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2020年3月

2020年3月25日 (水)

これから観たい&おすすめ映画・BD(20年4月)

【新作映画】公開日
3月7日
 「わたしは分断を許さない」(堀潤監督、日本)
 「ダンシングホームレス」(三浦渉監督、日本)
3月13日
 「ジョン・F・ドノヴァンの死と生」(グザヴィエ・ドラン監督、イギリス・カナダ)
3月20日
 「もみの家」(坂本欣弘監督、日本)
 「恐竜が教えてくれたこと」(ステフェン・ワウテルロウト監督、オランダ)
3月27日
 「世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ」(エミール・クストリッツァ監督)
 「サーホー」(スジート監督、インド)
 「ハリエット」(ケイシー・レモンズ監督、アメリカ) 
 「最高の花婿 アンコール」(フィリップ・ドゥ・ショーヴロン監督、フランス)
3月28日
 「ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記」(平良いずみ監督、日本)
 「グリーン・ライ ~エコの嘘~」(ヴェルナー・ブーテ監督、オーストリア)
4月3日
 「キスカム!」(松本花奈監督、日本)
 「ポップスター」(ブラディ・コーベット監督、アメリカ)
 「テッド・ドント・ダイ」(ジム・ジャームッシュ監督、スウェーデン・アメリカ)
 「エジソンズ・ゲーム」(アルフォンソ・ゴメス・レホン監督、アメリカ)
 「在りし日の歌」(ワン・シャオシュアイ監督、中国)
 「囚われた国家」(ルパート・ワイアット監督、アメリカ)
 「ステップ」(飯塚健監督、日本)
 「白い暴動」(ルビカ・シャー監督、イギリス)
4月4日
 「ようこそ、革命シネマへ」(スハイブ・ガスメルバリ監督、仏・スーダン・独・チャド・他)
4月5日
 「星に語りて ~Starry Sky~」(松本動監督、日本)
4月10日
 「フェアウェル」(ルル・ワン監督、アメリカ)
 「WAVES / ウェイブス」(トレイ・エドワード・シュルツ監督、アメリカ)
 「チア・アップ!」(ザラ・ヘイズ監督、アメリカ)
 「甘いお酒でうがい」(大九明子監督、日本)
 「海辺の映画館 キネマの玉手箱」(大林亘彦監督、日本)
 「ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ」( 田部井一真監督、日本)
4月17日
 「カセットテープ・ダイアリーズ」(グリンダ・チャーダ監督、イギリス)
 「劇場」(行定勲監督、日本)

