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2020年9月

2020年9月20日 (日)

これから観たい&おすすめ映画・BD(20年10月)

【新作映画】公開日
9月18日
 「マーティン・エデン」(ピエトロ・マルチェッロ監督、イタリア・フランス・ドイツ)
 「メイキング・オブ・モータウン」(ベンジャミン&ゲイブ・ターナー監督、英・米)
 「TENET テネット」(クリストファー・ノーラン監督、アメリカ)
9月19日
 「ヴィタリナ」(ペドロ・コスタ監督、ポルトガル)
 「友達やめた。」(今村彩子監督、日本)
9月25日
 「ヒットマン エージェント:ジュン」(チェ・ウォンソプ監督、韓国)
 「マティアス&アキシム」(グザヴィエ・ドラン監督、カナダ)
 「クライマーズ」(ダニエル・リー監督、中国)
 「リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ」(チャーリー・ライトニング、他監督、英)
 「アダムス・ファミリー」(コンラッド・ドーノン監督、アメリカ)
 「ミッドナイトスワン」(内田英治監督、日本)
10月2日
 「ある画家の数奇な運命」(フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督、独)
 「小説の神様 君としか描けない物語」(久保茂昭監督、日本)
 「浅田家!」(中野量太監督、日本)
 「ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ」(田部井一真監督、日本)
 「フェアウェル」(ルル・ワン監督、アメリカ・中国)
10月3日
 「生きちゃった」(石井裕也監督、日本)
10月6日
 「望み」(堤幸彦監督、日本)
10月9日
 82年生まれ、キム・ジヨン」(キム・ドヨン監督、韓国)
 「ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ」(ジョー・タルボット監督、米)
 「異端の鳥」(ヴァーツラフ・マルホウル監督、チェコスロヴァキア・ウクライナ)
 「本気のしるし<劇場版>」(深田晃司監督、日本)
 「星の子」(大森立嗣監督、日本)
10月16日
 「みをつくし料理帖」(角川春樹監督、日本)
 「スパイの妻」(黒沢清監督、日本)
 「博士と狂人」(P.B.シェムラン監督、英・仏・アイルランド・アイスランド)

【新作DVD・BD】レンタル開始日
9月25日
 「もみの家」(坂本欣弘監督、日本)
 「沖縄スパイ戦史」(三上智恵監督、日本)
 「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」(片瀬須直監督、日本)
10月2日
 「イーディ、83歳初めての山登り」(サイモン・ハンター監督、イギリス)
 「未成年」(キム・ユンソク監督、韓国)
 「娘は戦場で生まれた」(ワアド・アル=カティーブ&エドワード・ワッツ監督、英・シリア)
 「ラフィキ:ふたりの夢」(ワヌリ・カヒウ監督、ケニヤ・南アフリカ・仏・レバノン・他)
 「風の電話」(諏訪敦彦監督、日本)
 「Red」(三島有紀子監督、日本)
 「私のちいさなお葬式」(ウラジーミル・コット監督、ロシア)
 「暗数殺人」(キム・テギュン監督、韓国)
 「ウォール 絶体絶命」(アフマド・ホッシン監督、レバノン・フランス)
10月7日
 「ジェイド・ダイナスティ 破壊王、降臨。」(チン・シウトン監督、中国)
 「象は静かに座っている」(フー・ボー監督、中国)
 「一度死んでみた」(浜崎慎治監督、日本)
 「ジョン・F・ドノヴァンの死と生」(グザヴィエ・ドラン監督、カナダ・イギリス)
10月14日
 「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」(グレタ・ガーウィグ監督、アメリカ)
10月16日
 「エマの瞳」(シルヴィオ・ソルディーニ監督、イタリア・スイス)
10月21日
 「シェイクスピアの庭」(ケネス・ブラナー監督、イギリス)
10月23日
 「エジソンズ・ゲーム」(アルフォンソ・ゴメス・レホン監督、アメリカ)
10月30日
 「在りし日の歌」(ワン・シャオシュアイ監督、中国)
11月3日
 「リンドグレーン」(ベアニル・フィッシャー・クリステンセン監督、スウェーデン・デンマーク)
11月4日
 「ANNA / アナ」(リュック・ベッソン監督、フランス・アメリカ)
 「最高の花婿 アンコール」(フィリップ・ドゥ・ショーヴロン監督、フランス)
 「テッド・ドント・ダイ」(ジム・ジャームッシュ監督、スウェーデン・アメリカ)
 「ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち」(キム・グエン監督、米)
11月6日
 「悪人伝」(イ・ウォンテ監督、韓国)
 「15年後のラブソング」(ジェシー・ベレッツ監督、米・英)
 「ハリエット」(ケイシー・レモンズ監督、アメリカ)
 「ポップスター」(ブラディ・コーベット監督、アメリカ)
 「ライブリポート」(スティーヴン・C・ミラー監督、イギリス・アメリカ)

【旧作DVD・BD】発売日
9月25日
 「都会の女」(1930、F.W.ムルナウ監督、アメリカ)
 「赤い砂漠」(1964、ミケランジェロ・アントニオーニ監督、イタリア・フランス)
10月14日
 「黄金の七人 Blu-ray BOX」(1965,66、マルコヴィカリオ監督、伊・仏・スペイン)
   収録作品:「黄金の七人」、「続・黄金の七人 レインボー作戦」
11月18日
 「ラストエンペラー」(1987、ベルナルド・ベルトルッチ監督、伊・英・中国)
11月20日
 「SHADOW / 影武者」(チャン・イーモウ監督、中国)

