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2015年7月26日 - 2015年8月1日

2015年8月 1日 (土)

これから観たい&おすすめ映画・BD(15年8月)

【新作映画】公開日
7月25日
 「野火」(塚本晋也監督、日本)
 「人生スイッチ」(ダミアン・ジフロン監督、アルゼンチン・スペイン)
 「奪還者」(デヴィッド・ミショット監督、オーストラリア・アメリカ)
 「共犯」(チャン・ロンジー監督、台湾)
 「お盆の弟」(大崎章監督、日本)
 「アロハ・デス」(木村衛監督、日本)
 「未来をなぞる 写真家・畠山直哉」(畠山容平監督、日本)
7月31日
 「ミニオンズ」(ピエール・コフィン、他、監督、アメリカ)
8月1日
 「ソ連国境 15歳の夏」(松島哲也監督、日本)
 「筑波海軍航空隊」(若月治監督、日本)
 「ラブ&マーシー 終わらないメロディー」(ビル・ポーラッド監督、日本)
 「ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール」(スチュアート・マードック監督、イギリス)
 「ベルファスト71」(ヤン・ドマンジュ監督、イギリス)
 「コンフェッション 友の告白」(イ・ドユン監督、韓国)
 「セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター」(ヴィム・ヴェンダース監督、仏・・ブラジル・伊)
 「それでも僕は帰る~シリア若者たちが求め続けたふるさと」(タラール・デルキ監督、シリア・独)
 「波伝谷に生きる人びと」(我妻和樹監督、日本)
8月7日
 「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」(クリストファー・マッカリー監督、米)
8月8日
 「この国の空」(荒井晴彦監督、日本)
 「天皇と軍隊」(渡辺謙一監督、日本)
 「彼は秘密の女ともだち」(フランソワ・オゾン監督、フランス)
 「さよなら、人類」(ロイ・アンダーソン監督、スウェーデン・ノルウェー・仏・独)
 「最後の1本~ペニス博物館の珍コレクション」(ジョナ・ベッカー、他、監督、カナダ)
 「フリーダ・カーロの遺品 石内都、織るように」(小谷忠典監督、日本)
8月15日  
 「あの日のように抱きしめて」(クリスティアン・ベッツォルト監督、独)
 「ふたつの名前を持つ少年」(ペペ・ダンカート監督、独・仏)
 「ビッグゲーム 大統領とハンター」(ヤルマリ・ヘランダー監督、フィンランド・英・独)
 「子供たちの涙~日本人の父を探し求めて」(砂田有紀監督、日本)
 「Dressing Up ドレッシングアップ」(安川有果監督、日本)

【新作DVD・BD】レンタル開始日
7月24日
 「自由が丘で」(ホン・サンス監督、韓国)
7月25日
 「白夜のタンゴ」(ビビアン・ブルーメンシェイン監督、独・フィンランド・アルゼンチン)
7月31日
 「みつばちの大地」(マークス・イムホーフ監督、独・オーストリア・スイス)
8月4日
 「ビッグ・アイズ」(ティム・バートン監督、アメリカ)
 「ブルックリンの恋人たち」(ケイト・バーカー・フロイランド監督、アメリカ)
 「さよなら歌舞伎町」(廣木隆一監督、日本)
 「祖谷物語 おくのひと」(蔦哲一朗監督、日本)
 「君が生きた証」(ウィリアム・H・メイシー監督、アメリカ)
8月5日
 「君に泳げ!」(チョ・ヨンソン監督、韓国)
 「6才のボクが、大人になるまで。」(リチャード・リンクレイター監督、米)
 「KANO 1931海の向こうの甲子園」(マー・ジーシアン監督、台湾)
 「ナショナル・ギャラリー 英国の至宝」(フレデリック・ワイズマン監督、仏・米・英)
 「きっと、星のせいじゃない。」(ジョシュ・ブーン監督、アメリカ)
 「ジュピター」(ラナ・ウォシャウスキー監督、米・英)
 「幕が上がる」(本広克行監督、日本)
 「劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス」(グザビエ・ピカルド監督、フィンランド)
 「ダブリンの時計職人」(ダラ・バーン監督、アイルランド・フィンランド)
 「唐山大地震」(フォン・シャオガン監督、中国)
 「博士と彼女のセオリー」(ジェイムズ・マーシュ監督、イギリス)
 「俳優は俳優だ」(シン・ヨンシク監督、韓国)
8月12日
 「パーフェクト・プラン」(ヘンリク・ルーベン・ゲンツ監督、アメリカ)
 「ジョーカー・ゲーム」(入江悠監督、日本)
 「花とアリス殺人事件」(岩井俊二監督、日本)
8月19日
 「インヒアレント・ヴァイス」(ポール・トーマス・アンダーソン監督、アメリカ)
 「味園ユニバース」(山下敦弘監督、日本)
 「ソロモンの偽証 後編・裁判」(成島出監督、日本)
9月2日
 「ワイルド・スピード SKY MISSION」(ジェイムズ・ワン監督、米・日)
 「シンデレラ」(ケネス・ブラナー監督、米・英)
 「群盗」(ユン・ジョンビン監督、韓国)
 「パリよ、永遠に」(フォルカー・シュレンドルフ監督、フランス・ドイツ)
 「ギリシャに消えた嘘」(ホセイン・アミニ監督、英・仏・米)
 「リベンジ・オブ・ザ・グリーン・ドラゴン」(アンドリュー・ロー監督、米・香港)
 「バードマン」(アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督、アメリカ)
 「おみおくりの作法」(ウベルト・パゾリーニ監督、イギリス・イタリア)
 「フォーカス」(グレン・フィカーラ、ジョン・レクア監督、アメリカ)
 「繕い裁つ人」(三島有紀子監督、日本)
 「陽だまりハウスでマラソンを」(キリアン・リートホーフ監督、ドイツ)
 「カフェ・ド・フロール」(ジャン・マルク・バレ監督、カナダ・フランス)
 「女神は二度微笑む」(スジョイ・ゴーシュ監督、インド)
9月4日
 「フォックスキャッチャー」(ベネットミラー監督、アメリカ)
 「悼む人」(堤幸彦監督、日本)
9月9日
 「さいはてにて やさしい香りと待ちながら」(チアン・ショウチョン監督、日本)
 「台風のノルダ」(新井陽次郎監督、日本)
9月16日
 「カイト KITE」(ラルフ・ジマン監督、南アフリカ・メキシコ)
 「ラン・オールナイト」(ジャウム・コレット・セラ監督、アメリカ)

