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2008年9月

2008年9月28日 (日)

ポール・ニューマン追悼

 27日の夜テレビを見ていてポール・ニューマンが26日に癌で亡くなったことを知った。1925年1月26日、オハイオ州クリーブランド生まれ。83歳だった。テレビでは彼を「アメリカン・レジェンド」と呼んで最大級の言葉を添えていた。

 映画に関するいろんな資料が全部自宅にあるので不自由だが、覚えている限りで彼のことを書いてみたい。まずどれだけ彼の映画を観たかを思い出してみた。フリーソフト「映画日記」と手書きの映画ノートが今手元にないので正確ではないが、フィルモグラフィーのタイトルから思い出す限りでは下記の23本を観たと思う。

ロード・トゥ・パーディション (2002)
未来は今 (1994)
ハスラー2(1986)
評決 (1982)
クインテット(1979)
タワーリング・インフェルノ (1974)
スティング (1973)
マッキントッシュの男 (1972)
明日に向って撃て!(1969)
暴力脱獄 (1967)
動く標的 (1966)
太陽の中の対決 (1965) 
何という行き方! (1964) 
暴行 (1963)
逆転 (1963) 
渇いた太陽 (1962)
ハスラー (1961)
栄光への脱出 (1960)
孤独な関係 (1960) 
熱いトタン屋根の猫 (1958)
長く熱い夜 (1958)
左きゝの拳銃(1958)
傷だらけの栄光 (1956)

  この中からベスト10を選ぶとすれば以下のようになるだろうか。
<ポール・ニューマン マイ・ベスト10>
ハスラー2(1986)
評決 (1982)
スティング (1973)
明日に向って撃て!(1969)
暴力脱獄 (1967)
ハスラー (1961)
孤独な関係(1960)
熱いトタン屋根の猫 (1958)
長く熱い夜 (1958)
傷だらけの栄光 (1956) 

 やはり「ハスラー2」、「スティング」、「明日に向って撃て!」、「ハスラー」などの有名作品が強烈に記憶に残っている。何といっても多くの人にとってポール・ニューマンといえば「明日に向って撃て!」のブッチ・キャシディであり、「ハスラー」&「ハスラー2」のエディなのである。その点では僕も同じだ。

 50年代後半から70年代前半くらいまでが彼の全盛期で、このころのポール・ニューマンは本当に名優のオーラが漂っていた。細い顔にどこか底の知れない不敵さと同時に影があって、それが魅力的だった。出世作のボクシング映画「傷だらけの栄光」はなぜかそれほど強く印象に残っていない。

 見逃せないのはウィリアム・フォークナー原作の「長く熱い夜」とテネシー・ウィリアムズ原作の「熱いトタン屋根の猫」。この2本はなかなかの出来だ。特に後者は気に入っている。シドニー・ルメット監督、マーロン・ブランド主演の「蛇皮の服を着た男」やエリア・カザン監督の「欲望という名の電車」など、結構テネシー・ウィリアムズ原作の映画には傑作がある。62年の「渇いた太陽」と87年の「ガラスの動物園」もテネシー・ウィリアムズ原作。観た気がするのだがはっきりとは覚えていない。原作と言えば、63年の「暴行」は黒澤明監督の「羅生門」のリメイク。まあまあの出来だったように思う。

 マーク・ロブスン監督の「逆転」は観たことすら忘れていたが、高校生のころ付けていた月間ベストテンで1973年11月のベストテン4位(アラン・レネ監督の「戦争は終わった」と同位)に選んでいる(本館ホームページの「世界中の映画を観てみよう」コーナー所収の「1971~73年 月間ベストテン」参照)。もっとも、主演男優部門では選にもれていて、代わりにエドワード・G・ロビンソンが「ベケット」のピーター・オトゥールと並んで3位に選ばれているので、ポール・ニューマン自身はそれほど印象的ではなかったのかもしれない。

 80年代以降では「評決」、「ハスラー2」、「ロード・トゥ・パーディション」がいい。このころはもうだいぶ渋くなってきていた。「ドライビングMissデイジー」でアカデミー主演女優賞を取った名女優ジェシカ・タンディの遺作「ノーバディーズ・フール」も観た気がするが記憶が定かではない。日本に帰ってから確かめてみよう。

 奥さんは「イブの三つの顔」でアカデミー主演女優賞を取った有名な女優ジョアン・ウッドワード(「長く暑い夜」、「蛇皮の服を着た男」、「テキサスの5人の仲間」、「ガラスの動物園」)。

