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2013年8月23日 (金)

これから観たい&おすすめ映画・DVD(13年9月)

【新作映画】
8月17日公開
 「レフ・クレショフ傑作選」
8月23日公開
 「スター・トレック イントゥ・ダークネス」(J.J.エイブラムズ監督、米)
8月24日公開
 「上京ものがたり」(森岡利行監督、日本)
 「メキシカン・スーツケース」(トリーシャ・ジフ監督、スペイン・メキシコ)
8月30日公開
 「マン・オブ・スティール」(ザック・スナイダー監督、米・加・英)
 「オン・ザ・ロード」(ウォルター・サレス監督、仏・米・英・他)
8月31日公開
 「悪いやつら」(ユン・ジョンビン監督、韓国)
 「夏の終わり」(熊切和嘉監督、日本)
 「黒いスーツを着た男」(カトリーヌ・コルシニ監督、仏・モルドヴァ)
 「ジンジャーの朝」(サリー・ポッター監督、英・デンマーク・加・他)
 「ソウル・フラワー・トレイン」(西尾孔志監督、日本)
 「日本の悲劇」(小林政広監督、日本)
 「美輪明宏ドキュメンタリー ~黒蜥蜴を探して~」(パスカル=アレックス・ヴァンサン監督、仏)
9月6日公開
 「サイド・エフェクト」(スティーブン・ソダーバーグ監督、米)
9月7日公開
 「うそつきパラドクス」(吉田浩太監督、日本)
 「アップサイドダウン 重力の恋人」(フアン・ソラナス監督、カナダ・フランス)
 「スーサイド・ショップ」(パトリス・ルコント監督、仏・ベルギー・加)
 「キャプテンハーロック」(荒牧伸志監督、日本)監督、日本)
 「共喰い」(青山真治監督、日本)
 「大統領の料理人」(クリスチャン・バンサン監督、フランス)
 「ハーメルン」(坪川拓史監督、日本)
 「わたしはロランス」(グザビエ・ドラン監督、カナダ・仏)
9月13日公開
 「私が愛した大統領」(ロジャー・ミッシェル監督、英)
 「許されざる者」(李相日監督、日本)
9月14日公開
 「ストラッター」(カート・ボス監督、米)
 「Miss ZOMBIE」(SABU監督、日本)
 「ポルトガル、ここに誕生す ギマランイス歴史地区」(ビクトル・エリセ、他、監督)
9月20日公開
 「エリジウム」(ニール・ブロムカンプ監督、米)

【新作DVD・BD】
8月21日
 「10人の泥棒たち」(チェ・ドンフン監督、韓国)
 「遺体 明日への十日間」(君塚良一監督、日本)
 「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」(御法川修監督、日本)
8月23日
 「サイド・バイ・サイド フィルムからデジタルへ」(キアヌ・リーブス、他監督、米)
 「野蛮なやつら SAVAGES」(オリバー・ストーン監督、米)
 「故郷よ」(ミハル・ボガニム監督、フランス・ウクライナ・他)
 「世界にひとつのプレイブック」(デビッド・O・ラッセル監督、米)
8月24日
 「最初の人間」(ジャンニ・アメリオ監督、仏・伊・アルジェリア)
8月28日
 「脳男」(瀧本智行監督、日本)
9月3日
 「キャビン」(ドリュー・ゴダード監督、米)
 「ゼロ・ダーク・サーティ」(キャスリン・ビグロー監督、米)
 「キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け」(ニコラス・ジャレッキー監督、米)
 「愛してる、愛してない」(イ・ユンギ監督、韓国)
9月4日
 「メッセンジャー」(オーレン・ムーバーマン監督、米)
 「L.A.ギャング ストーリー」(ルーベン・フライシャー監督、アメリカ)
 「ブラインドマン その調律は暗殺の調べ」(ザビエ・パリュ監督、フランス)
 「ウェイストランド」(ローワン・アトリー監督、イギリス)
 「パラノーマン ブライス・ホローの謎」(クリス・バトラー監督、米)
9月6日
 「愛、アムール」(ミヒャエル・ハネケ監督、仏・独・オーストリア)
 「体脂肪計タニタの社員食堂」(李闘士男監督、日本)
 「ザ・マスター」(ポール・トーマス・アンダーソン監督、米)
 「プラチナ・データ」(大友啓史監督、日本)
 「体脂肪計タニタの社員食堂」(李闘士男監督、日本)
 「ランズエンド 闇の孤島」(ニック・マーフィ監督、イギリス)
9月7日
 「アンナ・カレーニナ」(ジョー・ライト監督、イギリス)
9月11日
 「ビトレイヤー」(エラン・クリービー監督、英・米)
9月13日
 「リンカーン」(スティーブン・スピルバーグ監督、アメリカ)
 「アナザー・ハッピーー・デイ ふぞろいな家族たち」(サム・レビンソン監督、米)
9月18日
 「奪命金」(ジョニー・トー監督、香港)
 「藁の楯 わらのたて」(三池崇史監督、日本)
9月25日
 「二郎は鮨の夢を見る」(デビッド・ゲルブ監督、アメリカ)
 「ル・コルビュジエの家」(ガストン・ドゥブラット、マリアノ・コーン監督、アルゼンチン)
 「ペダル ダンス」(石川寛監督、日本)
9月27日
 「G.I.ジョー バック2リベンジ」(ジョン・チュウ監督、アメリカ)
9月28日
 「駆ける少年」(アミール・ナデリ監督、イラン)
 「イラン式料理本」(モハメド・シルワーニ監督、イラン)
10月2日
 「ヒッチコック」(サーシャ・ガバシ監督、米)
 「NO ONE LIVES ノー・ワン・リヴズ」(北村龍平監督、米)
 「よりよき人生」(セドリック・カーン監督、フランス・カナダ)
 「王になった男」(チュ・チャンミン監督、韓国)
 「ジャッキー・コーガン」(アンドリュー・ドミニク監督、アメリカ)
 「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮」(ニコライ・アーセル監督、デンマーク・他)
 「よりよき人生」(セドリック・カーン監督、フランス・カナダ)
10月4日
 「オブリビオン」(ジョセフ・コジンスキー監督、アメリカ)
 「偽りなき者」(トマス・ピンターベア監督、デンマーク)
10月9日
 「コズモポリス」(デビッド・クローネンバーグ監督、加・仏・伊・ポルトガル)
 「華麗なるギャッツビー」(バズ・ラーマン監督、豪・米)
10月11日
 「だいじょうぶ3組」(廣木隆一監督、日本)
 「ハッシュパピー バスタブ島の少女」(ベン・ザイトリン監督、アメリカ)
10月15日
 「図書館戦争」(佐藤信介監督、日本)
10月17日
 「千年の愉楽」(若松孝二監督、日本)