*色がついているのは特に注目している作品です。

 

 

ゴブリンのこれがおすすめ53 アメリカとその他の国々のテレビ・ドラマ

【アメリカ】
「刑事コロンボ」(1967-03) ★★★★★
  ピーター・フォーク、ジーン・バリー、ロバート・カルプ、レイ・ミランド、キム・ハンター
  スーザン・クラーク、エディ・アルバート、パトリック・オニール、ロディ・マクドウォール
  ジャック・キャシディ、リー・グラント、リチャード・ベースハート、マーティン・ランドー
  レナード・ニモイ、ローレンス・ハーヴェイ、ジョン・カサヴェテス、アン・バクスター
「ER 緊急救命室」(1994-2009) ★★★★★
  アンソニー・エドワーズジョージ・クルーニー、シェリー・ストリングフィールド
  ジュリアナ・マルグリーズノア・ワイリーエリック・ラ・サルローラ・イネス
  グロリア・ルーベン、アレックス・キングストン、ゴラン・ヴィシュニック、ミン・ナ
  パーミンダ・ナーグラ、モーラ・ティアニー、シャリフ・アトキンス、メキ・ファイファー
  リンダ・カーデリーニ、シェーン・ウェスト、スコット・グライムズ、アンジェラ・バセット
「アリー my Love」(1997-2002) ★★★★☆
  キャリスタ・フロックハート、グレッグ・ジャーマン、ピーター・マクニコル、ギル・ベローズ
  コートニー・ソーン=スミス、ジェーン・クラコウスキー、リサ・ニコル・カールソン
  ヴォンダ・シェパード、ルーシー・リュー、ポーシャ・デ・ロッシ、ロバート・ダウニー・Jr
「LOW & ORDER:性犯罪特捜班」(1999-) ★★★★
  マリスカ・ハージティ、ケリー・ギディッシュ、アイス・T、ピーター・スカナヴィーノ
  ラウル・エスパーザ、フィリップ・ウィンチェスター
「24 シーズン1」(2001-02) ★★★★☆
  キーファー・サザーランド、レスリー・ホープ、サラ・クラーク、エリシャ・カスバート
  デニス・ヘイスバート、ペニー・ジョンソン・ジェラルド、カルロス・バーナード
「ザ・シールド ルール無用の警察バッジ」(2002-08) ★★★★☆
  マイケル・チクリス、ウォルトン・ゴギンズ、ケネス・ジョンソン、デヴィッド・リース・スネル
  ベニート・マルティネス、CCH・パウンダー、ジェイ・カーンズ、キャサリン・デント
  グレン・クローズ、フォレスト・ウィティカー、アンソニー・アンダーソン
「コールドケース」(2003-10) ★★★★☆
  キャスリン・モリス、ダニー・ピノ、ジョン・フィン、ジェレミー・ラッチフォード
  トム・バリー、トレイシー・トムズ、メレディス・バクスター、マリソル・ニコルズ
「NCIS~ネイビー犯罪捜査班」(2003~) ★★★★☆
  マーク・ハーモン、コート・デ・パブロ、マイケル・ウェザリー、デヴィッド・マッカラム
  ショーン・マーレイ、ポーリー・ペレット、ロッキー・キャロル、ジョー・スパーノ
  サッシャ・アレクサンダー、ダイアン・ニール、デュアン・ヘンリー、エミリー・ウィカーシャム
  ブライアン・ディーツェン、ロバート・ワグナー、ウィルマー・バルデラマ、アラン・デイル
  マリア・ベロ
「ヴェロニカ・マーズ」(2004-7) ★★★★
  クリスティン・ベル、エンリコ・コラントーニ、パーシー・ダッグス、ジェイソン・ドーリング
  テディ・ダン、エリカ・ギンペル、アマンダ・サイフリッド、フランシス・キャプラ
「ドクター・ハウス」(2004-12) ★★★★☆
  ヒュー・ローリー、ロバート・ショーン・レナード、リサ・エデルシュタイン、オマー・エップス
  ジェニファー・モリソン、ジェシー・スペンサー
「LOST」(2004~10)★★★★☆
  マシュー・フォックス、エヴァンジェリン・リリー、ジョシュ・フォロウェイ、ホルヘ・ガルシア
  ダニエル・デイ・キム、キム・ユンジン、テリー・オクィン、ヘンリー・イアン・キュージック
  マイケル・エマーソン、エリザベス・ミッチェル、ジェレミー・デイヴィス、ケン・レオン
  レベッカ・メイダー、ドミニク・モナハン、
「クリミナル・マインド」(2005-) ★★★★
  ジャー・マンテーニャ、マシュ・グレイ・ギュブラー、カーステン・ヴァングスネス
  A・J・クック、バジェット・ブリュースター
「クローザー」(2005-12) ★★★★☆
  キーラ・セジウィック、J.K.シモンズ、コリー・レイノルズ、マイケル・ポール・チャン
  トニー・デニソン、G.W.ベイリー、レイモンド・クルツ、ロバート・ゴセット
  ジーナ・ラヴェラ、ジョン・デニー、フランシス・スターン・ハーゲン、メアリー・マクドネル
「BONES 骨は語る」(2005-17)★★★★
  エミリー・デシャネル、デヴィッド・ボレアナズ、ミカエラ・コンリン、エリック・ミレガン
  T・J・サイン、ジョナサン・アダムズ、タマラ・テイラー、ライアン・オニール
  ジョン・フランシス・デイリー、パトリシア・ベルチャー
「マッドメン」(2007-15)  ★★★★
