィットリオ・デ・シーカ監督
「わらの男」(1958) ピエトロ・ジェルミ監督
「甘い生活」(1959) フェデリコ・フェリーニ監督
「刑事」(1959) ピエトロ・ジェルミ監督
「激しい季節」(1959) ヴァレリオ・ズルリーニ監督
「汚れなき抱擁」(1960) マウロ・ボロニーニ監督
「情事」(1960) ミケランジェロ・アントニオーニ監督
「ふたりの女」(1960) ヴィットリオ・デ・シーカ監督
「若者のすべて」(1960) ルキノ・ヴィスコンティ監督
「鞄を持った女」(1961)ヴァレリオ・ズルリーニ監督
「夜」(1961) ミケランジェロ・アントニオーニ監督
「アルトナ」(1962) ヴィットリオ・デ・シーカ監督
「太陽はひとりぼっち」(1962) ミケランジェロ・アントニオーニ監督
「マンマ・ローマ」(1962) ピエル・パオロ・パゾリーニ監督
「シシリーの黒い霧」(1962) フランチェスコ・ロージ監督
「81/2」(1963) フェデリコ・フェリーニ監督
「ブーベの恋人」(1963) ルイジ・コメンチーニ監督
「山猫」(1963) ルキノ・ヴィスコンティ監督
「赤い砂漠」(1964) ミケランジェロ・アントニオーニ監督
「家族日誌」(1964) ヴァレリオ・ズルリーニ監督
「黄金の七人」(1965)マルコ・ヴィカリオ監督
「悲しみは星影と共に」(1965)ネロ・リージ監督
「国境は燃えている」(1965) ヴァレリオ・ズルリーニ監督
「真実の瞬間」(1965) フランチェスコ・ロージ監督
「魂のジュリエッタ」(1965) フェデリコ・フェリーニ監督
「夕陽のガンマン」(1965) セルジオ・レオーネ監督
「アルジェの戦い」(1966) ジッロ・ポンテコルヴォ監督
「イタリヤ式奇跡」(1967) フランチェスコ・ロージ監督
「ウエスタン」(1968)セルジオ・レオーネ監督、イタリア・アメリカ
「裏切りの荒野」(1968)ルイジ・バッツォーニ監督
「殺しが静かにやって来る」(1968)セルジオ・コルブッチ監督、伊・仏
「激しい季節」(1969) ヴァレリオ・ズルリーニ監督
「アポロンの地獄(1967) ピエル・パオロ・パゾリーニ監督
「真実の瞬間」(1965) フランチェスコ・ロージ監督
「異邦人」(1968) ルキノ・ヴィスコンティ監督
「裏切りの荒野」(1968) ルイジ・バッツオーニ監督
「テオレマ」(1968) ピエル・パオロ・パゾリーニ監督
「マフィア」(1968) ダミアノ・ダミアニ監督
「王女メディア」(1969) ピエル・パオロ・パゾリーニ監督
「哀しみのトリスターナ」(1969) ルイス・ブニュエル監督、伊・仏・スペイン
「地獄におちた勇者ども」(1969) ルキノ・ヴィスコンティ監督
「豚小屋」(1969) ピエル・パオロ・パゾリーニ監督
「暗殺のオペラ」(1970) ベルナルド・ベルトルッチ監督
「暗殺の森」(1970) ベルナルド・ベルトルッチ監督
「警視の告白」(1970) ダミアノ・アミアニ監督
「死刑台のメロディ」(1970) ジュリアーノ・モンタルド監督
「ひまわり」(1970) ヴィットリオ・デ・シーカ監督
「悲しみの青春」(1971) ヴィットリオ・デ・シーカ監督
「ベニスに死す」(1971) ルキノ・ヴィスコンティ監督
「黒い砂漠」(1972) フランチェスコ・ロージ監督
「フェリーニのローマ」(1972) フェデリコ・フェリーニ監督
「ルードウィヒ/神々の黄昏」(1972) ルキノ・ヴィスコンティ監督、伊・西独・仏
「コーザ・ノストラ」(1973) フランチェスコ・ロージ監督
「アマルコルド」(1974) フェデリコ・フェリーニ監督
「家族の肖像」(1974) ルキノ・ヴィスコンティ監督
「1900年」(1976) ベルナルド・ベルトルッチ監督
「ローマに散る」(1976) フランチェスコ・ロージ監督
「父パードレ・パドローネ」(1977) ヴィットリオ&パオロ・タヴィアーニ監督
「木靴の木」(1978) エルマンノ・オルミ監督
「エボリ」(1979) フランチェスコ・ロージ監督
「サン・ロレンツォの夜」(1982) ヴィットリオ&パオロ・タヴィアーニ監督
「ノスタルジア」(1983) アンドレイ・タルコフスキー監督、イタリア・ソ連
「カオス・シチリア物語」(1984) ヴィットリオ&パオロ・タヴィアーニ監督
「ル・バル」(1984) エットーレ・スコラ監督
「ジンジャーとフレッド」(1985) フェデリコ・フェリーニ監督
「グッドモーニング・バビロン」(1987) ヴィットリオ&パオロ・タヴィアーニ監督
「黒い瞳」(1987) ニキータ・ミハルコフ監督
「予告された殺人の記録」(1987) フランチェスコ・ロージ監督、イタリア・フランス
「ラストエンペラー」(1987) ベルナルド・ベルトルッチ監督
「ニュー・シネマ・パラダイス」(1989) ジュゼッペ・トルナトーレ監督
「記憶の扉」(1994) ジュゼッペ・トルナトーレ監督、仏・伊
「イル・ポスティーノ」(1995) マイケル・ラドフォード監督
「明日を夢見て」(1995)  ジュゼッペ・トルナトーレ監督
「踊れトスカーナ!」(1996) レオナルド・ピエラチョーニ監督
「遥かなる帰郷」(1996)  フランチェスコ・ロージ監督
「海の上のピアニスト」(1999) ジュゼッペ・トルナトーレ監督
「SUPER8」(2001) エミール・クストリッツァ監督、イタリア・ドイツ
「永遠のマリア・カラス」(2002) フランコ・ゼフィレッリ監督
「題名のない子守唄」(2006) ジュゼッペ・トルナトーレ監督
「人生、ここにあり!」(2008) ジュリオ・マンフレドニア監督
「フォンターナ広場 イタリアの陰謀」(2012) マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ監督
「鑑定士と顔のない依頼人」(2013) ジュゼッペ・トルナトーレ監督
「はじまりは5つ星ホテルから」(2013) マリア・ソーレ・トニャッツィ監督
「黒の魂」(2014)フランチェスコ・ムンズィ監督、イタリア・フランス