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2008年9月19日 (金)

ボストン滞在記 その7 ニューベリー・ストリートを歩く

 久しぶりのブログ。ようやく少し余裕ができました。この2週間でリスニング力は飛躍的に向上しました。毎日朝から夕方まで、機関銃のような速さで喋りまくる講師の話を聞いていれば耳も慣れてきます。リスニング力は時間をかけた分だけ確実に伸びます。それに対してスピーキング力の伸びの遅いこと。いまだに四苦八苦する毎日です。

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  今回は13日(土)に行ったニューベリー・ストリートとボストン美術館を中心に書きましょう。

* * * * * * * * * * * *

  午後ボストンで一番にぎわうというニューベリー・ストリートに行ってみた。なるほど、確かにものすごいにぎわいだった。ボストンでこれだけ人の多い場所は初めてだった。しゃれた店が立ち並び、店の前にオープンカフェを構えているところも多い。オープンカフェで食事している風景が通りの雰囲気によく似合っている。さすがボストンで1番ファッショナブルなストリートといわれるだけのことはある。

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 街並みもシックな赤煉瓦の建物が立ち並んでいて飽きない。ブティック、カフェ、レストラン、アンティー ク・ショップ、ギャラリーなどが立ち並んでいる。フリーマーケットが出ている一角もあった。歩いている人も着飾っている人が多く、とにかく歩いているだけで楽しい。看板もいくつか写真に撮った。ずっと先の教会があるあたりまで行って引き返してきた。

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 そのままバック・ベイ・フェンズの方に向かい、ボストン美術館へ行く。ちょっと迷ったがなんとか見つかった。入り口の手前に巨大な鉄棒のようなものがあり、その横棒の上を男が一人走っていた。ちょうど綱渡りをしているような感じだ。もちろん人ではなく人形だが、何とも突飛な仕掛けが出迎えてくれた。

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 しかし美術館そのものは至ってまともだ。中は確かに広い。エジプト、古代ギリシャ・ローマ、東洋美術などが並んでいるのを見ているとイギリスの大英博物館を思い出す。明らかに違うのは1階がアメリカ美術中心になっていること。結構広大な敷地をフルに利用している。あちこちに部屋がありまるで迷路のようになっている。1回ではとても見きれない。

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 ボストン美術館のすぐ近くにもう一つの有名な美術館イザベル・スチュアート・ガードナー美術館があるが、もうへとへとに疲れていたので(午前中もクーリッジ・コーナーまで歩いて往復した)アパートに戻った。(一番最後の写真は、美術館の隣にある美術学校の前に置かれているサイの像。)

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2008年9月14日 (日)

ボストン滞在記 その6 チャールズ川散策

 アパートのすぐ近くを流れているチャールズ川。すでに何度も歩いてみた。水源はホプキントンのエコー湖。ホプキントンはボストン・マラソンのスタート地点である。そこから22の市と町を蛇行しながら流れてボストン・ハーバーに注ぎ込む。ちなみにこの不思議な川の名前(高橋という橋や長谷川という川に違和感を覚えるのと同じ感覚か)は、イギリスのチャールズ一世から取ったものだ。ニュー・イングランドの地図を作ったキャプテン・ジョン・スミスはこの川にマサチューセッツ・リヴァーというネイティヴ・アメリカンの名前を付けたのだが、地図を献上されたチャールズ一世がそんな野蛮な名前はやめてわしの名前にせいと言って変えさせたそうである。

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 これまでチャールズ川の写真は3回撮った。最初はボストンに着いた翌日の6日(土)。この日は朝の9時ごろまで雨がふっており、その後はずっと曇り空で湿気がすごかった。湿度89%!まるで水の中を歩いているようだった。その日撮った川の写真は鉛色で寒々としていた。ちなみに、その翌日の日曜日には前日の湿気は嘘のようになくなり、空は青々と晴れ渡っていた。

 次に写真を撮ったのは研修が始まった8日(月)。こちらは前回よりやや上流側。この日も晴天。ボストンの晴れた日は文字通り雲ひとつない晴天となる。その日差しの強いこと。サングラスを持ってくればよかったと後悔したほどだ。写真を撮るようになって気付いたが、青空が写るだけで写真がぐっと引き立つようになる。単に曇り空より明るくなるというだけではなく、木々の緑などが青空を背景にするとぐっと引き立つのである。8日のボストンはまさにそういう晴れっぷりだった。