【旧作DVD・BD】
8月24日
 「アギーレ 神の怒り」(72、ヴェルナー・ヘルツォーク監督、西独)DVD
9月3日
 「エル・トポ」(70、アレハンドロ・ホドロフスキー監督、メキシコ)
9月13日
 「エル・ドラド」(66、ハワード・ホークス監督、米)
 「シェーン」(53、ジョージ・スティーブンス監督、米)
9月25日
 「ノッティングヒルの恋人」(99、ロジャー・ミッシェル監督、英・米)
 「ブロークバック・マウンテン」(05、アン・リー監督、米・加)

 今月はかなり充実している。劇場新作では、まずパトリス・ルコント監督が撮ったアニメ映画「スーサイド・ショップ」が面白そうだ。自殺用品専門店を舞台に超ネガティブ志向の一家を末っ子が明るく変えてゆくという展開がいかにもルコント監督らしい。「メキシカン・スーツケース」は「<ロバート・キャパ>とスペイン内戦の真実」という副題が付いているドキュメンタリー。07年にメキシコで発見されたキャパのネガからスペイン内戦の軌跡をたどるという実に興味深い映画だ。「ハーメルン」は奥会津などで撮影され、東日本大震災など幾度もの製作中止の危機を乗り越えて上映される。日本の原風景のような村を舞台に「忘れ去られようとしているけれど、実は大切なもの」が描かれる。「オン・ザ・ロード」はジャック・ケルアックの名著『路上』の映画化作品。監督はなんと「モーターサイクル・ダイアリーズ」のウォルター・サレス。

 他にも、「第9地区」で知られるニール・ブロムカンプ監督の新作SF映画「エリジウム」、薬の副作用が絡むサスペンス「サイド・エフェクト」、フランス製のサスペンス映画「黒いスーツを着た男」、チェ・ミンシクとハ・ジョンウ共演の韓国製ノワール「悪いやつら」、瀬戸内寂聴の自伝的小説の映画化した恋愛ドラマ「夏の終わり」、男ばかりの大統領官邸で奮闘する女性料理人の活躍を描く「大統領の料理人」、アキ・カウリスマキ、ビクトル・エリセ、マノエル・ド・オリベイラ、ペドロ・コスタの4人の監督によるオムニバス「ポルトガル、ここに誕生す ギマランイス歴史地区」に期待。

 ユーロスペースで公開される「レフ・クレショフ傑作選」については特筆しておきたい。全く知らなかったが、映画史的には重要な人物のようだ。モンタージュ理論と言えばエイゼンシュテインを思い浮かべるが、その理論的基礎を打ち立てたのはこのレフ・クレショフだという。プドフキンやエイゼンシュテインの師だというのだから大変な人物である。しかもその作風はコメディやスパイ活劇からサスペンスや重厚な人間ドラマにまでわたるというのだから興味深い。今回上映されるのは「ボリシェビキの国におけるウェスト氏の異常な冒険」(24年)、「掟によって」(26年)、「二人のブルディ」(29年)のサイレント3作品。いずれも65分から80分の中編である。

 新作DVD・BDも注目作が目白押しだ。「遺体 明日への十日間」、「サイド・バイ・サイド フィルムからデジタルへ」、「故郷よ」、「世界にひとつのプレイブック」、「メッセンジャー」、「ウェイストランド」、「愛、アムール」、「ザ・マスター」、「ランズエンド 闇の孤島」、「リンカーン」、「駆ける少年」、「ヒッチコック」、「よりよき人生」、「王になった男」、「よりよき人生」、「オブリビオン」、「ハッシュパピー バスタブ島の少女」など。ほかにも、「ランズエンド 闇の孤島」と「ウェイストランド」は劇場未公開ながら案外拾いものかも。

 旧作DVD・BDは寂しい限り。ただ、「ゴブリンのこれがおすすめ 40 中南米映画」でも名前を挙げた「エル・トポ」の発売は貴重だ。

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