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2006年1月 7日 (土)

最近聞いたCDから

若々しいナタリー・コールに酔うpocketwatch3
 ナタリー・コールの「ザ・ソウル・オブ・ナタリー・コール」は70年代の曲をセレクトした初期のベスト版。既に持っている「ナタリ・コール・コレクション」と何曲か重なるが、両方持っていても損した感じはしない。ソウル時代のナタリーは当然のことだが実に若々しい。日本で大ヒットした「ミスター・メロディ」は今聞いてもさすがにいい曲だと思ったが、それだけが突出しているのではなく、どの曲も素晴らしい。

  「アンフォゲッタブル」(91)以降、「テイク・ア・ルック」(93)、「スターダスト」(96)、「スノーフォール・オン・ザ・サハラ」(99)、「ラブ・ソングズ」(01)、「アスク・ア・ウーマン・フー・ノウズ」(02)と、ジャズ歌手として素晴らしいアルバムを連発しているナタリー。どれをとっても傑作ばかり。まさに円熟の境地である。だが、改めて聞きなおして思うが、若い頃のソウル時代の曲もやはり素晴らしい。若々しく張りのある声、見事なリズム感、曲の素晴らしさ、どれをとっても一級品である。最近の黒人女性歌手など及びもつかない。この頃から既にものすごい実力だったことを改めて痛感した。

  アシャンティ、アニタ・ベイカー、アリシア・キーズ、インディア・アリー、エリーシャ・ラヴァーン、カーリン・アンダーソン、キャリン・ホワイト、クリスティーナ・ミリアン、ジョス・ストーン、ジョディ・ワトリー、トニ・ブラクストン、ブランディ、ジル・スコット、ディナ・キャロル、デニ・ハインズ、デボラ・コックス、デブラ・モーガン、ミッシー・エリオット、フェイス・エヴァンス、メイシー・グレイ、モニカ、ローリン・ヒル。この10年くらいでずいぶんいろんな人が出てきたが、この中でナタリー・コールに匹敵する人がどれだけいるだろうか。ソウルというよりもブラコン寄りで、僕の好みからすると少し軽い人が多い。

  もちろん優れたものも少なくはない。この半年くらいに聞いたものでは、ショーラ・アーマの「スーパーソニック」、「マッチ・ラブ」、フェイス・ヒルの「フェイス」、カーリーン・アンダーソンの「ブレスト・バードゥン」、アンドレア・マーティンの「ザ・ベスト・オブ・ミー」、ケリー・プライスの「ミラー・ミラー」などは傑出した出来だ。

カーラ・ブルーニ「ケルカン・マ・ディ」
  元スパーモデルから歌手に転向した人。ファッションに一切関心のない僕には縁のなかった人だ。と思ったら意外なところでつながりがあった。何と彼女の姉はフランソワ・オゾン監督の「ふたりの5つの分かれ路」に出演している女優であり、かつ「ラクダと針の穴」では監督もしているヴァレリー・ブルーニ=テデスキだった。とにかくものすごい富豪の娘で、イタリア生まれのイタリア人だが、6歳からはフランスで育ったようだ。

  デビュー・アルバム「ケルカン・マ・ディ」はフランスで大ヒットし、ヴィクトワール・ド・ラ・ミュジークで女性グループ/アーティスト部門の大賞を受賞した。ギターの弾き語りで歌ったシンプルな曲を集めている。12曲中10曲が彼女自身の作詞・作曲である。いわゆるシンガー・ソングライターだ。珈琲を飲み、新聞を読みながら聞いていたときは、何となくスペイン語で歌っているような感じがした。よく聞くとフランス語なのだがスペインの歌の様な響き、あるいはボサノバの様な感じもある。時にはジャジーなフィーリングさえ混じる。ギター一本で歌うフランス語の歌はあまり聴いたことがないので不思議な味わいだった。フォーク寄りのスザンヌ・ヴェガともまた違う味わい。

  本人は女性ヴォーカルが好きらしく、小さい頃はミーナやオルネラ・ヴァノーニ(なつかしい!)などを聞いて育ち、大人になってからはベッシー・スミス、リッキー・リー・ジョーンズ、バルバラ、エミルー・ハリス、ドリー・パートン、バーブラ・ストライサンド、ビョークなどが好きらしい。あまりに範囲が広いので彼女の音楽性を説明するには役立たない。むしろ、このアルバムのコンセプトは何かと聞かれてカナダの御大レナード・コーエンの名を出していることの方が暗示的である。弾き語りで淡々と歌うスタイルは確かに似ている。解説ではノラ・ジョーンズ、ジョルジュ・ブラッサンス、セルジュ・ゲンズブールなどの名も挙げられている。なるほど確かにどこか通じるものがある。アメリカの音楽の様な盛り上がりには欠けるが、内省的で柔らかいサウンドと歌は実に聴きやすい。かといって癒し系というほどやわでもない。おすすめです。

最近のお気に入りCD
  ついでに最近(ここ数ヶ月)聞いたものでよかったものを挙げておく。同じシンガー・ソンガライター系ではジェス・クラインの「ドロウ・ゼム・ニアー」やデヴィッド・グレイの「ア・ニュー・デイ・アット・ミッドナイト」がいい。ケルト系ではスコットランドの女性歌手シイラ・ウォルシュの「ホープ」、チーフタンズの「ダウン・ジ・オールド・プランク・ロード」、ソーラスの「ソーラス」がおすすめ。

  イギリスのトラッド/フォークではコンピレイション「ザ・ハーヴェスト・オブ・ゴールド~イングリッシュ・フォーク・アルマナック」とフェアポート・コンヴェンションの「ハウス・フル」。フェアポート・コンヴェンションの傑作群が紙ジャケで手に入るようになった(代表作はほとんどゲット)のはうれしい。イギリスの女性ヴォーカルではサラ・ジェーン・モリスの「リーヴィング・ホーム」が出色。ロック系ではコンピ「コンサート・フォー・ジョージ」とニール・ヤングの「アー・ユー・パッショネイト?」。最近のニールはどれも傑作だ。

  このところジャズ・ヴォーカルで新しい才能がどんどん伸びてきている。最近聞いたものではステイシー・ケントの「ドリームズヴィル」、ニーナ・フリーロンの「リッスン」がよかった。ジェーン・モンハイトの「イン・ザ・サン」、シェリル・ベンティーンの「ザ・ライツ・スティル・バーン」、中国に行ったとき約300円で買ってきたノラ・ジョーンズの「フィールズ・ライク・ホーム」も悪くない(1作目より格段に良い)。ヴォーカル以外ではキース・ジャレット「インサイド・アウト」、ハリー・アレン「ドリーマー」、アーチー・シェップ「トゥルー・バラード」。キース・ジャレットも出すCDはすべて傑作だ。

  とまあこんなところだが、なにせCDは中古でしか買わないので最新のものはない。もっとも、最新ベストテンなど一切関心がないので、それで一向に差し支えない。これまでも、これからもこの調子で行く。ただ、この1、2年パソコンからダウンロードして音楽を聴く傾向が広まっているせいか、中古に出るCDが極端に少なくなった。ほしいものと出会うことが滅多になくなったのは残念である。もうCD時代は終わりが近いのかもしれない。店頭で見つけることは困難なので、アマゾンで根気よく探すしかない。そういう時代になってしまった。なお本館ホームページ「緑の杜のゴブリン」の「miscellany」コーナーに「お気に入りCD一覧」を挙げてあります。「エッセイ」コーナーには「音楽との長い付き合い」というエッセイもあります。

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