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 チャールズ・リヴァーの写真を撮った後、しばらくボストン大学の辺りを歩いた。この大学はチャールズ・リヴァーに沿って延々と細長く続いている。これほど横長に続いている大学も珍しいと思う。地図を写真に撮ろうとしたが、画面に入りきらなかった。そのボストン大学は「お城」を所持している。冗談ではなく本当のことである。写真に見るように、ツタのからまる古風なお屋敷という感じだが、確かにThe Castleと呼ばれている。ウィリアム・リンゼイという商人が英国チューダー朝のマナーハウス(大地主のお屋敷)を意識して建てたものだという。後にボストン大 学に寄贈され、今は学長の住まいになっている。しかしまあ、世の中にはいろんな大学があるものだ。

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 次に写真を撮ったのは11日(木)。この日はまず朝玄関前でたばこを吸ったついで(部屋は禁煙、みんな玄関前の階段に座って吸っている)にチャールズ・リヴァーを散歩した。研修後の夕方、まだ日が暮れるまで時間があったので朝散歩したコースをもう一度たどって写真を撮った。行程はハーヴァード・ブリッジからロングフェロー・ブリッジまで。歩いて往復した。片道2キロ半というところか。

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  最初は少し曇っていたがしばらくして太陽が雲から顔を出した。ハーヴァード・ブリッジからロングフェロー・ブリッジにかけて、川の右岸は緑地公園のように整備されている。川の水を公園の中に引き入れてあるので、それが池あるいは潟に見える。非常に美しい場所で、絶好のジョギング(散歩)コースになっている。とにかくジョギングやサイクリングしている人がやたらと多くて、時々前後を確認しないと危ないくらいだ。さらに芝生の上を歩くときは犬の糞を踏まないように下をよく見て歩かなければならない。

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  この日は川にヨットが浮かんでいた。青い水に浮かぶ白い帆が目に鮮やかだ。川と潟にはさまれた緑の散歩道。ベンチに座ってゆったりとくつろぐ人。絵葉書にでもしたいような写真が何枚でも撮れてしまう。いや、美しい景色ばかりではない。歩いているといろいろ面白いものが発見できる。アーチのようにしなった木。片側の枝ばかり大きくなってバランスを崩してしまったのか。ボストン・ポップス・オーケストラの指揮者として有名なアーサー・フィードラーの巨大な頭も置いてあった。薄い石板を重ねて作ったでこぼこのデザインがユニークだ。

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 驚いたのはロングフェロー・ブリッジの近くで見つけた大砲。なんでこんなところに大砲が?見た感じでは独立戦争や南北戦争のころの古いものとは思えない。日本のように横に案内板が立っていたりはしないので、調べてみないと分からない。

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 この日のもう一つの目的はロングフェロー・ブリッジの写真を撮ること。大きすぎて遠くからでないと全体が撮れない。すぐその下まで行った時にも写真を撮ったが、すでに陽がだいぶ傾いていて真っ黒に写ってしまった。いつかまた撮り直そう。

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 ロングフェロー・ブリッジのすぐ近くに地下鉄の駅があるのはわかっていたが、そのまままた来たコースを引き返した。

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2008年9月10日 (水)

ボストン滞在記 その5 パブリック・ガーデン

  ビーコン・ヒルに行った後、もうついでなのでボストン・パブリック・ガーデンにも行ってみた。ボストン・コモン同様、日曜日とあって大変な人出だった。こちらはボストン・コモン以上に公園として整備されていて実に楽しい。足はだいぶ疲れていたが、行ってみてよかった。

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  ボストン・コモンは変形5角形だが、パブリック・ガーデンは長方形である。公園の真ん中にラグーン(潟湖)と呼ばれる大きな池があり、その真ん中あたりに橋が架かっている。その橋の上で男女二人組のミュージシャンがパフォーマンスをしていて、人だかりができていた。女性の方は日本人のように見えた。つい遠慮して写真を撮らなかったのが今になって惜しまれる。

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ラグーンの中を遊覧船がゆったりと走っている。ベンチに座って池を眺める、芝生の上で横になる、遊歩道をゆっくりと散歩する、ジョギングをする。人々が思い思いの時間の過ごし方をしているのが素晴らしい。

