箱畳池散策
6日の火曜日は連休最後の日だったので近場に出かけることにした。特にお目当ての場所もなかったので地図をあちこち眺めていたときに箱畳池を見つけた。「はこだたみいけ」と読むらしい。どうも池の中に島があるようだ。これは面白い。さっそく行ってみることにする。
丸子に向かい147号線にはいる。虎御前というT字路を右折する。佐久方面に行くときはいつもそこを左折していたので、右折するのは初めてだ。しばらく進むと右側に大きな池が見えてきた。なるほど確かに池の中に島がある。島があるくらいだから池全体はかなり大きい。ため池としては最大級クラスだ。池の中の島にいくつも橋が渡してある。
連休なので結構人出があった。ほとんどは釣りに来た人たちだ。家族連れも多い。バーベキューをやっている家族もいた。結構魚は釣れている感じだ。チラッと覗いたバケツにフナが何匹も入っている。
ため池というよりは公園というべきだろう。ただ、元々はため池だったようだ。池の近くに立っている石碑にはこの池の成り立ちが詳しく書いてあった。残念ながら字が見えにくいので写真は撮らなかったが、半分くらい銘文を読んでみた。内容はだいぶ忘れてしまったが、堰を作ったり水を引くまで相当な苦労をしたようだ。ネットで調べてみたが何も情報はない。あるのは釣り情報ばかり。残念なことに今はそういう関心しかもたれていないようだ。
写真を撮りながらゆっくり池を一周してみる。島がかなり大きく、岸からあまり離れていないので写真ではそれが島であることは分かりにくい。空から撮らないとだめだろう。しかしきれいに整備されていていい雰囲気だ。島には水の神である弁天神社もあった。家族や仲間とやってくれば、釣りをしたり、散歩したり、芝生に寝そべって読書したり、バーベキューをしたりして半日ゆっくり過ごせそうだ。僕としては池と橋があるだけでうれしい。
池だけではなく近くの草に覆われた山や、遠くの眺めもいい。そうそう、立科はリンゴの産地。道沿いにリンゴの木がずらっと並んでいる。池の近くにもあったので、そばに行って写真を撮った。丁度白い花がきれいに咲いていた。リンゴの花をこれほど間近に見たのは初めてだ。思わぬ収穫。
ほとんどが釣りに来ている人たちなので、僕のように釣りに何の関心もなく、ただ写真を撮り散策している人間はかなり異質の存在だった。それでもこの池には強く引かれた。天気のいい週末にでもまた来てのんびり本を読んですごしてみよう。
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