  ジョン・ハム、エリザベス・モス、ヴィンセント・カーシーザー
「フリンジ」(2008-13) ★★★★
  アナ・トーヴジョン・ノーブル、ジョシュア・ジャクソン、ランス・レディック
  ジャシカ・ニコル、カーク・アセヴェド、マーク・バレー、レナード・ニモイ
  ブレア・ブラウン、セス・ガベル
「ライ・トゥ・ミー 嘘の瞬間」(2009-11) ★★★★
  ティム・ロス、ケリー・ウィリアムズ、モニカ・レイモンド、ブレンダン・ハインズ
  メキ・ファイファー、ジェニファー・ビールス、ヘイリー・マクファーランド
「フラッシュフォワード」(2009-10) ★★★★
  ジョセフ・ファインズ、ジョン・チョー、ジャック・ダヴェンポート、ドミニク・モナハン
  ソーニャ・ヴァルゲル、コートニー・B・ヴァンス、クリスティーン・ウッズ、竹内結子
「グッド・ワイフ」(2009-16)  ★★★★☆
  ジュリアナ・マルグリーズ、ジョシュ・チャールズ、マット・ズークリー、アーチー・パンジャビ
  タイタス・ウェリヴァー、クリス・ノース、グラハム・フィリップス、マッケンジー・ヴェガ
  クリスティーン・バランスキー、メアリー・ベス・ペイル、クシュ・ジャンボ
  ジェフリー・ディーン・モーガン
「サウスランド」(2009-13)  ★★★★
  ベン・マッケンジー、マイケル・カドリッツ、レジーナ・キング、トム・エヴェレット・スコット
  マイケル・マグレイディ、ケヴィン・アレハンドロ、ショーン・ハトシー、アリヤ・バレイキス
  クリフトン・コリンズ・Jr
「ホワイトカラー」(2009-14)  ★★★★
  マット・ボマーティム・ディケイ、ティファニー・ティーセン、ウィリー・ガーソン
  マーシャ・トマソン、シャリフ・アトキンス、マーク・シェパード、ダイアン・キャロル
  アレクサンドラ・ダダリオ、グロリア・ヴォトシス、ヒラリー・バートン
「リゾーリ&アイルズ」(2010- ) ★★★★
  アンジー・ハーモン、サッシャ・アレクサンダー、ブルース・マクギル、ロレイン・ブラッコ
  リー・トンプソン・ヤング、チャズ・パルミンテリ
「THE EVENT/イベント」(2010-2011)★★★★☆
  ジェイソン・リッター、サラ・ローマー、ローラ・イネス、ブレア・アンダーウッド
  イアン・アンソニー・デイル、ジェリコ・イヴァネク、スコット・パターソン、テイラー・コール
  ビル・スミトロヴィッチ、クリフトン・コリンズJr、ジュリア・キャンベル
「HAWAII FIVE-0」(2010-) ★★★★
  アレックス・オローリンスコット・カーンダニエル・デイ・キムグレイス・パーク
  シャイ・マクブライド、ホルヘ・ガルシア、マシ・オカ、ローレン・ジャーマン、ミシェル・ボース
  テリー・オクィン、クリスティーン・ラーティ、マーク・ダカスコス
「SUITS/スーツ」(2011-17) ★★★★★
  ガブリエル・マクト、パトリック・J・アダムス、リック・ホフマン、ジーナ・トーレス
  メーガン・マークル、サラ・ラファティ、トム・リピンスキー、ヴァネッサ・レイ
「パーソン・オブ・インタレスト」(2011-16) ★★★★☆
  ジム・カヴィーゼルマイケル・エマーソン、タラジ・P・ヘンソン、ケヴィン・チャップマン
  サラ・シャヒ、エイミー・アッカー、
「ミッシング」(2012)  ★★★★☆
  アシュレイ・ジャッド、クリフ・カーティス、ショーン・ビーン、ニック・エバースマン
  アドリアーノ・ジャンニーニ、テレザ・ヴォリスコヴァ、キース・キャラダイン、ジーナ・マッキー
「Major Crimes~重大犯罪課」(2013-) ★★★★★
  メアリー・マクドネル、G・W・ベイリー、トニー・デニソン、マイケル・ポール・チャン
  レイモンド・クルツ、フィリップ・P・キーン
「NCIS:ニュー・オリンズ」(2014-17) ★★★★
  スコット・バクラ、ルーカス・ブラック、ゾー・マクラーレン、ロブ・カーコヴィッチ
  CCH・パウンダー、ジェームズ・マクダニエル
「ザ・ブック/CIA大統領特別情報官」(2014-15) ★★★★
  キャサリン・ハイグル、アルフレ・ウッダード、アダム・カウフマン、シェイラ・ヴァンド
  クリフ・チェンバレン、トミー・サヴァスデヴィッド・ハーパー、クリスティーン・エスタブルック
「ザ・ラストシップ」(2014-16) ★★★★★
  エリック・デイン、アダム・ボールドウィン、チャールズ・パーネル、クリスティーナ・エルモア
「シカゴP.D.」(2014- )  ★★★★
  ジェイソン・ベギー、ジョン・セダ、ソフィア・ブッシュ、ジェシー・リー・ソファー
  マリーナ・スコーシアーティ、パトリック・ジョン・フリューガー、ラロイス・ホーキンズ
  アーチー・カオ、イライアス・コティーズ、メリッサ・サージミラー、アメリカ・オリーヴォ
  エイミー・モートン、ブライアン・ジェラティ、ステラ・メイヴ
「STALKER:ストーカー犯罪特捜班」(2014-15) ★★★★☆