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 入口のすぐ横に短編小説の名手エドワード・エヴェレット・ヘイルの像が建っている。公園の奥の方にはジョージ・ワシントンの立派な騎馬像もある。騎馬像といえば、池のl手前で騎馬警官が嬉しそうにはしゃぐ子供たちに囲まれていた。イギリスでも同じような光景を見かけた。市民と身近に接するためのパフォーマンスだろうが、見ていて微笑ましかった。池の近くではリスを見かけた。人を見ても逃げないので、だいぶ人に慣れているようだ。おかげで写真を撮ることができた。ロンドンのハイドパークでもリスを何度か見かけた。日本では野生のリスを見かけることはめったにないが、外国ではアヒルや鴨ほどではないにしても結構身近な存在のようだ。

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 大きな公園が身近にある幸せ。日本ではなかなかこうはいかない。大変なぜいたくに思える。しかしこれをぜいたくと考えるべきではないだろう。自然を残すことも大事だが、人工的ではあってもこういう公園を造ることも大切だ。ぜいたく品ではなく、生活に潤いを与えるための必需品。そう考えるべきだ。

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2008年9月 9日 (火)

ボストン滞在記 その4 ボストン・コモン

9月7日(日
  11時ごろ外出。まず、マサチューセッツ・アヴェニュー沿いのWhole Foodというスーパーに行ってみる。しかし、文字通り食料だけで買いたいものはどれも売っていなかった。もう一つのスーパーShow’sへ行ってみる。クリスチャン・サイエンス・チャーチ・パークをぐるっと回り込む。その先はプルーデンシャル・センター、コプリー・プレイスなど巨大なビルが立ち並んでいる。その一角、マサチューセッツ・ターンパイク(有料高速道路)の手前にスーパーShow’sがあった。こちらは日本と同じようなスーパーだった。何でもそろっている。台所用タオル、石鹸、電動歯ブラシ(日本とほぼ同じ製品)など、欲しかったものがすべてそろった。トラヴェラーズ・チェックで払ったので、おつりの現金が手に入った。

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  買い物の後ボストン・コモンに行ってみようと思った。Show’sからとにかく東の方に進めば着くだろうと特に地図も確かめずに歩き出した。途中きれいな建物などを写真に撮る。玄関前の階段がやけに高くなっている一角もあった。あれは高いほど豊かという意味なのだろうか。それはともかく、だいぶ進んだのに公園らしきものが見えてこない。ある教会に出たので、そこで人に道を聞いた。ボストン・コモンのはるか南側に来ていたことが分かった。ほぼ南北に走っているワシントン・ストリート沿いに進めばボストン・コモンの近くに出ると親切な女性に教えてもらった。

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  ワシントン・ストリートをどんどん北に進む。途中やけに中国人が多いと思った一角があった。一休みしたときに地図で確かめたところ、チャイナ・タウンに入っていたことに気づいた。道理で中国人が多いはずだ。あわてて通過してきたところの写真を撮る。それにしても漢字が少ないので、あまりチャイナ・タウンという感じがしなかった。近くにとても気になる教会があったので写真に撮った。ホーリー・トリニティ・チャーチという名前だった。そこから先に進むとだいぶチャイナ・タウンらしくなってきた。道はさらに劇場街に続く。ボストン・コモンにだけ行くつもりが、思わぬことでダウンタウンまで行ってしまった。

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  劇場街を抜けると左手にボストン・コモンが見えてきた。日曜日とあってかなり人が出ている。まずお墓が目に入ったので写真を撮る。柱に支えられたドーム屋根のところ(パークマン・バンドスタンドと呼ぶらしい)で何か催しをやっていて人が集中していた。写真だけ撮って他の方に行く。南北戦争で戦死した兵士たちの記念碑が建っていた。機雷と思われる球体もすぐ横に置かれていた。その先にはフロッグ・ポンドという池がある。人々があちこちで寝ころび、ジョギングし運動をしている。ジョギングしている人はよく見かけるが、圧倒的に女性が多い。ジョギングしている人に太った人はいない。太っていない人たちが太らないように走っているという図式だろう。

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  公園としては実にシンプルなところだ。芝生と樹木と池、ゆったりとしたスペース。隣のボストン・パブリック・ガーデンと比べるとも足りない気がする。しかし、その二つが道を挟んで並んでいるので、二つ合わせるといい組み合わせになっていると言えるかもしれない。

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2008年9月 8日 (月)