【旧作DVD・BD】発売日
7月24日
 「ヴァリエテ」(25、エヴァルト・アンドレ・デュポン監督、ドイツ)DVD
7月31日
 「童年往時 時の流れ」(85、ホウ・シャオシェン監督、台湾)
 「坊やの人形」(83、ホウ・シャオシェン監督、台湾)
8月4日
 「デューン/砂の惑星」(84、デヴィッド・リンチ監督、アメリカ)
 「戦争と人間 ブルーレイ・ボックス」(70、71、73、山本薩夫監督、日本)
 「人のセックスを笑うな」(08、井口奈己監督、日本)
8月5日
 「ザ・ドライバー」(78、ウォルター・ヒル監督、米・英)
 「旅の重さ」(72、斎藤耕一監督、日本)
8月7日
 「アポロンの地獄」(67、ピエル・パオロ・パゾリーニ監督、イタリア・モロッコ)
 「奇跡の丘」(64、ピエル・パオロ・パゾリーニ監督、イタリア・フランス)
9月2日
 「Mr.レディMr.マダム」(78、エヅゥアール・モリナロ監督、フランス・イタリア).
 「アバウト・シュミット」(02、アレクサンダー・ペイン監督、アメリカ)
9月16日
 「イングマール・ベルイマン黄金期Blu-rayBOX③」(58、66、72)
 収録作品:「魔術師」、「仮面/ペルソナ」、「叫びとささやき」

 今月の劇場新作はこれと言った話題作はほとんどない。地味な作品が多いわけだが、際立った特徴はドキュメンタリー映画と第二次世界大戦をあつかった映画が多いこと。前者は話題作が少ない時期に一気に蔵出ししておこうという感じだか、後者は上映時期と現在の政治情勢を反映していると思われる。

 「人生スイッチ」 はペドロ・アルモドバルが製作したアルゼンチン映画。「神経衰弱ぎりぎりの女たち」、「オール・アバウト・マイ・マザー」、「トーク・トゥ・ハー」、「ボルベール 帰郷」。これまで観てきたペドロ・アルモドバルの監督作品はどれも素晴らしい作品ばかりだったので、この作品の期待度も自然高くなる。もっとも、内容的には6つのストーリーがある些細な出来事をきっかけに連鎖してゆくというもので、その意味ではむしろアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の「アモーレス・ペロス」や「21グラム」を連想させる。ただ、イニャリトゥ監督作品のようにそれぞれのストーリーが絡み合って息苦しいまでに人間ドラマが展開されてゆくという展開よりは、ジャ・ジャンクー監督の「罪の手ざわり」の様にそれぞれのエピソードが独立性を保ちながらも、全体としてみればある共通のテーマの変奏として展開してゆくという作りのようだ。監督のダミアン・ジフロンはまだ日本では無名だが、一定の実績を残してきた人のようだ。中南米では最も高い水準を維持するアルゼンチン映画、新たなる傑作の登場となるか。

 僕は何千枚あるのか自分でも分からないくらいCDを持っているが、ザ・ビーチボーイズのCDは「オール・サマー・ロング」1枚しか持っていない。これまで彼らの音楽を素晴らしいと思ったことはない。したがってブライアン・ウィルソンに対する思い入れもない(もっとも僕は個人崇拝をしないので、誰に対してもないのだが)。しかし、音楽的関心とは別に、映画として「ラブ&マーシー 終わらないメロディー」は取り上げる価値がありそうだと思った。2000年代初めに「五線譜のラブレター」、「Ray/レイ」、「ビヨンドtheシー」など、ミュージシャンの伝記映画が相次いで作られた。9.11直後のアメリカでは、アメリカン・ドリームなどリアリティを失い、もう一度心地よい夢を見るためには過去に遡らざるをえなかった。上記の伝記映画も要するに過去の成功物語であり、夢を失ったアメリカ人の心理的飢えを満たすものとして製作されたものと考えられる。