【新作DVD・BD】レンタル開始日
3月25日
 「アイネクライネナハトムジーク」(今泉力哉監督、日本)
 「こどもしょくどう」(日向寺太郎監督、日本)
4月2日
 「人間失格 太宰治と3人の女たち」(蜷川実花監督、日本)
 「楽園」瀬々敬久監督、日本)
 「サラブレッド」(コリー・フィンリー監督、アメリカ)
4月3日
 「Girl / ガール」(ルーカス・ドン監督、ベルギー)
 「鉄道運転士の花束」(ミロシュ・ラドヴィッチ監督、セルビア・クロアチア)
 「ブラインドスポッティング」(カルロス・ロペス・エストラーダ監督、アメリカ)
 「マイ・ビューティフル・デイズ」(ジュリア・ハート監督、アメリカ)
 「あの日のオルガン」(平松恵美子監督、日本)
 「アンドレア・ボチェッリ 奇跡のテノール」(マイケル・ラドフォード監督、イタリア)
 「レディ・マエストロ」(マリア・ベーデルス監督、オランダ)
 「誰がための日々」(ウォン・ジョン監督、香港)
4月8日
 「国家が破産する日」(チェ・グクヒ監督、韓国)
 「シークレット・スーパースター」(アドベイト・チャンダン監督、インド)
 「ドクター・スリープ」(マイク・フラナガン監督、アメリカ)
 「ヒンディ・ミディアム」(サケート・チョードリー監督、インド)
 「影踏み」(篠原哲雄監督、日本)
 「蜜蜂と遠雷」(石川慶監督、日本)
4月15日
 「エンテベ空港の7日間」(ジョゼ・バジーリャ監督、英・米)
 「エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ」(ボー・バーナム監督、アメリカ)
4月17日
 「エンド・オブ・ステイツ」(リック・ローマン・ウォー監督、アメリカ)
4月22日
 「イエスタデイ」(ダニー・ボイル監督、英・米)
 「オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁」(ユー・フェイ監督、中国・日本)
 「ラスト・クリスマス」(ポール・フェイグ監督、イギリス)
4月24日
 「シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢」(ニルス・タヴェルニエ監督、フランス)
 「ベル・カント とらわれのアリア」(ポール・ワイツ監督、アメリカ)
 「ライフ・イット・セルフ 未来に続く物語」(ダン・フォーゲルマン監督、アメリカ)
4月29日
 「ジョン・デロリアン」(ニック・ハム監督、アメリカ)
 「スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」(J.J.エイブラムス監督、アメリカ)
 「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」(アレクセイ・シドロフ監督、ロシア)
 「記憶にございません!」(三谷幸喜監督、日本)
5月2日
 「EXIT」(イ・サングン監督、韓国)
 「天才たちの頭の中 世界を面白くする107のヒント」(ハーマン・ヴァスケ監督、独)
 「決算!忠臣蔵」(中村義洋監督、日本)
5月8日
 「存在のない子供たち」(ナディーン・ラバキー監督、レバノン・フランス)
 「ボーダー 二つの世界」(アリ・アッバシ監督、スウェーデン・デンマーク)
 「エセルとアーネスト」(2016、ロジャー・メインウッド監督、イギリス)
5月13日
 「閉鎖病棟―それぞれの朝―」(平山秀幸監督、日本)
 「アナと雪の女王2」(ジェニファー・リー、他監督、アメリカ)
 「マザーレス・ブルックリン」(エドワード・ノートン監督、アメリカ)
5月15日
 「真実」(是枝裕和監督、日本)
5月20日
 「テッド・バンディ」(ジョー・バリンジャー監督、アメリカ)

【旧作DVD・BD】発売日
3月21日
 「生きる歓び」(1960、ルネ・クレマン監督、フランス・イタリア)
3月28日
 「ギターはもう聞こえない」(1991、フィリップ・ガレル監督、フランス)
 「救いの接吻」(1989、フィリップ・ガレル監督、フランス)
4月8日
 「トラフィック」(2000、スティーヴン・ソダーバーグ監督、アメリカ)
4月24日
 「AKIRA 4Kリマスターセット」(1988、大友克洋監督・原作、日本)

*色がついているのは特に注目している作品です。

 

2020年3月23日 (月)