ボストン滞在記 その3 ボストン点描~街の表情

 ボストン・コモン、ボストン・パブリック・ガーデンなど、日曜日に撮った写真だけであと2回は特集が組める。その前に、いろんなところで撮った街角の写真をまとめておきたい。今回はあらかじめ原稿を作成せずに、写真を載せてからその下に短い文章を付けるという新しいスタイルで作ってみたい。ブログ作成画面を見ながら直接作れるので、様々な写真を取り上げるときには楽だ。

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 バークリー音楽大学(Berklee College of Music)、ボストン音楽院(Boston Conservatory)、ジャズ・フェスティヴァル(9月25日から27日)。ボストンは音楽の街だ。9月27日は街中で無料のフェスティヴァルが繰り広げられる。この日を見逃す手はない。

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 連載その1で紹介したクリスチャン・サイエンス・チャーチ・パーク。壮麗な建物が並ぶ一角で、そこだけ周りとまったく雰囲気が違う。その一角にクリスチャン・サイエンス・チャーチ創設者メアリー・ベイカー・エディの名をつけた図書館がある。そこで今展示されているのが馬車と写真などの資料である。真ん中の写真はその図書館の入り口。右は壮麗な大聖堂。

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 上田にはツタのからまる建物が多い。ボストンではそれほどではないがときどき見かける。真ん中は消防車。救急車はよく走っているが消防車はめったに見かけないので写真を撮っておいた。右はバック・ベイの標識とバークリー音楽大学の横面。

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 写真を撮っていて楽しいのは、こういうチョイネタを見つけたとき。フェンウェイ・パーク周辺は野球ネタが多い。真ん中は水道のメーターが入っているようだ。意外にかわいい蓋の表情が気に入った。右はアメリカではよくあるネタ。どこでもこういうことをやる人はいる。

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 チャイナ・タウンあたりを歩いていて見つけた教会。ホーリー・トリニティ・チャーチという名前だ。僕は無神論者で宗教には特に関心はないが、この教会の造りとデザインには大いに気をひかれた。いったん通り過ぎたが、やっぱり気になり、引き返して写真を撮った。

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 チャイナ・タウンの一角と思われる劇場街。日曜日に歩いた範囲はチャイナ・タウンの中心を外れていたようだ。漢字はほとんど見かけなかった。ボストン・コモンのすぐ手前に来ると劇場が軒を並べていた。まだ入ったことはないが、1度くらいは何か見てみたい。ところでまだ映画館には出食わしていない。どの辺にあるのだろう?

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 前庭は素晴らしいところがたくさんある。ビーコン・ヒルの看板のようにそれだけ特集してもいいくらい無数にある。いずれ撮りためたところで試みてみよう。右の写真はその階段の高さにびっくりした。通りの名前を確認しなかったが、この通りにはこんな高い階段がずらりと並んでいた。優に1階分階段で上がっている。ふつうは5、6段あがるだけだ。だから1階の下は半地下になっている。この階段では2階に上がることになる。1階は半地下ではなく普通の1階に見える。どうしてこんな風にする必要があるのかよく理解できない。ちなみに半地下の部屋の写真を最後に下につけておこう。

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ボストン滞在記 その2 ビーコン・ヒル

 7日の日曜日はチャイナ・タウン、ボストン・コモンとボストン・パブリック・ガーデン、ビーコン・ヒルを回ってきた。昼間の数時間歩いただけなのだが、100枚を超える写真を撮った。これだけ撮ってほとんど捨て写真がない。本当にすごいところだ。

 ボストン、その周辺も加えたグレーター・ボストンは大きく7つの地域に分けられる。前回紹介したバック・ベイが一番西で、他にダウンタウン、ビーコン・ヒル、ノース・エンド、ウォーターフロント、チャールズタウン、ケンブリッジがある。

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 ビーコン・ヒルは高級住宅街。今日行ってきたのはその中のショッピング街チャールズ・ストリート。素敵な店がたくさん軒を連ねている。しかし買い物に関心のないゴブリンがもっぱら関心、あるいはカメラを向けたのは建物、街並みと店の看板。そう、何を隠そう、僕は橋フェチであると同時に看板フェチだったのである。これまであまり目立たなかったのはただひとえに上田周辺にはいい看板が少ないから。撮りたくても撮りたいものがなかった。