  ディラン・マクダーモット、マギー・Q、ジャニス・ローレンス、アマンダ・テイラー
  ベン・コールドウェル
「ストレイン」(2014-17) ★★★★
  コリー・ストール、デヴィッド・ブラッドリー、ミア・マエストロ、ジョナサン・ハイド
  ケヴィン・デュランド、リヒャルト・サメル、ショーン・アスティン、ジャック・ケシー
  ルタ・ゲドミンタス、ナタリー・ブラウン、ミゲル・ゴメス、ベン・ハイランド
「TAXI ブルックリン」(2014)  ★★★★★
  カイラ・リー、ジャッキー・イド、ジェームズ・コルビー、ホセ・ズニーガ、アリー・ウォーカー
  ジェニファー・エスポジート、ビル・ヘック
「マダム・セクレタリー」(2014-) ★★★★
  ティア・レオーニ、ティム・デイリー、パティーナ・ミラー、ジェフリー・エアンド
  エリック・バーゲン、キャスリン・ハーザー、エヴァン・ロー、ビービー・ニューワース
  ウォーリス・カリー=ウッド、ジェリコ・イヴァネク
「シカゴ・メッド」(2015-) ★★★★
  ニック・ゲルファス、ヤヤ・ダコスタ、トーレイ・デヴィート、レイチェル・ディピロ
  コリン・ドネル、ブライアン・ティー、S・エパサ・マーカーソン、オリヴァー・プラット
  マーリン・バーレット、サム・エイブラムス、マーク・グレイピー、アレックス・ワイズマン
「ナイト・シフト 真夜中の救命医」(2015-) ★★★★
  オーエン・マッケン、ジル・フリント、ケン・レオン、ブレンダン・フェア、ジーナン・グーセン
「バトル・クリーク 格差警察署」(2015-) ★★★★☆
  ジョシュ・デュアメル、ディーン・ウィンタース、オーブリー・ダラー、ジャネット・マクティア
「ウェイワード・パインズ 出口のない街」(2015-6)★★★★
  マット・デイモン、ジュリエット・ルイス、テレンス・ハワード、メリッサ・レオ、カーラ・グギノ
  トビー・ジョーンズ、シャニン・ソサモン
「ザ・フォロイング シーズン3」(2015) ★★★★☆
  ケヴィン・ベーコン、ジェームズ・ピュアフォイ、ショーン・アシュモア、ヴァロリー・カリー
  サム・アンダーウッド、ジェシカ・ストループ、ズレイカ・ロビンソン、グレッグ・ヘンリー
  マイケル・イーリー、ヴァレリー・クルス、ベンガ・アキナベ、フェリックス・ソリス
  ルース・カーニー、クリステン・ブッシュ、ハンター・パリッシュ、グレン・フレシュラー
「シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察 シーズン1」(2016)★★★★
  ジェニファー・ロペス、レイ・リオッタ、ドレア・ド・マッテオ、ウォーレン・コール
  ダイオ・オケニイ、ハンプトン・フルカー、ヴィンセント・ラレスカ、サラ・ジェフリー
「ラッシュ・アワー」(2016) ★★★★
  ジャスティン・ハイアーズ、ジョン・フー、エイミー・ガルシア、リンジー・コール、ジェラルド
「グッド・ドクター 名医の条件」(2017~2018) ★★★★
  フレディ・ハイモア、ニコラス・ゴンザレス、アントニア・トーマス、チュク・モデュー
  ボー・ガレット、タムリン・トミタ、ヒル・ハーパー、リチャード・シフ
「ザ・ファイブ -残されたDNA-」(2017) ★★★★
  トム・カレン、O・T・ファグベンル、リー・イングルビー、サラ・ソルマーニ
  ハンナ・アータートン、ジェラルディン・ジェイムズ、マイケル・マロニー
「コンドル ~狙われたCIA分析官~」(2018) ★★★★
  マックス・アイアンズ、ウィリアム・ハート、リーム・リューバニ、アンヘル・ボナニ
  ボブ・バラバン、クリステン・ヘイガー、ミラ・ソルヴィノ、ブレンダン・フレイザー
  クリストファー・ポラーハ、キャサリン・カニンガム、クリスティーナ・モーゼス
「ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ」(2018~2019)★★★★☆
  ライアン・エッゴールド、ジャネット・モンゴメリー、フリーマ・アジェマンアヌパム・カー
  ジョッコ・シムズタイラー・ラビーン、ザブリナ・ゲバラ、リサ・オヘア、ジョージ・ワイナー
「マーズ火星移住計画2」(2018) ★★★★
  ジヘ、アルベルト・アンマン、クレマンティーヌ・ポワダッツ、アナマリア・マリンカ
  サミ・ロティビ、グンナール・コーザリー、アクバール・クルサ、コジマ・ショウ、ハンガリー
  ジェフ・ヘフナー
「9-1-1:LA救命最前線」(2018-) ★★★★
  アンジェラ・バセット、ピーター・クラウス、オリヴァー・スターク、アイシャ・ハインズ
  ケネス・チョイ、ロックモンド・ダンバー、コニー・ブリットン
「マニフェスト 828便の謎 シーズン1」(2019)★★★★
  メリッサ・ロクスバーグジョシュ・ダラス、アシーナ・カーカニス、J・R・ラミレス
  ルナ・ブレイズ、ジャック・メッシーナ、パルヴィーン・カウル