ダニエル・デフォー著『ペスト』の新訳が出た

 新型コロナウイルスの大流行のおかげでアルベール・カミュの『ペスト』が良く売れていると何度か新聞などで目にした。カミュの『ペスト』は1940年代のアルジェリアを舞台にした不条理文学である。この作品は当時の実存主義との関連で論じられることが多かった。そういう時代の産物なので、非常に抽象的、哲学的な内容だったように記憶している。
 一方、よりリアルに疫病禍を描いた作品として英文科出身の僕が思い浮かべるのはダニエル・デフォーの『ペスト』である。1665年にロンドンを襲ったペストの惨禍をドキュメンタリー的リアリズムで描いた傑作である。1665年当時のデフォーは5歳だったが、そこはあの『ロビンソン・クルーソー』の著者でもあるデフォーのこと、自分のかすかな記憶のみならず、様々な体験談や記録を調べてまるで見てきたように書くのはお手の物である。ペストは黒死病と恐れられ、中世に何度か猖獗を極めた時にはヨーロッパの人口の3分の1が死亡したともいわれている恐ろしい疫病である。デフォーの描写はリアルですさまじい。ヴァーチャル・リアリティという言葉が流行っているが、どんなに似せて作ろうが、ヴァーチャルというのは所詮作り物である。文学でいえば、精緻で、具体的で、冷徹な筆のみがリアリティを描きうる。
 しかしダニエル・デフォーの『ペスト』は長い間絶版だった。僕が持っているのは中央公論社の『新集 世界の文学』第2巻(昭和46年発行、初版、定価750円)に収められたものである。『ロビンソン・クルーソー』の縮訳版との組み合わせ。読書記録ノートによると、1974年4月5日に買って、翌年の2月12日から3月6日にかけて読んでいる。ちょうど英文科の学生だったころだ。デフォーの代表作が二つ入っているのだからまさにお徳用版である。しかしそれでも時の流れには逆らえない。かつて大流行した世界文学全集はとうの昔に過去の遺物と化し、古本屋の棚の常連となった(今では古本屋の棚からも消えつつあるが)。中公文庫やほかの出版社からも『ペスト』の訳は出ていたが、今はいずれも絶版。
 この中央公論社版『ペスト』を時間があるときに少しずつ読み進めているが、なにせ上下2段に分かれていて、当然活字も小さい。しかも印刷が薄くて、還暦をとうに超えた身には読みにくくて仕方がない。もっと活字が大きくて読みやすいものがこの機会に出てこないかと思っていたら、なんと出ました。今日の新聞の1面下の広告欄で見つけましたよ。研究社の『ペストの記憶』(3500円)。邦題は違うが、間違いなくダニエル・デフォーの『ペスト』である。しかも新訳だ。何か大きな出来事や注目されることが起こると、待ってましたとばかり関連書籍が発売されるが(分かりやすい例は、小説などが映画化がされるとその原作が突然発売されるという例)が、この新訳も辛抱強く何年も待ち続けて満を持していたのかもしれない。この新訳の実物はまだ見ていない。すでに持っている本なので、よほど字が大きくて見やすいとか読みやすい訳になっているといったことがなければ買うつもりはないが、まだ読んだことがない人にはおすすめします。

2020年3月16日 (月)

