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2008年9月 2日 (火)

先月観た映画(08年8月)

「延安の娘」(池谷薫監督、日本)★★★★★
「深夜の告白」(ビリー・ワイルダー監督、米)★★★★☆
「蟻の兵隊」(池谷薫監督、日本)★★★★
「ザ・マジックアワー」(三谷幸喜監督、日本)★★★★
「ボディ・アンド・ソウル」(ロバート・ロッセン監督、アメリカ)★★★★
「悪の階段」(鈴木英夫監督、日本)★★★★
「ヴィーナス」(ロジャー・ミッシェル監督、英)★★★★
「ユゴ 大統領有故」(イム・サンス監督、韓国)★★★☆
「ナンバー23」(ジョエル・シューマッカー監督、米)★★★☆
「ジュラシック・パークⅢ」(ジョー・ジョンストン監督、米)★★★☆
「ラストゲーム 最後の早慶戦」(神山征二郎監督、日本)★★★☆
「ザ・コア」(ジョン・アミエル監督、米)★★★

 月間にこれだけ観てまともなレビューが書けたのは「延安の娘」だけ。われながら情けない。「蟻の兵隊」もレビューを書くつもりだったがどうやら果たせないままになりそうだ。というのも今月5日から1ヶ月間ボストンに研修のため出張することになっているのです。パソコンを持ってゆくつもりなので、その間は「ボストン通信」のような記事を載せようと思っています。映画も出来れば何本か観てきたいのですが、どれくらい余裕があるか行ってみなければ分かりません。

 「延安の娘」のレビュー、それから「蟻の兵隊」、「ザ・マジックアワー」、「ラストゲーム 最後の早慶戦」については短文を書いていますのでそちらをお読みください。

Hinageshi3  「深夜の告白」、「ボディ・アンド・ソウル」、「悪の階段」の3本はいずれもフィルム・ノワール。8月下旬にフィルム・ノワールの研究会があり、「ボディ・アンド・ソウル」と「悪の階段」はその会場で観た。いずれも滅多に観られない貴重な作品だ。「ボディ・アンド・ソウル」は赤狩りでブラックリストに載せられたエイブラハム・ポロンスキーが脚本を書き、同じくブラック・リストに載ったロバート・ロッセン(ハリウッド・ナインティーンの1人)が監督し、やはりブラック・リストに挙げられたジョン・ガーフィールドが主演した作品。特に殺人などの犯罪が描かれるわけではないのでフィルム・ノワールとしては異色だが、八百長を迫られたボクサーが最後に金のためではなく自分の良心のために闘うという展開に彼らのヒューマンな姿勢が込められている。

 「悪の階段」は珍しい日本のフィルム・ノワール。4千数百万円の現金を奪った4人の男たちが次々に仲間同士殺し合い、結局金を手にしたのは4人以外の人物だったという話。ストーリーはよくあるものだが、山崎努、西村晃、団令子などの役者がいい味を出している。特に山崎努の不気味さが際立つ。「天国と地獄」の犯人役から2年後の作品。この頃の彼の顔はまさにノワール向きだった。タイトルの階段がうまく使われている。埋もれていた作品だがよく出来た映画だ。

 ビリー・ワイルダー監督の「深夜の告白」は2度目の鑑賞。フィルム・ノワールの代表作でさすがの出来だ。「パパ大好き」などのテレビ・ドラマでおなじみのフレッド・マクマレーがファム・ファタル(バーバラ・スタンウィック)に誘惑されて殺人を犯し、転落して行く男を演じている。最初にフレッド・マクマレーが登場して、ことの経過をレコーダーに口述してゆくという、いわゆる倒叙形式がうまく生かされている。「奴らは殺人を犯した。(例えて言えば)市電に乗ってそれぞれの駅で降りるというようなわけには行かない。奴らは互いに離れられない。二人で終点まで行くしかない。旅は片道で終点は墓場なのさ。」フレッド・マクマレーの上役エドワード・G・ロンビンソンのせりふが実に印象的だ。

 「ヴィーナス」はピーター・オトゥールのための映画だ。いや、懐かしい。「ラスト・エンペラー」以降も「フェアリーテイル」、「プランケット城への招待状」などを観ているが、「アラビアのロレンス」、「ベケット」、「おしゃれ泥棒」、「冬のライオン」、「チップス先生さようなら」の頃のイメージが記憶に張り付いている。美しい青い目を持った若々しいアラビアのロレンスもこんな爺さんになってしまったかと思うと感慨深いものがある。

 年をとったがさすがにうまい。しかし古くからのファンとしては、プチ「エロじじい」的役柄にはやや疑問が残る。まあ、あれも老人の色気か。ピーター・オトゥールの妻役で何とヴァネッサ・レッドグレーヴが出演していた。彼女も「ミッション・インポッシブル」、「クレイドル・ウィル・ロック」、「ルル・オン・ザ・ブリッジ」などの比較的最近観たものよりも、「欲望」、「裸足のイサドラ」、「ジュリア」などの作品の方が強烈に目に焼きついている。「ヴィーナス」の役柄もこの大女優の才能を活かすには軽い役過ぎた感が否めない。

016  「ユゴ 大統領有故」は期待して観たが少々がっかりした。もっと軍事独裁時代の恐怖をぞっとするほど生々しく描き出すのかと思っていたのだが、ユーモアもまじえる不思議な演出。時々交じる日本語のせりふもへたくそで違和感がある。日本の陸軍士官学校に留学した朴正煕大統領やその側近たちが日常的に日本語を使うこと自体は自然だが、それにしては発音が下手すぎて興ざめである。リアルな場面とコミカルな場面が入り混じった何とも不思議な味わいの映画だった。ひねったつもりかもしれないが、「大統領の理髪師」のような効果は上げられなかった。むしろシュールなタッチになっていてそれが狙いだったのかもしれないが、どうも裏目に出たようだ。ただ、久々に観たハン・ソッキュは相変わらずいい役者だと思った。

 その他の作品についてはあえて触れるほどのものではないので省略します。ついでながら、1日の映画の日に「崖の上のポニョ」を観てきました。渡米前に「観ました」シリーズの短評を書けたら書きます。

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