 

【その他の国】
「ザ・キリング」(2007-13) デンマーク ★★★★★
  ソフィー・グローベール、ラース・ミケルセン、マリー・エスケハヴ、ソーレン・マリン
  トロールス・ムンク、モーテン・スアバレ、ミカエル・モリツェン、ジュリー・オェルガード
「コンバット・ホスピタル 戦場救命」(2011)  カナダ・イギリス ★★★★
  ミシェル・ボース、イライアス・コーディアス、テリー・チェン、ルーク・マブリー
  デボラ・カーラ・アンガー、アーノルド・ピノック
「スニッファー ウクライナの私立探偵」(2013-) ウクライナ ★★★★☆
  キリル・カロ、イワン・オガネシアン、マリヤ・アニカノヴァ、ニーナ・ゴガーエヴァ
「THE BRIDGE/ブリッジ」(2011-15) スウェーデン・デンマーク ★★★★★
  ソフィア・ヘリーン、キム・ボドゥニア、ダグ・マルンベルグ、トゥーレ・リントハート
「ジェネレーション・ウォー」(2013) ドイツ ★★★★★
  フォルカー・ブルッフ、トム・シリング、カタリーナ・シュットラー、ミリアム・シュタイン
  ルドウィッグ・トレプテ
「トップ・オブ・ザ・レイク ~消えた少女~」(2013、ジェーン・カンピオン監督)豪・他 ★★★★
  エリザベス・モス、デヴィッド・ウェンハム、ピーター・ミュラン、ホリー・ハンター
  トーマス・M・ライト
「ヘビー・ウォーター・ウォー」(2015) ノルウェー  ★★★★★
  エスペン・クロウマン=ホイネル、クリストフ・バック、アンナ・フリエル
  ピップ・トレンス、ソーレン・ピルマーク、スタイン・ヴィンゲ、デニス・ストーロイ
「ノー・セカンドチャンス~身代金の罠~」(2015) フランス ★★★★
  アレクサンドラ・ラミー、パスカル・エルベ、リオネル・アベランスキ、
  シャルロット・デ・ジョルジュ
「Swell 堤防が決壊するとき」(2016) オランダ・ベルギー ★★★★
  ハイス・ショールテン・ヴァン・アシャット、ヤニ・ゴスリンガ、シモーン・ミルスドクター
  セリン・ウトゥル、ルーク・ペータース、スーザン・フィッサー、ロース・ディックマン
「バルタザール 法医学者捜査ファイル」(2018) フランス ★★★★
  トメル・シスレー、エレーヌ・ドゥ・フジュロール、イァング・サモ、フィリパ・フェニックス
  コーム・ルヴァン
「RIG45 絶海に潜む闇」(2018) スウェーデン ★★★★
  リサ・ヘンニ、ゲイリー・ルイス、ソーレン・マリン、ヤーコブ・オフテブロ
  ダーヴィッド・デンシック、キャサリン・ウォーカー
「8デイズ」(2019) ドイツ ★★★★
  クリスティアーネ・パウル、マルク・ヴァシュケ、レナ・クレンケファビアン・ヒンリヒス
  ノラ・フォン・ヴァルトシュテッテン、ヘンリー・ヒュプヒェン、ムラタン・ムスル
  デイビット・シュッター、デーヴィト・シュトリーゾフ
「RIG45 絶海に潜む闇 シーズン2」(2020) スウェーデン ★★★★☆
  リサ・ヘンニ、ゲイリー・ルイス、ヨイ・ヨハンソン、キアラン・マクメナミン、ナタリー・グメデ
  ローカン・クラニッチ、マリア・エルウォルター

*特に素晴らしい演技を残した俳優、あるいは魅力的だった人には色を付けてあります。ただし早い時期に観たものは俳優のチェックをしていないので、色が付いていないからといって必ずしも注目すべき役者がいなかったというわけではありません。

 

 テレビ黎明期のアメリカのテレビ・ドラマを別にすれば、地上波で観たものはほとんどない。「刑事コロンボ」と「ER 緊急救命室」くらいだろうか。ともかく観たいものを地上波で流してくれないのだからどうしようもない。だからここに挙げているもののほとんどはユーネクストで観たものである。一時期はかなり集中して観たが、一通り面白そうな物を観てしまうとほとんど観なくなってしまった。とにかく韓国のテレビ・ドラマが面白くてそればかり観ている。それに日本やイギリスのドラマを時たま観るという感じだ。

 もちろんまだまだ見逃がしているものは多いはずだ。それに有料のテレビ・ドラマはまず観ない。映画は単発だが、ドラマはシリーズなのでシリーズ全部観るととんでもない料金がかかるからである。だから無料になるまでひたすら待つ。どこの国のテレビ・ドラマであれ、新しいのが少ないのはそういう事情である。地上波で放送したものがちらほらあるだけである。

 後ろにいろいろな国のドラマを付け加えたが、さすがに数は少ない。しかし選び抜かれているせいか、全体に出来は良い。とはいえ、どこの国でも自国制作のテレビ・ドラマぐらいありそうなものだが、アメリカ、イギリス、韓国以外の国から入ってくるドラマがこうも少ないのはどいうことだろうか。リストに挙げたものもほとんどはヨーロッパ製だ。外国文化輸入大国である日本では、ほぼ世界中の映画が観られるのに、テレビ・ドラマはごくわずかの国に限られている。なんでだ?よほどレベルが低いのか、あまりに文化が違い過ぎて日本では受けないと敬遠されているのか、それとも単に関心がないため調査すらしていないだけなのか。中でもとりわけ不思議なのはフランスのテレビ・ドラマがほとんどないということである。映画では数々の名作を生んだ国なのに、どうしてテレビ・ドラマはこうも少ないのか。