ゴブリンのこれがおすすめ 46 韓国映画+韓国TVドラマ

おすすめ韓国映画
「朴さん」(1960) カン・デジン監督
「誤発弾」(1961) ユ・ヒョンモク監督
「荷馬車」(1961) カン・デジン監督
「帰らざる海兵」(1963) イ・マニ監督
「森浦への道」(1975) イ・マニ監督
「ハンネの昇天」(1975)  ハ・ギルジョン監督
「長雨」(1979) ユ・ヒョンモク監督
「鯨とり コレサニャン」(1984)ペ・チャンホ監督
「旅人は休まない」(1987)イ・チャンホ監督
「ディープ・ブルー・ナイト」(1988) ペ・チャンホ監督
「シルバースタリオン 銀馬将軍は来なかった」(1991) チャン・ギルス監督
「ホワイト・バッジ」(1992) チョン・ジヨン監督
「風の丘を越えて」(1993) イム・グォンテク監督
「太白山脈」(1994) イム・グォンテク監督
「祝祭」(1996)イム・グォンテク監督
「美術館の隣の動物園」(1998) イ・ジョンヒャン監督
「八月のクリスマス」(1998)) ホ・ジノ監督
「ペパーミント・キャンディー」(1999) イ・チャンドン監督
「シュリ」(1999) カン・ジェギュ監督
「イルマーレ」(2000) イ・ヒョンスン監督
「ほえる犬は噛まない」(2000) ポン・ジュノ監督
「JSA」(2000) パク・チャヌク監督
「反則王」(2000) キム・ジウン監督
「子猫をお願い」(2001) チョン・ジェウン監督
「猟奇的な彼女」(2001) クァク・ジェヨン監督
「友へチング」(2001) カク・キョンテク監督
「永遠の片想い」(2002) イ・ハン監督
「オアシス」(2002) イ・チャンドン監督
「おばあちゃんの家」(2002) イ・ジョンヒャン監督
「酔画仙」(2002) イム・グォンテク監督
「殺人の追憶」(2003)  ポン・ジュノ監督
「シルミド」(2003) カン・ウソク監督
「春夏秋冬そして春」(2003) キム・ギドク監督
「二重スパイ」(2003) キム・キョンジョン監督
「大統領の理髪師」(2004) イム・チャンサン監督
「僕が9歳だったころ」(2004)  ユン・イノ監督
「ブラザーフッド」(2004) カン・ジェギュ監督
「キムチを売る女」(2005)チャン・リュル監督、中国・韓国
「トンマッコルへようこそ」(2005) パク・クァンヒョン監督
「マラソン」(2005)  チョン・ユンチョル監督
「王の男」(2006) イ・ジュンイク監督
「グエムル 漢江の怪物」(2006) ポン・ジュノ監督
「光州5・18」(2007)キム・ジフン監督
「シークレット・サンシャイン」(2007)イ・チャンドン監督
「息もできない」(2008)ヤン・イクチュン監督
「牛の鈴音」(2008)イ・チュンニョル監督
「チェイサー」(2008)ナ・ホンジン監督
「母なる証明」(2009)ポン・ジュノ監督
「冬の小鳥」(2009)ウニー・ルコント監督、韓国・フランス
「黒く濁る村」(2010)カン・ウソク監督
「高地戦」(2011)チャン・フン監督
「王になった男」(2012)チュ・チャンミン監督
「ザ・タワー」(2012)キム・ジフン監督
「殺人の告白」(2012)チョン・ビョンギル監督
「10人の泥棒たち」(2012)チェ・ドンフン監督
「悪いやつら」(2012)ユン・ジョンビン監督
「悪魔は誰だ」(2013)チョン・グンソプ監督
「殺人の疑惑」(2013)グク・ドンスク監督
「弁護人」(2013)ヤン・ウソク監督
「レッド・ファミリー」(2013)イ・ジュヒョン監督
「海にかかる霧」(2014)シム・ソンボ監督
「国際市場で逢いましょう」(2014)ユン・ジェギュン監督
「タクシー運転手 ~約束は海を越えて~」(2017)チャン・フン監督
「1987、ある闘いの真実」(2017)チャン・ジュナン監督
「国家が破産する日」(2018)チェ・グクヒ監督
「パラサイト 半地下の家族」(2019)ポン・ジュノ監督