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 ところがチャールズ・ストリートは店が多く並んでいて、それらが競い合うように軒並み看板を掲げている。気に入ったものだけ撮ってもものすごいコレクションになった。ああ、行ってよかった。途中セブン・イレブンに入ってジュースを飲んだ。ここの看板は日本では見かけない独特のもの。それまでいろんな工夫を凝らした看板を見ていたので、すぐにはセブン・イレブンの看板だとは気付かなかった。7と書いておきながらイレブンとはどういうことだと首をひねっていたくらいだ。所変われば品変わるで面白い。

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 ビーコン・ヒルは二つ並んでいる公園、ボストン・コモンとボストン・パブリック・ガーデンと道一つで隔てられている。間を通っているのがビーコン・ストリートだった。自分のアパートの前の通りだ。なんだ、ビーコン・ストリートをまっすぐ来ればここに出られたのか。道を間違えて一度とんでもない方向に行ってしまっただけに、最初からもっとよく地図を見ておけばよかったと後悔する。もっとも行き当たりばったりがいつものやり方で、しかも道に迷ったおかげでチャイナ・タウンや劇場街を通ることができたのだからこれでよかったのだろう。

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看板コレクション

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看板コレクション

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看板コレクション

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看板コレクション

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え~い、もう一つおまけ

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2008年9月 7日 (日)

ボストン滞在記 その1

9月5日(金)
 いやあ~、遠かった~。アパートに着いたときには汗まみれ、もうへとへとだった。シャワーを浴びて、ベッドの上に横になったらいつのまにか5時間くらい寝入っていた。

 飛行機に乗っている間はまあ楽だった。11時間タバコが吸えないのもなんとか我慢できた。シカゴで乗り換えてボストンのローガン空港へ。しんどかったのはその後。重いスーツケースを引きずり、背中にはパソコンとデジカメの入ったバックパックがずしり。地下鉄に乗ってアパートの管理会社に鍵を取りに行き、そこからまた地下鉄でアパートへ。それぞれに乗り換えが1回ずつ。その度に何度も階段を上り、重いスーツケースを持ちあげねばならない。駅からの距離は大したことないが、スーツケースを引きずりながら歩くのは疲れる。

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 アパートに着いてからもくつろげない。部屋は禁煙。たばこを吸うためにわざわざ玄関前の階段まで行かねばならない。玄関のドアは安全のために2重になっている。部屋のドアと合わせて3つのドアをいちいち鍵をつかって開け閉めしなければならない。

9月6日(土)
 6時半ごろ起床。こんな時間に目が覚めるのはまだ時差ボケが続いているからだ。雨が降っていた。霧が降りていて、今日は写真が撮れるだろうかと心配になる。近くのコンビニに買い物に行く。昨日の夕方から何も食べていない。大きなジュースの瓶を3本、パン類を5つ、ビスケットのようなものを1つ買った。しめて18ドル30セント。2000円くらいか。

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  9時ごろ雨が上がり、少し明るくなってきたものの、湿気がすごい。後で調べてみたら湿度89%!まるで水の中を歩いているようだった。アパートを出て、すぐ近くを流れるチャールズ・リヴァーをまず見に行った。ジョギングをしている人が多い。そのあとフェンウェイ・パークの方に向かった。朝だから人はまばらだ。茶色と緑色を基調にした色使いが特徴的。フェンウェイ・パークの近くに「銃売ります」の看板がかかっているのがアメリカ的だ。「身分証明書不要」、「前歴チェックなし」、「犯罪者・テロリストいらっしゃ~い」てな謳い文句が堂々と書かれている。

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 フェンウェイ・パークの「パーク」は公園という意味ではなく、おそらく野球場をボールパークというので、その「パーク」を取ったものだろう。では「フェンウェイ」はどういう意味か。これにはある仮説を持っていた。イギリスの東部、「イースト・アングリア」と呼ばれる地方には「フェンズ」と呼ばれる沼沢地帯が広がっている。フェンウェイ・パークの「フェン」はそこから来たのではないかと睨んでいた。実は球場の近くに「バック・ベイ・フェンズ」という公園がある。そこに行ってみて確信した。この辺一帯はやはり低湿地帯だった。

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 フェンウェイ・パークの東から南西にかけて、半円を描くように広がっているのがバック・ベイ・フェンズ。バック・ベイというのはその一帯の地域名だ。もともとは海だったところをビーコン・ヒルを切り崩した土砂で埋め立てたところだという。このあたり一帯の大通りが比較的整然と並んでいるのはそのせいである。この緑地帯の中をマディ・リヴァーという川が流れている(最後はチャールズ・リヴァーに流れ込む)。というより、その川の流れている低湿地帯を整備して公園にしたということだろう。