 新書版でいいので、各国のテレビ番組事情が分かる本をだれか書いてくれないものか。もっとも、テレビ番組だと長いことその国に住んでいないと詳しい事情は分からないだろうから、とても一人では書けない。共著と言うことになるだろう。ともかく、どうしてこれほど偏っているのか事情が知りたいものだ。

 

2020年9月 3日 (木)

20年続いている読書会の愉しみ

 「コレクター人生」という記事の中で、僕の趣味は漫画、本、映画、音楽、そして写真だと書いた。他に、市民劇場に入っているので、観劇もこれに加えても良いかもしれない。こういう趣味・関心なので、知り合いもほぼ同じ興味・関心を持った人が多い。しかし、いずれも一人でやれることなので単独行動が基本。それでも上記市民劇場以外に二つの会に属している。どちらもほぼ20年続いている。一つは「映画の会」。最初のうちは、食事をした後映画を話題にしておしゃべりするというものだった。いつのころか毎回担当者を順繰りに替えて、その人が推薦する映画を観るという現在のスタイルに替わった。多いときは5、6人の参加者がいたが、今は3名に減ってしまった。

 もう一つは「読書会」である。この読書会の最大の特徴は日本語の原文と英語訳を並行して読んでゆくという点にある。最初に読んだのは宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』。テキストはちくま文庫版『英語で読む銀河鉄道の夜』で、右側の偶数ページに日本語の原文、左側の奇数ページにその英訳文が載っている、いわゆる対訳本である(英訳はロジャー・パルバース)。文庫本1冊に日本語と英語が両方それも見開きで載っているので非常に便利なテキストだった。僕がこの会に参加したのは、宮沢賢治の文章が英語でどう表現されているかという点に興味があったからだ。他の参加者の関心もほぼ同様だったようで、この頃はこの文章が英語だとこうなるのかという事が中心的な話題だった。

 次に取り上げた作品は松尾芭蕉の『奥の細道』。講談社インターナショナルから出ていた『対訳 おくのほそ道』をテキストとして用いた。英訳を担当したのは有名なドナルド・キーンで、こちらは左側に日本語が載っていて、『銀河鉄道の夜』とは左右が逆だった。うれしいのはカラーの挿絵が豊富に載っていたこと。これが本文の理解をだいぶ助けてくれていた。これももちろん俳句という短い詩を英語でどう訳すのかに関心が集中した。というか、英語訳を読んで、なるほどそういう意味だったのかと納得することが多かったように思う。俳句以外の地の文も、英訳ではかなり説明的表現が加えられていて、それがまた作品の理解を助けていた。

 参加者は現在6名だが(うち3名は「映画の会」と同じメンバー)、しばしば話題はテキストから離れて様々なことに飛び移ってゆく。それぞれに参加者がみな豊富な読書経験、人生経験を持っているので、話題は実に豊富で、これが楽しみの一つでもある。

 3冊目に取り上げたのは夏目漱石の『坊っちゃん』。テキストはアラン・ターニー訳の講談社インターナショナル版。これは全文英文で、参加者は別に漱石の原文を持って参加する。日本語版は指定していないので様々な出版社の物を持ち寄った。それぞれテキスト表記の細かいところに違いがあり、注の付け方もまちまちなので、かえって多様な知識が得られて面白かった。漱石の日本語は『奥の細道』に比べれば格段に現代語に近いので、話題はむしろ漱石独特の当て字にしばしば向けられた。音さえ合っていればいいという感じの当て字なので、今の漢字表記とは相当違う。「なんでこの字なんだ?」と首をひねることしきり。また同じ漢字でも現在とは違う意味で使われていたりするので、英文より漱石の原文にもっぱら関心が集中した。

 4作目は再び宮沢賢治作品。今度は短編集を読むことにした。テキストは講談社インターナショナルの『宮沢賢治短編集』(英訳はジョン・ベスター)。これは英文と日本文が見開きで並ぶ対訳本。「どんぐりと山猫」から「セロ弾きのゴーシュ」まで8つの短編が収録されている。英文も日本語の原文も分かりやすいが、しばしば賢治独特の世界に戸惑い、様々に解釈が分かれたりすることもあった。賢治独特の擬音語、擬態語についての議論も盛り上がった。日本語ほど豊富な擬音語、擬態語を持つ言語は他にないのではないか。コロコロ、ゴロゴロ、ゴロンゴロン。これだけで日本人には転がっている石の大きさまでわかる。その上に賢治は意識的に彼独自の擬音語、擬態語を作り出した。「風の又三郎」に出て来る風の音「どっどどどどうど どどうど どどう」はその典型的な例だ。「オツベルと象」に出て来る稲扱機械の「のんのんのんのんのん」も独特の響きだ。ちなみに英文では ”thumpety-thump, thumpety-thump” と訳されている。

 次に読んだのは樋口一葉の「にごりえ」と「十三夜」。これはなぜか英文テキストのコピーが手元に残っていないので、英文の出典が分からない。それはともかく、樋口一葉の原文は句読点がないのですこぶる読みにくい。誰が言った言葉で、どこまでがその言った言葉なのかも判然としない。英文を読んで初めて、「ああ、そういうことか」とようやく納得がゆくという次第。英語訳はもはや現代語訳の代わり的な役割を果たすことになる。日本語も古典となるほど詳細な注釈がないとさっぱり意味が分からない。英語の方がはるかに簡単だ。逆にいえば、英訳者は原文を深く読んで解釈し、分かりやすく説明的な表現も付け加えて訳している。大変な労苦だ。