おまけ おすすめ韓国ドラマ
「完璧な恋人に出会う方法」(2007)  ★★★★☆
  キム・スンウパク・シフペ・ドゥナソン・ヒョンジュキム・ソンリョンワン・ジヘキム・レハパク・ウォンスク
「魔王」(2007)  ★★★★
  オム・テウンチュ・ジフンシン・ミナ、チョン・ドンファン、キム・ギュチョル
「華麗なる遺産」(2009) 韓国 ★★★★☆
  ハン・ヒョジュ、イ・スンギペ・スビン、ムン・チェウォン、キム・ミスク、ソン・ヨウン
  パン・ヒョジョン、ヨン・ジュンソク、ミン・ヨンウォン、ハン・イェウォン、ユ・ジイン
  チョン・ソグォン、イ・スンヒョン、チェ・ジョンウ、キム・ジェーゼン、ペク・スンヒョン
「ジャイアント」(2010)韓国 ★★★★★
  イ・ボムスパク・ジニファン・ジョンウムチュ・サンウクパク・サンミンチョン・ボソク
  イ・ドクファキム・ソヒョンイ・ムンシク、ナム・ジヒョン、ヨ・ジング、キム・スヒョン
  イ・ギヨン、ユン・ユソン、ムン・ヒギョン、ハン・ダミン、イ・スンヒョン、ホン・ヨジン
  キム・ハクチョルキム・ジョンヒョンソン・キョンチョルユン・ヨンヒョン
「赤と黒」(2011)韓国 ★★★★
  キム・ナムギルキム・ジェウク、ハン・ガイン、オ・ヨンス、チョン・ソミン、チョン・ウィガプ
  チョン・クッカン、キム・ヘオク、キム・ミンソ、キム・ウンス、チ・フ、シム・ウンギョン
「10 TEN」(2011) ★★★★
  チュ・サンウク、チョ・アン、チェ・ウシク、キム・サンホ、ユン・ジヘ、キム・ヘイン
「追跡者〔チェイサー〕」(2012)韓国 ★★★★★
  ソン・ヒョンジュキム・サンジュン、キム・ソンリョン、チャン・シニョンソン・ジェホ
  コ・ジュンヒ、リュ・スンス、パク・ヒョジュ、イ・ヨンウ、ナム・ダルム、カン・シニル
  チョ・ジェユン、チョン・ノミン、イ・レ、大谷亮平、
「IRIS2 アイリス2」(2013) ★★★★
  チャン・ヒョク、イ・ダヘ、イ・ボムス、ユン・ドゥジュン、イム・スヒャンオ・ヨンス
「神のクイズ シーズン4」(2013) ★★★★
  リュ・ドックァンユン・ジュヒ、ドンへ、キム・ジェギョン、パク・ジュンミョン
  カン・ソンピル、イム・ユンホ
「君の声が聞こえる」(2013) ★★★★
  イ・ボヨンイ・ジョンソク、ユン・サンヒョン、イ・ダヒ、キム・ヘスク、チョン・ウンイン
「グッド・ドクター」(2013) ★★★★
  チュウォンチュ・サンウクムン・チェウォン、キム・ミンソ、チョン・ホジン、ナ・ヨンヒ
「秘密」(2013)韓国 ★★★★
  チソンファン・ジョンウムペ・スビンイ・ダヒ、ヤン・ジンソン、イ・ドックァ
  カン・ナムギル、ファン・ソクチョン、カン・シニル、アン・ジヒョン、チェ・ウン、ムン・ジイン
「神様がくれた14日間」(2014) ★★★★
  イ・ボヨンチョ・スンウ、キム・テウ、チョン・ギョウン、バロ、ノ・ミヌ、チョン・ウンピョ
「スリーデイズ ~愛と正義~」(2014)韓国 ★★★★
  パク・ユチョンパク・ハソン、ソ・イヒョン、ソン・ヒョンジュチェ・ウォニョン
  ユン・ジェムンチャン・ヒョンソン
「伝説の魔女」(2014)韓国 ★★★★☆
  ハン・ジヘハ・ソクジン、コ・ドゥシム、オ・ヒョンギョン、ハ・ヨンス、ド・サンウ
  パク・ソロモン、チョン・インファビョン・ジョンス、キム・ユンソ、パク・クニョン
  キム・スミイ・ジョンウォン、コ・ジュウォン、パク・イナン、ホン・アルム、イ・スンジュン
  チョン・ヘソン、イ・スンヒョン
「バッドガイズ」(2014) ★★★★
  キム・サンジュン、マ・ドンソク、パク・ヘジン、チョ・ドンヒョク、カン・イェウォン
「パンチ~余命6ヶ月の奇跡」(2014) ★★★★
  キム・レウォン、キム・アジュン、チョ・ジェヒョンチェ・ミョンギルパク・ヒョックォン
「ミセン -未生-」(2014) ★★★★☆
  イム・シワンカン・ソラ、カン・ハヌル、イ・ソンミン、ピョン・ヨハン、キム・デミョン
「私はチャン・ボリ!」(2014)韓国 ★★★★☆