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 広大なのでその一部を歩いてみたにすぎないが、緑の楽園といった感じだ。植込みの間に細い道が通してある。小道が縦横に走っているので、それらの道に囲まれたところが、街並みでいえばブロックのようになっている。あちこちで手入れをしている人がいるので、それぞれ別の人がブロックごとに管理しているのかもしれない。都市の中のオアシスのような場所だった。また時間があるときにバック・ベイ・フェンズの奥の方まで入ってみよう。

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 アパートのあるビーコン・ストリートのあたりはバック・ベイ・フェンズの北の端よりさらに北になる。この辺まで来ると公園らしい緑は無くなり、マディ・リヴァーだけが流れている。ビーコン・ストリートを超えるとすぐチャールズ・リヴァーである。「泥の川」という名前にも関わらず、マディ・リヴァーはなかなかいい川である。橋フェチの僕としてはその上にかかる石橋に大いに心をひかれた。橋の名前がわからないのが残念だ。特にアーチ形の橋はアーチの形と石組みの形が何とも美しい。

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 ボストンの街はどっしりとした石やレンガ造りの建物が整然と並んでいる。古そうな建物がたくさん残っている一方で、近代的なショッピング街もある。アメリカで一番歴史の古いニュー・イングランドらしい荘重な趣が街全体にある。建物の造りはもちろんいろいろあるが、アパートの形式で多いのは玄関前に階段が数段あるタイプ。1階がその分地面よりやや高い所にあり、その下に半地下の部屋がある。建物の前には小さな庭のスペースがある。その前庭の広さと造りで建物全体の印象も大きく変わってしまう。

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 バック・ベイ地域のメインストリートのひとつであるマサチューセツ・アヴェニュー沿いに、クリスチャン・サイエンス・チャーチ・パークというところがある。ここが結構壮麗である。長方形の巨大な池の前に立つと、まるでリンカーン記念館からワシントン記念塔を眺めているような気持ちになる(こちらは行ったことないが)。

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2008年9月 4日 (木)

アメリカのボストンに行ってきます

 9月の4日から10月の6日までアメリカのボストンに研修に行ってきます。デジカメとパソコンを持ってゆきますので、時々「ボストン通信」(仮称)を載せようと思います。映画も出来るだけ観てこようと思います。9月はいろんな催しが始まるようなので楽しみです。松坂に会えるかな?
 では、行ってきます。

2008年9月 2日 (火)

先月観た映画(08年8月)

「延安の娘」(池谷薫監督、日本)★★★★★
「深夜の告白」(ビリー・ワイルダー監督、米)★★★★☆
「蟻の兵隊」(池谷薫監督、日本)★★★★
「ザ・マジックアワー」(三谷幸喜監督、日本)★★★★
「ボディ・アンド・ソウル」(ロバート・ロッセン監督、アメリカ)★★★★
「悪の階段」(鈴木英夫監督、日本)★★★★
「ヴィーナス」(ロジャー・ミッシェル監督、英)★★★★
「ユゴ 大統領有故」(イム・サンス監督、韓国)★★★☆
「ナンバー23」(ジョエル・シューマッカー監督、米)★★★☆
「ジュラシック・パークⅢ」(ジョー・ジョンストン監督、米)★★★☆
「ラストゲーム 最後の早慶戦」(神山征二郎監督、日本)★★★☆
「ザ・コア」(ジョン・アミエル監督、米)★★★

 月間にこれだけ観てまともなレビューが書けたのは「延安の娘」だけ。われながら情けない。「蟻の兵隊」もレビューを書くつもりだったがどうやら果たせないままになりそうだ。というのも今月5日から1ヶ月間ボストンに研修のため出張することになっているのです。パソコンを持ってゆくつもりなので、その間は「ボストン通信」のような記事を載せようと思っています。映画も出来れば何本か観てきたいのですが、どれくらい余裕があるか行ってみなければ分かりません。