 次いで挑んだのは泉鏡花の『高野聖』。読書会の良いところは一人ではとても読む気になれない、あるいは読みだしても読み続けられないような本を知恵を寄せ合って何とか読み下し、最後まで読み切ることができると言うことである。有名な本とはいえ、この読書会がなかったなら『高野聖』など生涯読むことはなかっただろう。英文テキストの出典はこちらもはっきりしない。英文のコピーは残っているが、テキスト部分のコピーしかないため、出典が分からない。最初に読んだのは2008年2月28日だが、その日の日記には「意外に日本語の方はわかりやすいと感じた」と書かれている。そうはいっても難解なところはいくつもあり、ああだこうだと言いながら読んでゆくのはこれまた楽しい。一人で読んでいたのではそんな風に楽しんで読むことはできない。

 『高野聖』の後はガラッと趣向を変えてみた。中国の作家魯迅を読むことにしたのである。中国語の原文は読めないので、日本語訳と英語訳を読み比べるという特殊な読書会になった。2009年5月26日からまず『阿Q正伝』を読み始めた。その日の日記には「英語のテキストは同一だが、日本語の翻訳がそれぞれ持っているものが違うので、これまでとはまた違った面白さがあった」と記されている。『阿Q正伝』読了後に短編の「故郷」を挟んで、その後に『狂人日記』も読んだ(英文テキストはいずれもネットからダウンロードしたものを用いていたと思う)。いやあしかし魯迅は難解だった。「故郷」は短編だし、中学校の国語の教科書にも載っていたので比較的わかりやすかった(また感動的だった)が、長編2冊は何を言いたいのかつかみきれない。個々の文章も分からないことだらけだが、全体として何を言いたかったのかも判然としない。それまでは英文を読めば理解が深まったのだが、これについては英文を読んでもさっぱり分からない。全体に寓意が多用されているので分かりにくいわけだが、文化的な違いも大きくそういう意味でも分かりにくい。3冊も続けて読んだのは面白かったからというよりも、何とか魯迅の世界を理解したいという思いだったからではないか。今振り返ってみるとそう思う。

 魯迅の後がまた凄い。『方丈記』、『徒然草』、『枕草子』と日本の古典を3冊続けて読んだのだ。これこそ読書会でないと読み切れない難しい代物ばかり。一人だったら何度挑んでも途中で挫折していただろう。とにかく同じ日本語とはいえ、現代語とは全く違う言葉だ。詳細な注釈があってもなお分からないことだらけ。ここでも英語訳が、分かりやすい現代語訳の役割を果たしている。『方丈記』の1回目、2011年3月16日の日記には「日本語は難しいが、英語が解説書代わりとなる」とある。実際そんな感じだった。『徒然草』は比較的知られている章を選んで読んだが、全部読んでいたらとんでもない時間がかかっただろう。

 しかし一番難解だったのは『枕草子』だった。2014年1月から読み始めたが、その3回目、3月18日の日記には「『枕草子』はかなり難しい。詳しい注があってやっと理解できる。それもみんなで知恵を寄せ合ってやっと分かる程度。元の原文は句読点も段落もなく漢字もほとんどないというのだから、読みにくいことこの上ない。まるで暗号解読だった。句読点と段落を付け、漢字にも変換され読み仮名を振られている現代版テキストを用いているのに、詳細な注なしでは理解できない。『方丈記』や『徒然草』より難しいと思った」と書かれている。相当てこずったことが伝わってくる。日記を付けていると、こういう時に役立つ。余談だが、僕が使っている日記は「そら日記」というフリーソフトだが、アイコンの図柄は空になっている。しかしこの「そら」は『奥の細道』で芭蕉に同行した弟子の曾良の意味も含んでいるのではないかと個人的には思っている。

 『方丈記』は2011年3月~2011年9月にかけて、『徒然草』は2011年10月~2013年12月、『枕草子』は2014年1月~2016年9月にかけて読んでいる。『方丈記』は短いので半年で読み終わっているが、『徒然草』と『枕草子』は共に2年以上かかっている。言葉だけではなく、建物や家具、道具、服装など、ありとあらゆるものが違うので、テキストの注だけではなく、画像などの視覚的資料も必要となる。何度も繰り返すが、一人ではとても読み切れなかっただろう。最初に日本語を読み、次にその部分にあたる英文を読むという順序で進めているが、その後の議論がどんどん長くなる。話がテキストからそれてどんどん長くなって、ごくわずかしか読み進まない回もあった。しかしそういう時間こそ得難いものだ。読書会の前に食事をするのだが、テキストを読むという行為の他に、この食事を味わう楽しみと参加者各自の知識と経験に基づく自由闊達な発言を交わす愉しみ、これがあったからこそ20年も読書会が続いてきたのだろう。その分高齢化がだいぶ進んだが、まだ何年かは続けられるだろう。

 難しい古典が続いた後は、一息入れるかのように森鴎外の『雁』を取り上げた。2016年10月18日から読み始めたが、その日の日記には「『枕草子』に比べると日本語も英訳も格段に読みやすいという感想で全員一致。鴎外というと擬古文体で書かれた歴史もののイメージが強いが、『雁』を読むと漱石と同時代の作家だということがよくわかる」と記されている。庶民の日常会話をそのまま取り入れた分かりやすい文章だ。それでいて地の文に突然カタカナの難しい外国語がさしはさまれるのはご愛敬。ヒロインのお玉が思いを寄せる相手が大学生という設定なので、インテリらしい言葉遣いを意図的にさしはさんでいると思われる。高峰秀子主演の映画版を先に観ていたが、原作の方がずっと良い。登場人物の心理が実に事細かに書き込まれている。作家とはここまで細かく人間観察をしているのかと感心する。