  オ・ヨンソイ・ユリキム・ジフン、オ・チャンソク、ハン・スンヨン、ゴニル、アン・ネサン
  キム・ヘオクヤン・ミギョンソンヒョクキム・ジヨンファン・ヨンヒキム・ヨンリム
  チェ・デチョル、ウ・ヒジン、ハン・ジニ、クム・ボラ、チョン・ウォンジュン、オ・スンア
  シン・スーイオン、ユ・ウンミチョン・ユンソクシン・スヨン、チョ・ヒョンド
  ハン・ジンヒ、チョン・インテク
「アチアラの秘密」(2015) ★★★★☆
  ムン・グニョン、ユク・ソンジェ、オン・ジュワン、シン・ウンギョン、チャン・ヒジン
  チョン・ソンモ、チェ・ジェウン、イ・ヨルム、パク・ウンソク、アン・ソヒョン、チェ・ウォノン
「ゴハン行こうよ シーズン1」(2015)韓国 ★★★★
  ユン・ドゥジュン、イ・スギョン、シム・ヒョンタク、ユン・ソヒ、チャン・ウォニョン
  チョン・スヨン、イ・ドヨン
「ゴハン行こうよ シーズン2」(2015)韓国 ★★★★
  ユン・ドゥジュン、ソ・ヒョンジン、クォン・ユル、チョ・ウンジ、キム・ヒウォン、イ・ジュスン
  ファン・ソクチョン、ファン・スンオン、キム・ドンヒョン
「失踪ノワールM」(2015) ★★★★
  キム・ガンウパク・ヒスン、チョ・ボア、キム・ギュチョル、パク・ソヒョン、カン・ハヌル
「深夜食堂fromソウル」(2015) ★★★★
  キム・スンウ、イ・ギウ、チェ・ジョンフン、アン・ジェウク、チェ・ジェソン、シム・ヘジン
「D-DAY」(2015) ★★★★
  キム・ヨングァン、チョン・ソミン、ハ・ソクジン、イ・ギョンヨンキム・ヘウンキム・サンホ
「リメンバー ~記憶の彼方へ~」(2015)韓国 ★★★★
  ユ・スンホ、パク・ミニョン、ナムグン・ミンパク・ソンウン、チョン・ヘソン、イ・シオン
  チョン・グァンリョル、シン・ジェハ、キム・ジヌ、イ・ウォンジョン、ハン・ジンヒ、ハン・ボベ
  ソン・ヨンギュ、オム・ヒョソプ、イ・スンヒョン、オ・ナラ、キム・ヒョンボム、イ・ジョンウン
「記憶~愛する人へ~」(2016) ★★★★☆
  イ・ソンミンジュノ、ユン・ソヒ、キム・ジス、パク・ジニ、イ・ギウチョン・ノミン
「交渉人 テロ対策特捜班」(2016) ★★★★
  シン・ハギュン、チョ・ユニ、ユ・ジュンサン、ソン・ドンイル、チョ・ジェユン、コ・ユン
「シグナル」(2016) ★★★★
  イ・ジェフンキム・ヘスチョ・ジヌン、チャン・ヒョンソン、チャン・ヘギュン、イ・サンヨプ
「ビューティフル・マインド ~愛が起こした奇跡~」(2016) ★★★★
  チャン・ヒョク、パク・ソダム、ユン・ヒョンミン、パク・セヨン、ホ・ジュノ、キム・ヒョンギュ
「ボイス~112の奇跡~」(2016) ★★★★★
  チャン・ヒョクイ・ハナ、ペク・ソンヒョン、イェソン、ソン・ウンソ、イ・ヘヨン、キム・レハ
「町の弁護士チョ・ドゥルホ」(2016) ★★★★☆
  パク・シニャンカン・ソラ、リュ・スヨン、パク・ソルミ、キム・ガプスチョン・ウォンジュン
「浪漫ドクターキムサブ」(2016~7) 韓国 ★★★★
  ハン・ソッキュ、ユ・ヨンソク、ソ・ヒョンジン、ヤン・セジョン、キム・ホンパ、チン・ギョン
  イム・ウォニ、ピョン・ウミン、ソ・ウンス、チェ・ジノ、キム・ミンジェ、チャン・ヒョクジン
  チュ・ヒョン、ソ・ヨン
「愛の迷宮~トンネル~」(2017)  ★★★★
  チェ・ジニョク、ユン・ヒョンミン、イ・ユヨン、エン、イ・シア、チョ・ヒボンキム・ミンサン
「甘くない女たち~付岩洞の復讐者たち~」(2017)  ★★★★
  イ・ヨウォンラ・ミランミョン・セビンジュンチョイ・ビュンモー、チャン・ヨン
「秘密の森」(2017)  ★★★★
  ペ・ドゥナ、チョ・スンウイ・ジュニョク、ユ・ジェミョン、シン・ヘソン、イ・ギョンヨン
「魔女の法廷」(2017)  ★★★★☆
  チョン・リョウォンユン・ヒョンミンチョン・グァンリョル、キム・ヨジン、キム・ミンソ
「マッド・ドッグ ~失われた愛を求めて~」(2018)  ★★★★
  ユ・ジテウ・ドファンリュ・ファヨン、チョ・ジェユン、キム・ヘヨン、チェ・ウォニョン

