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2006年10月 9日 (月)

蒼い時と黒い雲

Bicycle2_1  中国から帰ってきてからものすごく忙しかった。映画を観る時間がなかなか取れない。それでも何とか中国にいっている間更新ができなかった埋め合わせをしようと、何とか2本観てレビューも書いた。しかし頑張れば頑張るほどゆとりがなくなる。土曜日も夕方まで仕事だったので、この連休でやっと一息つけた。午前中庭の手入れをした。近くの田んぼに出て山を眺める。気持ちがいい。午前中こんなにゆっくり過ごしたのは久々だ。ブログを眺めながらCDを聞く。これまた久しぶり。買っても聞いていないCDがたまる一方。

 午後、「湯楽里館」に行く。上田市の隣の東御市にある日帰り温泉施設で「ゆらりかん」と読む。風呂に入る時はいつもメガネをはずすのだが、外の景色が眺めたくて今日はかけたまま入る。上田の近くにはたくさん温泉があるが、やはりここが一番いい。何といっても露天風呂からの眺めが格別だ。丘の斜面にあるので湯船の横に立つと町を見下ろせる。遠くの山もきれいだ。夜は夜景がまた美しい。メガネをかけていってよかった。しかし風が冷たくて長く外に立っていられない。ぬるいお湯にゆったりと浸かり雲を眺める。やっぱり休みはいい。のんびり出来ることはそれ自体幸せなことなのだ。休みになって改めてそう思う。風呂上がりにアイスクリームを食べてから外に出ると、もう薄暗くなっていた。隣に地ビール「ORAHO」を飲ませるレストランがあるのだが、今日は一人なので諦める。

 帰り道浅間サンラインを通ると夕暮れの空が幻想的で美しかった。夕暮れ時に小諸方面からサンラインや18号を通って上田に帰る時には時々このような空を観ることができる。もともと雲を眺めるのは好きだが、夕焼け空や飛行機の上から眺める雲海と並んで好きなのは、日が沈む前後の「蒼い空」。「蒼い時」という表現があるが、夕暮れや明け方の「蒼い時」には世界が違って見える。一日で一番好きな時間帯だ。今日見た夕暮れ時の神秘的な空はぞっとするほど美しかった。地平線の近くは夕焼けの名残で薄いオレンジ色。上空のほうは光が薄れた薄暗い「蒼い」空。大きな雲や小さな雲が空のあちこちに筆で書いた水墨画のように黒い影を作っている。こんなにゆっくり夕空を眺めたのはいつ以来だろう。一日のうちのほんの短い時間しか見られない。あくせくしているとつい見逃してしまう。車を止めてずっと眺めていたいくらいだ。いやむしろ、太陽を地平線ぎりぎりに沈んだところで2時間くらい止めて、流れる雲が大空のスクリーンの上に次々と作り出してゆく神秘的な光と影のショーをずっと眺めていたいと思う。広い原っぱに出て、イスの背を倒して斜めに空を見上げる。目に見える範囲すべてがスクリーンだ。映画のスクリーンなんて比じゃない。山の端と空全体がスクリーンになった壮大なスケールの天体ショー。しかも入場無料。片手にポップコーンの袋を持って、おっと危ない。車の運転をしながらではじっくりと眺めていられないのが残念。いや、考えようによっては、これが本当のドライブイン・シアターかもしれない。

 家に帰って食事。しばらくゆっくりしてから「かもめ食堂」を観る。いい!これはいい。今年公開の日本映画を観るのは「嫌われ松子」以来3ヶ月半ぶり。相変わらずコメディ調の映画で、最近の日本映画でいいと思うもののほとんどはコメディの要素が強い。しかし「かもめ食堂」におちゃらけたところはまったくない。癖のある女優を3人そろえているが、彼女たちを見る視線は温かくまっすぐだ。フィンランドで開店した日本食堂が舞台。しかし、外国で生活しているのにどこにも肩を張っている風がないのがいい。3人ともよく個性が描き分けられている。中でも小林聡美が実に魅力的だ。彼女の明るさがそのままかもめ食堂の魅力になっている。そんな描き方がまたいい。「かもめ食堂」の前に観た「アメリカ、家族のいる風景」、まだ観ていないがもう1本借りてきた「Vフォー・ヴェンデッタ」と共に近々レビューを書きます。

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