『雁』は2年半ほどかけて、2019年4月に読了。現在はまた趣向を変えて、イザベラ・バードの『日本奥地紀行』(Unbeaten Tracks in Japan )を読んでいる。今は日光を訪れているところ。ここはだいぶ気に入ったようで、長く滞在している。今年の4月と5月は新型コロナウイルス大流行のため休会になったが、6月からまた再開している。個人的には前に一度読んではいたが、何人かで一緒に読むのはまた違った楽しみがある。イギリス人の視点から見た明治の日本。ユニークなシチュエーションだけにまた会話が弾む。同じ旅行記でも『奥の細道』とは全く視点も関心の向け処も違う。現在の旅行ガイドより詳しいのではないかと思うほど詳細な描写と解説。インターネットも充実した辞書もない時代に、どうやってこれだけの知識を得たのか。しかも原文は手紙文である。旅先から送っているので、図書館に通って調べたりする余裕はなかったはず。案内役兼通訳のイトーにもそれほど知識があったとは思えない。日記や手紙を書くためにかなりの数の日本人に「取材」をしたに違いない。自分で挿絵も描いているわけだから、かなりじっくり観察もしたのだろう。それにしても驚くべき描写力である。文章とわずかな挿絵だけで異国の風景や風土を見たことがない人に説明するのは容易なことではない。飛行機も自動車も、ビデオもパソコンもインターネットもない時代に世界各地を旅し、詳細な記録を残した一人のイギリス人女性。いやはやとてつもない人がいたものである。

 

 

2020年9月 1日 (火)

先月観た映画 採点表(2020年8月)

「家族を想うとき」(2019)ケン・ローチ監督、イギリス・フランス・ベルギー ★★★★★
「1917 命をかけた伝令」(2019)サム・メンデス監督、イギリス・アメリカ ★★★★★
「コールド・フィーバー」(1995)フリドリック・トール・フリドリクソン監督、アイスランド・米 ★★★★☆
「ホテル・ムンバイ」(2018)アンソニー・マラス監督、オーストラリア・米・インド ★★★★△
「ベトナムを懐う」(2017)グエン・クワン・ユン監督、ベトナム ★★★★△
「明日へ」(2014)プ・ジヨン監督、韓国 ★★★★△
「マルリナの明日」(2017)モーリー・スルヤ監督、インドネシア・仏・マレーシア・タイ★★★★△
「羅生門」(1950)黒澤明監督、日本★★★★△
「最愛の子」(2014)ピーター・チャン監督、中国・香港 ★★★★△
「緋色の街/スカーレット・ストリート」(1945)フリッツ・ラング監督、アメリカ ★★★★
「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」(2016)ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、米 ★★★★
「借りぐらしのアリエッティ」(2010)米林宏昌監督、日本 ★★★★
「ペンギン・ハイウェイ」(2018)石田祐康監督、日本 ★★★★
「風船」(1956)川島雄三監督、日本 ★★★★
「夜明け告げるルーのうた」(2017)湯浅政明監督、日本 ★★★★
「男はつらいよ お帰り寅さん」(2019)山田洋次監督、日本 ★★★★
「ゴールド」(1974)ピーター・R・ハント監督、イギリス ★★★★▽
「ヴァーサス/ケン・ローチ映画と人生」(2016)ルイーズ・オズモンド監督、イギリス ★★★★▽
「アンロック/陰謀のコード」(2017)マイケル・アプテッド監督、チェコ・スイス・英・米 ★★★★▽
「宇宙ショーへようこそ」(2010)舛成孝二監督、日本 ★★★★▽
「マルクス・エンゲルス」(2017)ラウル・ペック監督、フランス・ドイツ・ベルギー★★★★▽
「草原に黄色い花を見つける」(2016)ヴィクター・ヴー監督、ベトナム ★★★★▽
「孤独のススメ」(2013)ディーデリク・エビンゲ監督、オランダ ★★★☆
「白昼堂々」(1968)野村芳太郎監督、日本 ★★★☆
「神聖なる一族24人の娘たち」(2012)アレクセイ・フェドルチェンコ監督、ロシア ★★★☆
「アイス・ストーム」(1997)アン・リー監督、アメリカ ★★★
「友情」(1975)宮崎晃監督、日本 ★★★

 

主演男優
 5 ホアイ・リン「ベトナムを懐う」
   ジョージ・マッケイ「1917 命をかけた伝令」
   エドワード・G・ロビンソン「緋色の街/スカーレット・ストリート」
   クリス・ヒッチェン「家族を想うとき」
   永瀬正敏「コールド・フィーバー」
   森雅之「風船」
 4 デヴ・パテル「ホテル・ムンバイ」
   森雅之「羅生門」

主演女優
 5 マーシャ・ティモシー「マルリナの明日」
 4 ヨム・ジョンア「明日へ」

助演男優
 5 アヌパム・カー「ホテル・ムンバイ」
 4 チー・タイ「ベトナムを懐う」

助演女優
 5 ヴィッキー・チャオ「最愛の子」
 4 デビー・ハニーウッド「家族を想うとき」
   ジョーン・ベネット「緋色の街/スカーレット・ストリート」
   北原三枝「風船」
   芦川いづみ「風船」

 

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