*特に優れた演技を残した俳優、あるいは魅力的だった人には色を付けてあります。

 

 2004年5月4日付けの朝日新聞に「韓国産映像アジアを覆う」という記事が載っていた。「冬のソナタ」の大ヒットをきっかけに韓国ドラマは日本でも大人気だが、その人気は日本だけにとどまらず中国、台湾、東南アジア各国などアジア全域に広がっていたという。記事が紹介しているのはテレビドラマ中心だが、映画も広くアジアに浸透していたようだ。韓国の映像文化が勢いを得ている背景には、韓国政府の積極的な映像文化振興政策がある。97年のアジア金融危機をきっかけに韓国政府は文化産業へのてこ入れを強めてきた。98年から2003年の間に韓国映画の輸出額は実に11倍に伸びている。これは驚異的な数字だ。
 しかし政府の支援策だけではこれだけの急成長を説明できない。実は韓国映画の水準はもともと高かったのだ。2000年の末に、「長雨」、「森浦への道」、「帰らざる海兵」、「朴さん」、「誤発弾」、「ノダジ」、「荷馬車」、「ハンネの昇天」など、60、70年代の作品8本が一気にビデオ化された(ぜひDVDも出してほしいのだが未だ未発売である)。「ノダジ」は今ひとつだったが、それ以外はすべて傑作である。1950年代末から60年代半ばにかけての第二期黄金時代以後、韓国映画は軍事政権の下で長い停滞期が続いていた。その停滞期とされる時期にこれほどの水準の作品を作っていたとは、ただただ驚嘆するばかりだ。1980年以降ようやく韓国映画は停滞から脱した。イ・チャンホ、ペ・チャンホ、イム・グォンテクの三大巨匠が次々と傑作を放ち始めた。これらの作品を日本はずっと無視してきたのだ。
 そのあたりを自分の体験を交えて振り返ってみたい。僕が韓国映画を意識し始めたのは80年代末ごろだ。もっとも、当時は「鯨とり コレサニャン」、「達磨はなぜ東へ行ったのか」、「旅人は休まない」といった、かわった題名の映画が入ってきたなという程度の認識だった。「童年往事 時の流れ」や「恋恋風塵」などの台湾映画と印象がダブっていたのを思い出す。それくらい当時は韓国映画も台湾映画もまだ珍しかった。丁度東京から上田に移ってきたころだったので、上記作品を実際に観たのはだいぶ後だった。「達磨はなぜ東へ行ったのか」は未見である。80年代末から90年代初めごろレンタル・ビデオ屋にあった韓国映画はほとんどがエロチックな映画で、僕が最初に観た韓国映画も「桑の葉」だった。同年に「シバジ」、「旅人は休まない」、「ディープ・ブルー・ナイト」も見てはいるが、その後数年は空白。第5回東京国際映画祭(1992年)でグランプリを取った「ホワイト・バッジ」と米兵に体を売りながらもしぶとく生き抜いてゆく一人の母親を描いた「銀馬将軍は来なかった」という力作2本が93年に公開されたが、当時はまだ関心は持たなかった。
 そこへ突然94年に登場したのが「風の丘を越えて」という傑作である。韓国映画の最高傑作とも言われるこの作品の登場は、韓国映画に対する僕の認識を一夜にして変えてしまった。だがその後またしばらく空白の時期が続いた。96年公開の元従軍慰安婦を取り上げたドキュメンタリー「ナヌムの家」、97年公開の社会風刺映画「われらの歪んだ英雄」、99年公開の傑作ラブ・ストーリー「八月のクリスマス」等が一部で注目された程度だ。
 何といっても日本で韓国映画ブームの原点になったのは、2000年に公開された「シュリ」の大ヒットである。さらに「シュリ」より作品的に高く評価されたのは、同年公開の「ペパーミント・キャンディー」だ。韓国映画得意のラブ・ロマンスの佳作「美術館の隣の動物園」も同じ年に公開されている。
