ゴブリンのこれがおすすめ 3
北欧映画
■おすすめの10本
キッチン・ストーリー(2003) ベント・ハーメル監督 ノ ルウェー
過去のない男(2002) アキ・カウリスマキ監督 フィンランド
歌え!フィッシャーマン(2001) クヌート・エーリク・イエンセン監督 ノルウェー
幸せになるためのイタリア語講座(2000) ロネ・シェルフィグ監督 デンマーク
マイ・リトル・ガーデン(1997) ソーレン・クラウ・ヤコブセン監督 デンマーク
愛と精霊の家(1993) ビレ・アウグスト監督 デンマーク
ロッタちゃん はじめてのおつかい(1993) ヨハンナ・ハルド監督 スウェーデン
バベットの晩餐会(1987) ガブリエル・アクセル監督 デンマーク
ペレ(1987) ビレ・アウグスト監督 デンマーク
マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ(1985) ラッセ・ハルストレム監督 スウェーデン
■追加
ル・アーヴルの靴みがき(2011) アキ・カウリスマキ監督、フィンランド・仏・独
ミレニアム2(2009) ダニエル・アルフレッドソン監督、スウェーデン・他
ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女(2009) ニールス・アルデン・オプレヴ監督、スウェーデン・他)
春にして君を想う(1991) フレドリック・フリドリクソン監督 アイスランド・他
■こちらも要チェック
かもめ食堂(2005) 群ようこ監督 日本
ククーシュカ ラップランドの妖精(2002) アレクサンドル・ロゴシュキン監督 ロシア
ヘイフラワーとキルトシュー(2002) カイサ・ラスティモ監督 フィンランド
■気になる未見作品
精霊の島(1996) フリドリック・トール・フリドリクソン監督 アイスランド
北欧(アイスランド、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランド)映画といえば誰でもイングマル・ベルイマンを思い出す。あまりに巨大な存在なのでここではあえてはずしてある。こうやって並べてみると、いかにも北欧らしいゆったりとしたリズムと独特のタッチを持った作品が多いことに改めて気づかされる。もっと北欧の映画に出会いたいと思う。まだまだ知られざる傑作があるに違いない。
東欧映画
■おすすめの30本
ライフ・イズ・ミラクル(2004) エミール・クストリッツァ監督 セルビア・モンテネグロ
戦場のピアニスト(2002) ロマン・ポランスキー監督 ポーランド
ノー・マンズ・ランド(2001) ダニス・タノヴィッチ監督 スロヴェニア、他
この素晴らしき世界(2000) ヤン・フジェベイク監督 チェコ
太陽の雫(1999) イシュトヴァン・サボー監督 ハンガリー
黒猫・白猫(1998) エミール・クストリッツァ監督 ユーゴスラビア
パーフェクト・サークル(1998) アデミル・ケノビッチ監督 ボスニア
ガッジョ・ディーロ(1997) トニー・ガトリフ監督 ルーマニア・フランス
コーリャ愛のプラハ(1996) ヤン・スビエラーク監督 チェコ
アンダーグラウンド(1995) エミール・クストリッツァ監督 ハンガリー
ビフォア・ザ・レイン(1994) ミルチョ・マンチェフスキー監督 マケドニア
ブコバルに手紙は届かない(1994) ボーロ・ドラシュコヴィッチ監督 ユーゴスラビア
コルチャック先生(1991) アンジェイ・ワイダ監督 ポーランド
デカローグ(1988) クシシュトフ・キェシロフスキ監督 ポーランド
略奪の大地(1988) リュドミル・スタイコフ監督 ブルガリア
スイート・スイート・ビレッジ(1985) イジー・メンツェル監督 チェコ
パパは出張中!(1985) エミール・クストリッツァ監督 ユーゴスラビア
鉄の男(1981) アンジェイ・ワイダ監督 ポーランド
メフィスト(1981) イシュトヴァン・サボー監督 ハンガリー
歌っているのはだれ?(1980) スロボダン・シャン監督 ユーゴスラビア
ハンガリアン狂詩曲(1978) ヤンチョー・ミクローシュ監督 ハンガリー
大理石の男(1977) アンジェイ・ワイダ監督 ポーランド
ハンガリアン(1977) ゾルタン・ファーブリ監督 ハンガリー
パサジェルカ(1964) アンジェイ・ムンク監督 ポーランド
水の中のナイフ(1962) ロマン・ポランスキー監督 ポーランド
尼僧ヨアンナ(1961) イエジー・カワレロウィッチ監督 ポーランド
夜行列車(1959) イエジー・カワレロウィッチ監督 ポーランド
灰とダイヤモンド(1958) アンジェイ・ワイダ監督 ポーランド
影(1956) イエジー・カワレロウィッチ監督 ポーランド
地下水道(1956) アンジェイ・ワイダ監督 ポーランド
■こちらも要チェック
ふたりのベロニカ(1991) クシシュトフ・キェシロフスキ監督 ポーランド
春の驟雨(1932) パウル・フェイェシュ監督 ハンガリー
■追加
ソハの地下水道」2011) アグニェシュカ・ホランド監督、独・ポーランド
カティンの森(2007) アンジェイ・ワイダ監督、ポーランド
東欧映画となると一転して暗く、重く、深刻なテーマの作品が並ぶ。また特にボスニア紛争以降は気がめいるような作品が圧倒的に多い。いかにこの地域が苦悩に満ちたつらい歴史を経てきたかがこのリストを観れば分かる。「この素晴らしき世界」のラストに込められた、祈るような平和への希望。赤ん坊を抱いて空を見上げる主人公の姿が目に焼きついて離れない。この地域全体に平和が訪れることを祈らずにはいられない。
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