 

 僕が映画を観始めたのは70年代初め。まだ高校生で田舎に住んでいたので、映画はほとんどテレビで観ていた。当時テレビで放送されていた映画は40年代から60年代の作品が中心だった。圧倒的に多かったのは言うまでもなくアメリカ映画だが、それに次いで多かったのはフランス映画とイタリア映画、そしてイギリス映画。他にポーランド映画やスウェーデン映画がちらほら。日本映画も時代劇を除けばほとんど観られなかった。黒澤明も、小津安二郎も、溝口健二も、木下恵介も、今井正も、成瀬巳喜男も東京に出てきてから銀座の並木座や池袋の文芸座や京橋の国立フィルムセンターなどに通い詰めて観たのである。

 今から思えば相当に偏っていた。米・仏・伊・英、以外の映画がどっと公開されるようになったのは80年代に入ってからだ。このように、当時イタリアといえば映画大国だった。ルキノ・ヴィスコンティ、フェデリコ・フェリーニ、ヴィットリオ・デ・シーカ、ピエトロ・ジェルミ、等々。映画史上の名作をテレビで何本も観たものだ。他にもマカロニ・ウエスタンが大量にテレビで放映されていた。高校生の頃はジュリアーノ・ジェンマが大好きだった。

 東京の大学に入ってからは、アレッサンドロ・ブラゼッティ、ロベルト・ロッセリーニ、ルイジ・ザンパ、ジュゼッペ・デ・サンティス、レナート・カスティラーニ、ヴァレリオ・ズルリーニなども観られるようになった。テレビではあまり放映されなかったミケランジェロ・アントニオーニやピエル・パオロ・パゾリーニ、ベルナルド・ベルトルッチ、フランチェスコ・ロージ作品などは、映画館や自主上映館で上映されれば逃さず観に行ったものだ。

 しかしフランス映画と肩を並べていたイタリア映画も70年代に入ると目に見えて勢いが衰えてきた。60年代までは巨匠がひしめいていたのに、70年代以降はすぐれた監督がぽつりぽつりとしか現れなくなった。70年代はまだヴィットリオ・デ・シーカ、ルキノ・ヴィスコンティ、フランチェスコ・ロージ、フェデリコ・フェリーニなどの巨匠がかろうじて活躍していたが、80年代に入るとヴィットリオ&パオロ・タヴィアーニ兄弟、90年代はジュゼッペ・トルナトーレが活躍したくらいだ。2000年代に入るとその深刻さはさらに深まるばかり。傑作と呼べる作品に出合わなくなって久しい。

 イタリア映画はなぜこうも衰退してしまったのか。はっきりしたことは分からない。そのあたりの事情を分析・解説した書籍や記事に出会ったことはない。イタリア文化会館と朝日新聞社主催のイタリア映画祭が毎年開催されてはいるが、これといって話題になったりヒットしたりしたものはほとんどない。今度こそはと期待して観るが結局がっかりする、2000年以降はそんなことの繰り返しだ。映画史上の名作を数多く生み出してきた国だけに、そんな現状が残念でならない。

 最近はむしろ30年代から60年代の古典を集中的に観ている。「超豪華廉価版BOXシリーズ 買わなきゃ損」という記事で書いたが、10枚組で1900円以下という超お得なDVDセットが今出ている。イタリア映画関連では、「イタリア映画コレクション 越境者」、「イタリア映画コレクション ミラノの奇蹟」、「イタリア映画コレクション 2ペンスの希望」、「イタリア映画 3大巨匠名作集」の4セットを入手。この間せっせと観ている。イタリア映画の代表作はほとんど観つくしたと思っていたが、とんでもない。60年代までのイタリア映画の充実ぶり、層の厚さは想像以上だった。存在すら知らなかった作品が多数収録されている上に、観てはいたがDVDが入手困難だったものが1枚200円以下で手に入る。しかもリマスターされていて画質が鮮明だ。未見の作品は全部観たいし、久しぶりに観直したい名作もたくさんある。まだ数か月は黄金時代のイタリア映画に浸っていられる。イタリア映画に活気が戻ることを期待しながら、当面はこれで我慢しよう。

 

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