 その後はまるで堰を切ったように韓国映画が流れ込んできた。翌年の「JSA」、「イルマーレ」、「リベラ・メ」、「魚と寝る女」、「反則王」、「ユリョン」、2002年の「友へ・チング」、「春の日は過ぎ行く」、そして2003年には「おばあちゃんの家」、「二重スパイ」、「猟奇的な彼女」、「吠える犬は噛まない」と傑作、話題作が目白押し。2004年に入っても「殺人の追憶」、本国での観客動員数の記録を塗り替えた大作「ブラザーフッド」と「シルミド」が相次いで公開され着実にファンを増やした。他にも「オールド・ボーイ」、「春夏秋冬、そして春」、「永遠の片想い」、「子猫をお願い」、「大統領の理髪師」、「オアシス」と傑作・話題作が続々と公開された。「風の丘を越えて」のイム・グォンテク監督の主要な作品も次々に公開された。2004年には、「春香伝」、「太白山脈」、「風の丘を越えて~西便制」、「祝祭」の4作品を収録したイム・グォンテク監督のBOXが出た。
 その後も韓国映画の勢いは続いたが、2015年あたりからその勢いも落ちてきた印象がある。ただそれは単なる個人的な印象かも知れない。というのも、この数年韓国映画に限らず観る映画の数そのものが減ってきたからである。最近はもっぱらTVドラマを観まくっている。映像配信サービス「ユーネクスト」でTVドラマを大量に観られるようになったからである。衛星放送の契約をしていないため地上波で放送されたものしかそれまで観られなかったのである。
 もちろん、少ないとは言え地上波放送やレンタルなどで内外のTVドラマはそれまでも観てきた。しかし韓国のTVドラマだけはどうしても観る気になれなかった。自分でもよく理由は分からないが、韓国映画は意欲的に観ていたが、どうしてもTVドラマは観る気になれなかったのである。未だに「冬のソナタ」は観ていない。大量に流れ込んできた恋愛ドラマに何か反発を感じていたのかもしれない。それと歴史ものがどうしてもなじめない。何度かテレビ放送時に観てみたのだが、何度見ても途中でやめてしまう。面白くないのだ。映画なら「王の男」や「王になった男」には何の抵抗もなかったし、傑作だとも思った。それがなぜかTVドラマの歴史ものには入り込めない。
 だからずっと韓国のTVドラマとは無縁だったのだが、これも「ユーネクスト」のおかげで壁を突破できた。恋愛ドラマも歴史ドラマも抵抗があったので、サスペンス・ドラマから入ったのである。これが功を奏した。映画も「カル」や「H」などのサスペンス・ホラーを作っていたころは大したことはなかったが、「チェイサー」あたりから韓国でも本場アメリカを超えるような傑作が登場してきた。TVドラマもサスペンス・ドラマは傑作ぞろいだった。そこから入ってコメディや恋愛ものも観るようになった。未だに歴史ものはだめだが、かなり様々なタイプのドラマを観るようになってきた。それはまた、それにこたえるほど韓国のTVドラマが充実しており、層が厚いということでもある。何しろドラマにのめりこんで映画を観る気になかなかなれないほどである。
 今後はもっと映画も観るようにしないと、自分にこう言い聞かせながらこのリストを紹介します。

*映画リストのうち青色がついている作品はこのブログでのレビューにリンクが張ってあります。

 

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