 しかしこれらの映画は作品としてそれなりに優れたものだった。恐らくそれが弾みになったのだろう、その後も次々とミュージシャンの伝記映画は作られてきた(「ゴブリンのこれがおすすめ5 少数民族映画・音楽映画」参照)。最近の「ジャージー・ボーイズ」、「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」、「バックコーラスの歌姫たち」なども優れた作品だった。こういった一連の系譜に属する作品として「ラブ&マーシー 終わらないメロディー」に注目しているのである。この映画はブライアン・ウィルソンの成功物語として描かれてはいない。「エディット・ピアフ 愛の讃歌」がピアフの少女時代の不幸な生い立ちや病み衰え老婆のように老け込んだ姿をしっかりと描いたように、「ラブ&マーシー 終わらないメロディー」はブライアン・ウィルソンの新作への重圧に悩む姿や精神科医への依存から抜け出そうともがく姿などに焦点を当てているようだ。過去の成功物語ではない伝記映画。もしこれが作品的に優れたものであれば、9.11後のアメリカ映画が生み出した一つの到達点と言えるかも知れない。

 これまで多くの傑作ドキュメンタリーを観てきたが、「セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター」は歴代ドキュメンタリー映画のベスト10に入るかもしれない。この映画にはそれくらい強い期待感を感じる。自分でも写真が好きなので結構写真集を集めているが、正直セバスチャン・サルガドという報道写真家のことは知らなかった。しかし「セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター」のトレーラーを観ただけで報道写真家としての才能、いや凄みは十分伝わってきた。それだけでも心惹かれるが、監督がヴィム・ヴェンダースとサルガドの長男であるジュリアーノ・リベイロ・サルガド監督という組み合わせがさらなる興味をそそる。

 報道写真家であるため、これまで数々の言語に絶する悲惨な現場に立ち会ってきたに違いない。死、破壊、腐敗というテーマで写真を撮ってきたというのもうなずける。しかしそんなものばかり見続けてきた彼は精神を病んでしまう。その彼が人生最後に取り組んだのは「ジェネシス」というプロジェクトだった。黙示録から創世記へ。セバスチャン・サルガドの報道写真家としての実績とこの精神遍歴をヴィム・ヴェンダースがどう撮ったか。大いに心惹かれるが、長野県で上映してくれるところはあるだろうか。レンタルできるまで待つのはつらい。

 ナチスの強制収容所から生還した女性と少年の映画が同時に公開される。「あの日のように抱きしめて」は生還したものの顔を著しく損傷し、復元手術を受けた女性が彼女を死んだものと思っている夫と出会う。しかし顔が変わっているため夫は彼女に気付かない。ここまではありそうな設定だが、何と夫は妻の遺産を引きだすために彼女に妻のふりをしてくれと頼み込む。このひねりの利いた皮肉な設定が秀逸だ。彼女はどのようにして自分と夫を取り戻すのか。ドイツ映画久々の傑作、そう期待したい。

 「ふたつの名前を持つ少年」はユダヤ人強制収容所から脱走した少年が、ユダヤ人の名を捨てポーランド人として生き延びようと苦闘する話だ。このストーリーを読んですぐ連想したのはフランス映画の傑作「約束の旅路」。こちらはスーダンの難民キャンプから脱出するために、自分をユダヤ人と偽りイスラエルに入国したキリスト教徒の少年の話。エチオピアのユダヤ人を救出しイスラエルへ移送するという「モーセ作戦」を利用したのだ。

 宗教の入れ替えが逆だが、生き延びるために本来の名前を隠し、別の宗教の信者として生きて行くという設定はよく似ている。「約束の旅路」には甘いところもあるが、イスラエルという国の実態をよく描いていた(差別されてきたユダヤ人の国イスラエルにも「黒いユダヤ人」に対する露骨な差別があった)。「ふたつの名前を持つ少年」はこの先行作品にどこまで迫れるか。

 新作BD・DVDは結構充実している。「白夜のタンゴ」、「みつばちの大地」、「君が生きた証」、「6才のボクが、大人になるまで。」、「KANO 1931海の向こうの甲子園」、「きっと、星のせいじゃない。」、「ジュピター」、「ダブリンの時計職人」、「唐山大地震」、「パリよ、永遠に」、「ギリシャに消えた嘘」、「おみおくりの作法」、「繕い裁つ人」、「陽だまりハウスでマラソンを」、「フォックスキャッチャー」、「悼む人」、「さいはてにて やさしい香りと待ちながら」、「ビッグ・アイズ」、「ブルックリンの恋人たち」などに注目。

 旧作BD・DVDはまあまあか。「ヴァリエテ」の発売はうれしい。滅多に観る機会はないが、この時代のドイツ映画は名作の宝庫。「童年往時 時の流れ」や「旅の重さ」など懐かしい作品も出る。

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