ゴブリンのこれがおすすめ 2
ニキータ・ミハルコフ監督(1945- )
■おすすめの10本
12人の怒れる男(2007)
シベリアの理髪師(1999)
太陽に灼かれて(1994)
ウルガ(1991)
黒い瞳(1987)
持参金のない娘(1984)
五つの夜に(1979)
オブローモフの生涯より(1979)
機械じかけのピアノのための未完成の戯曲(1976)
光と影のバラード(1974)
■こちらも要チェック
ヴァーリャ! 愛の素顔(1983)
ふたりの駅(1982) 出演
愛の奴隷(1976)
貴族の巣(1970) 出演
最初は俳優をやっていたがやがて監督になる。俳優時代に出演した「貴族の巣」の監督は実の兄であるアンドレイ・ミハルコフ=コンチャロフスキー。もう30年以上も前に観たのでどんな容姿だったか覚えていない。82年のエリダール・リャザーノフ監督「ふたりの駅」に出演したときにはかなりのマッチョだった。
「機械じかけのピアノのための未完成の戯曲」を初めて観たときは、その新鮮な映像感覚に驚嘆したものだ。もう60歳だが「太陽に灼かれて」や「シベリアの理髪師」の充実ぶりを見ればまだまだ第一線でやれそうだ。
チェーホフやオストロフスキー、ゴンチャロフなどのロシア文学を題材にするのが得意。兄も「貴族の巣」のほかに「ワーニャ伯父さん」を映画化している。父が作家で母が詩人という血を引いているのだろう。
70年代から90年代のソ連・ロシア映画おすすめの25本
湖畔にて(1970) セルゲイ・ゲラーシモフ監督
罪と罰(1970) レフ・クリジャーノフ監督
リア王(1970) グリゴーリー・コージンツェフ監督
がんばれかめさん(1971) ロラン・ブイコフ監督
帰郷(1971) ウラジミール・ナウモフ、アレクサンドル・アロフ監督
道中の点検(1971) アレクセイ・ゲルマン監督
遠い日の白ロシア駅(1971) アンドレイ・スミルノフ監督
ワーニャ伯父さん(1971) アンドレイ・ミハルコフ・コンチャロフスキー監督
エゴール・ブルイチョフ(1972) セルゲイ・ソロヴィヨフ監督
惑星ソラリス(1972) アンドレイ・タルコフスキー監督
ルカじいさんと苗木(1973) レゾ・チヘイーゼ監督
思い出の夏休み(1975) セルゲイ・ソロヴィヨフ監督
機械じかけのピアノのための未完成の戯曲(1977) ニキータ・ミハルコフ監督
モスクワは涙を信じない(1980) ウラジーミル・メニショフ監督
ジャズメン(1983) カレン・シャフナザーロフ監督
ノスタルジア(1983) アンドレイ・タルコフスキー監督
ふたりの駅(1983) エリダル・リャザーノフ監督
持参金のない娘(1984) エリダル・リャザーノフ監督
炎628(1985) エレム・グリモフ監督
死者からの手紙(1986) コンスタンチン・ロプシャンスキー監督
翌日戦争が始まった(1987) ユーリー・カラ監督
メッセンジャー・ボーイ(1988) カレン・シャフナザーロフ監督
タクシー・ブルース(1990) パーベル・ルンギン監督
太陽に灼かれて(1994) ニキータ・ミハルコフ監督
シベリアの理髪師(1999) ニキータ・ミハルコフ監督
■こちらも要チェック
枯葉(1966) オタール・イオセリアーニ監督 グルジア
ピロスマニ(1969) ゲオルギー・シェンゲラーヤ グルジア
ジプシーは空に消える(1976) エミーリ・ロチャヌー監督
サクリファイス(1986) アンドレイ・タルコフスキー監督 スウェーデン・フランス
ロビンソナーダ(1986) ナナ・ジョルジャーゼ監督 グルジア
コシュ・バ・コシュ(1993) バフティヤル・フドイナザーロフ監督 タジキスタン
コーカサスの虜(1996) セルゲイ・ボドロフ監督 カザフスタン
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