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2006年1月 4日 (水)

正月に読んだ本

tenkiyuki  あけましておめでとうございます。ブログを作って初めての正月を迎えました。開設して4ヶ月たちます。今年もよろしくお願いいたします。
  正月中は一本も映画を観なかったので、今回はとりあえず正月に読んだ本のことを書きます。

      *       *       *       *
  帰省中は連日飲み過ぎてどうにも映画を観に行く気分にならないし、テレビは箱根駅伝くらいしか見なかった。実家に帰る途中で東京を通るのだが、行きも帰りも東京で映画を観て行く気力がなかった。われながら情けない。

  代わりにずっと本を読んでいた。行きの電車の中で『宇宙戦争』を読んだ。驚いたことにほとんど忘れていた。パニックの描写など確かな描写力に改めて驚く。さすがに一流の作家だ。トライポッドの上に乗っている部分がアルミニウム製だろうと書いてあるのには笑ってしまった。7、8台イギリスに飛来した中で一台だけ砲弾が当たって破壊されるが、バリアーも張ってなくアルミニウム製じゃまともに当たればそりゃひとたまりもないだろう。せめて超合金ぐらいにしてほしいところだが、何せ100年以上も前の小説だから仕方がないか。それからトライポッドという訳語は出てこない。原作ではそうなっているのだろうか。昔創元文庫で読んだジョン・ウィンダムの『トリフィッド時代』というSF小説を思い出した。トライポッドもトリフィッドも三本足という意味である。それはともかく、宇宙人の巨大戦闘マシーンが今の感覚からするとさすがにしょぼいのだが、小説としては今読んでも十分通用する。小説としてしっかりしている証だ。

  帰りの電車ではネビル・シュートの『パイド・パイパー』を読んだ。まだ3分の1ほど読んだだけだが期待以上に面白い。なかなか感動作である。ネビル・シュートはこれまたSFの名作で映画も有名な『渚にて』の作者である。解説によると20を超える作品を残しているが、翻訳はわずか5作しかないそうだ。文庫が出てすぐ買ったのだが、ずっと読まずにいた。今回読んでみたのは「ストレイト・ストーリー」の影響である。どちらも老人が主人公なのである。どうも読む本まで映画の影響を受けている。ホームページだけの時はまだしも、ブログを作ってから生活がすっかり映画中心になってしまった。それはともかく『パイド・パイパー』は第二次大戦がはじまって間もない頃にフランスのジュラに来ていたイギリス人の老人ハワードが、いよいよフランスも危ないとなってイギリスに脱出するまでを描いている。戦況が日に日に悪くなり彼がいる田舎町にまで軍隊が押し寄せてくるが、皆ぐったりと疲れていて士気が低い。パリすら守りきれるか危ぶまれる状況だ。このあたりの状況はフランス映画「ボン・ヴォヤージュ」にも出てくる。

  そんな混乱のさなかハワードは何とか港まで出てイギリスに戻ろうとする。しかし同じイギリス人の夫婦から子供を二人預かっている。親はスイスに残り国際連盟の仕事を続けなければならないので、せめて子供たちだけでもイギリスに避難させたいと頼み込まれたからである。さらに途中泊まったホテルでもメイドの姪を同じように預けられてしまう。さらにまたバスがドイツ軍の戦闘機に襲撃された時、両親を殺され呆然としている男の子をやはり放っておけずに連れてゆくことになる。今のところこれだけだが、もっと増えるかもしれない。先が思いやられる道中である。混乱期のリアルな描写が見事であるばかりではなく、親との別れや迷いつつも一旦思い切ったら毅然として行動に出るハワードの行動がまた感動的である。先を読むのが楽しみだ。

xmastree  もう一冊帰省中に読んでいた本がある。以前ブログにも紹介したハリー・ポッターシリーズの最新号『ハリー・ポッターとハーフ・ブラッド・プリンス』である。紹介文を書いた直後からブログが忙しくなり、4分の1ほど読んだところで放って置かれていた。帰省中は暇なので読もうと思ってかさばるにもかかわらずもって帰った。ほとんど外にも出ずに読んでいたのだが結局半分ぐらいまでしか行かなかった。何せ652ページもある英語の本である。

  今回読んだところはロード・ヴォルデモートに関してかなり詳しく明らかにされるところなので引き込まれた。彼の出生と生い立ち(トム・リドルは父親の名前を取って付けられた)からホグワーツに入学するあたりまで読んだ。ダンブルドア校長はハリーにすべて話すと言っているので、ハリーの両親が殺されたあたりまで詳しく語られるのだろう。前作よりも出来がいいという印象は変わらない。ヴォルデモートに関する謎が明かされるという意味でも、シリーズ全体の中で重要な位置を占める一冊である。なおタイトルの「ハーフ・ブラッド・プリンス」だが、それが誰であるかがもう一つの謎である。ハリーがたまたま教師から手渡された古い魔法薬学の教科書の裏表紙に「ハーフ・ブラッド・プリンス」と書かれている。つまり前の持ち主が「ハーフ・ブラッド・プリンス」だったわけだが、その教科書にはおびただしい書き込みがある。その書き込みには教科書に載ってないコツが書かれており、そのおかげで何とハリーは教科書に書かれていることにこだわるハーマイオニー以上の成績を収めることになる。ロード・ヴォルデモートをめぐる謎と「ハーフ・ブラッド・プリンス」とは誰かという謎が後半で交差してゆく展開になると思われる。読むのが楽しみだ。今度は中断することなく、映画を観る時間を削ってでも最後まで読んでしまおう。

  ただ、英語は易しいのだが思うようにはかどらない。昼間テレビに飽きた時と夜中しか時間が取れない。しかも僕の寝る部屋は小さな電気ストーブしかない。寒くて長く読んでいられない。 とにかく家中が寒いのだ。上田より寒い。もちろん気温自体は上田のほうが日立より低い。最高気温がマイナスという真冬日もある地域である。問題は家の中の温度である。なんと両親はこの寒いのに暖房もつけずに分厚い服を着こんでコタツだけで過ごしている。よく北海道の人が東京は家の中が寒くて困ると言うが、それと同じである。そこまで節約しなくてもと思うのだが、長年の習慣で抜けないのだろう。暖房もあるのに使わない。家族がそろっている間はさすがにつけるのだが、今日なんか兄弟がみんな先に帰ってしまって僕しかいないので、また消している。家の中にいるのに白い息を吐いて震えているとは情けない。早めに家を出て帰ってきた。家に戻ってストーブをつけて風呂に入ってやっと人心地がついた。ここなら本が読める。

  しかし考えてみると親のことばかり言えない。自分もいまだに携帯を持たず、映画は東京にいる時でも出来るだけ名画座を利用し、もっぱらレンタルDVDで映画をみるようになった今でも新作ではなく旧作料金になってから借りてくる。けち臭いのは親譲りか。つくづく血は争えないものである。

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