 「延安の娘」のレビュー、それから「蟻の兵隊」、「ザ・マジックアワー」、「ラストゲーム 最後の早慶戦」については短文を書いていますのでそちらをお読みください。

Hinageshi3  「深夜の告白」、「ボディ・アンド・ソウル」、「悪の階段」の3本はいずれもフィルム・ノワール。8月下旬にフィルム・ノワールの研究会があり、「ボディ・アンド・ソウル」と「悪の階段」はその会場で観た。いずれも滅多に観られない貴重な作品だ。「ボディ・アンド・ソウル」は赤狩りでブラックリストに載せられたエイブラハム・ポロンスキーが脚本を書き、同じくブラック・リストに載ったロバート・ロッセン(ハリウッド・ナインティーンの1人)が監督し、やはりブラック・リストに挙げられたジョン・ガーフィールドが主演した作品。特に殺人などの犯罪が描かれるわけではないのでフィルム・ノワールとしては異色だが、八百長を迫られたボクサーが最後に金のためではなく自分の良心のために闘うという展開に彼らのヒューマンな姿勢が込められている。

 「悪の階段」は珍しい日本のフィルム・ノワール。4千数百万円の現金を奪った4人の男たちが次々に仲間同士殺し合い、結局金を手にしたのは4人以外の人物だったという話。ストーリーはよくあるものだが、山崎努、西村晃、団令子などの役者がいい味を出している。特に山崎努の不気味さが際立つ。「天国と地獄」の犯人役から2年後の作品。この頃の彼の顔はまさにノワール向きだった。タイトルの階段がうまく使われている。埋もれていた作品だがよく出来た映画だ。

 ビリー・ワイルダー監督の「深夜の告白」は2度目の鑑賞。フィルム・ノワールの代表作でさすがの出来だ。「パパ大好き」などのテレビ・ドラマでおなじみのフレッド・マクマレーがファム・ファタル(バーバラ・スタンウィック)に誘惑されて殺人を犯し、転落して行く男を演じている。最初にフレッド・マクマレーが登場して、ことの経過をレコーダーに口述してゆくという、いわゆる倒叙形式がうまく生かされている。「奴らは殺人を犯した。(例えて言えば)市電に乗ってそれぞれの駅で降りるというようなわけには行かない。奴らは互いに離れられない。二人で終点まで行くしかない。旅は片道で終点は墓場なのさ。」フレッド・マクマレーの上役エドワード・G・ロンビンソンのせりふが実に印象的だ。

 「ヴィーナス」はピーター・オトゥールのための映画だ。いや、懐かしい。「ラスト・エンペラー」以降も「フェアリーテイル」、「プランケット城への招待状」などを観ているが、「アラビアのロレンス」、「ベケット」、「おしゃれ泥棒」、「冬のライオン」、「チップス先生さようなら」の頃のイメージが記憶に張り付いている。美しい青い目を持った若々しいアラビアのロレンスもこんな爺さんになってしまったかと思うと感慨深いものがある。

 年をとったがさすがにうまい。しかし古くからのファンとしては、プチ「エロじじい」的役柄にはやや疑問が残る。まあ、あれも老人の色気か。ピーター・オトゥールの妻役で何とヴァネッサ・レッドグレーヴが出演していた。彼女も「ミッション・インポッシブル」、「クレイドル・ウィル・ロック」、「ルル・オン・ザ・ブリッジ」などの比較的最近観たものよりも、「欲望」、「裸足のイサドラ」、「ジュリア」などの作品の方が強烈に目に焼きついている。「ヴィーナス」の役柄もこの大女優の才能を活かすには軽い役過ぎた感が否めない。

016  「ユゴ 大統領有故」は期待して観たが少々がっかりした。もっと軍事独裁時代の恐怖をぞっとするほど生々しく描き出すのかと思っていたのだが、ユーモアもまじえる不思議な演出。時々交じる日本語のせりふもへたくそで違和感がある。日本の陸軍士官学校に留学した朴正煕大統領やその側近たちが日常的に日本語を使うこと自体は自然だが、それにしては発音が下手すぎて興ざめである。リアルな場面とコミカルな場面が入り混じった何とも不思議な味わいの映画だった。ひねったつもりかもしれないが、「大統領の理髪師」のような効果は上げられなかった。むしろシュールなタッチになっていてそれが狙いだったのかもしれないが、どうも裏目に出たようだ。ただ、久々に観たハン・ソッキュは相変わらずいい役者だと思った。

 その他の作品についてはあえて触れるほどのものではないので省略します。ついでながら、1日の映画の日に「崖の上のポニョ」を観てきました。渡米前に「観ました」シリーズの短評を書けたら書きます。

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